虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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そうする、ワダツミがなんであっても初めての友達だもん。
(ティアの言葉には勿論と頷き、自分も魔女でティアと言う母親を持つ普通の人とは違う部分があるだけで、ワダツミはワダツミだときちんと理解しており、ワダツミに手を引かれればお風呂に入りキャッキャッと楽しんでいれば、ムラサメ様の言葉に「何から何までありがとうございます。お世話になります。」と泊まる事に対して是非ともと頷けば頭を下げて)
今度、拙者が陸に上がった時、姫様の神殿に遊びに行っても良いか?
(その日の晩、コスモスの隣の布団に潜るワダツミは剣の旅でいずれ陸に上がる事もあるだろうからその時は是非遊びに行きたいと相手にお願いし、そのままその日は眠りに着いてしまい、翌朝「サテト神殿ニ帰エルカ?」とティアはコスモス達を連れて海底神殿を後にしようとした時、ワダツミは手を振りながら「姫様、また会いましょうぞ!!」と見送ればそのまま神殿へ向かい移動することになって)
(/いつもお相手して頂き誠にありがとうございます。明日から本体の勤務時間が変更の為、暫くの間、22時以降のお返事が難しくなります。ご理解の程よろしくお願いします)
うん、是非来てね。
頑張って手料理作っておもてなしするから。
(ワダツミの言葉に勿論と頷けば、手料理を振舞ってもてなすと約束をすれば、あっという間に睡魔がやってきて眠ってしまえば、翌朝になり「また会おうね!!約束だよ。あと、お世話になりました!!」と手を振りながらワダツミとムラサメ様に言えば、神殿に着き「たった1日泊まっただけなのになんだか久しぶりに感じるね」と笑いながら言って)
ーーーーー
(/こちらこそ、いつもお相手下さりありがとうございます!!返信時間変更について把握致しました。ご連絡ありがとうございます。リアル優先で来れる時で大丈夫ですよ。)
ウン、ソウダネ、アレ?ダレカイル?
(相手の話に頷きながらも神殿前に誰かいる事に気が付けば「あ、ウツロ様、御子様、おかえりなさいませ」とエルフの隠れ里でコスモスを案内したエルフの少女が神殿の前で一人立っていれば「お帰りのところ、突然で悪いのですが急いでエルフの里へ来てくれませんか?緊急事態です、里の者が悪い魔法にかかりました」と案内人は緊急事態だと伝えれば「・・・悪イ魔法、ン、ワカッタ、スグ行コウ、コスモスハドウスル?マッテル?」と尋ねて)
一緒に行ってどんな魔法か見てみる、勉強する。
(エルフの少女の言葉に悪い魔法と聞けば、どんな魔法なのだろうと首を傾げるが、知識はあったも損は無いと思い、ティアと一緒に行くとこちらは行く気満々で)
ン、分カッタ
(相手と使い魔を連れてエルフの隠れ里へ向かうと巨人の移動速度的に昼前に着いてしまえば「長老様、ウツロ様をお連れしました!!」と長老の元へ案内されればティアは小さくなって部屋の中へと入ると「ウツロ様、こちらのエルフ達が悪い魔法にかかりまして・・・」と「・・・ム、石化カ」と石像の様になって倒れている若いエルフ二人の姿が見えて「コスモス、悪イ魔法ハ呪イトモ呼バレテイル、ソノ症状ハカケタ者ニヨッテ違ウ、今回ハ石化ダナ」と悪い魔法とは呪いとも呼ばれかけたものによって症状の種類が違うと伝えて)
呪い……悪い魔法だけあって良くない響きだね。
他にはどんな種類があるの?
(まるで始めからこの石像がありましたと言わんばかりにあるエルフ達の石の像に、周りを回りながらその悪い魔法と言うのを見ており、種類が沢山と聞けば、石化の他に何があるのか、何を見た事があるのかと問いかけて)
エットネ、獣化、樹化、記憶喪失、発狂、発熱、破壊衝動・・・ソノ他諸々?
(コスモスの質問に対してうろ覚えであるが、答えると「御子様、悪い魔法には共通の解呪方法があるのですが、解呪するには呪いをかけた者を捕獲しないといけないのです、今回はエルフの若い衆でもそれなりに強い者達が石化した為、ウツロ様に倒して捕獲してもらいたいのです」とエルフの長の要求に対して「・・・フーム」とティアは珍しく何かを考えていて)
そんなにたくさんの種類が………そもそもどうやって呪いは掛けられるの?
(使うつもりなんて一切無いが、知的好奇心からどうやって悪い魔法は使うのかと問いかけ、解呪方法を聞けば、なら、掛けた人はそのエルフの人達よりも強い魔法使いって事かなと首を傾げているも、何やら考えている様子のティアに「どうしたの?」と問いかけ)
悪い魔法は魔物が使うんですよ?魔物を討伐しようとしたら返り討ちに遭ったり、縄張りに近付くだけでかかるものもいるんですよ?
(コスモスの問いかけに答えるエルフの長だったが「この辺で石化の呪いをかける魔物は4体います、手当たり次第倒さなくてはなりません」と他のエルフが口を出せばティアは何かを思い付いた顔で「今回、コスモスニ捕獲ヲタノモウ」とティアは魔物4体を倒して捕獲する依頼をコスモスにさせようと伝えて)
なるほど、魔物………えっ?
(エルフの長の言葉に納得したのか1つ頷けば勉強になりましたと頭を下げた時にティアから聞こえた言葉を聞けば、一瞬ティアが何を言ったのかわからず、それを理解すれば「私よりも強いエルフの人達がやられちゃうんだよ?私なんて役不足じゃ……」と不安そうに返して)
『主人よ、それは前までの話だろ?今は妖精を仲間にして魔力はエルフを超えているぞ?』
(狼の姿のオルレアがコスモスに擦り寄りながらもオルレア、ハク、桜、デイジーと使い魔が増えた事でコスモスは子どもながらそこそこ強い部類に入るらしく【ハク達がお手伝いするからお姉ちゃんなら大丈夫だよー?】とハクもコスモスの膝の上にのっかって答えるとそれを見ていたティアは「コスモス、今回ハ4体ノ魔物ヲコスモスト使イ魔一体ズツノコンビデ倒シテ捕獲スル」と石化の呪いをかけた魔物が4体の内、どれが犯人なのかわからない為、4体とも相手にする事になるのだが、それぞれ4体の魔物をコスモスと使い魔1匹を選んで連携を取って戦う修行だと伝えると「ソレニ今回ノ魔物4体ハ珍シイカラ、4体ノ内、気ニイッタ魔物ガイタラ使イ魔ニスルトイイヨ?」と新しい使い魔を得るチャンスかもしれないとも伝えて)
そ、そうなの?
オルレア達が強いのは知っているし心強いけど、私がきちんと倒せるか不安……。
(これまで自分より弱いと言われていたワイバーンを倒せる位には実力があるとは思っていたが、エルフの人達の方が魔法に詳しく魔力があると思っていただけに、オルレア達の不安はしていなくても自分がヘマをしそうだし、これまでとは違って使い魔一人と自分だけで魔物を倒すと言う課題にめちゃくちゃ不安そうにしており、本当に大丈夫?と問いかけて)
ダイジョウブ、問題ナイ、負ケソウナラマモル
(ティアは心配するコスモス相手に自信満々に頷くと[ビリリリリ!!御主人様ったら心配性なんだから][・・・こら、そんなこと言ったらダメ、でも4体の魔物ってどんなのですか?]と桜は長に尋ねれば「石化の呪いをかけた魔物の心当たりがあるとすれば猫と蜘蛛と蛇と悪魔のどれかが犯人だと思われます、御子様の御武運を祈ります」と長は四体の魔物がいる場所を教えてくれるとティアはコスモス達を手に乗せて「フム、ドレカライク?」と行き先を相手に尋ねて)
そ、そう?なら、行く。
(ティアが着いてきてくれて万が一の時は守ると聞けば、ほっとしたのか安堵し、4体の魔物の種類と場所を聞けば、暫く考えた後に「じゃあ、蛇の方を先にしてあとは時計回りに回ってみる」と答えては、やや不安げにしながらもその場所へと歩き出して)
『主人、蛇とはどの使い魔と一緒に戦う?我か?我の出番か?』
(蛇が住むと言われる沼地に移動するとオルレアが蛇とはどの使い魔と一緒に戦うのか、やはりここは一番に使い魔になった自分だろうと思っているのか尻尾を振りながら尋ねると匂いを感じたのか『おい、主人、蛇の魔物とやらおそらく近いぞ?』ともう既に蛇の魔物の縄張りに入った事を知らせて)
そうだなぁ……うん、オルレアにする。
よろしくね、オルレア。
(蛇とは誰が戦うとオルレアが自分を選んで欲しそうにしながら問われれば、オルレアも確か雪属性使えたような?と考えれば、蛇は寒さに弱いって本で読んだし、魔物もそうだと良いなと思いながらオルレアを指名して、縄張りに入ったと聞けばこちらはいつ何があっても良いように杖を構えて周りを警戒しながら歩いて)
『何かが這いずる音が接近してる、来るぞ、主人!!』
(ズルズルズルと確かに何が這いずる音が聞こえたかと思えば先手必勝と言わんばかりに氷の牙で蛇の首元を先に噛みつこうとしたオルレアだったがオルレアの目の前に現れたのは蛇の尻尾の先でそのまま吹っ飛ばされれば『くっ!?背後だ、主人!!』と何とか体勢を整えながらもコスモスの背後から「シャアアアア!?」と上半身が女性で下半身が蛇である緑色のラミアが襲いかかってきて)
私が思ってた蛇じゃないぃぃ!!
(何かが地面に擦れるような音を聞き取った時にはオルレアが先に攻撃しており、初めは大きな蛇と予想していたのに、まさか上半身が女の魔物であるラミアだとは思ってもおらず、思わず上記を叫ぶも、きちんと魔法だけは使い氷の剣でラミアを攻撃し)
アガッ!?
(コスモスの氷の剣はラミアの鋭い牙を凍らせて一瞬だが、ラミアが怯んだが、じゅわぁと紫色の液体が牙の氷を溶かしてしまえば『し、主人、あれ毒性のある溶解液だぞ?絶対食らうなよ?』とオルレアは狼の姿に戻れば、出会った頃から少し大きくなっていたようでコスモスを背中に乗せれば、駆け走りながら溶解液を回避して)
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