虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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それって、ティアが沢山食べたから絶滅危惧種にまで追い込んだんじゃ……
(昔は沢山居たとの発言とムラサメの言葉に逆だった、ティアが原因かもと思い経てば上記を言って、和風建築な建物が見えれば「わぁ。見た事ない建築方法!!凄く綺麗な………こう、趣のあるお家」と村でも見ない建築方法に心躍らせており、海底神殿なんて普通なら見に来れないためワクワクしているのが目に見え)
・・・ムゥ
(ティアは何も言い返せずにしょんぼりとしながらシャボン玉に入ると「姫様、このシャボン玉の中には空気があるからもう風の鎧を解いていいぞ?」と先程まで泳いでいたワダツミもシャボン玉に入るなりティアの足元で歩いていれば『ヒヒーン!!ブルルルッ!!』と尾鰭と鱗が特徴的な水色の肌をした馬がワダツミに駆け寄ってくればどうやらワダツミの使い魔らしくそのまま騎乗すれば「此奴は拙者の使い魔のウズシオなのだ」とコスモスに紹介して)
わぁ、綺麗な馬!!……馬で良いんだよね?
とにかく綺麗、ウズシオね。
私の使い魔も紹介しないとね。
(泡の中に入れば魔法を解くと確かに呼吸が出来、不思議に思っていた時に、馬らしき生き物を見れば上記を言って首をかしげるも、こちらもとフェンリルのオルレアと古龍の子供であるハク、桃色と黄色の妖精の桜とデイジーと自分の使い魔を紹介して)
うむ、ウズシオはケルピーという名の水棲馬なのだ、さっきから見ていたが姫様の使い魔も珍しいな!!そうだ、拙者の部屋へと案内しよう!!ささ、こちらへ
(コスモスから使い魔の紹介を受けるとコスモスをウズシオの背中に乗せてワダツミの部屋まで移動しようとすれば「坊ちゃん、私とダイダラボッチは今夜の夕食を作ってますからね~」とムラサメとティアは二人で夕食を作るらしく別行動になるとワダツミの部屋へ向かう道中「おかえりなさいませ、若様」と人魚達がワダツミを見ては一礼して)
ケルピー……まさか本物を見れる時が来るなんて思ってなかった。凄い。
(ケルピーと聞けば本にも書かれてはいるもののその生態等は不明で姿形も不明としか書かれていないため本物を見れた事に目を輝かせては、部屋へと案内してくれるワダツミの後ろを着いて歩いていけば人魚達にも出会え、今まで無かった位の興奮と感動を抱きながら歩いていれば「ムラサメ様って美人だよね。それだからかな、人魚さん達も綺麗」と感想を言って)
拙者は・・・えっと、その、ひ、姫様も可愛いと思うぞ?
(照れながらもそう呟くとワダツミの部屋に着いてしまえば「おお、ここが拙者の部屋なのだ、今、姫様に拙者の大事な宝物を見せてやるので少々お待ちくだされ」とワダツミは部屋の奥から二本の大小の刀を持ってくれば「どうじゃ?大波と小波という名の名刀じゃ、刃紋が波の様で美しかろう?」と相手に鞘から抜いて見せて)
えっと……ありがとう。
ワダツミも髪とか綺麗で格好良いと思う。
(ワダツミの呟きが聞き取れたのか、今までそんな事家族以外の人から言われた事がないため少し困惑するも、お礼を言って相手のことも褒めては、部屋に着き見せてもらった刀を見れば初めて見る刀だが、綺麗だと言う事は分かり「綺麗な刀……二つで一つなの?」と問いかけ、まじまじと刀を見つめており)
そうなのだ、拙者は将来二刀流の剣士になりたいのだが、まだ子どもゆえ筋力も魔力も足りないのじゃ
(大波小波は二つで一つの二刀流だと言えば「今はまだ母上が作ってくれた世界樹の木刀で修行している」と付け足して)
そうなんだ。
私が使っている杖も世界樹の枝で作られた杖なの。お揃いだね。
(本当は二刀流なのだが、子供だから木刀なのだと聞けば、大人になったら二刀流を使いこなすところを見れるのかとこちらは勝手に思っており、世界樹の木刀と聞けばお揃いだねと笑い、こちらも杖を見せて)
へへ、姫様とお揃いなのだ
(相手にお揃いと言われればこちらも顔を赤くしながら照れると「そうだ、姫様よ、拙者は海の中の事なら詳しいのだが大陸の事はよく知らないのだ、色々と教えて欲しい、その代わり拙者が知ってる事なら何でも答えようぞ?」と相手と情報交換を申し出て)
陸の事?
良いよ……って言ってもそこまで詳しわけじゃないし、本からの受け売りの事もあるけど…
(大陸について教えてと言われれば、これまで村の中でしか暮らしてなかったし、ティアと暮らすようになって初めて外の世界を知ったくらいなので、そこまでかもしれないがと前置きをした後に自分達が暮らしている陸について話し出して)
ふむふむ、なるほどなるほど、姫様は本が好きなのか?本とは違うが拙者の読み終わった巻物で良ければ差し上げるぞ?
(相手から陸のことを聞けば興味深そうに頷いた後で巻物を三つ相手に手渡して「姫様のおかげで少しだけ陸について詳しくなった、姫様は何か聞きたい事はないか?」と情報交換なのでこちらも何か教えないといけないなとワダツミは首を傾げて)
ワダツミがくれた巻物
使い魔の特殊魔法
世界地図
魔物絵巻
わぁ、ありがとう!!
読み物を読むの大好きなの。
(巻物という陸では見ないその書物に目を輝かせれば、これでまた知らない事を知れると満面の笑みを浮かべてお礼を言い、聞きたいことと言われれば「海の生き物について知りたいな」と言えば陸には居ない生き物やその生態について知りたいと言い)
海の生き物か、恐らく今頃・・・
(ワダツミが海の中の生物に関して説明しようとしたその時、全身血まみれの姿になったムラサメがやってきては「坊ちゃん達、お食事の準備が出来ましたよー?」と包丁を片手に呼びにくればその背後から全身真っ黒な姿で現れたティアが現れて「・・・ムゥ、酷イメニアッタ」と呟いていて)
…………どこから突っ込めば良いか分からないよ……。
(ワダツミが口を開いた時にムラサメ様が全身真っ赤に、ティアが真っ黒な状態で食事ができたと呼びに来れば上記を言い、ここに来てからというもの現実逃避の回数が増えているのが分かり、とりあえず質問を飲み込めば「ご飯は何ですか?」とムラサメ様に問いかけてみて)
新鮮な魚介類のフルコースですわよ?ささ、こちらへ
(ワダツミ、コスモス、そして使い魔達を連れて海底神殿内にある広い広場のような宴会場にて魚介類?のフルコースが確かに巨大な食卓に並べられていれば「姫様や、テーブル中央の沈没船を使った船盛にされている大きく長い海蛇の様な魔物はリヴァイアサンという、それにあの巨大なイカ焼きはクラーケンであのカニは・・・貝は・・魚は・・・」とワダツミはテーブルの魔物を説明すればムラサメの返り血はそれら凶暴とされる海に住む魔物の返り血である事が分かり、ティアが黒いのはクラーケンのイカスミのせいであって)
クラーケンにリヴァイアサン………どれも本に載るくらいの凶暴な魔物しか無い
(いくら海の生物の本が少ないとはいえ、クラーケンやリヴァイアサンはどちらもその凶暴さ故に神と祀る存在がいるとか何とか本で読んだことがあり、それを倒しちゃう2人の規格外さを実感したのかまた遠い目をするも、せっかく調達し、調理してくれたのだからと思えば、皆と一緒に手を合わせて挨拶をすれば、食事を取り)
『何か肉の味がするぞ!?』【海藻美味しいもぐもぐ】
(ウミブタと呼ばれる魔物の肉を頬張るオルレアや海藻を食べるハクやウズシオを見つつ「イカ、美味イ」と巨大なクラーケンの足をぶちりぶちりと噛みちぎるティアとムラサメや神殿の人魚達と一緒に踊って遊んでいるデイジーと桜の姿が見えて皆、思い思いに食事を楽しんでいるとムラサメが「さてと、私もお姫様に何かお礼をしないといけませんが、何か私にできることで望む事はありますか?」とワダツミと友達になってくれたコスモスに対してお礼を与えようとして)
あ、あの……えっと……特別な魔法を教えて貰えたら…嬉しいのですが…
(皆各々食事を取っていた時に、ムラサメ様からの言葉に、図々しいかなと思いながら、教えて貰えなくてもせめて見てみたいと思い、上記をもじもじと照れたような様子で言ってみて)
・・・うーん、私が使える特別な魔法となると並大抵の防御力なら貫通し触れただけで内部に衝撃を与える波動と呼ばれる属性の魔法でしょうかね?
(ムラサメはコスモスの要望を聞くと少し悩んだ末に手に持っていた箸で船盛のリヴァイアサンの頭を軽く触れただけでぶぉんという音と共にリヴァイアサンの頭を頭蓋骨ごと内部から爆散させて見せると「・・・もしくは水魔法の奥義とかですかね?」とコスモスに2つの選択肢を与えて)
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