虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
通報 |
え、えっと……じゃあ、行くよっ
(三角形の中心でティアがそんな事を言うと始めは困惑したけど、何かあるのだろうし見れると思い、オルレア達と息を合わせて各々得意な魔法で球や矢でティアに遠隔の攻撃を仕掛けて、どうなるのかティアを観察し)
・・・何ノ魔法カ分カルカ?
(ティアは一歩も動かずに三方向から来る攻撃が全てティアに当たる直前で進行方向を変えて急速に下へと落ちた様に見えれば、全くの無傷のティアから何の魔法を使ったか相手に聞いてみて)
んっと………重力の魔法とかかな?
(突然魔法が下へ落下すれば、地上で関係していて特別そうな物と言えば重力しか思いつかず、やや不安そうにしながら重力と答えれば、違ったらどうしようとティアを見ており)
正解、偉イ偉イ
(相手が正解した為頭を撫でながら「私ハ重力ヲ操作スル、ダカラコンナコトモ出来ル 」と『おわぁー!?主人助けて!?』【お、お姉ちゃん、見て見て!?ハク浮いてるよ!?】と風魔法をかけているわけでもないのに勝手にふわふわと身体を浮かされて驚く使い魔二人の姿を見せたり「アトハコウカナ?・・・フンッ!!」と外にある大きな岩に狙いをつけると片手を握っただけで岩には触れずに重力だけで押し潰してしまえば岩は重力に耐え切れず木っ端微塵に弾け飛んで)
これ、習得出来たら地上ではほぼ無敵なんじゃ……
(以前ティアが地上でいちばん強いと言っていた所以はこれなんじゃと推測するも、重力と言うものは便利を超えて地上ではほぼ敵無し状態になるため習得はしたいが、貴重だろうし自分に覚えられるかなと少し不安で、にしても色々出来るな……と使い魔2人と砕け散った岩をと交互に見ており、攻撃も無力化出来るしとなればほぼ万能では?と思い始めて)
・・・デモ、コレ魔力メチャクチャ使ウシ操作難シイ、私デモ長ク使エナイ、今ノコスモスナラ1分経ツト魔力ホボナクナル?
(膨大な魔力を持つティアでさえ長く使えないらしい重力魔法は今のコスモスの魔力でも1分が限界といえば「ソレデモ奥ノ手ニハナルカナ?今カラ修行スレバ10年経テバ私クライ操作出来ルカナ?」と相手の将来的にも覚えておいて損はないだろうと話して)
やっぱりそうなるよね
覚えて損は無いだろうから、今はそんなに使えなくても頑張って覚える
(難しい魔法なだけにティアでもそんなに長時間使えないと聞けばそれはそうだろうと納得すれば、そんな魔法が長時間使えたらそれこそ向かう所敵無しだと頷けば、今は全く使えなくても覚えると意気込んで)
ン、ソレデハ早速修行ヲ始メル、先ズハ重力ニ慣レルトコロカラ・・・
(相手の意気込みに対して頷くと相手の頭に手を置いた瞬間普段よりずしりと少し重たいおもりを全身に巻きつけたような感覚の重力がコスモスの身体を覆ったかと思えば「次ニ無重力・・・」と今度は一気に体が軽くなりふわっと身体が浮き始めると「コレヲ暫ク毎日、繰返シ耐エ続ケル」と相手に修行内容を伝えて)
は、吐きそう………
(体の重力が操られるため重くなったり軽くなったりと忙しく、三半規管がまだそれに慣れていないのもあってか、顔色を少し悪くしながら上記を言うも、頑張って吐かずに耐えれば、修行内容の説明中は座り込んで聞いており、耐えられるかな、自分の三半規管…と少し不安になって)
今日ハココマデ・・・疲レタ
(少しの間それを繰り返しているとティアの魔力がほぼ空になったのか疲れた顔をしながら今日の修行を終えて「初日、ヨク耐エタネ、デモ修行続ケバ更ニ重力ノ量増エル」とこれからどんどん身体へ重力負荷を少しずつ増やして慣れる必要があると伝えて)
ティア大丈夫?
ご飯沢山食べて寝ないとね
(疲れた顔をする相手にそんな顔をした相手は初めて見るため自分もそれなりにきつかったが大丈夫かと心配し、こちらはそんなに魔力を使ってないため、吐き気以外は特になく、心配そうに駆け寄っては、徐々に重くなるとの言葉に軽く絶望感を感じるもこれも修行と思い頑張ると頷けば)
ン、今日ハモウ休モウ、明日ハドウスルノ?
(相手の言う様に食事を済ませて横になる事にすれば横たわりながら明日はどうするのかと尋ねれば深海様に会いに海へ行く、エルフの里へ力を貸しに行く、お花畑へ妖精狩りに行くなどやりたい事が色々あるだろうと相手に尋ねて)
明日はお花畑に行って妖精を見てくる
(可能なら全てと言いたい所だが、今1番気になっているのは妖精の為、花畑に行って妖精と交流してくると言えば、もちろん魔法の練習も帰ってきたらするよと約束し、妖精って小さいんだよね、悪戯好きとかするの?と本に書かれていたのは妖精は総じて小さく人型で羽根が背にあり、悪戯好きと書かれていたためどうなんだろうと聞いてみて)
妖精ハ悪戯モ好キダケド、楽シイ事ガ好キデ遊ビニ誘ウトノッテクル、ソノ遊ビニ勝ツト使イ魔ニナル、特殊ナ魔物
(妖精は他の魔物とは少し違い近付くとすぐ逃げようとするが合言葉を言えば勝負事を持ちかけてくるのだと説明すれば「合言葉ナンダッタカナ?」と合言葉までは覚えてないようで困っているとオルレアがエルフの里で借りた本を咥えて運んでくると『主人、合言葉ならここに書いてあるんじゃないか?』と妖精の本を相手に手渡せば合言葉が記載されており、気に入った妖精に向けてエルフ語で「妖精さん遊戯をしましょう?」と言えば勝負事に乗ってくるらしい)
へぇー
妖精さんを使役と言うか使い魔にするとどんな事が起こるの?
(悪戯好きで遊び好きと聞けば本に書かれていたことも書かれていないことも知れれば興味深そうにしており、エルフの里で借りた『妖精の使役について』の本に書いてあった文字を翻訳してもらえば勝負となり勝てば使い魔にと聞けば、それをするとオルレアやハクを使い魔にした時の様な事かそれとも別の何かが起こったりするのかと問いかけつつも自分も本で調べてみて)
妖精ハ補助魔法ト呼バレル魔法ヲ主人ニ使ッテクレル
(妖精はそれぞれ一種類の属性魔法と複数の補助魔法を使いこなすと教えれば補助魔法とは回復させたり素早さをあげたりと身体的な補助の魔法だと伝えて「アトハ明日ノオタノシミ」とそのまま眠ってしまって)
(ティアが眠ってしまえば、こちらも話し相手は皆眠ってしまった為居なくなり、書き写す本も無いし手持ち無沙汰になった為、お風呂に入ったあと少しゆっくりすれば、ベッドに横になり眠って)
『よし、早速妖精の花畑へ行こうぜ』
(翌朝オルレアとハクと共に妖精が住む花畑へ目指す事にすれば「オ、イッテラッシャイ」とティアは大きい為妖精達にすぐ逃げられてしまう為今回はお留守番してると言って三人を見送り花畑へ移動すると『お、早速3匹いたぞ?赤、青、黄色、どの個体にするんだ?』と花畑に辿り着いた途端、早速妖精達を発見して【もぐもぐお花美味しい】とハクは別の目的で一緒についてきた様で戦力にはならずオルレアと二人で妖精狩りをすることになって)
じゃあ、赤色の妖精さんにする。
………妖精さん、遊戯しましょう?
(3人の妖精を初めて見れば凄いと目を輝かせるも目的は忘れていなかった為、赤色の妖精に近付けば合言葉を言って様子を伺い、どんな勝負をするんだろうと内心楽しみにしており)
[メラメラメラ、人間の子がオレとゲームだって自信満々じゃないか!!ゲーム内容はそうだなぁ、火遊びにしよう!!どうだい、やるかい?]
(妖精の特徴として個性的な笑い方と自分が最も得意とする遊びで挑んでくるらしく赤い妖精は魔法による火力勝負を挑んできたようでオルレアは『主人、ここで受けないって選択もあるぞ?あんまり好みじゃなかったら別の個体と遊べばいいんだ、無理に遊ぶ必要はないからな』とゲーム内容を聞いた後でも断る事が出来るらしくオルレアは主人の対応を見て)
トピック検索 |