虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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助け…られた?
小雪……小雪だ、2人ともありがとうッ
(自分は動きを止めただけだが、オルレア達のコミュニケーションが精霊を小雪からおい出せれば、近付いてきた小雪を抱っこし魔力を流しつつも、精霊を追い出せたと実感出来たのか、良かった、良かったと安堵から涙が零れては、そのまま良かったと泣きじゃくって)
《・・・マスター、お腹空いた、つらら食べたい》
(精霊が小雪の身体を使って喋っていたように、精霊が抜けた後でも小雪の身体には会話をするというコミュニケーション能力が追加されたらしく泣きまくる相手を見て眠れないのか魔力を供給されて少し元気が出たのか氷柱を食べたいと要求すればいつも通り氷室へ向かい氷柱を齧り始めて【お姉ちゃん、ハクもお腹空いたー】とハクも空腹を訴えつつもオルレアは微笑みながら『しかし、主人良かったな、雪の精霊を倒したって事は今年の春が来るのは早いぞ?』と雪の精霊を倒すと春が早いという言い伝えを相手に教えて)
(/そろそろ冬編を終わらせて春へ時間経過したいのですが、冬にやり残したことはありませんか?)
うっ…うっ、元気になってね。
本当に良かった。
(お腹すいたと言い始めた小雪に何の疑問も抱かずに氷室に連れていった小雪が氷柱を食べているのを見れば、お腹すいたという事は体は元気になろうとしている証拠の為良かったと若干涙声で上記を言いつつ胸を撫で下ろし、オルレアの言葉に「そんな言い伝えがあるの?じゃあ、精霊を倒さないと長くなるの?」と疑問を問いかけて)
ーーーーーー
(/こちらとしては特に無いので春編大丈夫ですよ!!ちょっとワタワタしていたけどきちんと魔法の練習はしていたと言う事でお願いします)
『まぁ体感的には長くなるんじゃないか?また来年の冬になれば来るかもなー』
(精霊は一度入った身体から離れると再び入る事はないと教えてあげつつも新しい身体を手に入れれば好戦的な精霊ほど再戦しに来るといえば【もう少しで春が来るなら美味しいお野菜畑いっぱいになるかなー?】と畑に植えた野菜たちももう少しで収穫時期になると伝えてそのまま時は流れオルレアの言った通り今年は冬が短く春の訪れが例年より早い気がすれば神殿の奥のガラスのケースが開き「ヤット、春ガキタカ?」冬眠から目覚めたティアが身体を起こしてきょろきょろとコスモス達を探して)
ティア、おはよう。
魔法の特訓と料理頑張って覚えて習得出来たよっ
(ポカポカとした陽気が続くようになって数日経てばガラスの箱からティアが起き上がったのを見れば、近くによりおはようと挨拶をすれば冬の間にあった事を話し、精霊にも何とか勝てた、魔法の練習も頑張ってやったし、料理もあれから沢山覚えて食べて欲しいなどほぼ一方的な報告をし、起きた事が嬉しいのかニコニコと笑っており)
フムフム・・・冬ノ間頑張ッテエライネ、少シ見ナイ間ニ背モ少シ伸ビタカナ?
(手のひらに乗せて相手の話をきちんと聞いた後で偉い偉いと指で頭を撫でるとふと大きくなってないか相手が以前測った柱の前へ連れて行けば再び線を書いてあげれば「ウン、少シ伸ビテル」と相手の成長を見て微笑めば「コスモス、今日はどうするの?」と相手に予定を尋ねれば『主人、花畑へ妖精狩り行くのかー?』【お姉ちゃん、畑のお野菜いっぱいだよー?何もないなら収穫してていいー?】と今日は何をするのか使い魔二人も尋ねてきて)
頑張ったよ!!
この線、役に立ったね
(背が伸びたかと以前付けた線の壁に背をつけて今の身長の所へ線を付ければ、確かに背が伸びており以前の自分の案が役に立ったと笑えば、オルレア達の言葉を聞けば「妖精も見てみたいけど、今日はティアが起きたお祝いに畑のお野菜収穫してご飯をちょっと豪華にしよう」とオルレア達に言えば、勿論氷室に保存してあるワイバーンのお肉料理も出すよと言うと、どうかな?とオルレア達に良いかどうか聞いてみて)
『別に構わないが・・・巨人の食べる量ってどんだけ作るんだ?』
(相手の話を聞いて別に料理するのは主人だから構わないが何人前作る事になるんだろうとチラッと巨人の方を見れば『残りのワイバーンの肉で足りるかなぁ?』【畑のお野菜全部無くなっちゃう?】と使い魔二人はそれぞれの好物の肉と野菜が一気に減る事を気にしていれば「ナルホド?食ベル量減ラセバイイノカナ?」とチラチラこちらを見る使い魔二人を見て念話でコスモスと何を話してるか分からないが何となく言いたい事は伝わってきて3メートル程の小さくなった姿になればこれで良いかと首を傾げて)
あ………うん、その大きさで大丈夫。
食べる量って沢山いるの?
(起きてくれた事が嬉しくて食材の残りを考えてなかったがティアが気を使って小さくなってくれればそれで大丈夫と頷けば、その大きさの時のご飯の量がわからず問いかけるも、巨人の時も大きなお肉1つで満足していたような気がするが、普通の人間位の量で足りるのか不思議で)
コノ姿ダトアンマリ食ベナクテモ平気
(ハクが人型になる原理と同じでティアも小さくなれば必要なエネルギーも少しで済むらしいのだが「オカーサンヨリ、コスモス達イッパイ食ベル、大キクナル」と食べようと思えばたくさん食べれるけど自分よりも育ち盛りの子供たちを優先的に食べさせてやりたいという親心もあるようで相手の料理が出来るのを大人しく待っていて)
そうなの?
でも、沢山頑張って作るからいっぱい食べてね
(この大きさならそんなにはいらないと聞けばそうなのかと思いつつも、料理する事は楽しいらしく沢山作りつつ食材の残りもきちんと気にしつつ、畑から採った野菜達をそれぞれ丸ごとかぼちゃグラタン、芋は潰して味付けしポテサラ、ワイバーンのお肉を使った香草焼きや塩焼き、デザートに人参を使ったキャロットケーキと沢山作れば食卓へ持っていき、張り切って作ったのがよくわかり)
イタダキマス・・・ウン、ウマイナ、コスモスハ料理ガ上手ナンダナ?
(カボチャのグラタンやデザートなどを食べると今まで食べた事のない味に素直に美味しいと伝えれば相手の料理の腕前を褒めてあげるものの「ソノ内、良イオヨメサンニナルノダナ?」と愛娘の成長に感心しつつも将来いつかは自分の元を去る時が来るのだろうなとしんみりしていれば【お姉ちゃん美味しい!!】『主人、肉おかわり!!』と使い魔二人もたくさん食べていて食事を終えると二人はそのままお昼寝を始めてしまって)
ティアに食べて欲しくてレシピ本見ながら練習したの
美味しく出来て良かった
(オルレア達にもだが何よりもティアに1番食べて欲しかった為その願いが叶ったと笑えば、ティアが何気なく言ったお嫁さんの単語に「私、お嫁さんになるつもり無いよ?ずっとティアと一緒が良いし。」と今のところ好きな人とかも居ないし無い無いと首を横に振っては、昼寝を始めた2人を眺めていたら、そういえばと思い出したように「深海様の宝物ってティア知ってる?」と問いかけて)
ソウカ、ソレハ安心ナノカ?
(相手が嫁に行かないと言えば少し嬉しそうにするもののふと娘の幸せを考えればこのままではだめなのではと頭を悩ませるものの相手の質問に対して「・・・ハテ?ナンダソレハ?アイツ、今ハ宝物ナンカカクシテルノカ?」と前に深海様と会ったのは10年以上前の事だが、宝物なんて持っていなかったはずなので最近手に入れたものでは?と相手に伝えて)
それに、私の事好きになる人なんて居ないよ、きっと。
エルフの隠れ里に行った時に本に書いてあったの。
(ずっと一緒に居たいのもあるが、近辺の村は自分が生贄だと知っているため、男性とお付き合いすることも求婚されて結婚する事も望みは薄いと言えば、ティアでも宝物の存在は知らないと聞けば「なんか隠してるんじゃなくて探し回っていて、見つけたら特別な魔法を教えてくれるって書いてあった」と本の内容を教えれば特別な魔法についても心当たりはないかと問いかけて)
特別ナ魔法・・・古代魔法ノ一種カナ?多分、ソノ本ハ最近書カレタ物ナンダロウ
(特別な魔法については心当たりがあるらしく、どうやら今の時代にはない特別な魔法があるらしくそれは古代人が作った特殊な魔法だと言えば「天空ノ龍ハ空間魔法、深海ノ王ハ波動魔法トイッテ魔力デハナク波動ト呼バレル不思議ナ力ヲ古代人カラ教ワッテル」といえばその二つの魔法は自分でも教わらないと使えないので大変珍しい魔法らしく「世界広イ、コスモス可愛イカラ絶対望ミアル、モシナカッタラオカーサント結婚スルカ?」と冗談混じりにぎゅうしたりほっぺたにちゅーしたりと母性本能的な意味合いが強い様でいて)
古代魔法の一種かぁ……深海様も、もしかしたら娘とか息子が居たのかもね
(教えてもらわないと使えない特別な波動と言う魔法ではないかと聞けばそんなのもあるんだと驚く反面、深海様も寂しくてティアと自分みたいな娘が欲しいか、居たけどどこかに居ちゃったとかかもねと自分の考えを言えば、ティアの言葉にティアとは結婚出来ないけど、もし誰にも求婚されたりしなかったらずっと一緒にいると約束して)
ソウカモネ、ソウダ、足枷ナクナッタ今、私モ私ダケノ古代魔法ノ一種使エルケド、コスモス教エテ欲シイカ?
(そういえば今まで足枷が外れた今、縮小する魔法以外にもう一つだけ再び使える様になった古代魔法があると伝えれば今日はそれを教えようかと相手に伝えて)
ティアにもあるんだ
知りたいっ
(深海様や空間を裂く龍と同種のティアがそういった特別な魔法を持っていても不思議は無いのだが言われるまで頭から抜け落ちており、教えようかと言われれば好奇心旺盛な性格からか知りたいと即答してどんなの?どんなの?と楽しみにしており)
実際ニ見タ方ガ早イカナ?外へ行コウカ?
(コスモスだけではなく昼寝をしていたオルレア、ハクを連れて神殿の外へ出れば三人を一定間隔で距離を空けてティアを中心に三角形の様に囲んでもらうと「オマエ達、全力デ同時ニ私ニ目掛ケテ遠距離攻撃ヲシテクルノダ」といつもの大きさの10分の1しかない大きさで何をするわけでもなくただ呆然と両腕を垂らして中心に立っていて)
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