虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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そうなんだ……じゃあ、苔と薬草学について教えて欲しいです
(古龍の素材は物々交換と聞けば、そういう事なら苔とその知識を遠慮なく欲しいとねだれば、こんな事もあるかもと思っていたのか、メモ紙とかを持ってきていたらしく食事の後にとお願いすれば、オルレアを見て苦笑するが1度撫でればこちらも食べようと「いただきます」と手を合わせて挨拶をすれば用意された食事を食べ、その美味しさに頬を紅潮させ全身で美味しいと表現させながら食べており)
説明すると長いからなぁ、薬草学についてはその本読めば大体載ってるし、今日はもう暗くなるだろうから分からない事があればまた遊びにおいで?
(相手が教えて欲しいと言われるものの、ふと外を見れば夕暮れになってきてそろそろ子どもは帰らないと危ないのではと思い、食事を終えたら送ってくれると話せば「薬草がよく生えているのは世界樹の森のエルフの里周辺だよ?巨人の神殿に住んでいるのならエルフ達がよく参拝しに来ない?」と世界樹の森にはヒカリダケと呼ばれる発光するキノコがあり、それを目印に森を進むとエルフの里に着くのだと秘密を教えて貰えば『お、我の嗅覚とそのキノコの情報があれば確実に里に行けるな』とオルレアは食べ終えたのか人型になって相手にじゃれついて)
そっか……それなら本を読んで学ぶ事にする。
エルフの隠れ里……私だけで行って追い返されないかな
(薬草学の大半は本に乗っているしエルフの隠れ里はオルレアの鼻が頼りになって行けると聞けば「エルフ……昨日お祈りに来ていたけど、その時はティアが居たから何事も無く済んだけど私だけで行って追い返されないかな」と行ってみるには行ってみるけどと少し不安そうにしており、オルレアの髪を撫でたりと少し構いながらご飯を食べており、食べ終わればご馳走様でしたと手を合わせて挨拶をすれば、そろそろ帰った方が良いと促されたのもあり、そろそろ帰りますと言うとテントを出てドライアド達に手を振りながら歩き出して)
お嬢ちゃんやエルフの里に行く時これを持っていくと良い
(相手が不安そうにしているのを見て長老様は自身の枝を一本折って手渡してくれれば一緒に神殿まで送ってくれたバルスがそれを見て「エルフの長と長老様、虚の巨人と深海様は顔見知りだから多分大丈夫じゃないかな?あ、神殿に着いたね」と話しながら神殿まで古龍に乗って移動すれば「またね!!また遊びに来てね!!」と神殿に辿り着くとバルスは手を振って別れようとして)
深海様って誰…………?
(長老様の枝を1本貰えば、痛くないかなと心配になるもくれるならとお礼を言いながらそれを貰い、神殿に着いてから乗せてくれたことに古龍にお礼を言い、バルスに手を振った後にふと、深海様って?と今になって疑問に思い、聞けば良かったと少し後悔するも、エルフの隠れ里に行った時に聞いてみる事にしようと考えれば、神殿の中にある家でオルレアとお風呂に入り)
『深海様ってのは確か魚の化け物の事だろ?』
(相手に風呂場で洗われながらオルレアは相手の疑問に対して自分の知ってる事を話し出すと『他の魔物から聞いた事ある話だから我も本当にいるのか知らないんだけど何か海って場所には巨人でも足が付かないくらい深い場所があってそこに住む魚の化け物の事だった気がする?』と泡まみれになるとブルブルと体を震わせて泡を洗い落として)
深海様は海に住んでいる………海って言ったらしく人魚が思いつくけど…
(ティアの足すら付かない場所に住んでいると聞けばますます分からなくなり、海と聞けば本には良く「セイレーン」「マーメイド」等様々な表記がされる人魚が思いつくが、会ってみないと分からないため、明日か明後日くらいにエルフの隠れ里に行かないかとオルレアに提案して)
『オキナって名前のお爺ちゃん龍がいただろ?あいつが言うには今日の夜から三日ほど猛吹雪になるらしいぞ?だから、ドライアド達は集落に泊めずに主人を夜遅くになる前までに神殿に送ってくれたんだ』
(相手が明日か明後日、エルフの里に行きたいというが、今日の夜から三日間、猛吹雪が続くからやめておいた方が良いと伝えれば『深海様ってのはなんか滅茶苦茶怖くて凶暴らしいぞ?』と海の上を飛んでいたワイバーンを襲って食べたとかいう話も思い出しながら湯船から上がり『2、3日は魔法の練習したらどうだ?岩人形や雪兎、我も練習相手になるぞ?』と人型になりタオルで自分の身体を拭き始めて)
猛吹雪……ワイバーンも食べる化け物………魔法の練習する。
(3日ほど猛吹雪でしかもティアと仲が良いらしい深海様の一族はとても強いと言われているワイバーンを食べると聞けば途端にそんな一族に会いたくない欲が高まり、オルレアの言う通り魔法の練習をすると頷けば「魔法の練習して、私が大人になればワイバーンも倒せるくらい強くなるかな?」とふと湧いて出た疑問を口にするも答えは求めておらず、ただ、口から出ただけのようで)
『え?主人ならもうワイバーン倒せるだろ?』
(相手の呟きに対してオルレアは首を傾げながら『正確には主人はワイバーンの倒し方を知らないだけだぞ?多分戦っても普通に勝てる』とこの世界でワイバーンはそこまで強い存在ではないらしく倒し方さえ知ってれば倒せると言えば『多分、主人が作った雪兎より弱いぞ?何なら雪が止んだら狩りに行くか?』と相手に尋ねて)
え?
ワイバーンってそんなに弱いの?
(自分的には魔法は覚えたてで体も小さく脆いのにと物凄く不思議そうにしており、しかも自分が作ったあの小雪でも勝てると聞けば、もう、頭の中が???状態で、村では大人の人が何人も束になって勝てなかったりやっと勝てたりしていたと説明すれば、唯一の違いである、村人達は魔法が使えないをすっかり抜け落ちている状態で)
『ワイバーンが厄介なのは空中にいるからで普通のヒトは魔法が使えないから倒しづらいんだと思うぞ?』
(混乱状態の相手に対してオルレアは落ち着けと相手の顔に肉球でぷにっとすると『ワイバーンの翼は軽くて薄っぺらい皮で出来てるから翼に穴が開くと制御出来ずに落ちて落下死する、しかも翼狙いなら的がデカいから早く飛ぼうが魔法だと当てやすいし、ワイバーンは頭が小さいから今日会った古龍達に比べたら全然頭が悪い』とワイバーンは飛龍種と呼ばれ、頭が共通で小さい為龍にしては賢くないのだと弱点を教えつつ『我も雪兎も岩人形もこの辺では強い分類なのだぞ?』と胸を張って自慢して)
あ、そっか………じゃあ、私は村の人達よりも強い……?
(魔法の的が大きいこと、小雪もオルレアもティアもそこら辺にいるのより強いことを再確認すれば、今まで自分は弱くてティアや小雪、オルレアの足でまといになっていると思っていたのに実は村の人達よりも強いと分かれば、一瞬だけ【それなら私を捨てたあの人達に復讐出来る】と暗い考えが脳裏をよぎるが、その考えを霧散させるように頭をふるふると振ると、オルレアについた泡を洗い流してはわしゃわしゃと撫でて凄いねと褒めて)
『村に魔法使いや戦闘経験者がいなければ強いんじゃないか?少なくとも我はただのヒトには負ける気がしない』
(村の人間がどうかは知らないが魔法や戦闘に長けた者が少ないかもしれないが数名は居るのでは?と首を傾げて『今日はもう寝よう、主人、おやすみ』と風呂から出てベッドへ潜り込めばそのまま三日間、吹雪が止むまで魔法の練習などをして過ごし、4日目の朝にて『すごい積もってるぞ、主人』と神殿の外は降り積もった雪で真っ白になっていて『今日はどうするんだ?』と相手に尋ねて)
雪で……少しだけで良いから遊んでみたい。
小雪も一緒に
(これまで雪が積もっても窓の外から見るだけで触ることも遊ぶ事も無かった為、体を壊さない程度に遊んでみたいと少しだけわがままを言うと駄目かなどうかなとオルレアの様子を見ており)
『良いんじゃないか?主人もまだまだ子どもだなぁ』
(相手が雪遊びしたいというのでやれやれといった空気を出しながらも尻尾を振りつつ一緒に遊びたそうにしているオルレアだったが『でも、岩人形が除雪作業してるから邪魔しない様にな?』とゴーレムが神殿前の雪を岩のスコップで掬っては一箇所に集めているのを見て邪魔しない様に配慮すれば『あれ?雪兎が居ない!?』と小雪は完全に雪と同化しておりきょろきょろと辺りを見回しながらも探すの諦めれば『主人、巨人の形をした雪だるま作ろう!!』とティアの形をした雪だるまを作ろうと誘って)
うん!!
雪で遊ぶの初めて…雪って冷たいから風邪引かないようにしないと
(これまで遊んでみたいと思っても体を壊してそれが出来なかっただけに表情が明るくなり、小雪が居ないとの言葉に焦ってこちらも辺りを見渡すも見つからず、名前は覚えているから家に戻る時に呼び戻すことに決めてはティアの形をした雪だるまと聞けば作る!!と元気に誘いに乗れば、小さな雪玉を転がしてと大きくしていきティア型の雪だるまをオルレアと共に作っていき)
『よし?こんなものかな?巨人にしては可愛い気がするが?』
(巨人の形の雪だるまにするのは難しくちょっと似てる大きな可愛らしい雪だるまが出来れば首を傾げていると『・・・岩人形の奴もなんか凄いの作ってる』とゴーレムは除雪の為に雪を集めているかと思えばそうではなく、こちらもティアそっくりの雪像を建てており主人に対してゴーレムなりに敬意を表しているようでいて『雪兎は雪兎でなんか自分そっくりの雪兎を大量に作ってるし』といつの間にか雪兎を大量に作っていれば唯一動いている本物を見つけて『ほら、主人』と相手の懐に雪兎を手渡して)
なんか……凄く壮観な光景だね
(ティアそっくり雪だるまが2つと大量の雪兎に、他の人が見たら首を傾げる光景間違いないなと思えば、思わず1つ頷いてしまい、すっかり冷えた手を擦っていた時に小雪を受け取ればお礼を言いすっかり体が冷えたのもあり風邪をひく前に「お家に帰ろう」と小雪とオルレアに提案しては)
『了解、家に入るか・・・ん?』
(相手が家に入ろうと言うので一緒に家に入ろうとしたものの何やら匂いを感じとれば「へぶっへぶっ」白い子龍がくしゃみをしながら神殿近くの森から現れては相手を見つけて嬉しそうな顔をしながらすりすりと擦り寄ってきて)
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