虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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そっか………じゃあ、体の白い龍もいるの?
(まず龍としての種類が想像していた龍と違うこと自然を食べ尽くしてしまうから管理がいることなどを噛み砕いて説明されればそっかと納得すれば、白い龍や赤い龍もいるのかと興味深そうに問いかけては、龍に跨がられせ貰えればわぁ…っと楽しいのか笑い、凄いと興奮して)
色の違う龍かい?それならいるよ?うちの集落に来るかい、歓迎するよ?
(相手の質問に対して今君が跨っているその子龍でさえ、多種多様な色合いの鱗を持つと伝えれば「一説によれば龍は家族ごとで色が同じだったり自分が得意な魔法の属性によって鱗の色が違ったりとまだまだ謎が多い種族なんだ」とドライアドでも分からないことが多いといえばそのまま集落へ群れが移動を開始して)
そうなんだ……ドライアドさんが知っているだけでも何色の龍がいるんですか?
(何色もの鱗を持つ龍もいれば、家族や得意な属性事に鱗の量が違うと聞けば、知らない事ばかりだなと思い、本だけが正しいとは思っていないがこうして色んな事を知れるのは楽しく、移動を開始した為大人しく背中に乗せられその光景を楽しんでおり)
赤、青、黄、緑・・・とにかくいっぱいかな?
(相手の質問に対して何色か色を思い浮かべつつも多すぎて途中で数えるのをやめると「あ、見えてきたよ?あれが集落だよ」と草原にいくつかの大きなテントを張った集落が見えると色や形、大きさの違う四つ足の古龍達が柵の中でくつろいでいるのが見えれば牧場にも似たような景色が見えて)
なんか……沢山いるね
何色が何属性が得意何だろう……
(牧場らしき所に付けば色々な色をした古龍達が見え、龍なら言葉は話せないだろうなぁと思いつつ、先程色によって得意属性の魔法があると言って居たが、どの色がどの属性なのかと問いかけつつ、牧場にそろそろと古龍達を刺激しないように近付いており)
ん?君は古龍が欲しいのかい?それならそうと早く言ってくれ、逆にどんな龍をお求めなんだい?愛玩用、戦闘用、移動用、農耕用好きな種類を紹介するよ?
(相手の質問に対して逆にご要望にあった古龍がいるかどうか探してあげると伝えれば「ただし、ここの集落はお金での取り引きはしてないから物々交換か働いて返済するかどっちかだね」と龍に対しての取引が始まって)
ううん、ただ気になっただけなの
(古龍に対しての取引が開始されれば、そんなつもりは無かった為にフルフルと首を横に振って気になっただけだと言うと「えっと……虚の巨人って呼ばれてるティアと四足族と交流を持つことって課題を貰ってるの」と説明すると、確かに使い魔を増やすか魔物を倒すのもう1つの課題もあるがそれはまた別でこなすつもりらしく先程のは単なる好奇心だと伝えて)
へ?虚の巨人だって!?大変大変、オキナ!!長老様!!来て下さいな!!この子、虚の巨人の知り合いですって!!
(相手の口から巨人の名前が出てくると唖然としたかと思えば大慌てで一番大きなテントへ駆け出したかと思えば今までで一番大きな三本角と体格をしているものの、お爺さんの古龍なのか凄くゆっくりとしたペースで相手の前に現れるとその古龍の背中には他の古龍の様な苔が生えているのではなく一本の木が生えているかと思えば「おやおや、虚の巨人の知り合いかね?懐かしいねぇ・・・巨人は元気かい?」と長老様と呼ばれる木が話しかけてきて)
え、えっと……元気です
今は冬眠って言ってガラスの箱の中で眠ってます
(何となしに話した単語が予期せぬ方向で大事になれば、こちらがびっくりしていまい、しかもなんか大きなのっそりとした古龍が大きなテントから出てくれば、古龍の上に乗っているように見える木に問いかけられれば、オロオロしながら元気ですと答えれば、どうしよう大事になっちゃったと焦っており)
あ、紹介するね、こちらは長老様といって古龍のオキナの背中に生えているドライアドで今、いくつか分かんないけど虚の巨人と同じくらい生きてるんじゃないかな?その昔、長老様は暴れる巨人と腕比べをして引き分ける程度には強かったらしいんだけど今では歳を取ってしまって力を出せないから長老として知恵を貸してくれてるんだ!!
(困惑する相手を見て長老様の紹介をするバルスだったが長老様は口を開くと「ほっほっほ、冬眠とな?相変わらず良く眠る奴じゃわい、お嬢さんや聞きたいことがあればわしを頼るといい、何なりと教えるぞ?」とバルスが分からない事でも長老様は知っているようで何なりと答えると伝えれば「バルスや、このお嬢さんにお食事の用意をしてあげなさい」とバルスは長老の命令を受けテントの中に入ってしまって)
凄く長生きなのしか分からない……
(ティアと同い年で昔はティアと引き分けるほどに強かったと聞けば、凄い人?だったという感想しか浮かばず、質問はと聞かれれば「古龍って何色が何属性の魔法が得意なんですか?あと、どれだけ居るんですか?」と古龍について知りたいのかその辺の質問ばかりを重ねて)
基本的に赤は火、青は水、茶は土、黄は雷、緑は風じゃな
(相手の質問に対して答えると「他にも白だったり紫だったりするが、別に鱗の色の属性しか使えないわけじゃないから個体差の問題もあるんじゃろうな」と伝えれば「この集落で龍の数は20頭ほどじゃな、何なら気になる色の古龍に魔法を使って見せてもらうと良い、龍は賢いから目をじっと見て身振り手振りで伝わるはずじゃぞ?」と相手に龍との接し方を教えて)
そうなの……触れ合うにのに注意した方が良いこととかある?
(やっぱり色々な属性があるから見た方が早いと言われれば、先程も同じようなことを言われたしきっとそうなのだなと納得すれば、急に触るとかはしないがそれ以外でどこかは触ったら駄目みたいな所はあるかと問いかけて、それを聞いてから古龍を見たり魔法を見せてもらったりするつもりで)
顎の下にあると言われる逆鱗には触れない方が良いのう、苔が生えてるところを撫でてやると喜ぶぞ?
(相手に古龍との接し方を教えるべく枝がにゅっとオキナの顎下辺りを指差すとそこが逆鱗だと言えば「ほれ、オキナや、孫達を呼んどくれ」と下の年老いた古龍に頼めばぼぇーと鳴き出して、小さいまだ子龍だけが5体、相手の前に横一列で整列しては首を傾げて)
わぁ、小さくて可愛い
………触っても良い?
(顎の下の鱗の逆鱗には触らないと注意されればわかったと頷けば、子龍が並んで首を傾げている様子がなんとも可愛らしく和やかな雰囲気になれば、気を逆撫でないようにゆっくり近づき、一体の子龍に触っても良い?と問いかけて許可を貰おうとしており)
きゃう
(相手が触ろうとしているのは白い鱗を持つ個体で相手の言葉に可愛らしく鳴くとすりすりと自分から擦り寄ってきたかと思えば「へぶっへぶっ」と寒いのかくしゃみをしたかと思えばくしゃみと同時に額のまだ小さい2本のツノが一瞬凍った様に見えて龍とはいえまだ幼いからか魔法の扱いに慣れてないのか他の個体も驚いてツノが熱を帯びてたり、ビリビリと電流を帯びてたりと確かに個体差がある様でいて)
わ、本当に色々な属性が……皆の個性だね
(ツノに属性が現れるんだと思えば、少しだけびっくりはしたが、それも個性で可愛いものだと思えば、ニコニコと朗らかな笑みを浮かべては擦り寄ってきてくれた白色の子龍の苔が生えた部分を優しく撫でてやり)
ちなみに、その苔なんじゃが良い風邪薬になるんじゃが、お嬢ちゃん、良ければ少し貰っていくかい?何なら薬の作り方が書いてある薬草学の本も差し上げるぞ?
(喜ぶ子龍を見ながら相手が触っている苔に対して2、3日程干して煎じて飲めば風邪薬になるなど、他の薬草について書かれた薬草学の本を長老は枝を伸ばしてテントから本を手に取り相手に渡すと「ドライアドは薬になる草木に詳しいからの、魔女見習いなら薬草学を知ってても損はないじゃろ?」と笑っているとバルスがテントから戻って来て「食事出来たから一緒に食べよう!!」と食事の準備が出来たのでテントの中に入る様に伝えて)
風邪薬……いいんですか?
(その苔が風邪薬になるし、薬草学の本もと聞けば、ここに来る前には考えられなかった尽くされように良いのかと問いかけ、その本もきっと貴重なのではとしり込みしては、少し困惑していたものの、ご飯の支度が出来たらから一緒にと言われればそんな困惑も吹っ飛び、食べる!!と元気に答えればテントの中に入り)
『お、主人、先に頂いているぞ?』
(テントの中に入れば美味しそうな肉を頬張っているオルレアの姿があり、ドライアド、数名たちと一緒に食事会を楽しんで貰いつつ色んな話になり「はっはっは、ここにいるドライアド達はこれで全員なんだけど君が持つ薬草学の本の内容は全員覚えているし古龍の苔は確かに人間にとっては貴重かもしれないけどこの集落じゃ普通に手に入るものだしよく旅人と物々交換してるんだ、特に気にしなくても良いよ」と笑うバルスや「古龍のツノやキバ、ツメやウロコ、血や肝なんかも薬や武器になるんだけど、そっちの方が流石に貴重すぎて高値で交換してもらうけどね」と他のドライアド達から色んなことを教えてもらって)
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