虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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オルレアもう可愛いよっ
小雪もオルレアもティアも皆大好き
(風邪ひくからと氷室から出れば暖炉に火打石で何とか火種を作り、暖炉に当たって体を温めながら皆大好きと満面の笑みを浮かべ、村に居た時は蔑まれていたが今では幸せいっぱいの生活で嬉しいとオルレアと小雪を撫でながら言って)
『アイツ逃げたぞ?』
(暖炉に火をつけたせいか小雪はまたお気に入りの氷室に戻ってしまって「コレデ、トウミンシテモダイジョウブカナ?」と家の外から幸せそうなコスモスを見ながらうとうととしてくると「ユキガフッテキタ、コトシハハヤイナ」と神殿の外で雪が降り始めるのを見て壁にもたれかかるとだんだんと眠くなってきたのか意識が遠のいてくれば「コスモス、チョットデテオイデ?」と家の中にいる相手を呼び出して)
雪兎だから火とか暖かいのはダメなんだね
(また氷室に行ってしまった小雪にあれじゃあ連れ戻しても意味が無いと悟っては、神殿の外にいるティアに呼ばれ、なんだか眠そうだなと思い、冬眠ってやつに入るのかなと思いながら神殿の外に出ればどうしたの?とティアに呼びかけて首を傾げて)
ワタシガネムッテイルアイダ、カダイヲアタエル
(相手を手に乗せて「ジブンノチカラデオカネヲカセグ、タダシヌスンダリハダメ」と魔女として自分で稼ぐ手段を見つける事と一つ目の課題を伝えると「ヨツアシノヒトタチトコウリュウスル」と次にここからまっすぐ西に見える草原を指差しながら四つ足を持つ人達が住む集落があるからその人達と冬の間に交流する事「アタラシイトモダチカツカイマヲツクル、モシクハマモノヲマホウデタオス」と相手にいくつか課題を与えると神殿の中に戻り、いつもは床で眠っていたが、冬眠用の寝床があるのか金属で作られた棺桶のような長方形の箱に入ると「コスモス、オヤスミ」と相手の顔におやすみのキスをするとそのまま横たわれば、不思議な液体が箱の中にいっぱいまで溜まるとガラスの蓋が閉まり眠りについてしまって)
えっと…四足の民族と交流する、魔物を倒すか使い魔にするのふたつの課題…
(ティアが不思議な箱に入って冬眠すれば、先程言われた課題を指をおりながら確認しつつ復唱し、とりあえず今日は遅いから明日から行動しようと拳を握ると、お腹が空いたのかご飯にしようと思い、オルレアに何かご飯食べ無いかと首を傾げれば問いかけて)
『我、ウサギの肉が食べたいぞ』
(先程、雪兎を食べようとして食べ損なった為、うさぎの肉を食べたいと答えれば人型になりウサギの肉を持ってきて)
兎…それならあったはず
(確実にさっき食べ損ねたからだなと容易に想像出来れば、それならと氷室に行き兎のお肉をふたつと塩、野菜を持ってくれば、ティアが作ってくれた家のキッチンで兎の肉の塩焼きと野菜炒めを作れば、野菜はオルレアが食べるか分からないため1つの皿で欲しかったら小皿に入れる形式にすれば、お肉は1つずつお皿に分けて、テーブルに並べるとオルレアと共に頂きますと言って食事にし)
『葉っぱなんて食べて美味いのか?』
(相手が食べる野菜炒めを見つつも手をつける事なくウサギの肉にかぶりついていると『さっき巨人が言ってた四本足の奴らも野菜が好きだから山菜を持ってくときっと喜ぶぞ?』と相手に四本足の奴らと会う時のアドバイスを話していると氷室から小雪も顔を出してカリカリカリと氷柱を食べているが、こっちの方へは暑いのか寄ってこないでいて『外の岩人形も雪兎もそうだけど、ゴーレムは変な物食べるなぁ』と神殿の入り口を警備してるゴーレムもよく岩を食べてるのを思い浮かべながら食事を終え狼の姿に戻ると床でゴロゴロとくつろぎ始めて)
美味しいよ。
栄養も沢山あって健康的に大きくなれる
(本に書いてあった事であるが野菜は体に良いのだと頷いては、四足と先程から言っているその種族が気になり「四つ足族ってなぁに?」と首を傾げて聞けば、ゴーレムは自分の体の元になっている物質を食べる習性があるのかもねとこぼし、一応メモ紙にメモしてティアが冬眠から起きたら聞こうと思っていて)
『大きくて強そうなのに草ばっか食べてる奴らでそれぞれ姿形が異なるから共通の特徴が四足歩行だから四つ足?ヒトの言葉で説明するのが難しい』
(オルレアは頭を悩ませながら相手にも伝わるように説明するものの『明日のお楽しみにしておくんだな!!草原は広いから奴らを探すとなるとたくさん歩くぞ?今日は早く寝るんだ』と先にベッドに潜り込んで寝ようとして)
そうなんだ
会ってみれば色々話せるかな
(とりあえず草原にいて野菜が好きで姿形がそれぞれ違うことしか分からなかったが、それも明日実際に会ってみればわかるかと自己解決すれば、自分も寝ようとベッドに横になればオルレアを数回撫でておやすみなさいと挨拶をすれば、目を閉じて眠りにつき)
『四つ足と話す?』
(相手が四つ足と話すというので首を傾げるオルレアだったが、今日は眠ることにして一晩が過ぎ、早朝から西の草原へと移動すれば『くんくん、この辺りから奴らの匂いがするぞ?この辺が縄張りじゃないか?』と相手に話しながら広い草原を散策していると『ほら、四つ足の足跡だ、奴らここら辺の草を食べてたんだな?』と辺りを調べれば草原の一部が全く草が生えておらずコスモスの顔以上の大きさの足跡が地面にたくさんつけられていて)
…………言語を話せる種族じゃなさそう…
(この辺りが縄張りだとの所まで行き、その足跡を見れば思っていた以上に大きすぎるし、なんか話が出来るような雰囲気ではないと今更ながら理解しては、とりあえず会わないとと思っているのかオルレアと一緒に足跡を辿ってみて)
『お、お、お、お、地震か?』
(暫く草原を探してると水場を見つければ、ドシン、ドシンとティアが歩くような足音ではなくドッドッドッドと小刻みに大地が揺れ始めたかと思えば『水場から離れろ、四つ足達だ!!』と草原を囲む森の中から見ためはそのまんま、トリケラトプスのような顔に三本角が生えた四足歩行の龍達が数体の群れで水場にダイブすればパシャリと一気に水が飛び散る中で「ひゃっほー!!気持ちいい!!」と一体の四つ足の背中に乗る女性の姿を見つけて)
???……えぇ???
(会話なんて不可能な見たことない生物を頭の中で思い浮かべていて、地震と間違う程の足音に大きな体を見れば、やっぱり想像どうりだったと思っていたのに、聞いた事のある言語に人間の姿をした何者かが四足族の背に乗っているのを見れば、流石に思考停止、行動停止を起こしており、首を傾げて固まっていて)
あれー?こんなところにニンゲンさんがいる、やっほー!!元気ー?私、バルスっていうの、初めましてよろしく
(季節は冬だというのにびしょ濡れになりながらも笑いながら水場から上がってきた女性がこちらに気がつくとフレンドリーにこちらに挨拶をしてきたのは良いものの、綺麗で長い緑髪の頭部の両横から小さな木が生えており明らかに人間ではない種族でいて「あ、もしかして君、ドライアド見るの初めて?こっちのワンコは君のペットかな?小さくて可愛いね、うちの子龍達も可愛いけど見てく?」と一方的に話し続けるとまた水場に戻り、両腕で抱き抱えながら小さいと言ってもコスモスくらいの大きさの子龍を抱き抱えてきて)
ドライアドって………森の番人とか言われているあのドライアドですか?
(冬なのに水に濡れて寒くないのかなとか色々思っていれば、めちゃくちゃフレンドリーに話しかけられて初めてましてと応えつつも、内心めちゃくちゃビビっており、ドライアドと言う単語に本で見たと瞳が輝いてはあのドライアドかと興奮気味に聞き、傍にいるのは狼で使い魔で名前はオルレアだよと説明し、小さな龍を見れば可愛い…と呟き、触っても大丈夫かと問いかけて)
そうそう、そのドライアド、でも森の番人っていうより私はこの子達のお世話をしてる世話係って感じかなー?もちろん、触っても良いよ!!
(そういうドライアドももちろんいるが、自分は人間達が四つ足と呼んでいる古龍の世話をしているのだと答えればコスモスの目の前で草をもしゃもしゃと食べ始めた子龍は背中はウロコでゴツゴツしてはするものの大半が緑色の毛に覆われてるかと思えばよく見ると苔が背中を覆っており、他の四つ足達にも生えている為苔が寒さ対策になっているのだろうと考えられる、撫でてみるとくぁーと可愛らしい声で鳴いたり擦り寄ったりしてくる
ドラゴンなんて初めて見た…小さいと可愛いね
(本の中では神龍とも神の御使い、幻想種の最強の一角などとにかく強く気高く美しいとされるドラゴンを見る機会が出来るなんて村に居た時には考えられず、子龍が可愛く鳴いて擦り寄ってくれれば頬を赤らめ、可愛いと呟けば「なんでお世話をしているの?」とドラゴンなら子育ても出来るんじゃ?と問いかけて)
んー・・・木や草を食べ過ぎちゃうから?
(相手の問いに対して子供にもわかりやすく答えると「草や木が増えすぎるのも問題だけど自然が無くなっちゃうのは駄目だよね?」と確かに、5、6頭の群れでも草原の一帯を更地に変えてしまう為、世話係は確かに必要だろうと説明すると「んーこの子達は古龍種って種類の龍だから君が思うような火を吐いたりは出来ないよ?」と少しがっかりさせてしまったかなと首を傾げていると「でも、ちっちゃくてもすごく力持ちなんだよ?」と先程の子龍でさえ、軽々とコスモスの股の間に潜り込めばスッと立ち上がり背中に乗せて見せて)
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