虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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ゴーレム?
作る!!可愛く作れる?
(ゴーレムを作るかと問われれば作る!!と即答したと思えば、可愛く作れるかとなんとも難しそうな事を言っては、どうやって作るの?と興味津々で居ては、ゴーレムの作り方も本にメモするために本とインク壺、羽根ペンを持ってティアの所へ近付き)
カワイク・・・マァ、ガンバレバ?
(相手に可愛く作れるかと聞かれれば正直自分の腕次第の為、首を傾げながらも「マズ、ザイリョウ、イワ、キンゾク、ネンド、コオリ、モクザイハワリトカンタンニツクレルケド、ヒ、ミズ、カミナリ、カゼナドデツクルノカナリムズカシイ・・・」とメモする相手にゆっくりと丁寧に教えていって)
ゴーレムの作り方
材料を用意する。
岩、金属、氷、木材といったある程度の硬度がある物は加工しやすく組み立てやすく作りやすい。
逆に水や火、雷などでゴーレムを作ろうとすると形が不定形の為、かなり難しいので初心者はまず無理。ティアでも無理。古代人じゃないと作れない。
好きなようにパーツを加工して組み立てる。
ゴーレムの核となる鉱石に魔力を込めるとその魔力を動力として動く。3日に1度は魔力を込める必要性がある。込めた属性によってゴーレムが使える魔法も変わる。
魔力量を多く入れると暴走して暴れる。鉱石の色の濃さで判断。ゴーレムの形は人型でも獣型でも割と何でも良い。
………なんだか、楽しいね
(色々とこねくり回しており、メモもきちんと書いてから作っているためそれを見つつティアのアドバイスを聞きながら、顔や手などを汚しながらゴーレムを作っており、人型でも動物型でもいいとの事なので、可愛くしようとうさぎ型に挑戦しており)
タノシソウデナニヨリ、ワカラナイコトアレバキイテ?
(相手がウサギ型を作ろうとしているのを「カタチガデキタラオシエテ」と相手の邪魔をしないように完成するのを待っていて)
ねぇねぇ、核になるのって氷属性ふたつだとどうなるの?
(頑張ってこねくり回した結果何とかうさぎ型のゴーレムの形になれば目の所に核を入れて、うさぎの目にしたいのだが、そうなるとふたつ核がいるし、自分の持つ属性からして氷属性2つになるためそれは大丈夫なのかと聞いて)
コオリフタツデモコオリダヨ?コオリトカゼナラユキニナル
(氷二つの場合でも氷のままで氷の身体を持つうさぎのゴーレムになると話せば氷と風の属性にすればオッドアイのうさぎになってしまうが、身体は雪で出来たうさぎになるだろうと推測して)
じゃあ、雪兎だね
(氷属性ふたつなら体は雪だと聞けば、雪兎だと表情が明るくなれば、ふと「夏に溶けたりしない?」と体が雪ならゴーレムと言えど溶けちゃうのではと心配して)
ミッカニイチド、コオリトカゼノマリョクコメレバカラダハトケナイ
(三日に一度の氷と風の属性をそれぞれの核に魔力を込めるのを忘れなければ雪うさぎのゴーレムのままだと言えば「マリョク、ワスレル、トケテ、消える」魔力を込めるのを忘れると雪は溶けて消えると伝えて)
あ、やっぱり溶けるには溶けるんだ…
(魔力供給を忘れれば溶けると言われれば、やっぱりそういう感じなんだと驚き半分、納得半分といった様子で、供給を忘れないようにしないとと決意すれば、出来上がったうさぎ型ゴーレムに魔力を注意深く注いでみれば雪兎型ゴーレムが動き出し、ぴょんぴょんと飛んで何とか成功し「出来たっ、凄い、可愛いっ」と語彙力がどこかに行くほど喜んで)
タブン、ソノウサギ、ツヨイヨ?
(相手が雪兎を可愛がるのを見つつ暴走はしていないようだが、相手のゴーレムを見つつ力量は神殿を警備してる自分が作ったゴーレムと同じくらいかなと観察していると『おーい、主人、さっきの奴らの跡をこっそり尾行して隠れ里見つけたからまた行こう・・・って、兎だ!!』と先程からずっと姿が見えなかったオルレアが何とエルフ達の後を尾行して隠れ里までついていったらしく、報告をしながら帰ってくるなり雪兎を見つけると獲物だと勘違いして噛みつけば『くぅ~ん、硬いよ、この兎』と噛みついた途端雪兎はカチコチの氷になって防御したかと思えば『何こいつ!?空飛ぶじゃん!?』と耳をパタパタ羽ばたかせて空を飛びはじめて)
兎が飛んだ、凄い!!
じゃなくて、オルレアそれはゴーレムだから食べちゃダメ
(エルフの隠れ里まで行っていたのかとか自分のゴーレムがティアのゴーレムと同じくらい強いとかとにかく驚きっぱなしで、食べようとしたオルレアをこれは普通の兎じゃないと注意したら、耳で飛んだ為めちゃくちゃ驚き、兎って飛ぶの!?と空いた口が塞がらず)
マァ、カゼノマリョクアルカラ、トベルダロウネ?
(コスモスが風靴の魔法で空を飛ぶことが出来るのと同じで雪兎にも風の魔力は備わっている為、空を飛んでもおかしくないと思いながらも自分の顔の高さまで飛んできて指で止まる兎を見て「コノウサギ、ナマエハ?」と相手に名前を尋ねつつ相手に雪兎を返してあげて)
名前……雪兎……小雪にする
(名前はと聞かれればしばらくうーん…と考え込み、雪とか冬にちなんだ名前にしたかったのかかなり長考すれば、小雪にすると名付けをしては、ティアの近くにいると余計に小雪が小さく見えるねと笑って)
『おい、あいつ、勝手に何処か行っちゃうぞ?』
(相手が名付けてる間、小雪はまた耳をパタパタと羽ばたかせてコスモスの家の方へと飛んでいってしまうと家の何処かで隠れてしまって「ゴーレムナノニジユウダナー?」と相手が作ったゴーレムは割と自由に動き回るんだなぁと首を傾げればそもそもコスモスが命令していないから自由に動き回っているのかと考えていると『あいつ、雪だから匂いわかんないぞ?』とオルレアの鼻でも分かんないと言って)
そうなの?
冬になって雪に紛れちゃったら分からなくなるね
名前、呼べば来てくれるかな?
(とりあえず、エルフの隠れ里は冬明けに行こうと思っており、自由に動き回る小雪に普通では無いのだなと理解すれば、うーん?とこちらも不思議そうに首を傾げれば名前を呼んでみて来てくれるかなと様子を伺い)
『・・・出てこないぞ?主人』
(相手が名前を呼んでも一向に雪兎は出てこない為人型になってオルレアも一緒に探すことにすれば『名前考えてる間に飛んでいったからあいつ、自分の名前だと思ってないんじゃないか?』と相手が長考して名前をつけている間に居なくなってたから自分の名前を知らないのでは?と考えながら探していると「ゴーレムダケド、ドウブツガタダカラチノウヒクイノカモ?」と外で様子を見ていたティアから動物型にしたせいで知能も動物並みかもと話しかけているうちにキッチンの地下から物音が聞こえて)
………主って思われてないのかな
(まさか出てこないなんて思ってもおらず、さすがに落ち込めば、ちょっとマイナス思考になっていたが、名前を知らないのではとか動物型だから知能が低いのではと言われれば、確かにと納得しては、物音がしたのがキッチンの地下の氷室というのもあり、もしやと思いつつ梯子を降りて氷室に入れば「小雪?小雪ー?」と呼びかけながら小雪を探して)
カリカリカリカリカリ・・・
(相手が氷室の中に入ると折れて床に落ちた氷柱をまるで人参のようにカリカリと食べている小雪の姿を発見すれば『こいつ、氷柱食ってるぞ?』と氷室の中が気に入ったのか、小雪は動こうとせず、部屋の温度が上がると自動的に魔法で氷を作って『氷室の番犬ならぬ番兎だな、主人』とこれはこれで楽で良いのでは?と首を傾げて)
びっくりした
てっきり冬用の食べ物でも食べているのかと
(食べ物ではなく氷柱を食べている小雪にホッとして息を吐き出せば、これなら氷室の温度が一定に保たれるなぁと思いながらも、小雪を抱き上げて「小雪、名前は小雪だよー」となんとして名前を覚えさせようとしており)
『おい、そいつばかりじゃなくて我の事も可愛がるのだ』
(相手が雪兎ばかり可愛がるのを見て人型のオルレアは相手に抱きつき甘えるように尻尾を振ってじゃれつきはじめると「カゼヒクカラ、デトイデー?」と氷室の中の様子までは見えない為、外から心配そうな声で声をかけると何とか小雪は自分の事を小雪と理解したのかこくりこくりと相手の顔を見て頷いて見せて)
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