虚の巨人 2022-04-03 08:00:59 |
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2、3時間以内なら身体小さいままだからお風呂も入れるしカザンバイも観光出来るけど、三時間後は元の大きさに戻っちゃうからその時間以内なら大丈夫でしょ?
(核が剥き出しになったとしても先祖返りですっていえば特に問題視されないだろうと話しながら今からお昼過ぎまでの間は小さい姿で居られると言えばカザンバイの門を通りオーガの集落に入れば前回とは違いカイヨウからの観光客がいる為、半魚人やマシラビトなどの姿も数は少ないがちらほら見かけるようになり、集落を護る警備隊のオーガ族の肩に妖精が乗ってる姿も見えれば「ママ、ビリリいっぱい!!」とエトワールがデイジーと同じ妖精がいっぱいいる為指差しながらはしゃいでいて)
そっか、なら先にお風呂入ってガラス細工を見に行った後に、可能なら桜達のいる場所に行ってみましょうか。
(今から昼頃となると長いようで短い時間の為、お風呂も満喫は出来ないかもだが、母親であるティアと入れる事が大切だし、お土産としてガラス細工を見てまわり、その後にカザンバイ近くで妖精達が繁栄していると聞いている為、近くに浮いている妖精達に聞いて行ける時間があれば行ってみようと言うと、エトワールにそうねと笑い。
以前は鎖国状態に近かったが、ヨアケとムラサメ様が結婚した事で海を渡れるようになった事から国にいる種族が増えれば、栄えるようになるだろうし良い事だなと笑っては、ひとまず温泉に向けて看板を見ながら歩いていって)
うん、分かった
(コスモスの提案に頷きまずは温泉へ向かおうとすれば「オーガ族には大きい人が多いから私でもさほど目立たないのだな?」と現在のティアの姿はマシラビトやエルフからしてみればかなり大きい方だがオーガ族から見ればさほど大きさに違いがない為特に目立つ事もないんだなと呟いていると温泉施設へ辿り着けばカザンバイでは温泉に入る事は誰でも無料らしくそのまま脱衣所で服を脱ぐと浴室は全て露天風呂となっており「コスモス、花湯、にごり湯、果実湯、砂風呂、泥風呂、滝湯、温泉にも色々種類があるみたいだぞ?」とコスモス達が住んでる家の風呂も温泉から引いてきた物だがカザンバイの温泉は多種多様ありどれから入ろうかと悩んでいて)
そうね、オーガ族の人も大柄というか体つきとかがっちりした人も多いからティアでもあまり目立ったりはしないわね。
(街に着き、周りを見渡せば、確かに他種族の者たちも居るのは見えるが、圧倒的に多いのはやはりオーガ族になる訳なのだが、そのオーガ族は女性でも自分達マシラビトやエルフといった種族に比べればかなり大柄と言うか体つきが筋肉質だったり背が高い等ある為、ティアが小さくなったサイズでも他の街に比べればそんなに目立たないと頷いて。温泉に着けばどれも気になるが、時間制限もあるし、それならと「なら、初めは花湯にしてみない?」とティアに提案して)
ん、分かった、エトワールちゃん、お花の湯に浸かろうねー?
(花湯なる花びらが湯船に浮いた温泉に入ると多種多様の花の良い匂いがして「あぃー?おはなー?」とエトワールがティアに抱っこされながらバシャバシャと浮いた花びらが湯船の外に出てしまうのを見て楽しそうにきゃっきゃっ笑っていれば「・・・なるほど、花びらが流れ出てしまったら妖精が補充してくれるのか」と花湯の頭上から妖精達が花びらが舞いているのを見て定期的に花びらが補充されているようでいて)
あら、本当ね。
流石にああやって定期補充は無理でも、森を散策して花を集めたらうちでも真似は出来そうね。
(色とりどりの花びらと種類が沢山あるからか、良い匂いのするお風呂に身も心もリラックス状態になり、エトワールが楽しげに出ていく花びらを見ていれば、それを補充するように妖精達が花びらをお風呂に入れているため、花びらが尽きないのかと納得出来れば、ここまでは無理でも、花を使って花湯もどきは出来るかもと少し笑い)
[フゥフゥフゥ、お客様、カザンバイの温泉は初めて?この花湯で使ってる花びらはこの島にしか咲いてない花を使ってるから気に入ったら売店で買っていってね?]
(花びらを補充していた緑色の妖精がコスモスの話を聞いてここの温泉の売店にはこの島で咲く花びらを加工して入浴剤として瓶詰めした物を売っているとオススメすればもちろん、瓶詰め用の瓶もカザンバイで作られた綺麗な瓶なので使い終わった後も使えるからお得と説明すれば[他にも売店にはオーガ殺しの強い酒や温泉饅頭、温泉たまごなんかも名物よ、ガラス工房程置いてる種類はないけどガラス細工もいくつか取り扱ってるから良かったら買っていってね?]と商売根性たくましいのか笑顔で接客すれば緑の妖精は別の温泉へ飛んで行こうとしていて)
色々と売ってるのね…。
皆のお土産に良さそう。
あ、ねぇ待って。緑の妖精さん、私今の妖精女王と面識があるの、会いに行けたらって思っているんだけど、場所って教えて貰えるのかしら?
まだこの街に居る予定だから先に妖精女王に「コスモス」って言う黒髪のマシラビトが会いたがって居るって伝言を先にしても良いから。
(この街特有のお土産になりそうなものは、この花湯に使われている花びら達もガラスの容器に入れて売店にて売っていると聞けば、皆のお土産に良さそうと笑い、飛び去ろうとする緑の妖精を呼び止めれば、今の妖精女王である桜に会いたいと思い、場所を問いかけるが妖精達は自分の事なんて知らないから不安や不審に思うだろうし、まだこの街に居るからその間に妖精女王に自分が会いたがって居ると伝え、女王自信が場所を教えても良いとなれば安心するだろうと思い、そう言って)
[女王様のお友達?妖精の国ならこの集落から西へまっすぐジャングルを抜ければヨウガンバラの花畑があるんだけどその花畑の中心に大きな木が一本生えてるからすぐに分かると思うわよ?]
(緑の妖精さんはコスモスの話を聞いて今の妖精女王には黒髪のマシラビトが知り合いである事は知っていたのかすんなりと教えてくれるの花湯の中から溶岩の様に真っ赤な薔薇の花びらを一枚拾うとコスモスの手のひらに乗せてこの花びらと同じ花が咲いてる花畑だと伝えれば[ただし、ジャングルは危険がいっぱいで迷いやすい天然の迷路になってるし、ヨウガンバラの棘に刺さると火傷のような傷になるから私達のように飛んで木に近づかなきゃダメだよー?]と妖精の国へ行く為の注意点を伝えた後で緑の妖精さんは他にも仕事があるらしく他の湯に行ってしまうと「巨人の私なら迷う事なくジャングル抜けれるし花畑は浮いて入れば問題ない」とティアが話を聞いて呟くと「あいー!!」とエトワールは緑の妖精の後が気になるのか浮きながらついて行ってしまって)
その方が1番無難よね。
にしても、渋られるかと思ったけどすんなり話してくれて助かったわ。
(緑の妖精はすんなりと妖精達の国の場所を教えてくれれば、ティアの呟きにそれが1番安全だし魔力と体力が温存できる方法だろうなと頷いては。ふよふよとエトワールが妖精について行けば「エトワールー?そんなに遠くに行ったら駄目だからその辺までにしてねー?」と温泉の種類は沢山あり、場所も広い為自分達の目が届く距離にいて欲しいためそんなに動かないようにと注意をして)
あいっ!!
(エトワールはコスモスの注意に手を振りながら返事をするとそのままざぼんと近くの湯船に浸かり始めるとそこは泥風呂と書かれておりエトワールは顔から頭までどろんこになって真っ黒になってしまうときゃっきゃっと泥遊びが楽しいのかバシャバシャとはしゃいでいれば[フゥフゥフゥ、この泥風呂は美肌効果があるから洗い落とすとお肌モチモチのすべすべになるよー?洗い流す時はあの滝湯を利用してね?]と泥を落とす時は滝湯を利用して欲しいとエトワールの保護者であるコスモスに緑の妖精は伝えて)
あら、じゃあエトワールは更にもちもちスベスベ肌になるのね…。
エトワール、泥遊び?が終わったらあそこの滝湯で泥を落としてから他のお湯に入るのよ?
(ただでさえももちもちすべすべのエトワールが泥湯に入り、妖精からこんな効果があると聞けば、じゃあ更にもちすべ肌になるのかと笑った後エトワールに赤子は泥んことか好きよねと思いながらも、終わったら他のお湯に入る前に滝湯で泥を落としてから他のお湯に入る事と注意をして)
あいっ!!
(エトワールはコスモスに教えられた通りに泥だらけで滝湯へ向かうと「あぃー?」とエトワールは滝湯を眺めながら少し考え事したあと滝の下へは行かず滝の上へ浮いていけばそのまま滝の流れに身を任せて滑り台のように落ちてしまえばきゃっきゃっと笑いながら繰り返し滝湯滑りで遊んでいると「うおっ!?いつからこの滝湯は赤ん坊が流れ落ちるようになったのだ?」とエトワールはオーガ族の女性の頭の上に乗っかってしまえばエトワールは肩車される形で「あいっ!!」とオーガ族の女性に元気に挨拶をしていて)
えっ!?
す、すみません!エトワール!
こっちにおいで。本当にすみません。
(ティアと久しぶりの親子旅行なのとエトワールは赤子と言っても頭は良いし、言っている事を理解しては、周りを見て真似をしたりとその使い道なんかをきちんと理解している子だと思っていた為、ティアと会話に花を咲かせていれば、オーガ族の女性と思われる人物が赤子と言った為、まさかと思って、そちらを見れば、やっぱりと言っていいべきか見知らぬ女性に肩車状態のエトワールが目に入り、どうやってああなったのかと思いつつも花湯から出て、滝湯へと足を進めれば、すみませんとオーガ族の女性に謝り、エトワールにおいでと手を広げて)
赤ん坊よ、落ちないように角をしっかり掴んでおくのだぞ?・・・おや?誰かと思ったらカノン姉様の友人のコスモス殿ではないか?久し振りだな!!
(エトワールが肩車されていると落ちないようにオーガ族の額に生えた二本角をしっかり掴むように言えば肩車した状態でコスモスの前に立つと以前、カザンバイに来た時に会ったカノンの妹、警備隊長のランスであり豪快に大笑いしながら「わっはっはっは、可愛くて元気な赤ん坊だが少々おてんばさんのようだな」と肩車していたエトワールをコスモスに抱かせると「そういえば我が国とカイヨウが友好的になり船で大陸へ渡る事が出来るようになったからこの前、ドラグニルのカノン姉様に会ってきたぞ?話を聞けばコスモス殿が獣神様と海神様の縁結びをしたとか?それに妖精女王は貴女の使い魔らしいな?おかげで我が国が豊かになった感謝する」とランスはオーガ族を代表してコスモスにお礼を述べて)
そ、そうかしら…。
あれは成り行きでそうなっただけで、お礼を言われる程じゃないのだけれど…。
妖精女王に関しては、彼女が決めた事だから何と言っていいのか…。
(肩車してくれていたのは以前、カザンバイが鎖国状態だった時に街の案内を買って出てくれていたランスなのに、気づけば久しぶりと挨拶を返しつつも、エトワールがごめんなさいねと申し訳なさそうにしながら謝り、エトワールを受け取って抱っこし。それからこの国の発展は自分のおかげと言われれば、ヨアケとムラサメ様を引き合わせたのは確かに自分だが、あれはムラサメ様に何とかして貰おうとしてだし、妖精女王に関しては桜自身がここが住みやすいと決めた事なので、自分はそんな大して関わっていないし、お礼を言われる程では無いと苦笑して首を横に振り)
そうなのか?まぁ使い魔の功績は主人の功績でもあるはずだ・・・あ、それと私もあれから色々あってコクウ殿に魔女連盟に加入させて貰ったぞ?またドラグニルで顔を合わせる事もあるかもしれないからな、その時はよろしく頼む
(コスモスの言葉に首を傾げた後で思い出したようににっこりとランスも魔女連盟に加入した事を伝えれば「カノン姉様は魔砲使いと呼ばれてるらしいから私は魔槍使いと呼ぶべきだな?カノン姉様を倒したと聞くからまた私も是非手合わせ願いたい」とランスは魔法道具の一つである魔槍と呼ばれる武器を使いこなすらしくコスモスに嬉しそうにいつか手合わせをとお願いすれば「これから私は狩猟へ行くからまた今度会おう、カザンバイの案内が出来なくてすまないが観光を是非楽しんでくれ」とランスは手を振って先に風呂から上がるとエトワールも「ばいばい」と手を振りかえしていて)
(/ 突然ですが、背後より失礼致します。
以前のようなロルもなく本体様が改善してくれたのは重々承知なのですが、自分の中で何か違う、相性がなんか合わない。と思うようになってしまいまして。
これは本体様が悪いとかではなく私個人の感覚によるものなので本体様は一切悪くなく、むしろ私が一方通行的に思っているので、私が悪いのですが、このご縁を無かったことにして頂きたく存じます。
期間にして4ヶ月、しかもサブキャラにイベントを練ってもらったりと本体様に頼りっぱなしでもたれかかっている状態である私がこんな事を言うべきでは無いと重々承知理解しておりますし、ロルの改善までして貰ったのに誠に申し訳ございません。
これまで頼りきりだった中、一方通行的にこんな事を申し出て心の底から謝罪しかありませんが、このままだと無言失踪や放置をしそうだと思った為、このような形で連絡をさせて頂きました。
これまで本当にありがとうございました。
こちらの設定は素晴らしい設定ですが、ここだと私とのやり取りも長くあるので、新しくトピを立てて、より良い御相手様が見つかる事を願っております。
本体様が良いご縁に恵まれる事をお祈りさせて頂きます。)
(/いえいえ、こちらこそ長期間のお相手して頂き物凄く感謝しております。今までこんなに長期間お相手して頂けた事は無かったので本体は本当にとても楽しかったです。ここはあくまでコスモスという魔女とティアという巨人の物語なので新しくお相手様を募集するつもりはございません。このまま終わらせたいと思います。本当に長期間のお相手ありがとうございました)
魔女と巨人はこれからも、とても長い時間を共に使い魔や家族と共に過ごしてきました。
それは魔女にとっても巨人にとってもかけがえのない幸福な時間だったと思います。
でも、時の流れは残酷で魔女は歳を取り身体が弱りそして最後は愛する巨人の母と娘、長年使えた使い魔達や大勢の弟子に看取られて笑顔で亡くなりました。
それからというものの、巨人は毎年、魔女の命日になると彼女のお墓に花束を贈るようになりました。
巨人の身体が動かなくなるその時まで、巨人は魔女の事を絶対に忘れないように、彼女の名前と同じコスモスの花束を贈り続けました。
おしまい。
(/すみません。最初から物語の最後はこうすると前々から考えていたのでこれだけ置かせてもらいます。本当にお相手ありがとうございました。)
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