/ 花里 2022-04-01 23:34:15 ID:8f32ad0ff |
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学校をズル休みしたあの日、私の全てが変わった。
「あーあ、学校行きたくないな。」
(運動会でのミスで学校に行くのが怖く、ズル休みをしたため家で特にすることもなくただただ落ち込んでいた。
心の中は雨が降っているように暗く、重たい何かがのしかかっていた。いつもそうだ、頑張っても、頑張っても、悪いことばかり。私が頑張ってもダメなのかな、とより暗い考えになる。
その時、突然聞こえてきた真っ直ぐな声に驚く。つけっぱなしになっていたテレビに映る同い年くらいの貴女は、緊張してるようにも見えたが、緊張などしていないと思うような入りで歌いだす。真っ直ぐで素直なその歌声を聞いていると、いつの間にか暗い気持ちも晴れ、一瞬また暗くなりつつも、頑張ろう!と思えていた。
貴女の言葉を胸に、)
「私は、遥ちゃんのようなアイドルになる!」
(そう、絶対に諦めないと、心に決めた。)
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