2022-03-27 15:34:30 |
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米津玄師さんの「月を見ていた」、聴く文学ってかんじだ…
物語の舞台から主人公の姿に光を当てて、心に秘めた想いを浮かび上がらせるような演出がすごく美しくて魂を揺さぶられました。イントロなしで息を吸う音から始まるのもいいなぁ。Aメロからサビへ進行してゆくなかでドラマティックな盛り上がり方をしていってて気持ちが盛り上がるんだけど、曲の水底は揺るがず静謐な印象を受ける。心地好い静けさ。
そして、チェロ!!「行間を読む」の行間!!聴き手の想像力を掻き立てるような得も言われぬ音色…深い祈りのようなニュアンスを感じるけれど、たぶん聴くひとによって受け取り方が異なってきそう。
この曲のなかでとても心に響いた歌詞があるんだけど、あえてここには書きません。言わなくても、勘のいいきみなら掬い取ってくれそうな気がするから。
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