夢の1着を目指して〆

[サイレンススズカ]

そうですけど、そんな素直に言えませんから……もっ、もっと撫でてください…
(自分から撫でて欲しいだなんて恥ずかしい事言えるわけないと絵を逸らして頬を真っ赤にしながら言うも、撫でられる気持ちよさに負けてついには自分からもっとして欲しいと言ってしまい)

[福丸透]

うん、わかったよ……ママ…やっぱりちょっと恥ずかしいかも…楽しいけどさ…
(手を引かれれば雰囲気出すためにフラッシュのことをママと呼んでみるも、年下の彼女にママと言うなんてなんだか特殊なプレイみたいだなと珍しく顔を赤くして照れるも止める気は無く)

【小鳥遊雄太】

はは、また甘えん坊なスズカが出てきたな。まあ、これぐらいはお安い御用だけどさ…
(最初はわしゃわしゃと少しだけ乱暴に撫で回していたが、次第に相手の綺麗で長い髪を労わるような優しい手つきへと変わっていき、甘えん坊だなんて茶化しながらもしばらく相手の髪の感触を楽しんでいて)

【エイシンフラッシュ】

呼び方まで変えるのですか？であれば、私からもトレーナーさんではない別の呼び方を模索するべきでしょうか？そこら辺を曖昧にしてしまうと設定に矛盾や齟齬が生まれかねません
(あくまでも母親のように振る舞うというだけで、呼び方を変えるとは思っていなかったため、少しだけ戸惑うがすぐに相手の呼び方も変えるべきかと思い直して尋ね、そこまでやるからには設定もしっかり詰めるべきではないかと真面目さ故に真剣に考え込んで)

[サイレンススズカ]

私は甘えん坊じゃありませんよ？……トレーナーさんだけですからね、こんな姿見せるの…
(優しい手付きで撫でられればドキッとしてしまい、こうやって甘えるのはトレーナーだけだと無自覚に相手へとアピールしてしまい)

[福丸透]

じゃあ…俺の事下の名前で呼ぶ？透ってさ…多分トレーナーのこと下の名前で呼ぶウマ娘なんて居ないと思うけど
(それならばと自分のことを下の名前かつ呼び捨てで呼んでみてはどうかと提案してみるが、そんな関係見たことも聞いたこともないのでドキドキして)

【小鳥遊雄太】

はは、そりゃとんでもない殺し文句だな。まさか担当ウマ娘に口説かれるなんて思ってもみなかったよ…なんてな？…さて、そろそろ下に降りるかね…帰りは走って降りるか？景色を楽しみながらゆっくり下ってもいいが、どうする？
(相手のアピールに正直心が揺れ動いたが、相手は自分の担当ウマ娘だと自分に言い聞かせて持ち直せば、そんな軽口を叩いて、ベンチから立ち上がれば走って降りるか歩いて降りるか、相手に選択を委ねて)

【エイシンフラッシュ】

名前で…なるほど将来に備えての予行演習という訳ですか…コホン、それでは透、ここからは人通りも多くなりますから手を離してはいけませんよ？
(将来仮に結婚すれば名前で呼ぶこともあるかもしれない、とそんな風に考えれば小さく独り言のようにポツリと呟き、人通りの多い商店街へと差し掛かれば咳払いをしてから相手の名前を呼び、子供でなくてもはぐれたら大変だからと繋いだ手にほんの少しだけ力を込め相手を振り返って)

[サイレンススズカ]

せっかくなら走って降りようかと思います、スピードにも慣れておきたいので
(即答で走って降りると言えば、ある程度のスピードにも対応できるように体を慣らしたいと少し準備運動をしてそう告げ)

[福丸透]

すっごい人だね…わっとと…
(手を引っ張られながら商店街を進むも、ちょうど人混みの多い時間帯のせいか何回か人にぶつかったりして次第にフラッシュの手を離しそうになってしまい)

【小鳥遊雄太】

スズカならそう来ると思ってたよ。それじゃ行くぞ、下りは見た目以上に足に負担がかかるからそこだけ気をつけてくれ
(走ることが人一倍好きな相手のこと、そう答えるのはなんとなくわかっており自分は自転車へと跨って、下りはスピードが乗る分足にかかる負担は大きくなるため、その点は気をつけるよう注意をしておき)

【エイシンフラッシュ】

もう、周りをちゃんと見て歩かないといけませんよ。危ないですし、他の方の迷惑にもなりますから
(離れそうになった手を握り直し、足を一旦止めると相手を正面から真っ直ぐに見据えると厳しくも優しく諭すように、まるで本当の母親のように相手に言い聞かせて)

[サイレンススズカ]

分かりました、それでは行きますね……あれ…
(トレーナーの指示受けて坂を降り始めてだんだんとスピードが出てくると、足には普段が感じられないが脳裏に天皇賞の光景がフラッシュバックしてスピードを抑えようとするも足が止められなくなって)

[福丸透]

ごめんねママ。じゃあもっと強く握って欲しい
(自分の年齢を忘れて幼児退行にも見えるけど素直にフラッシュの言うこと聞いて、それならもっと強く握って離さないでとお願いして(

【小鳥遊雄太】

っ…マズい…！スズカ……！ぐはっ………
(下り坂とはいえ、流石にスピードが出過ぎていて、しかもそれが相手の意思に反するものだと直感的に感じれば自転車を思いっきり漕いで先回りをして自転車降りれば相手の前に立ちはだかって止めようとするが、スピードの乗ったウマ娘を生身で止められるはずもなく弾き飛ばされるように倒れ、坂を少しだけ転がって)

【エイシンフラッシュ】

はい、素直でよろしいです。それでは買い物をいたしましょう、肉じゃがに必要な材料は…ふむ、こんなところでしょうか。まずは野菜のコーナーへ行きますよ
(言い訳など一切なく素直に謝罪をしてきた相手の頭へと手を伸ばせば、その潔さと素直さを撫で回して褒めてやり、目的地であるスーパーへと到着すれば2人分の肉じゃがを作るために必要な材料の分量をシミュレーションして、それを手帳へと書き込んでから再び相手をリードするようにまずは野菜の売っているコーナーへと足を運び)

[サイレンススズカ]

ト、トレーナーさん！？今助けますからね…ってうわっ！？
(自分がトレーナーをはねてしまったことに焦燥して、助けるために止まろうとするも勢い殺せずそのまま道の雑木林に突っ込んでしまうが無事？失速はできて)

[福丸透]

ママ、たくさん野菜あるね。どの野菜がいいか選ぶのママ得意そうだな
(人前でも平気でフラッシュの事をママと呼ぶので何人か2度見するが特に気にせず、フラッシュの性格から1番質のいい野菜を選ぶのは得意そうだと期待の眼差しを向けて)

【小鳥遊雄太】

いてて…スズカ、無事か…
(擦り傷だらけの状態でヨロヨロとなんとか立ち上がり、雑木林に勢いよく突っ込んでいった相手に向けて安否を確かめるように中へと呼びかけて)

【エイシンフラッシュ】

そうですね、目利きのコツはある程度は理解しているつもりです…まずはじゃがいもですね。いいですかじゃがいもはこのように表面のデコボコが少なくてふっくらしたものを選ぶのですよ、これだというものを残り2コ選んでみましょうか
(既に周りの目を気にしても仕方のない状況にあることは自覚しているため、好奇の目線は敢えて無視して相変わらず子供へと語りかけるように目利きのコツをわかりやすく説明しては、自分が選んだものを一個お手本として見せては相手にトライさせてみることにして)

[サイレンススズカ]

ええ、なんとか…すみませんトレーナーさん…お怪我ありませんか？
(ゆっくりと雑木林の中から出てきて、怪我はないようだがあちこち擦りむいてたりしてボロボロの姿だが、それよりもトレーナーの方は大丈夫かと心配して)

[福丸透]

んー…これかな…どうママ、このじゃがいもいいかな？
(少し悩んだ末に2つのじゃがいもを手に取り、それをフラッシュに見せれば2つとも見事にでこぼこが少なく綺麗な姿をしていて)

【小鳥遊雄太】

あー…まあ、なんとかな…っ
(ひとまず無事だとアピールしようと右手を挙げようとした瞬間に痛みが走って表情を一瞬歪めたが、慌ててそれを誤魔化すように左手を挙げて平気だと告げて)

【エイシンフラッシュ】

はい、よく出来ました、上出来です。…他の野菜も同じように良いものを選ぶコツがあるのでしっかり覚えるのですよ
(こちらの言った通りにキチンと良いものをチョイスした相手を頭を撫でながら褒めて、他に必要な野菜を同様にコツなどを説明しながら購入していき「さて、材料はこれで十分ですね、それではそろそろ帰りましょうか？」必要なものが揃ったことを手元のメモと照らし合わせて確認してから、帰ろうかと促し)

[サイレンススズカ]

トレーナーさん、良ければ私の背中に乗ってください。隠してるつもりでしょうがバレバレですよ
(ゆっくりとトレーナーの方に背中を向けて腰を下ろせば、自分のせいでこうなったという責任感もあるが、トレーナーのために力になりたいと思い自分が背負って下山すると伝えて)

[福丸透]

………あっ、うん…帰ろっか
(時間帯だからか、子連れのお客さんが多く自分にもお母さんがいたらあんな風にしていたのかなとその光景を眺めていたらフラッシュの声でハッとなり、2人で手を繋いでスーパーから出るもチラチラとフラッシュの顔見たりして落ち着かない様子で)

【小鳥遊雄太】

いや…いくらなんでもそれは流石に………本当にいいのか？
(相手におんぶをしてもらうなんて申し訳ないし、何よりカッコ悪いなとそんな風に思い、最初こそ遠慮するが腕の痛みも強くなってきた為厚意に甘えようかと思い、一応もう一度再確認するように問いかけて)

【エイシンフラッシュ】

…どうかしましたか？先程から私の顔を気にしているようですが…何かついて…は、いないようですね
(手を繋いでスーパーを出るが、その間相手がチラチラこちらの事を見てきていることには気づいていて、もしかして顔に何かついているのだろうかと思い、偶然通りかかった店のショーウィンドウのガラスに映る自分の顔を見てみるが特にそうでもなさそうで、相手の行動の意図を確かめるように首を傾げ)

[サイレンススズカ]

えぇ、もちろんです…よいしょっと、ちなみにこの後どうします？車に戻るのもいいですし、トレーナーさんが辛ければこのまま病院まで直行しますよ
(快く承諾してトレーナーを背に乗せて山を降り始め、車や荷物があるから一応戻ろうかと提案するも、もしかしたらトレーナーが大きいけがをしてる可能性もあるので都市部からかなり離れているのにこのまま病院へ行くなんて心配しすぎてるあまりそんなことも提案してみて)

[福丸透]

えっとね…さっき小さい子供が自分ママに抱っこされてるの見て…ちょっとでいいからママにもしてもらいたいな…なんて
(先程子供が自分の親に抱かれてるの見て、フラッシュにもしてもらいたいとチラチラと顔を見ながら恥ずかしそうに言うも、一応今は自分の母親だが自分の方が身長も高いし荷物だってあるのでいつものマイペースさは無く、遠慮がちにそう伝えて)

【小鳥遊雄太】

いやいや…流石にそれは無茶だろ…麓まで行ったら運転…は流石に出来そうもないしタクシー呼んで病院へ行くよ。…トレーニングが中途半端になって悪いな…
(いくらなんでも自分を背負ったままここから病院へ行くなんて無茶だろうと指摘するが、自分のこの腕の状態で車の運転は危険だということは流石に理解しておりとりあえずタクシーを利用して病院へ向かうことを告げては、トレーニングを途中で切り上げざるを得ない状況になったことを謝罪して)

【エイシンフラッシュ】

ふふふ、なるほど…そういうことでしたか。透がそこまで甘えん坊だとは思いませんでした…が、私はウマ娘ですからその要望にも応えることが可能です。…よいしょっと…いかがですか？
(仮にも自分より年上のトレーナーという立場にも関わらず、まるで本物の子供のような要望をぶつけてくる相手にクスッと笑い、身体は自分の方がもちろん小さいがウマ娘である自分にかかればその程度は造作もないことだと口にすれば買い物袋を腕にかけ、相手の首後ろと膝裏に手を回し、お姫様抱っこで抱き上げると顔を覗き込むようにして感想を尋ね)

[サイレンススズカ]

いえ、むしろこんな充実したトレーニングは久しぶりでした。それよりトレーナーさんが大事ですから気にしないでください
(自分はステイヤーでは無いので正直自身はなかったのでトレーナーの提案は安堵して、謝罪に対してむしろこんなに楽しいトレーニングを用意してくれたことに感謝して、しばらくすれば無事に戻ってくることができて)

[福丸透]

えっと…なんか、恥ずかしいけど嬉しい…な
(フラッシュの首に手を回して安定するようにすれば、なんか思ってたのと違うと少し困惑するもこれはこれで嬉しいなと微笑めば、目の前の美しい顔立ちのママの姿にドキッとして)

【小鳥遊雄太】

じゃあ、スズカ悪いけどここで解散しよう、帰りはこれでタクシーでも呼ぶといい、気をつけて帰れよ。また休み明けにな…
(麓まで辿り着く頃には多分これは腕の骨が折れてるなという確信があって、相手にも寮へ帰るためのタクシー代を押し付けるように渡してやり別れを告げてはそのまま病院へと向かって)

…くっ、こんなことなら左手も扱えるようになっておくんだったな…
(休み明けの月曜日のお昼休み、学園のカフェテリアで案の定折れていた右手にはギプスを嵌めながら慣れない左手での食事に悪戦苦闘していて)

【エイシンフラッシュ】

ふふ、こんな感じでよろしかったですか？ご満足いただけたのなら良いのですが
(とりあえず及第点以上には喜んでもらえた事が反応からわかり、満足げに微笑み。こちらを見つめてくる相手と目を合わせるようにしてフッと柔らかく笑いかけると、そっと地面に下ろしてやって)

[サイレンススズカ]

トレーナーさん！？その腕…大丈夫ですか！？
(あの後トレーナーと会えなかったので容態を知らず、カフェテリアでギプスをしている彼を見れば慌てて駆け寄ってもしかして折れてるのではと心配そうに聞き)

[福丸透]

うん…ありがとう。それじゃあ帰ろっか
(まさかこんなことまでしてくれるのかと未だにドキドキしてるが、手を繋ぐことは何も思わず自然な流れで手を繋いで2人で歩き出して)

【小鳥遊雄太】

ん、ああ、これか？折れちゃいるけどそんなに痛くもないし大丈夫だ。スズカを庇った名誉の負傷だな、ははは
(平然と骨折していることを伝えるが、痛みがないのは事実であり相手を怪我させずに済んだということの方が大事だと軽い口調で言っては相手に気を遣わせないように笑ってみせて)

【エイシンフラッシュ】

こうして手を繋いで一緒に歩くと私たちは周りからどのように見られるのでしょう？…今の設定はともかくとして、少なくとも親子ではないでしょう？
(当然のように手を繋いでくる相手を受け入れながら、今日は一日親子という設定で過ごすことには一応なっているが、それはそれとして敢えて相手にそんな質問を投げかけてみて)