ユウジ 2022-03-14 02:52:51 |
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【君に声を掛けた男】
名前:夕時(ユウジ)
年齢:28
容姿:180そこそこの厚みのある体躯。艶のある金髪は肩に付かないほどの長さで、定期的に染め直している。前髪は8:2の割合で分けられ、普段はワックスで撫でつけているが何もしていないとフワフワと浮き上がってしまう。目尻は軽く釣り上がり、笑うと狐のような胡散臭さを醸し出す。その時時によって服の系統が変化する。またオーデコロンの香水を好み、基本的にシトラス系の香りを纏わせている。
性格:飄々、からかい好き。ふらふらと夜に出掛けていっては一夜の遊びを繰り返すような人間。一夜の遊びと言ってもゲーセンに遊びに行くだけだったり、部屋で語らい合うのみだったり、はたまた大人の夜の営みだったりと様々。基本的に夜に一人でいるということがない。尚声をかける人間に特に統一性はない様子。
備考:自分の家に連れ込むときは決まってひと部屋だけしか使わない。その部屋に連れ込むまでは目隠しをしているから、君が家の全貌を知ることはないだろう。
【連れ込まれる君のこと】
募集:一夜のお供に連れ込まれた創作の女の子、またはBLならネコ(受)の子。未成年の子は俺が逮捕されちゃうからナシで。
萌:割愛しよう。君が思うまま来てほしんだわ
萎:暴言/病弱/生意気/泣き虫/気弱すぎる/完璧 etc
【君が連れ込まれる部屋】
部屋:シンプルな白黒基調の部屋。およそ二十畳ほどの広さがある。南東に二人がけのソファ、それに向かうようにして置かれたガラス天板の机。下には単調な織り目の柔らかなラグが敷かれている。ソファの反対側には一人がけのちいさな丸椅子が寄せ合うようにして端に2つ。ソファから見て右手側には薄型液晶のTVを配置。北西に置かれたベッドは二人が余裕で寝転べる程度の広さはあるが、キングサイズよりやや狭い。君を連れ込むときにはまた何か変化があるかもな。
【その他のこと】
□完なり・セイチャットルール厳守(Dキス押し倒しまで)
■ロルは君に合わせるけど、相性不一致でお断りすることもある。すまんね
□一週間で一旦リセット。一週間の間でも、時間は一夜しか進まない。
■開始と終了はお知らせするな。リセット後にもう一度お話しよう、ってのは大歓迎。
□基本的には一対一でお話、ってスタンス。もし声かけてくれるなら、部屋に連れ込まれた描写+キャラ口調で来てくれると嬉しい。
■気になることがあったら聞いてな。
【ひとよのいえ 目次】
>1 俺のこと
>2 君のこと
>3 俺の部屋
>4 その他のこと
まあそういうわけで、俺に連れ込まれてくれる子居ないかなって探しに来た。ゆるく募集してるから、気軽に来てくれると嬉しいわ。
ちょっ、何、暗…っ……!
……ええと、お邪魔します で合ってるかしら…ってそれよりもどこ、誰?!
(PCと向き合い続けて数時間、時計の針は直角を指してオフィスの静けさが一層濃くなる。その中の草臥れた女性社員は今、口から泡…ではなく魂を吹かせていた。需要なクライアントとの打ち合わせの準備というある意味積極的な残業がようやく終わり、満身創痍の己の慰労タイム。帰りにコンビニでも寄ってお気にのチューハイとちょっといいおつまみでも買おう、と楽しみを先におあずけして職場を後にした。……だからこんなことになるとは思ってなかった。諸々を購入して店を出たそのまま持ち帰られるなんて。大人しく着いていってしまったのはきっと働き詰めだったのと、爪先程度の期待があったから。)
小暮 ( コグレ ) / 27歳 / 166cm / よく言えばキャリアウーマン、悪く言えば過労気味OL / 几帳面で小真面目 / 自分の専門外に関してはポンコツ / 生き物の温もりが恋しいこの頃 / 泣き上戸 / 黒髪を一つ括り、額はオープンスタイル / わずかに吊り目、右目の隣に黒子 / グレーのパンツスーツ、インナーにストライプのシャツ /
(/素敵な空間に惹かれ入室失礼します。ご検討よろしくお願いいたします…!)
はは、おねーさん相当疲れてんの?……邪魔してどうぞ、誰ってんなら君をナンパした男だぞ。
(フラフラと夜道を歩く最中、目を留めたのは目の下に覗く黒子が印象的な大人の女性。今日のターゲットは彼女と定め、きゅっと細めた目と同時に口元を緩める。この口から放たれる誘いの言葉に靡いたか、はたまた気ままに乗せた口車のお陰かどうか、己に大人しく従った彼女の目隠しを取った先は一夜の戯れに使う部屋。どうやら相当な疲労を溜めていたらしい彼女が今更ながらの疑問に目を白黒させる様子に小さく笑みを浮かべ、バタンと後ろ手で扉を閉じて。そのまま前方の彼女の掌を握ることが叶えば、その手の指を彼女の指の股へと軽く擦り合わせるようにして繋ぎ、掌の熱を分け合ったまま二人掛けの柔らかなソファへと導こうか。もう片方の腕の内側には道中に買ったのであろうビニール袋がぶらさがっていて、ガサガサと音をたてるそこからは各種の菓子類と酒の缶が僅かに透けて見えるだろう)
よ、小暮さん。来てくれて嬉しい。これから一週間よろしくな。んじゃあここで俺は引っ込むから、なんかあればまた呼んでくれ。
んぐっ…いえそうだけれど、そうじゃなくて……お名前は?
(疲れてる?と初対面にも関わらず図星を突かれ、声にならぬ音が唇の隙間から漏れる。営業としてあちこちに伺う身、内部エラーが外へ表出してしまうのは宜しいことではない。逆張りのように余裕を繕ってコミュニケーションの第一歩を踏み出そうとした、のに別方向からまたアプローチを仕掛けてくるなんてこの男…慣れている。別に手を繋いだことがない訳ではない。遠い学生時代や、最近だったらスキンシップの多い後輩にその隙間を埋められていた。しかし今宵のソレはどれとも違う感触で、だから相手の顔よりも絡められた場所を呆然と眺めてしまう。……期待通り、いやそれ以上?さっき吹いた魂はまだ彷徨ったまま、柔らかなソファへ腰掛ける。指先には恋人みたいな温もり。それにひとつ、ふたつ瞬きをしたところでシャボン玉が弾けるように意識を取り戻した。咄嗟に逸らした視線、反対の掌には自分の現実というか本性というかなんとも言えない戦利品たちが小さい袋にみっちりと。一先ず酒を呷ろう、諸般の問題はそれでなんとかなる。甘いのと辛いの、隣の彼はどちらが好みだろうか。尋ねようとして、はたと気がつく。もしかしてコレ、朝まで解放されない感じなのでは。)
…え~と、お酒、呑みませんか?そんなに無いですけど、もし良ければ。
ユウジって言う、おねーさんは?……ああ、そうだな。酔って貰ったほうが諸々都合は良いわ。
(大人しく自身へ従う相手に良い子、と告げるように微笑んで。最終的に腰を落ち着けたソファの上、名前を問う彼女へ応えるべく耳元に口を寄せ、内緒話をするような潜めた声のトーンで名を告げて。もう一度繋いだ指の腹を柔らかな掌に押し付けたなら、するりとちいさな拘束を解き。ついでとばかり逸らされた視線とともに投げ掛けられた問に一つだけ瞬きを落とすと、提げていた袋を静かに机に置いて肯定。袋の中、相手の購入品と相席する自身の購入物である酒を片手で取り出し、プルタブを開けてにっこりと笑みを象る。喉に流し込むそれは比較的甘く度数の高いもの、口の端に付いた液を行儀悪く舌で舐め取りつつ、そのまま酒の缶を相手の口元へと近付けて)
ほら、飲みなよおねーさん。間接キスしよ?
ユウジくん…さん?こっちは適当にコグレとでも。
(告げられた名前、それにどんな敬称をつけるか戸惑ってしまったのは相手の雰囲気が自分にとって新鮮だったから。その不思議さに瞳の奥を覗き込んでいるとまさか接近してきて。ふわり鼻を擽るシトラスの香りは少し強めな印象。おそらく私の顔から出ている火が嗅覚を麻痺させてしまったのだろう。それにしても耳に伝わる振動といい、ほんの少し名残惜しげな指遣いといい、これは流石に疎い自分でも分かる。きっと彼は送り狼ならぬお持ち帰り狼。ここで更に緊張を解くための飲酒は、諸手を挙げて喰われにいくようなものだ。勿論頭では理解している、けれど身体がその通りに動くかは別問題。今の私は捕食者である前に労働者の抜け殻である。今晩もこの中身はアルコールでしか満たされない、渇きは潤されない。故に煽られた呑みかけを口に含むのに躊躇はなかった。すっかり軽くなった缶の飲み口のところを噛むとカリッと高い音が部屋に響く。あぁ、全身が寂しがっている。コンビニ袋のオアシスを弄って次を取り出した。されるまま喰われるほど可愛い女ではないの。)
…ご馳走様。ちなみに私、それなりに強いから先に潰れないでね?
んー、わかった、コグレちゃんな。俺はユウジでいーよ。ははっ、いい飲みっぷり~。
(躊躇いなく飲み干された缶に視線を向け、挑戦的に勝負を挑む彼女へと軽い拍手を送る。どうやら想像していたほどおとなしいタチではないらしい。癖なのかアルミ缶を僅かに噛む仕草を見届けて空になった缶に手を伸ばし、それを机の端に避けて。次の酒への一手に続こうとばかりに自身も袋の中から一缶を取り出し、もう一度親指で蓋を起こす。先の相手の飲みっぷりを真似するように一気に口内へ半量ほどを流し込み、喉の焼ける感覚に小さく笑み。そのまま相手へと顔を近付け、その唇と触れ合う直前、缶を持っていない方の手を彼女の唇の端に伸ばし。親指の腹でその濡れた口元を拭うことが出来たなら、行儀悪く液を下で舐め取って。光を遮るほどの顔の近さはそのままに、悪戯げに目を緩め)
さて、飲み比べの勝負に勝ったらさ、コグレちゃんは何をくれんの?
(お酒に溺れていく姿を讃えられるなんて思ってもなかった。そもそもこの時間に、こんなに近い場所に温もりがある生活はいつぶりだろう。髪の毛一本程の距離にいる彼、不審者であることに変わりはないがその存在がこの夜をひどく安心させる。明日には覚める胡蝶の夢、ならば今だけは熱を重ね合いたい。優しく触れられた親指、その表面には甘いあまい液の名残り。丸ごと咥えては感触を犬歯越しに受け取る。瞳を動かすと愉快げな双眸とスパーク、上弦の月の如し口元は勝負の賭け金を尋ねた。二つの窓を閉じてこちらから差し出せるものを長考する。お菓子は既にあるしまず相手が何を欲しているか分からず、うむむ、考え物だ。少しずつ流れる時の中で、唸り声が上がったり眉間に力が入ったり終いには口を尖らせて相手の指を追い出す始末。……ようやく浮かんだ返答は夜の闇を一層深くするものか、真相は帷の向こう。)
そうね…あなたが欲しいものを一つあげるとか、どうかしら。そっちは何を?
そうだな……じゃあもし俺が勝ったら、君からキスして。コグレちゃんが勝ったら、俺からキスするから。いいだろ?
(意図的かは知らずとも自然と除けられた指に今度は遠慮なく笑い声を立てると、そのままするりと相手の頬に手を滑らせ、眼のすぐ側にある黒子をちょんちょん、と突つき。真面目な面持ちで戯れに頭を悩ませているらしく、一夜の戯れに真剣に考えを巡らす様子は少々幼くも見える。どう転んでも自身に得しかない提案を投げたなら、未だもう片手で揺らしている缶に口を付け、暗に勝負の開始を示し。相手も弱くはないようだが、酒のコントロールに関しては己のほうが上手なのではなかろうか、という些か驕った内心は隠したままに、二缶目の液を飲み干す。上下に揺れる喉仏が嚥下を示せば、次は君の番だとばかりに袋へと視線を向けて)
……ごめんなさい、すっかり眠ってしまっていたみたい。こんなになるまで呑んじゃったのも久しぶり。ありがとう…でいいのか分からないけれど……、
(夢の向こうへ行っていた旅人は、その道を引き返し現に目を覚ます。ガラスのテーブルの上には所狭しと宴の跡形、頭を支えていた腕には僅かに痺れが残っている。くぁ と気の抜けた欠伸は早朝の空気と飽和した。お酒に溺れた昨晩、相手の挑発に乗ってハイペースで缶を空けたところまではなんとなく覚えている。息と共に頬を伝う滴を拭おうとすると目元に涙の名残。本人に記憶はないが職場のぼやきや恋愛について、僅かに寂しさを漏らしていた土産である。適当な女を持ち帰ったら酔い潰れて話しまくって挙句に眠りこけるなんて彼にはきっと多大な迷惑をかけた。だから返礼は二倍で。まだ余裕だった頃交わした約束、忘れられなかったのは義理真面目な性格か胸の高鳴りによる栞か。らしくもない気恥ずかしさが狙いをずらして相手の悪戯な目尻に一つずつ口付けを。それは甘さを糊に封を閉じるような夜の終わり。どうかあなたに 唇が触れた時の震えが悟られていませんように。)
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