匿名さん 2022-03-14 00:31:01 |
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( / こっそりとですが100レスおめでとうございます!と個人的にお祝いさせてください!PL様と出会ったあの日から現在まで、落ち込んだ日など読み返して元気をもらっていたり、明人様に会うためにアクセスしていると言っても過言ではありません!
ついつい前置きが長くなってしまい。本題に戻しますね!
明人様の糖度に関してですが、今回は前回よりも甘さが増したように感じられて口許が緩みっぱなしです。最近明人様が当て馬キャラだというのを本気で忘れかけておりました。特に周防とチラッと会話できた時の明人様の返しが秀逸すぎて、明人様がヒーローなのでは?という程輝いておりました!櫻子にとって明人様は大切な親友であり、カッコいいヒーローですので!
PL様から櫻子を褒められる度にガッツポーズしていたりします。本当は歩けるが、明人様に運んでもらいたくて甘えさせました!
定番というのは魅力的ですよね。櫻子が脱衣室で入浴後の着替えの最中に他の生徒が朝風呂へ来てしまい……からの不本意の密着。密着というのはロッカー等の狭い空間で間違いないでしょうか?体勢は明人様が櫻子をガードすような所謂壁ドンをイメージしております。不本意だが櫻子を“女”として意識してしまい、ドキドキしてもらえたら本望です。入浴前に一緒に入るかどうかで一悶着させるのも賛成ですので、是非ともイチャイチャさせましょう! こちらこそ引き続きよろしくお願いし致します。 )
……うっ。明人の意地悪。確信犯め!
(痛みはないと知り安心したのも束の間、耳許で告げられた確信犯的な発言に再び肌に赤みが戻り、それは真っ赤に染上げる程で。負けず嫌いが此処でも発揮され、誤解されたくないのと対抗心から「誤解されたくないから言うが、俺に縛ったりだとかああいう趣味はないからな。そういう明人の方が女を縛って楽しむ趣味がありそうだが?」耳許でそっと囁いた後、耳朶を甘噛みしてから離れ。左手の手首に触れては紅くなった痕に口付けてから優しく撫でて。明人から言われるまですっかり忘れていたようで、普段の運動とは違う慣れない動きをした所為でまだ少し腰は痛み。歩行に支障はないのだが、休暇前のあの明るい姿で接してくれているのではないかと勘違いしてしまいそうな雰囲気に、今回は素直に甘えると上目遣いで緊張しながら返事を待ち。)
すぐに着替えるから浴室まで明人に運んでもらいたい。…ダメ、か?
( / 沢山のお付き合いありがとうございます。此方も櫻子様とのやり取りが日々の活力です。完全に此方の私事ですが、今年の春から新生活でして合間の時間にこのトピが更新されていることがとっても励みになっております。3月よりは少し更新速度が落ちますが、これからもよろしくお願い致します。
いつも明人を褒めていただいてありがたい限りです。櫻子様の優しさと機転のおかげで、なんとか救いようのないクズを回避出来ております笑
今度周防君とお話する際は、逆にしてやられてみたりとかもやってみたいですね。
ハプニングについては全くその通りです。
それでは櫻子様に甘えられてバブみが暴走してちょっと変態臭いですが、引き続きよろしくお願い致します。/蹴可 )
……なんだ、"そっちの方"が趣味なら早く言え。
( 女を縛る趣味がありそうと言われれば、物理的な方向はともかく、櫻子を自分に縛り付けている自覚から痛いところを付かれた気持ちとなって。それでも昨晩の色気はどこへやら、真っ赤でムキになって囁き返してくる櫻子は可愛らしくて吹き出せば、"縛られる方"がいいのかと弄り返す余裕ぶり。耳朶や手首への悪戯に左手で櫻子の手を絡め取り「こら、朝から煽るな。学校に行けなくなるぞ。」と意味深に笑って、右手の中指で櫻子の額を軽く弾く。そちらは7割ほど冗談ではあるが、素直に甘えて頼ってくる櫻子を見れば持ち前の面倒見の良さを見事に撃ち抜かれ、キュンキュンとなる胸に母性の方が顔を出し。ベッドの脇からシーツを引っ張り出して、赤子のおくるみの様に櫻子を手早く包もうとすれば、聖母の様な柔らかい笑みを浮かべてシーツの上から櫻子を抱きしめて。 )
……着替えなくてもいいんじゃないか、どうせこのシーツも洗濯場行きだ。
(明人の余裕綽々な姿と発言に、櫻子はムキになってしまった事を恥じるも、真面目さもあるので知識を蓄えるために何事も経験だと見方を変えてみて「縛られる経験も悪くないな。…明人の都合に合わせるから、今度俺を縛ってくれないか?」冗談ではなく真剣なのか、好奇心から期待の眼差しを向け。明人の纏う雰囲気や口調は何処となく互いに親友と呼び合っていたあの頃を彷彿とさせるようで嬉しく、破顔しており。それは額を指で弾かれようが上機嫌であり、シーツに包まれるという初めての経験に最初こそ緊張していたが、明人の柔らかい微笑みと昨日のあの態度の温度差にギャップ萌えすると櫻子も胸を撃ち抜かれてしまい。反射的に明人の背へ両腕を回し、強い力で抱き締め返しては耳許で“お願い”と先程よりも糖度高めに甘えてみせ。)
箪笥の中にサラシや着替えとか必要なものが一式入った白い袋があるから、浴室へ移動する前にそれを持ってきてくれないか?
……やっぱり趣味だろう。訓練で我慢しろ。
( 気になったのは"今度"があるのかということ。抱いた最初の理由は傷つけるため。次は口止め料代わりかは知らないが、ことある事に自分を煽る櫻子に思い知らせるため。出来うる限りに侮辱し虐めても尚、呑気に"次"の話をして笑う櫻子を見れば、自分の慰め方を知ったばかりの少年の様なものだろうかと、少々失礼な結論に辿り着き。それではそんな櫻子に対して自分が満更でもないのは……とこれ以上考えても安直な答え以外を導き出せる気もしない。今まで一度もそんな気持ちを抱いたことがなかった親友が、女だと知った瞬間そんな気持ちを抱くのは失礼で、何より思い出まで穢されるようで自分が嫌だった。そんな思考を顔に出すことはなく、素直に呆れたような表情を浮かべれば、甘い空気の欠片もない捕縛訓練を持ち出し誤魔化した。 )
( 如何せん"お願い"だとか"頼りにしている"という言葉に弱いを通り越して、特に柾・櫻子に対しては以前からチョロい程。抱きしめ返されればうっとりとした視線で櫻子の頭を撫でてから、半歩隣の箪笥にも関わらず名残惜しそうに櫻子を離し「……うん。開けるぞ?」とそれはそれは柔らかい声で確認して引き出しを引いて袋を取り出す。それを自分の着替えと重ねて「持ってて」と櫻子に持たせれば、袋ごとシーツに包まれた櫻子を横抱きにして微笑み。朝の白い光が差し込み、まだ夏の名残を感じさせる風が生温く頬を撫でる廊下へ器用に扉を開け、まだ誰もが寝静まって静かな廊下を共用の浴場へ向けて軽々と歩を進めて。時たまぎゅう、と腕の力を強めれば、驚いたような表情を向けて。最初こそ女学生たちが喜びそうな入り口だったものの、表情は純粋な驚きを含んだ真面目なもので、士官候補生らしいと言えばらしいが、全く色気のない方向へ話題がズレていき。 )
お前軽いな……明らかに投げ技とか不利だろう。そうか、筋力がない分バネで補っているのか?
(ある程度返事の内容は予想していたが、ハッキリと宣言されてしまっては何処か残念そうで「……上手く誤魔化したな。訓練は授業だけで十分だ。」不満を口にしてから可愛らしく片方の頬を膨らませて見せ、横抱きにされると途端に大人しくなりそのまま浴室へと向かって。浮遊感にはまだ慣れず、気持ちを紛らわそうと上目遣いで明人を見遣り「……女にしては俺、背が高い方だし。小柄で細身のお嬢様に比べたら重いだろう?」幼少期より兄二人から身長についてからかわれて育ったのもあり、櫻子の性格からあまり考えられないが珍しく“身長”というコンプレックスを表情から気にする素振りを見せ。
小柄で細身の女性を今までずっと羨んできた櫻子は、理想的な女性より体重が明らかに重いだろうと思い込んでおり。珍しく弱さを明人へ見せると二人分の荷物を持ちながら胸元へ顔を埋め、ぴったりくっついて。剣道以外に柔道も得意な櫻子は強さに余程自信があるのか、声には勇ましさがあり「柔道は兄妹の中で汐兄様が一番強く、こう見えて俺は聡兄様と匡兄様より強いから自信がある。もしも明人に投げ飛ばされそうになったら、先に投げ飛ばすのみだな。」その内容から全く女性らしさは感じられず色気もないが、櫻子らしい発言で。ここでは常に男で在るべきだが、明人には本当の性別を知られている。そんな彼の前で性別を偽る必要があるのか。悩むなら直接聞いた方が早いと思い行動に移して。)
……俺さ、明人には本当の性別を知られているだろう?だからその……明人の前では偽らずに女でいようと思う。口調は無理に変えずにこのままで、心は女であろうと。こんなのはやっぱり反対か?
小さく産まれていたらお前は今此処にいないだろう。
折角誰より……全く馬鹿馬鹿しい。
( やはりどこかで櫻子を同性の親友と認識しているのか、つい驚きから口にしてしまったものの、女性に目方の話をしてしまった自分の迂闊さと、珍しく覇気のない櫻子にしまったと顔を顰める。彼女が言う通り櫻子は男共の中でも劣らない優秀さと身長を持ち合わせているのに、そんな櫻子でさえ"女性は小さくか弱く守られるべき"というつまらない一般論を語るのかと思うと、姉を思い出して深いため息をついて。こういう場合は重いことを否定するのが正解だとは分かっていても、櫻子同様文武ともに優秀だったにも関わらず、身長が並だったばかりに櫻子の様な選択すら出来なかったであろう姉を思えば、櫻子の体格は寧ろ恵まれていると心底思えてしまって、『折角誰より』強くて美しく速い手足があるのに、とそれこそ姉に言うように思ったことをそのまま口にしかけ、途中でそんな評価するような関係ではないと思い出せば口を噤み。
櫻子が男でないことはとっくに知っているはずだったが、その口からはっきりと"偽る"と言われれば、悲しそうなあまりに頼りない表情と声でハッと櫻子を見て。それが櫻子を責めることになると気がつけば誤魔化すものの、脱衣所の暖簾をくぐって簀子の床に櫻子を下ろす態度は少し素っ気なくなって。そして曖昧に視線を逸らしたまま、当たり前のようにシャツを脱ごうと。 )
矢張り"柾"は偽りなのか……いや、忘れてくれ。
それは俺の決めることじゃない、ほら気をつけろ。
そっか……そうだよな。明人、ありがとう。お前と出会えて良かった。
(明人に言われる迄ずっと身長についてうじうじ悩んでいた櫻子は、見方を変えてみることに。確かにこの身長だからこそかけがえのない相手──藤堂 明人と出会えたのだから感謝すると同時に初めて身長を好きになったようで。身長についてはもう悩んでいないのか表情は晴れやかになるも、途中で止められた続きの言葉が気になるようだが聞ける空気ではなく、諦めると心に仕舞って。表情や口振りから再び自分の迂闊な発言で明人を傷つけてしまったと反省し、謝罪しようと口を開くも脱衣所へ到着となりそれ以上話せなくなって。簀子へ下ろしてもらい足を着くと注意された矢先に早速、少しよろけてふらついてしまい、シャツを脱ごうとしている明人の正面から抱きつく形で落ち着き。眼の前には、はだけたシャツの隙間からチラッと見える逞しい“男”の上半身に、自分の上半身との違いを見せ付けられた櫻子は慌てて飛び退くと再び白い肌に紅が戻り首まで紅潮させ。恥じらうように顔を逸らしては体に纏っているシーツを強く握り締めて。)
……俺は明人が戻ってきたら入浴するから、先に入ってくれ。一緒に入ったらその……気まずいだろう?
……助平。
( 自分の手の中で笑う櫻子を見ても、やはり内心ではどうせ嘘だろうと冷たい重りが胸に詰まっているようで、お礼を言われるようなこともしていないため、曖昧に笑って誤魔化す。再び気まずい雰囲気になりかけたところで、ふらついた櫻子を支えようとして一歩踏み出せば、自分の胸に櫻子が飛び込んで来たのを「大丈夫か?」と、特に気にした様子もなく顔を覗き込もうとして。凄い勢いで飛び退いた櫻子に顎先が掠ってヒヤリとして視線をあげれば、もっと凄いことをしておきながら、これしきのことで真っ赤になる櫻子にケラケラと笑って、乙女のように胸の前で手を組めば櫻子を揶揄い。非効率な提案をする?櫻子に理解不能といった表情を浮かべて近づけば、チラリと時計を見た行動自体に下心はなく。それから櫻子はシーツをがっちりと掴み隠しているつもりなのだろうが、惜しげも無く晒される脚や、臀部のまろいラインをなぞって落ちる裾は逆に目に毒で、呆れたような視線をチラチラと下に向ければ、剥いてしまおうと両手をシーツに伸ばして。 )
気まずいって……何を今更……。
あんまり長風呂していると誰か来るだろう。
あとお前、そのシーツの方が色々……アレだぞ。
……助平じゃない。相変わらず俺を揶揄って遊ぶとは
いい度胸しているな!
(櫻子本人はこの状況をどう切り抜けようか真剣に悩んでいるのだが、揶揄う余裕を見せる明人に対しついムキになってしまい。肌の紅は先程よりも色濃くなり、視線の先が主に脚へ向けられているのに気づくと羞恥心からそわそわと落ち着いていられずに。両手がシーツへ伸びるのを阻止しようと考えた策は、バスタオルを躯に巻いて何とかこの状況を堪え凌ごうというもので。持参した袋からバスタオルを取り出すとシーツの下から器用に躯へ巻き付け。バスタオルの落下を防ぐため胸元で軽く縛ると、躯に巻き付けていたシーツ外して見せ。)
俺は異性のカラダを見慣れてないから気まずいんだよ。…シーツがダメならバスタオルで我慢する。それでいいか?
人の胸に顔を押し付けておいて酷い言い草だな。
( ますますムキになって赤くなる櫻子に一瞬心外だと言うように目を見開くも、すぐ我慢できなくなって吹き出し、もはや楽しげな笑顔を隠す振りもせず楽しそうにケラケラと笑って。的外れにバスタオルを巻く櫻子に呆れたようにため息を着けば、先日つけた跡から鎖骨、肩、二の腕を早いペースでつつこうとして。 )
此処も此処も此処も、ぜーんぶ駄目だな。
再試になるぞ敷島君。
( どこをつついても自分とは違う弾力が返ってくる肌に、一瞬信じられずこんなもんかと自分をつついてみたりしながら、酷い出来のノートを貶す時の教師の真似をしておどけ。やれやれと首を竦めると、爪先で行儀悪くシーツをふわりと空に浮かせ、パシッと荒く掴み取ってタオルの上から櫻子に被せ。腕を組みながら大きめなロッカーによりかかれば、手を軽薄な様子でヒラヒラと降って。 )
分かったからお前が先に行け。
モタモタしてると本当に人が来るぞ。
それは流石に悪趣味だぞ、明人。あの教官の真似だけはやめてくれ!
(心から楽しそうに笑う明人の姿を見て心底安心したように吐息を漏らし。櫻子もつられて笑っていたが鎖骨や二の腕をつつかれる度に躯は反射的にピクピク反応示してしまい。まさか明人が苦手な教官の真似をするとは思わず口から本音が出てしまい、苦虫を噛み潰したような表情となり。促されてからやっと柱時計にて時間を確認した後、さすがにまずいと危機感募らせ。明人によって被せられたシーツを両手で掴みつつ「わかった。先にシャワー浴びてくる。」急ぎ足で浴室へ向かい。)
……早く着替えないと。
(時間を気にしつつ素早くシャワーを浴びてしっかり躯を清めてから脱衣所へ戻り。明人の様子も気になるが、其れよりも他の生徒が来てしまわないか其方の方が気になるらしく、躯に付着した水分をバスタオルにて確り吸収させてからサラシを巻いて胸を潰し。その上からシャツを着ると釦を留める作業へ慌てて移り、着替えを素早くすませようと努め。)
おーおかえり。
( 大人しく風呂に行った櫻子をやれやれと見送れば、脱衣所の入口に籐の椅子を持ってきて、門番のようにドカリと腰掛ける。櫻子の出てくるであろう扉とロッカーをはさんで向かい、扉の死角となる位置でなんとなしに水音を聞きながら櫻子を待って。櫻子の出てきた気配に自身もその場でシャツのボタンを外しながら、眠そうな声で挨拶をすれば櫻子が着替えて出てくるのを待っていて。 )
……おい、人が来たから早くしろ!
( ──ふと、櫻子と違って体を見られても問題ない身であるから、そのまま入口近くでシャツを脱ぎ終えて、ズボンのベルトを外したところで、外から聞こえて来た柔道部の喧しい声達に息を飲んで立ち上がる。1人2人であれば上手く誤魔化すつもりでいたが、朝の鍛錬後の連中を全員止めることは不可能だろう。咄嗟にロッカーの櫻子側に飛び込めば、あまりの格好に一瞬空を仰いで、かなり焦った表情を浮かべつつも冷静な口調で櫻子を向いて。)
おまっ……お前、それ間に合うか。
――えっ!? 仕方ない、明人こっちだ!
(手が濡れている所為もあり釦が六つある内の三つしか留められず、そんな状況で現実になってほしくなかった最悪の事態となり。着替え終わる自信がなく隠れる為に取り敢えず、サラシを巻いて下着を身に着けているという勝手な安心感からシャツ一枚だけでも平気そうだとそのままの姿で。慌てて制服のズボンや荷物を全てまとめ抱えては明人の腕を引き、近くの人が入りそうな大きなロッカーへ二人で隠れようと逃げ込み。櫻子の髪は短いがまだ乾ききっておらず、濡れた髪から雫が落ちると鎖骨へ着地して。石鹸の清潔感溢れる瑞々しい香りは狭いロッカー内という場所的に充満する速度が早く、長身二人が狭い空間に隠れようとしたら必然的にピッタリと肌が密着してしまうのは目に見えてわかり。)
咄嗟に明人を連れ込んでしまってすまない。彼奴らが行ってしまうまでの辛抱だ。少しの間我慢してくれないか?
クソ……誰かに見られたら言い訳できんぞ。
( 櫻子同様焦っていたため、櫻子に手を引かれるままロッカーに入ってしまったが、よく考えれば自分まで隠れる必要はなかったとこの状況に舌打ちする。ガヤガヤと騒がしくなる脱衣所に、扉を背にしていては外を伺うことも出来ず息を潜めて。幸い連中は離れたロッカーを使っているようで、静かにしていれば態々離れた端のロッカーを開ける奴はいなそうだ、と安心すると暗闇にも目が慣れてきて、ロッカーの壁に櫻子を押し付けるように手をついて密着する体勢に気がついてしまい。硬く割れた腹や、筋肉の張った長い脚なへ、身体中に密着する柔らかい感触は、精神衛生上非常に宜しくない。特に櫻子の両脚に割入っている右膝へ伝わる太ももの感触に足を引こうとするも、ベルトをしていないズボンが落ちそうになって動くに動けなくなって。気持ちを落ち着けようと深呼吸すると、充満する石鹸の香りと微かな櫻子の香りに、逆に櫻子は今まだ風呂に入ってない自分の匂いに晒されているのかと思うと頬を赤らめ、謝ろうと視線を下ろせば、至近距離の櫻子の顔と晒から覗く胸の谷間が目に入って、さり気なく上を向き視線を逸らせば恥ずかしそうな声を出して。 )
……悪い、口から息してろ。
わ、わかった。けど俺、気にしてないからな。寧ろその……明人からいつもお日様の香りがして俺は好きなんだが。
(眼前には鍛錬で鍛え上げられその結果の現れた腹筋や、櫻子が自ら何ヶ所も紅く散らした痕の残る鎖骨がドアップで目のやり場にも困り、躯がゆっくり全身熱を帯びるのがわかると羞恥で紅くなり。それ以上に狭い空間のため手を支える場所がなくどうしようか悩んでいた時、頭上から呼吸についての指示に何となく察した櫻子は全く気にしていないのか香りについて発言し。それに対して追い打ちを掛けるかのように櫻子も耳朶まで真っ赤にさせながら視線を上へ、上目遣いで見詰め。不謹慎と思いながらもこの状況は櫻子には嬉しく、明人の腰へ両腕伸ばし軽く引き寄せると更に密着させ。)
……なぁ、明人。この状況で心臓がうるさいのは俺だけか?
っ馬鹿、そんなわけないだろう……!
( 昨晩あんなことをした後風呂も入らずに寝てしまって、自分の匂いについて言及されると、性的な感情ではなく純粋に羞恥を煽られてかっと赤くなり、櫻子の額を先程より強めに指で弾き、「…ったく、」と呆れと怒りの混ざったため息をつきながら少しでも体を離そうと上半身を逸らそうとして。そこへ腰を引き寄せられてしまえば、ギョッとした表情を至近距離で向け。 )
なっ…にしてんだ!バレたら困るのはっ……いいか、落ち着け。こんな状況で平静でいられるわけないだろう。お前はそれを混同してるんだ。
……仕方ない奴だな。
( ヒソヒソと吐息だけで叱責しかけて、櫻子の上目遣いを見てしまえば一瞬言葉に詰まって。こんな場所で盛って堪るかと再び顔を背け、今の動きで更に不安定になったズボンに下半身はもう致し方ないが、とりあえず上半身だけは櫻子の肩に手を置いて引き剥がそうと。やれやれと溜息をつきながら、目線を合わせない程度に顔を向け直せば、未来では吊り橋効果とも呼ばれる現象だろうと結論づけて。子供を諭すように肩を叩いた後、そのまま優しく頤へ手を滑らせればそっと顔を近づける。あまりに身動きのできない場所であるから分かり辛いだけで、実は櫻子の言動にしっかりと怒っており、櫻子が身を任せるようであれば、ギリギリで理性を取り戻してムギュっと鼻を摘むだろう。 )
いつも冷静な明人が焦る姿は貴重だな。…あまり騒がしいと気づかれてしまうぞ?
(櫻子の発言で瞬時に紅くなる姿に内心嬉しく、口元緩ませていると再び額を攻撃されて驚いた表情になるも瞬時に笑顔となり。痛みよりも嬉しさが勝っているようで明人とは対照的に櫻子は恐ろしいほど冷静に現状を受け入れており、明人へ聴こえないくらいの声量にて「そんなわけあるんだけどな。明人の香り好きだから、願わくばずっと嗅いでいたいのに。」ひそひそ呟くと相変わらず上目遣いで見つめながら、はにかみ笑顔を向けて。)
このドキドキはきっとあれだ。恋ってやつかもしれない。だから明人の口付けは嫌いじゃなくてドキドキするのか……なんてな。俺のために怒ってくれてありがとう。
(肩に手を置かれ引き剥がされそうになっては残念そうに片方の頬を膨らませて。明人の発言から櫻子は身を案じて叱ってくれたような気がして嬉しかったのか、ドキドキするというのは半分本気でその発言の直後に御礼の言葉を伝え。肩を掴まれ引き剥がされてしまうと不思議そうに首を傾げて見せ、その手が肩から櫻子の頤へ滑るように移動され、優しく捉えられると顔が徐々に接近して来るのが至近距離から伝わり。反射的に瞼はギュッと強く閉じられ、櫻子は明人から口付けされると思い込んでいるらしくそのまま顔を上げ続け、無意識に唇舐めると唇を潤わせて。)
( / お世話になっております。明人の背後です。いつも大変お世話になっております。毎回とても楽しませて頂いており、今後も長くお互い楽しんでいければ、という前提で少し相談をさせてください。
最初に申し上げた通り当方天然さんとのお話があまり得意ではありません。性格自体が苦手というよりは、当方の想像力が乏しく、あまり突飛な行動を繰り返されると世界観に収まるように軌道修正するのが得意でないためでして、大変申し訳ないのですが萎えとさせていただいております。
櫻子様におきましては今まで、優しく真っ直ぐで素直でありながらあまり天然だと感じた点はなかったのですが、>118が少しだけ返し辛く感じておりまして……こちらの技量不足で大変申し訳ないのですが、今後について相談とキャラクター像の擦り合わせをさせてください。また、この機会にどんな些細な点でも構いませんので、明人に感じる違和感や要望などがあれば仰ってくださいませ。
>118で気になったのは、最初の慌てる明人に対して「気づかれてしまうぞ?」と突っ込む点、恋人関係でもない本人を目の前にして体臭を嗅いでいたいという趣旨の発言、あと恋という単語についてです。
今回バレると不味いのは櫻子様の方にも関わらず、明人のミスであるかのような指摘は、怒ったりドン引きするようなマイナス方面以外の反応が難しく、これからイチャイチャ、お互い意識していくという流れに軌道修正し辛く感じてしまいました。
また2人の関係間で体臭を嗅ぎたいという趣旨の発言は、素面で口に出しすのは厳しいかなと。お酒などで判断が鈍っている時間であれば良いのですが、素面で言われると少し天然っぽく感じてしまいました。
あと恋に関しては、此方のロルが抽象的で分かり辛かったことが原因です、大変申し訳ございません。>105で少し触れているのですが、現状明人は柾様との親友時代の友情を非常に大切に思っており、櫻子様との関係を恋と表現されるのは明人にとって地雷です。どうにか険悪にならない展開も考えてみたのですが、柾様との友情を信じていたからこそ傷つきでも離れられない、というのが根幹のキャラクターですので譲るのが難しい箇所となってしまいます。
あと此方は直して欲しい箇所では無いのですが、現時点での櫻子様が明人との触れ合いに前向きであることの理由やニュアンスを、背後にだけ教えていただいてもよろしいでしょうか?幾ら仲の良かった元親友といえど、恋愛感情がなければ無理やり押し倒されれば良い感情はないかなと少し疑問でして……漠然とした質問ですみません。
これは今後の展開についての擦り合わせにもなるのですが、秋の夜会へ向けて、表面上は笑っていてもどこかぎこちなく、今までと少し違う相手への感情に戸惑っているという状態での夏の〆を想定していたため、険悪な展開は避けたく考えております。そして秋の夜会を通して、どちらか、または双方が相手への気持ちを自覚するというイメージでしたが、背後様はどのようにお考えでしょうか。同じ方向へ向かっているのであれば良いのですが、なにか齟齬がありましたら擦り合わせたいので教えてくださいませ!
長文かつ、こちらばかりお願いをしているようで大変申し訳ございません。お互い楽しくやり取りするのが何より優先だと考えておりますので、指摘するほどではないけれどというレベルでも結構です、明人への違和感や質問などがあればぜひ仰ってください。 )
( / 返信が遅くなり申し訳ありません。こちらこそいつも共々大変お世話になっております。
PL様の考えている萎えの“天然要素”を改めて把握致しました。今後の参考にし、気をつけたいと思います。ご指摘から察しまして>118の内容が如何にPL様を困らせていたかと弁解の余地もございません。当方から明人様に感じる違和感や要望などは今の所特にありませんが、本当の性別が判明されてから色々とありましたが柾(櫻子)に対する明人様の今の気持ち。多分まだ完全に親友と呼んでいた頃には戻れていないと思いますが、PL様の中でどれくらい気持ちが戻っているか気になりまして聞いても大丈夫でしょうか。うまく説明できず、申し訳ございません。
>118でPL様が気になった点について改めて見直しました。うまく言葉に表しにくいのですが、このサイトでここまで長く続いた経験がほとんどなく優しいPL様でしたので続くに連れてやり取りがとても楽しいと感じられ、一方的に気持ちが強くなり想像を超えてありもしない突飛な行動に移してしまったのかも知れません。そういう悪い癖が>118で謙虚に見られた気がしました。PL様からこうやってご指摘がなければこのまま気付くことがなかったと思うので、こうして場を設けてくださりありがとうございました。今後はこのような事がないように行動や発言には十分気をつけ、一度冷静になり最終チェックして大丈夫そうだったら投稿するように気をつけます。
現時点での櫻子が明人様との触れ合いに前向きであることの理由やニュアンスについて。
PL様の仰るとおり、普通でしたら幾ら仲の良かった元親友といえど、恋愛感情がなければ無理やり押し倒されれば良い感情はないと疑問に思うのは当たり前だと思います。
櫻子は親友と呼べる人が今までいなく、明人様と知り合って切磋琢磨していく内に彼が家族以外で初めて性別関係なくかけがえのない存在となる。しかし性別を偽って騙していたのがバレてしまい、深く傷つけてしまった。自業自得なのですがかけがえのない存在の明人様に嫌われたくないという強い気持ちから無理矢理の行為に至っても嫌いになれずに受け入れてしまい。明人様から冷たくされてもまたあの頃に戻れるようにと堪えて、前向きに捉えたり。説明が下手で申し訳ありませんが、理由はこんな感じになります。
今後の展開についての擦り合わせについてはPL様と同じイメージでしたので食い違いはなく、同じ方向へ向かっております。
この度は大変ご迷惑をお掛け致しました。
当方もPL様と同様にお互い楽しくやり取りするのが何より優先だと考えております。心機一転、当方が>117の返信を改めて投稿するというのを一つの意見として考えましたが、PL様のご意向をお聞かせください! )
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