光梨 2022-03-09 19:01:29 |
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「神経質かな?御剣がとっても大切にしている車だから、ぼくも大切にしたいなって。欠かせない仕事道具でもあるしね。お前は仕事に誰より誇りを持ってるだろ?だからさ。
う、うん。そうだ。乗っけてもらうだけなんだよな。ありがとう。
いやあ、食事に連れてってもらえる上に車まで出してもらって。甘えっぱなしだ」
(一人で大騒ぎしていたこちらに対して気を遣ってくれたのか、心身共に不潔なことを人並み以上に嫌っているであろう御剣の思いの外寛大な言葉に軽く驚いて平常心に戻り。凜とした彼の声に微かな優しさがまぶされている気がして勇気付けられ、穏やかな気分で感謝と敬意を音声にして受け答えを終え深く長い深呼吸を一度したあと、意を決したように真剣な面持ちで一つひとつの本音を宝物でも見せるように慎重に語り)
「……わかった。正直に話すよ。ぼくは、お前と一緒にいたい。このまま帰ってほしくないんだ。
突然会いに来てくれたことにも、すごく久しぶりに御剣とゆっくり一緒に過ごせることにも浮かれすぎてるから調子っぱずれなのかも。あっ、もちろんお前の車に乗れることにも感激してるよ。
ただ、ちょっと緊張もしてる。離れていた時間が長かったから何を話そうかな、どんな話をすれば喜んでもらえるんだろうって。不思議だよな。ぼくにとっては一番の親友、なのに何も知らない……だなんて。だから、今日はたくさん教えてほしい。お前のこと」
(親友を敬愛する感情とはまた別に熱く重い塊のような形容しがたい気持ちを持て余していながら歯切れ悪くも絞り出した体裁のいい肩書きと、今現在の彼を「何も知らない」事実という、自らが発した二つの言葉で心臓を切り裂かれるような痛みを覚え。幾重もの頑強な鎖で巻き付けられた、心の前に立ちふさがる赤く一際大きな錠前を庇うようにして胸の前で両腕を抱き、自嘲気味な笑いを浮かべて小さく俯き。しばらく羞恥と御剣の眼差しと向き合う恐怖から顔を上げることができず、視線を足下に彷徨わせていたがなけなしの勇気を全て持ち出して彼へ出発の合図とばかりに微笑みかけ、笑顔の中に愛情をそっと忍ばせて差し出し)
「考えてみれば、今日に限らずこれから御剣を知る機会はいくらだってあるんだよな。そのことが嬉しくてたまらないんだ。誘ってくれてありがとう。
心配かけたね、ぼくがぐずぐずしたせいで寒い思いさせてごめんよ。お前が手伝ってくれたから心の準備もばっちりだ。さあ、出掛けよう」
(ゆっくり、そして深く呼吸をした後に語られる彼の心の内。それはずっと懸念し続けていた"迷惑だったのではなかろうか"という類の心配をキレイさっぱり吹き飛ばす内容で、これを話している彼は先程とは打って変わって誤魔化しても嘘をついているようにも見えなかった。語られる言葉一つ一つがどれほど御剣に友人として誠実に接しようとしてくれているのか…そして興味を寄せてくれているのかが重く沁みて今度は御剣の思考が乱れる番だった。聞けば聞くほど鼓動が早くなって頬が緩みそうになっていく。なぜ、彼の言葉がこんなにも嬉しいと思うのだろうか…他の者にこのように言われても私はこの感情を覚えるのだろうか。疑問や形容し難い感情が次々と浮かんでは消えて言葉を詰まらせ自分自身でもこの感情に困惑してしまう。はたまた困ったように彼の言葉の合間に「…そうか」などと曖昧な相槌を打ちながら、ぼんやりと懸命に話す彼を見つめていた。聞き終えた後も感情の整理や彼の言葉を呑み込むのに幾分か時間がかかった。いや、正直なところ呑み込みきれていない…嬉しい半面、何かモヤがかかっているような、引っかかっている感じがしてすんなりと彼の言葉を受け取れていなかった、その理由すらわからなくてモヤモヤしているというのに、対する彼は踏ん切りがついたようで眩しい笑顔を向けている。…眩しい…そう感じる心なしかキラキラしている笑顔に胸がキュウっと締められるような感覚に襲われながら出発を促されてハッとして、自分も運転席に乗り込みながら)
「…っ…!あ、ああ…行こうか。乗ってくれたまえ」
いつも楽しいやりとりをありがとうございます。ご連絡したいことがあってあがりました。
はじまったばかりですし誤解を与えてしまいそうで言い出しにくかったのですが、これからのお返事は暫くゆっくりめになりそうです。健康ですし深刻な事情があるわけではないのですが。早く調子を取り戻せるよう頑張りますので。
もちろん光梨様とのやりとりとは関係のない理由ですし、時間をできるだけやりくりしてお返事いたしますので気長にお待ちいただけたらありがたいです。
どうも私、意図せずして全てにおいて展開任せになってしまっている気がします。大変申し訳ございません。
もし進めにくいと思っていらっしゃるなら、具体的な改善点をいただきたいです。自分では打開策が思い浮かばず……
恋愛面も自分からサイコ・ロックを打ち砕く流れにしていこうとは考えているのですが、打ち明けるタイミングは早い方がいいのかどうか。今後の展開を細かく打ち合わせるのは野暮かと悩んだのですがお手を煩わせていないか気になり、お伺いをたてました。私はこのままの関係でも楽しいですが。
光梨様も何かお気づきの点がありましたらおっしゃってくださいね。
>22
「ありがとう、よろしくお願いするよ」
(これから一緒に行く場所とどうすれば彼と共に楽しめるかをあれこれと想像して胸を高鳴らせながら、御剣に続いて助手席に乗り込み。ふと自分が笑みを向けた途端相手の動きが一瞬鈍くなったのを思い出し、好意のつもりが不気味な表情になって怯えさせていたのではないかと微かに不安を覚えつつもシートベルトを締め。これまでの失態への反省から束の間神妙にしていたものの、手入れの行き届いた車内からか清潔に身嗜みを整えている御剣自身からか、成歩堂にとって心地よい甘く上品でありながら色気が感じられる香りを含んだ空気が鼻をくすぐり。加えて車窓から緩やかに流れ込む月影に撫でられ、揺れる度きらきらと繊細な音が立ちそうなくらいに煌めくよく手入れされた艶やかな髪に惹き付けられて恍惚としてその光景を眺め。間もなくサイドミラーの中にだらしなく緩みきった自分の顔を見つけて青ざめるも、いつのまにか見とれていた事実に頭が煮え立つような感覚に襲われ。焦りのあまり勢いよくこうべを深く膝に突き刺すようにうずめ、羞恥で小さくうなり声を漏らしつつこのまま押し黙ってやり過ごそうと決め込むも、出発前に寒空の下フリーズを起こして多大な迷惑という冷や水をぶっかけてしまったことを振り返って。また相手の手を煩わせてしまうかもしれないと思い直し、何でもいいから喋り出そうと弾みをつけて再び顔を上げ脳内で記憶の棚を手当たり次第に引っ掻き回した結果、何の緊急性もない真宵の言付けを掘り起こし。そのまま何の脈絡もない話題を彼の涼しい横顔に思い切りに叩きつけ)
「あっあの、あのさあ!御剣ってさ、トノサマン好きって本当!?」
>22
こちらこそ、いつも楽しいやりとりをありがとうございます!
お返事の速度は私もマチマチになってしまいそうなのであまりお気になさらないでください!
いえいえ、こちら展開任せにされてるなど思っておりませんし、進めづらいなども感じておりませんのでお気に召すままに書いていただいて大丈夫ですよ!
あと、今後の展開についてのご相談はこれからを円滑にするのに必要だと思うので細かいことだろうと大まかなことだろうと全然ご相談してくださって構いませんよ!
サイコロック面白そうですね!! 是非、うちのミッちゃんの心のカギぶち壊してやってくださいませ!
打ち明けるタイミングですか、そうですね…今の展開だとまだ早いのかな…くらいしか思いませんが例えば御剣がなにかのきっかけで恋に気がついて、親友に対する不純な気持ちに罪悪感を感じて悩みすぎて避けてしまうとか…?は思いつきましたがどうでしょう…??
(ドクリ、ドクリ、といつもより鼓動が大きく、そして速く躍動しているのを確かに感じていた。彼の事務所の扉を叩く時からこれは続いていて、慣れぬことをしているからだと思っていたのだが、こうも長続きするものなのだろうか…今までにない現象で自分のことながら理解できない。
流れゆくネオンをかき分けて目的地へハンドルを操り、比較的静かなエンジン音と自分の心臓の音だけが支配する車内で隣の彼が突然頭を膝に埋めたのを視界の端に捉えた時には驚いて咄嗟に言葉が出ず、やはり何か問題があるのではなかろうかと車を一旦停められる場所を見つけるため前方に意識を集中させるも堰を切ったように投げかけられる問に少しだけ目を丸くして彼をチラリと見た。しかし、今は運転中であることを思い出してすぐに視線を前方に戻すも暫し質問の意図を考えてしまって押し黙ってしまった。なぜ、今このような質問を……?そこで思い出した、彼はそういえば"御剣のことを知りたい"と言っていたのだ。あぁ、なるほど。と納得してから進路を予定通りに進めて)
「………………………………………。
うム、その通りだ。あの正義に真っ直ぐに突き進む姿は尊敬に値する。そして、どんなに卑劣な手を使われようと己の持てる力の全てをぶつけ、打ち勝つ…素晴らしいシナリオだと思わないか?」
(質問の答えを話しながら話しの中心人物、トノサマンを思い浮かべると憧れにも似た滾るような熱い感情が言葉に現れ、僅かに口角を上げて好んでいる理由を連ねた。
それ以降も熱弁してしまった気がするが、そのうちに目的地へ到着した。そこは、成歩堂事務所に赴く少し前…"食事に誘いたい人物がいるのだが良い場所はあるだろうか?"と糸鋸刑事に聞いたところ"自分、ここが気になってるんスけど…自分には手が届かないっス"と教えてもらった場所だった。その後にも"御剣検事にもそういった人がいるんスね"とか何とか言っていた気がするが礼のプランを考えていて大して聞いていなかったな、それに手が届かないの意味がわからなかったが、そこは大理石の柱に挟まれた金色の扉にはイタリアの国旗が掲げられ、よく磨かれ手入れの行き届いた質の良い店なのだと外観だけでわかる。礼にはもってこいだと満足すると店の正面にある駐車場に車を停めて「ここだ。」と紹介した。)
お返事待ち遠しかったです!
今日からいつものペースで返せなくなりそうなので、長文が打てる内に打てるだけ。ロールは後ほどお返しします。お待たせしてすみません。
お手を煩わせていないならほっとしました。寛大なお言葉ありがとうございます。気になったら気になった時に何でも相談。気が楽になりました。お互いそのようにやっていきましょう。
サイコロックはゲームシステム上は相手の錠を砕くものですが、自らの錠前を成歩堂自らの勇気で外して告白する流れにしようかなと思ってました。でも胸に秘める理由が理由なだけにうっかり口を滑らせるぐらいしか手はないか……
打ち明けるタイミングについてですが、よかった。遅いと感じていらっしゃったらどうしようと思っていたので。実は一生このままでもいいくらい。片思い拗らせたまま新事件突入したいかなと考えているのですがどうでしょう。
御剣さんの好き避け。あまり好き避けの習性はないと言われる男性でもツンデレタイプの人は次元問わずしょっちゅうやってますよね。御剣さんは似合うな。これが2の冒頭へ繋がっていくわけですか。
そうそうミステリパートについてですが、原作とは別に更なる謎を生み出すのでしょうか。それとも本編の事件のみに寄り添う形になるんですかね?
お手透きの時にでもお答えいただけると幸いです。
(真宵の”お仲間の匂い”という無根拠な確信がものの見事に当たったことに加え、その仮説が真偽どちらにしろ昔ながらの価値観を大切にしつつ、そこからはみ出すことを嫌っていそうな彼は子供番組を好んでいるという噂を焦って否定するのではと見当をつけていただけに御剣がすんなりと打ち明けてくれたことに瞠目し。思いもよらない驚きの真相に後頭部を殴られた衝撃で図らずも本音が僅かに口から小さく零れ出るも、動じていない振りで素早く取り繕い話に乗っかり)
「あれ。あっさり認めた。
……そうだね。真宵ちゃんにすすめられて一緒に観たことあるよ。トノサマンの信念と御剣の生き方って通ずるところがあるかもな」
(いつも真実だけを見出す波立たない水面のような瞳が、静かでありながらも今日は情熱で燃えているのを見逃さず。本題どころか合いの手を入れる隙もない名演説の勢いに少々の間気圧されて目をしばたたかせていたが、珍しく個人的な話を饒舌に軽やかに語る御剣の微かに見られる幸せそうな笑顔につられてすぐ顔が綻び、楽しさをたっぷり含んだ彼の声にもっと耳を傾けていたい気持ちから何度も相槌を打って。到着の合図に従って窓の外に視線を移すと、ずっしりと視界いっぱいに広がる豪奢な建物の重厚な存在感に圧倒されて感嘆の声をあげ)
「わあ、イタリアンか。お前イタリアン好きだったんだ。御剣のお気に入りの店なの?」
なるほど…贅沢言うとせっかくのサイコロック、成歩堂くんの気持ちから御剣が間接的に関係しているとはいえ、成歩堂くんの中だけで自己完結してしまうのはちょっと寂しいかな~なんて気持ちが少しあります。なので、例えば御剣がなにかの拍子に勾玉を拾って見えちゃったり、逆に成歩堂くんが見えちゃったりなどなどの理由から少しだけでもサイコロックに紐付けさせてもらいたいかもしれません。もちろん☆様のお考えもあるだろうし、納得できない!となりましたら却下してくださっても構いませんのであまり深く考えないで下さいね!
私もしばらくは両片想いのままの進行が良いと考えておりました!
んー…ミステリーパートは今のところ良い案が思いつかないので本編でいいのかもという考えです。
「いや、私はあまり私用で外食は行かないものでな…ここは知人に教えてもらったのだ。」
(エンジンを止めて問いに答えつつも、やはり行きつけの店の一つや二つ所持していた方が格好がつくのだろうか…それに、礼と称して誘ったのだからエスコートのために下調べをした方がよかっただろうか…いや、しかしそのような気配りは女性に対してするもので、友人にこのような配慮は不要なのだろうかなどと思案してしまう。
運転席を降りて彼と店内に入ると白いワイシャツに黒のエプロンを身にまとったウェイターに丁寧に出迎えられ、予約は済ませていたのでスムーズに席へと案内された。案内されたのは窓側でそこから見える景色も今の時間帯は人通りが少なく、人目は気にせず楽しめるだろう。席に着くとメニュー表を開いて少しだけ目を通すと、なるほど…糸鋸刑事の言葉の意味がわかった。だがまあ、私には関係ないな。と頭の中から捨て去るとメニュー表を彼に見せて)
「好きな物を頼みたまえ」
もしかして気を遣って短文にしてくださったんですか?コツは掴めてきたのでそのうち今まで通りのペースでお返しできるようになりそうです。それとも長文難しくなりましたかね。>14にあるようにただの気分だったならあれこれ考えちゃってすみません。
自己完結!確かにそうだ。頼りきりに展開任せにならないよう、成歩堂くんらしからぬ言動をとらぬようそればかりで頭がいっぱいになっていました。二人で協力して作る物語だということを忘れてはいませんよ。これからは素直に相談します。ご心配おかけしました。
サイコロックは比喩で使ったつもりでしたが、設定を気に入ってくださったなら取り入れましょうか。じゃどの局面で出すか詰めていきましょう。しかし真宵ちゃんからの大切な預り物を、捜査以外では他人の物を無闇矢鱈に触らないであろう御剣さんが拾えるくらい杜撰に扱うとかどうしようもないな成歩堂くん。
光梨様最近は積極的に意見を出してくださるようになりましたね。嬉しい。ずっと譲ってくださるばかりで私お接待してもらってる状態になってましたから申し訳なく思ってたんです。心が軽くなりました。
では恋愛面とミステリ面はそのように。
ロールの方は今しばらくお待ちくださいませ。
「ぼくも。外食ってラーメン屋ぐらいしか行かないんだ。
どうしよう。すごく楽しみではあるんだけど、こういうところの作法に自信がなくて。ごめん。御剣に恥かかせちゃう‥‥」
(普段の庶民的な生活を振り返って気後れしつつも、店員に続く御剣の後に続いておっかなびっくり洗練された空間を進んで行き。彼の一挙一動を逐一観察し鏡写しに倣って見様見真似で滞りなくやり過ごせたことに胸を撫で下ろしていたものの、提示してもらったメニュー表を覗き込んだ途端驚愕のあまりのけ反り。高級店にありがちな外国語のみの表記と、たまに自分が利用するようなイタリアンとは桁違いの値段に法廷で窮地に立たされた時並に滝のような汗を流しながら心の中でもんどり打ちつつイタリア語と長らくにらめっこを繰り広げ。いくら睨みつけようが当然霊力を微塵も持ち合わせていない我が両眼に日本語が浮かび上がってくるはずもなく、頼ろうにも彼にも馴染みのないところであることを思い出して途方に暮れ細々と蚊の鳴くような声で弱音を漏らし。かといってご馳走してもらう立場だからと一番安いものを頼むのもかえって失礼にあたるかとあれやこれやと悩み続けていたものの、ふと今までの御剣の隙のない対応を思い浮かべて相手の選択ならまず外れることはないだろうという結論に辿り着き。結局人真似という道をまた選んだのにも関わらず、なぜか自力で何かに打ち勝ったかのごとく誇らしげな笑みを湛えたまま真っ直ぐに相手を見つめて、場所柄抑え目の声量ながらもこれが大人の最適解とばかりに力強く答え)
「えええ‥‥ぼくはどれが好きなんだろう。
ぼくにもわかんないぞ‥‥
‥‥‥‥‥‥‥‥。
‥‥御剣と同じもので」
ロルの長さは気を遣ったわけではなく展開によって御剣の行動量が少ない時に私の言葉の引き出しや表現方法の少なさなどなどから文量が少なくなってしまうので、あのように文量にムラが出てしまうんです。なのであまり突っ込まないでいただけると…(汗)
成歩堂くん、3で勾玉スられたりしちゃってましたしね…
サイコロックどういった感じで出しましょうかね、うちの御剣はまだ恋自覚してないから出ない気がしているので、今のお食事の解散際に車の中に勾玉落として御剣が拾って、何か「キミのような友人を持てて良かったと思ってる」みたいなこと言ったのに対して、後ろめたさ(?)的な感情によってサイコロック出るわ、御剣が見えるわみたいな感じ……とか??
そのようなつもりは無くとも接待のようになってお心苦しい思いをさせてしまったようで申し訳ないです!
☆様のご提供下さる展開が面白くてワクワクして、ついつい便乗してしまって…!以後気をつけますね!
メニュー表を相手に見せてからというもの睨めっこに突入してしまった男を眺めながら、店に入ってから席に着くまでの彼を思い浮かべていた。あまり馴染みのない空間であると言っていたが不安そうに、しかし遅れをとるまいと後ろを必死についてくる様は雛鳥のようで、いつもは真正面からぶつかってくる彼が見せるそのような一面はとても愛らしかった。だが、果たして同性の友人に愛らしいという感情は適切なのだろうか…?というより違和感なのは愛らしいなどと感じたのは今まで無かったと言っていいほど経験がないというのに目の前の彼に対してはこのような感情を覚えてしまう。これは一体何なのだろうか…?自分の中の不可解なものを懸命に紐解いていると彼が困ったような声を漏らしたので、とりあえず自分の悩みから思考を遮断して彼の言葉に耳を傾けた。しかし、彼は判断をこちらに委ねたようで了承の意で一つ頷いてメニュー表をこちらに戻すと再び ざっと目を通し始めた。彼の好みはわからないが、気軽に人が立ち寄れる食べ物をよく食すようなのでパスタ系統のものを、そして礼の気持ちとしてデザートやワインがついているセット料理を選んだ、もちろん自分のワインは帰りの運転を考えてノンアルコールで注文した。
ウェイターが注文をとって去ってから改めて2人の時間になるとやはり会話が問題だ。彼が"御剣のことが知りたい"と言ってくれるのなら世間話など苦手だし上手くできるかはわからないが、できる限り応えたい。それに、こちらもキミの事をもっと知りたい…そうも思っている。躊躇いがちに口を開くと
「キ、キミはどうなのだ?好んで嗜むものはあるのだろうか?」
>33
そうだったんですね。私のせいで光梨様がお好きなようにロールを回せていない可能性を心配していた、ただ本当にそれだけです。こちらに不満は一切ありません。自分ではわからないのですが詰問に感じられるような書き方をしていましたか?でしたら嫌な思いをさせてしまいましたね。そのような意図は全くないですよ。むしろお返事を毎回待ち遠しく思っているくらいです。お元気がないわけでもないのですね。よかった!
ではお互い>14にあるように自由にやりましょう。長文に短文を返すことになろうがその逆になろうが二人が楽しければ問題なし。ということで。
あ。()がなくなってますけど私も()外した方がいいのかな。外しておきますね。
その他何が気になることがありましたら遠慮せずにおっしゃってください。
ええと。3プレイされたんですかね?どこまで語っていいやら。何を言ってもネタバレになりそうなので確認がとれるまでは静かにしておきます。
ご提案いただいたサイコロック設定、素敵な展開だなー。ですが確認しておきたいことが一つ。今のロールの時系列は1-4直後という認識であっていますでしょうか。真宵ちゃんから勾玉預かるのは2からですし、どうしてもこの時間軸でその設定を使いたい場合は辻褄が合うように私達独自で背景を組み直します?それともスマホ版などどこかのバージョンでそのような物語になってるんでしょうか。私が1の時点で2のシステムの話を出してしまったために、混乱させてしまっただけならすみません。
そうではないです!私が何も提供できず、光梨様に常に引っ張っていただいている状態であることを申し訳なく思っているということを伝えたかったのですが、説明が下手で誤解を与えてしまったようですみません。便乗しているのはむしろ私です……
>34
「ありがとう。頼りっぱなしで悪いね。やっぱりどんな場面でもお前がいると心強いよ」
お礼を受ける側とはいえ、一事が万事おんぶにだっこな状態に恐縮しありったけに謝意を込めた視線を送るとともに肩をすくめてみせ。
これまでの彼の無駄のない的確な受け答えや洗練された立ち居振る舞いの一つひとつ、何よりメニュー表を自分に優先的に差し出してくれた御剣の優しさにずっと感激しきりで、じんわりと身体中に温かく染み渡るような喜びを噛みしめつつその瞬間の光景を胸の中から視覚へと幾度も幾度も丁寧に再生し照れくさそうに思わず含み笑いをして。一人こそこそと幸せに浸っている最中、相手からの質問が耳の奥へと転がって来たことに慌てつつもしっかりと拾い上げ、御剣に居住まいを正して向きあい。先ほどの余韻を未だ引き摺って自分を気にかけてくれることに嬉しさを隠しきれぬ声で楽しげに返事を返し。最後の言葉は心配をかけまいと気付かれぬよう声を低めて呟き
「好きなもの?食べ物や飲み物についてってことであってるかな。そうだねー、ワインが好きだよ。でも帰りのことがあるし、今日はいいかな。御剣と一緒に飲めなきゃ楽しくないだろ?嫌いじゃないならさ、いつか一緒に飲もう。
お前は今頼んでくれたものが好きだったりするの?‥‥何が出てくるんだろう」
あ、()付け忘れました…私はおそらく外れちゃうことの方が多いので、☆様がご不満なければ以降も()は外させていただきたいです!
3は絶賛プレイ中なんです、進行状況は成歩堂くんが吊り橋から落ちて行動不能になっちゃって御剣を操作するところですね!
御剣がサイコロックをサイコロ錠と言ってるのが何だかツボです(笑)
むー、そうなんですよね…まあ、勾玉システムは時間軸少しくらい弄っても問題ないように感じているのですがどうでしょう…?
「そうなのか!…………コホン……キミの心遣いとても嬉しく思う、望んでくれるのならそのような機会も設けよう。しかし、今日は私のことは気にしなくて構わないので私からの気持ちとして受け取って欲しい」
ワインが好きだと聞くなり、一つでも好みのものを注文できたことに嬉しそうな声を上げたが、すぐに咳払いで興奮を収めてから、お酒の席は同等の立ち位置がいいという彼の言葉に、またこのような機会を望んでくれているのだと嬉しく思い、自分もそのように思っていると不器用ながらにも伝えたつもりだ。だが、今夜は感謝の気持ちを受け取って欲しかった。自分がどれほど彼の弁護で救われたか…悪夢から飛び起きることがなくなって穏やかな起床を果たせるようになり、腫れ物が落ちたかのように心が軽い毎日があったなど知らなかった。それに、自分自身すらも信じられなくなっていたというのに彼は……彼だけは本気で信じて、手を振り払っても振り払っても離さずに諦めることなく無罪を証明してくれた。あれだけ強く他人を信じきれるとは、本当に凄い弁護士だ。私の恩はこれだけじゃ足りそうもないが時間の許す限り伝えていきたい所存である。そんな決意を秘めて料理のチョイスは好みなのかという質問に答えてから注文する前に彼にも確認すべきだったなという反省点を見いだし、注文したものを伝えてからワインは問題ないだろうし、麺類を選択したのもいいだろう。しかし、食後はデザートよりもコーヒーなどのものがよかっただろうかなど不安が振り積もって心配そうに聞いた
「いや、今までの会話からキミが好みそうなものを推測して頼んだので私が特に好んでいるものではない。
パスタやワイン、食後に日替わりのデザートを注文したのだが…大丈夫だっただろうか?」
>37
話が長引いてしまってすみません。馴れ合いにするつもりはないのですが、そのように感じられてご不快にさせてしまったなら今の今までずっと気付きませんで申し訳ございませんでした。私なりの気遣いのつもりでしたが光梨様には裏目に出てしまっていたようです。
細かい打ち合わせはお好きではないようなのでここで切り上げますか。これからは即興劇ということで。どんな展開になってもお互い笑い飛ばしていきましょう。
3の勾玉についても気になることがあったのですがまあいいかな。クリアされたら教えてくださいね。成歩堂くんを不誠実な男にしたくないので、3を踏まえての設定を練ってあります。
そうくると1-5はサイコロック仕様になるわけですか。新鮮な気持ちで挑めそうだな。ハミちゃんに早めに出会うのか、真宵ちゃんが霊力を込めるのかどっちになるんだろう。些細なことか、適当にやりましょう。この際時空歪んでも気にしない。教授とのコラボもあったことだし何でもありですよね。
では打ち合わせはここまで。また何かありました時はお呼び出しください。
>38「わあ、これ全部ぼくの好きなワインじゃないか。どうしてわかったの?じゃあお言葉に甘えて飲んじゃおうかな。
今度はぼくが誘っていい?御剣の好きなところ行こうよ、お前さえよかったら。上等な場所じゃないけどさ、うちでおいしいの持ち寄って飲むのもいいかもね」
誰かと出かけた時にしか口にできない、自分の生活基準ではそう手が出ないような上質な葡萄酒がサービスワゴンの上に行儀よく並んでウエイターと共にあらわれると、歓喜と驚きの気持ちが織り交ざった溜め息を自然と漏らし彼に感謝の気持ちが色濃く出た微笑みを向け。なかでも最も好きな赤ワインが目に入るなり飛び付きかけるも、せっかく御剣がすすめてくれた料理なのだからそれを十二分に味わおうとどうにか理性を働かせて食前酒には重いそれを諦めて白を選び。テイスティングを終えて店員が下がると、相手への礼と改めていただきますの挨拶を述べてその名に見合うだけの妙味に舌鼓を打ちつつ次に会う約束を当たり前のように持ち掛け。自分の心の底を見透かされているような御剣の心配りに冷や汗をかきつつも、どこかで嬉しく感じる自分に強い恥じらいを覚えながらはにかみを隠せぬままで照れ隠しにタチの悪いホストのような軽口を叩き
「ぼくの好みを一生懸命推理してくれたんだね。‥‥怖いくらい当たってるかも。おやつも久しぶりに食べられるから嬉しいな。
よき友三つありとは本当よくいったもんだ。今度は高級車奢ってくれよな!」
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