匿名さん 2022-02-28 09:51:16 |
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わざわざありがとうございます、朱莉さん。
( 寒さを気遣ってか置いていってくれたココア。一口飲むと温かさが広がってほっとした。飲むのはいつぶりだったか。珈琲ばかりだったからこそ、かなり久しぶりなように思えた。「 あなたは、大丈夫なんですか?できるだけ早く済ませますね 」テーブルへと視線向けてからゆるりと首を傾げ。彼女も疲れているだろうに、急に押し掛けてしまったという自覚はあり。からすの行水とまでは行かずとも、早めに切り上げてゆっくりして貰おうと。お風呂の汲めるお音がしたなら、すぐにそちらへと向かうだろう )
( 独りの暮らしに慣れてしまった所為なのもあり、プライベート空間に家族以外で誰かと居て会話する。この行為は久しくて、残業続きの毎日で疲労困憊であっても其れが初対面の相手であろうが不思議と安心感覚えてしまい。住む場所のない野草を持った不思議な男性。何時もなら初対面に対して警戒心強めで危機感を抱くのだが、優しそうな性格と丁寧な口調に外見。野草の蒲公英を持っていたので招き入れてしまった。そんな風に内心考えているとやっと心身共に落ち着けたのもあり、隣から声は聞こえるが瞼が閉じそうになってしまいそれを必死に阻止。瞼を開けていようと努めつつ笑顔を忘れずに。お湯はり完了の通知音で意識は其方に向き「わたしより璃空さんの方が何倍も疲れていると思うので、気にせずゆっくり入浴してきてください」気遣ってもらうというのも最近は滅多になくその優しさがじんわり沁み渡り、ふんわりはにかんでは「その方がわたしは嬉しいので」付け加え )
( 柔らかな声色で紡がれる優しい言葉。わざわざそれを断るのはかえって失礼に当たるだろうと考えては、素直にお風呂に行くことに。ビニール袋を座っていた場所に置くと、テーブルの上のタオルなどを持って浴室へ。怖いくらい簡単に決まった寝床。明日は早く起きて朝食でも作ってからお暇しようか。様々なことを考えながらお湯に浸かり、すっかり疲れきった身体を癒して。シャワーを済ませてスウェットに着替えると、濡れた髪をタオルで拭きながらリビングへと戻り。「 お待たせしました。どうしましょうか、料理にします?」彼女は先にお風呂の方がいいだろうか。それともご飯の方がいいだろうか。選択肢を委ねようと首を傾げて )
( 彼が入浴している間にキッチンへ移動。エプロン姿になってから天麩羅鍋や揚げ物の準備を済ませてから再びリビングへと戻る。メニューの参考にと小型タブレット使用し、レシピアプリにて和食料理や考えている料理名で検索していると彼が戻ってくる。テーブルへタブレット置くと髪が濡れている事に気付き慌ててドライヤーを取りに行き手渡すと「ドライヤーの用意を忘れていてごめんなさい。先に髪を乾かしてください。それから料理しましょうか」今は空腹なのもあって先に食事を済ませてからゆっくり入浴しようという考えに纏まり。「 蒲公英の天麩羅ってどんな味がするのですか? 」蒲公英の天麩羅がずっと気になっていたのか先に揚げ物をつくってしまおうと言葉に表す。)
( 帰ってくると、エプロン姿になった彼女に出迎えられる。自分の方が泊めて貰う身なのにも関わらず、家に人がいる、というような気分になり。「あー……ありがとうございます。普段あんまり気にしないから、なんか新鮮です」手渡されたドライヤー。実家にいるときはあったが、一人暮らしするようになってからは久しく使用していなかった。それゆえわざわざ髪を乾かすことさえ久し振りで。洗面所に戻って、ドライヤーで乾かしてから再びリビングへ。「どんな……そうだなあ。ほんのり苦みがありますけど、塩を振ると甘みが出て美味しいんですよ。葉っぱも他の野菜と組み合わせればいい感じの苦みになりますし」ビニール袋から蒲公英を取り出しながら答え。)同じ野草なら、つくしやふきも春の味覚です。
( 野草についての知識は皆無であったので話される内容全てが新鮮に感じられ、取り出された蒲公英に興味津々な様子。僅かだが瞳の奥が喜々と輝いて思わず口元が綻ぶ。ふきという言葉が耳へ届くと「ふきは祖父母がよく食べていましたね」実家で暮らしていた時の記憶が思い起こされ嬉しそうな口調で言葉に表し「苦いのが美味しいと言っていたので、それが印象的でした」懐かしむ様に続けられると携帯電話で時間確認してから早速キッチンへ案内すべく移動し。 )
璃空さんは食物アレルギーや好き嫌いはありますか?
アレルギーは特にありませんが、トマトが苦手で。( そのまま蒲公英だけでは、如何せん苦みが強すぎてしまう。彼女は初めてらしいからこそ、食べ方にも工夫しなければと考えを巡らせ。キッチンへ移動しながら問い掛けへと返答を。大体のものは食べられるが、どうしても食べられないものがひとつ。簡潔に話すと手を洗ってから蒲公英も水にさらし )
( 苦手な食べ物を確り把握し、冷凍庫より天麩羅用と夕食用の材料取り出して。まな板や包丁等必要な調理器具を一通り洗ったりと慣れた様子でキッチン内を動き回り。準備が一段落すると蒲公英の様子が気になる様で、ゆっくり近付くと水にさらされた蒲公英が視界に映り「野草って凄い植物なんですね」思わず呟いてしまい。天麩羅になる様子や味を思い浮かべると空腹なのもあってか、小さな音がキッチン内に響くと「たんぽぽの天麩羅を想像したら美味しそうだったので、つい」恥ずかしげに両手で腹部押えるも直ぐに離し。好奇心から野草について詳しく知りたくなったようで、隣にいるであろう彼を見上げると心情伝え )
話す姿を見て、野草についてもっと詳しく知りたくなりました。
( てきぱきと動く彼女の邪魔をしてしまわないように、あくまでも自分にできる範囲でやることに。「そうですね。基本的に見向きもされないようなものも、案外おいしく食べられますし」空腹の音に対しては、笑うでもなく触れるでもなくそのまま。あえて笑う趣味もなければ、彼女の恥ずかしさを軽減させるような技量もない。取り敢えずは蒲公英含め野草への話題のままにしようと、ザルで水を切った蒲公英に水でといた天麩羅粉をつけながら話し )
あまり詳しいわけではないですが、今度野草採りにでも……って、泊めて貰うだけの人間の台詞じゃありませんね。
( 何時までも蒲公英を見詰めている場合では無いと我に返れば、料理を完成させるべく包丁を持ちまな板に置いた食材をリズミカルに刻んでいき。肉じゃがを作っているのか手持ち鍋に胡麻油を入れ、豚こま肉や野菜を炒める。手を動かしながらも会話は続けられ「いえ、そんな。冗談でもそう言ってもらえて嬉しかったので、気にしないでください」互いに初対面、懇意な間柄でない。本気でないと理解しており、その気持ちが嬉しかったのか優しく言葉に表して。肉じゃがを完成させてから他にも数品、あっさりとした和食料理や具だくさんの味噌汁完成させるとダイニングテーブルへ皿を並べながら口を動かし )
璃空さん、お腹すいてますよね?たくさん食べて、今日はゆっくり眠ってください。
( ふんわりと揚げられた蒲公英に塩を添え、ご飯をよそうなどいくつか手伝ったものも含めて並べ。椅子に座ると、おいしそうな匂いが鼻を擽る。行儀よく手を合わせて頂きます、と一言。手をつけるより前に気遣いへの礼を告げて。他に言うべきこともなければ、黙々と食べ進め。元々適当にするつもりだった食事。温かな料理にありつけたのは彼女のおかげだと改めて感じた。それでも一晩のみと言った手前長居はするつもりがなく。明日には此処を去る予定で )
ありがとうございます。起きたら荷物纏めて出ていきますので。
( / 少し早いですが、展開の相談とさせてください。取り敢えず次の日になったら朝御飯を作り、振る舞ったのち家を出る、という流れを想定しております。そこで、朱莉さんに引き留めて頂くか、どこかで再会するかなのですが、どちらがよろしいでしょうか?最終的にそちらの家に転がり込むことができればそれでいいのですが、いかがでしょうか。)
( 食事を終えてからゲストルームとして使用されていた部屋へと案内し「えっと、おやすみなさい。わたしは右隣の部屋にいますので、何かありましたら遠慮なく呼んでくださいね」甲斐甲斐しく告げる。現在はと言うとゆっくりと入浴を済ませた後、寝室として使用している部屋のベッドの中で天井を見上げるという場面に至る。怒涛の一日の内容を振り返りながら、ひとりではなく誰かと食事する楽しさを思い出す。身体は疲れている筈なのだが目は冴えており、彼を自宅に招いた理由を改めて考える。名前と野草の知識を知っている男性。蒲公英の天麩羅の作り方を教えてくれた。当たり前だが知り得た情報は限られており、この名前のわからない感情は庇護欲からなのか。考えれば考える程悩みの種となり、瞼を強く閉じてみる。そんな事して眠れる筈がなく、小型タブレットで野草や雑草を検索してみた。色々な情報がヒットされ好奇心から動画も観ていたのだが、直ぐに自然と瞼が閉じる様になりいつの間にか深い眠りへと誘われていた )
──
( / こんな感じで眠るまで進めてみましたが、どうでしょうか。 展開については朝御飯後、表面上では玄関まで笑顔で見送りますが、モヤっとした感情から璃空くんを引き留めてしまうという引き留めるパターンを考えております。璃空くんの隠れ蓑先が決まってから、朱莉の初めての休日。璃空くんの服など必要な物を一式揃えようと一緒に買い物へ出掛けたり。候補のひとつとしてこんな感じで展開出来たらいいなと。此方からの意見はこんな感じになりますが、いかがでしょうか?)
( 案内された部屋へと移動し、ベッドの端へと腰掛ける。丁寧に添えられた言葉には「おやすみなさい。ありがとうございます」と至極簡単な言葉にて応じ。寝床に屋根があるだけでも有り難いこと。さて、明日はどうしようか。次に行く場所を決めないままその日に決める。それはアドレスホッパーといっても良いかもしれない。実家にいたときとは違う自由さは心地よくもあり、この生活がいつ終わるかわからない怖さもあった。考えごとをしていても、疲れのたまった身体では眠気に抗うことができず。眠りについて、目を覚ましたのは早朝。カーテンから漏れ出る光で自然と起きられた。最低限の荷物しか持っていない状態だったからこそ、纏めるのはすぐに終わり。足音を立ててしまわないように注意を払い、キッチンへと移動。卵や冷蔵庫に眠る野菜を使用し、ご飯や味噌汁、だし巻き卵にほうれん草のおひたしといったものを手早く作り。肉や魚には手を出さず、メインディッシュと呼べそうなものはないけれど、それでも何とか見た目は申し分ないはず。グラスにお茶を注ぐなどして完成間近で )
( / ありがとうございます。取り敢えず時間を進め、朝まで飛ばしました。そうですね、そのまま休日ということにしてもいいですし。そうでなければ、バイト帰りに何らかの野草を摘んでこさせようかなと。買い物に出掛けるときに貧乏性な一面や野草の知識などを披露したり、色々とお話したりしてお互いのことを知ることができればと思います。)
( 何時の間にか朝を迎え、アラームで起こされる必要が無いのもあってか起きるのは出勤日よりもゆっくりで。朝は滅法弱く、眠気眼で完全に目覚めていないのか覚束ない足取りで洗面所へ。歯磨きと洗顔、櫛で真っ直ぐに伸びた長い髪を軽く梳かすと休日はルームウェアで朝食づくりをしているのか着替えずにそのままキッチンへと向かって。近づくにつれ色々な香りが嗅覚を刺激し、寝ぼけているのもあってか、ひとりで暮らしているのに何故だし巻き卵や味噌汁の香りがするのだろうか。不思議に思いながらも差程気にしていない様子で何時もの調子でキッチンへ向け「おはよう」小さな声で発し。グラスにお茶を注ぐ彼の姿が視界に映ると眠気は一気に吹き飛び、昨日の出来事が思い出されて。テーブルに並べられたお皿の数々に驚きながらも彼の顔と手料理を見比べつつ「おはようございます、璃空さん。朝食の準備ありがとうございました」嬉しそうに声掛けし、ふっくらなだし巻き卵に思わずはにかんで笑い掛け)
だし巻き卵大好きなので、とても美味しそうです。
──
(/ 朝の描写ありがとうございました。出勤日より休日設定の方が都合が良い(璃空くんを引き留めたり色々)と思い休日設定で進めてみました。朝食後に出て行こうとする璃空くんを引き留める→隠れ蓑先決定後から早速、服や食器など色々揃えようと此方は考えてまして、様子みてお出掛けの描写へ移しても平気でしょうか?)
おはようございます。昨日急に押し掛けてしまったので、そのお礼です。
( ちょうど準備を終えた頃になって、彼女が姿を現したようだ。もし遅くまで起きてこなかったならば起こしにいく必要があるだろうかと考えていたものの、どうやらそれは杞憂で終わったらしい。取り敢えずこれ以上やることはなく、椅子に腰掛けては手を合わせて頂きますと挨拶を溢し。食事は早々に終わり、食器類をキッチンへと運ぶと昨日までいた部屋へと逆戻り。最低限の荷物を手に持ち、忘れ物がないことを確認するとリビングへ。お辞儀をしては、そのまま部屋を去ろうと )
それでは。ありがとうございました。
( / 早すぎるかなとも思ったのですが、食事中の場面を長引かせる理由もありませんでしたので、朝食を終えて帰ろうとするところまで進めさせて頂きました。他人行儀の淡白すぎる態度で申し訳ありません。お出掛けの描写への移行、問題ございませんのでよろしくお願い致します。)
( 食器類は食洗機に任せ、テーブルを掃除している所で声を掛けられる。玄関まで見送ろうとして去ろうとする彼へ声掛け近付くと思わず手が伸びて、彼の上衣の裾掴み「 ──待ってください。他に行くあてがなかったらこのまま一緒に暮らしませんか?」当初は見送るつもりでいたのだが、これからどうするのか気になり心配から「この家に住んでいるのはわたしだけですし、家賃も必要ありません。居たいだけいてください。」理由つけて引き留めようと言葉紡ぎ。昨日の野草採りについて思い出されると断られるのを承知で「野草採り、したいです。璃空さんと一緒に。野草の知識をもっと知りたくなりました。」真剣な表情で見上げながら意を決して心情を吐露する )
───
(/ お気遣いありがとうございます。進行状況を見て此方もテンポよく進めますね。淡白だなんでとんでもない。イメージ通りのキャラクター様でしたので、素っ気ない感じも全く違和感ありませんでしたよ。お出掛けの描写への移行についてもありがとうございます。様子みて切り替えようと思っていますので、よろしくお願いします。)
( 何事もなかったかのように、平然とその場を去るつもりだった。これまでもそうしてきたのだから。一晩泊めて貰って、また次の場所へと移動して、たまには野宿や漫喫へ。迷惑をかけないためにも、停泊はしていなかった。ところが、今目の前の彼女は引き留めてきてくれた。「朱莉さん。邪魔になりませんか?家賃のことまで。申し訳なさすぎます」昨日会ったばかりの相手をどうして長期泊めていてやろうと思うのだろう。これが他の人に対してもそうだとしたら、如何せん警戒心が薄すぎやしないだろうか。頭の中で様々な考えが駆け巡る。しかし、結局そのまま出ていくことは考えに及ばなかった。「物好きな人ですね。それに、随分とお人好しで。俺のこと、怖いとは思わないんですか?もしかしたら、ずーっと長居してしまうかもしれないのに」どんな風に考えているのか、少しばかり気になった。触れるのはいけない。彼女の手を外させようとはせず、荷物を下ろすことで提案への賛同を示して )
( 勢いも少しだけあったのか冷静になって考えると、発言全てにおいて警戒心や危機感の無さに内心反省。お人好し含めた彼の発言は尤もだったので上手く纏まらず、絞りだした答えは「…不思議と璃空さんに対して怖いという感情はなかったですね。本当に悪い人は申し訳ないと言う気持ちは無いと思うので。」嘘や冗談が言えないタイプなので偽りなく告げて「璃空さんが詐欺師で、私を騙していたとしたらプロですね。全くそういう人には見えないので、流石です。」例えとして詐欺師と表現し其れから彼の上衣の裾掴んでいた事を思い出すと、ゆっくり離れて。改めて自分から提案した大胆すぎるその内容を振り返ると後悔はしていないが羞恥を覚え。だが直ぐに気持ちを切り替え「一緒に暮らすとなると、服とか色々必要となりますよね。今日は休みなので買い物へ行きませんか?」この休日を使って、必要最低限のものを一通り揃えてしまおうと考えており )
( / 始まったばかりで申し訳ないのですが、お話しさせて頂くうちに相性への不安を感じてしまいました。このままの気持ちで続行させて頂くというのは不誠実で失礼になってしまうかと思いますので、ここで終了とさせてください。この度はありがとうございました。)
(/ 短期間でありましたが今日までお相手有難う御座いました。やり取りとても楽しかったです。自然解消が多い中、最後まで誠実な対応に感謝致します。)
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