渡し守 2022-02-26 16:13:29 ID:1f2238e3b |
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( 食堂近くまで駆け出した羊を捕まえると同時に魔法で普段よりさらに小さくし、手のひらに収め宥めてやれば幾分か落ち着きを取り戻した様子に安堵し、 ) ……うちの羊がすまない、怪我はしていないか? だが、オーエンもあまり怯えさせるようなことは言わないでくれると助かるのだが。
それくらいで怪我なんかしないし、おまえの羊が何に怯えるかなんて知らないよ。怯えないように特訓させたら?(羊宥める相手の様子を見つめるも言葉かけられては顔逸らしてすまし顔で食堂へと歩を進め、仄かに鼻腔をくすぐる匂いにぽつりと)…甘い匂い…。
それくらいで怪我なんかしないし、おまえの羊が何に怯えるかなんて知らないよ。怯えないように特訓させたら?(羊宥める相手の様子を見つめるも言葉かけられては顔逸らしてすまし顔で食堂へと歩を進め、仄かに鼻腔をくすぐる匂いにぽつりと)…甘い匂い…。
それくらいで怪我なんかしないし、おまえの羊が何に怯えるかなんて知らないよ。怯えないように特訓させたら?(羊宥める相手の様子を見つめるも言葉かけられては顔逸らしてすまし顔で食堂へと歩を進め、仄かに鼻腔をくすぐる匂いにぽつりと)…甘い匂い…。
それくらいで怪我なんかしないし、おまえの羊が何に怯えるかなんて知らないよ。怯えないように特訓させたら?(羊宥める相手の様子を見つめるも言葉かけられては顔逸らしてすまし顔で食堂へと歩を進め、仄かに鼻腔をくすぐる匂いにぽつりと)…甘い匂い…。
それくらいで怪我なんかしないし、おまえの羊が何に怯えるかなんて知らないよ。怯えないように特訓させたら?(羊宥める相手の様子を見つめるも言葉かけられては顔逸らしてすまし顔で食堂へと歩を進め、仄かに鼻腔をくすぐる匂いにぽつりと)…甘い匂い…。
それくらいで怪我なんかしないし、おまえの羊が何に怯えるかなんて知らないよ。怯えないように特訓させたら?(羊宥める相手の様子を見つめるも言葉かけられては顔逸らしてすまし顔で食堂へと歩を進め、仄かに鼻腔をくすぐる匂いにぽつりと)…甘い匂い…。
それくらいで怪我なんかしないし、おまえの羊が何に怯えるかなんて知らないよ。怯えないように特訓させたら?(羊宥める相手の様子を見つめるも言葉かけられては顔逸らしてすまし顔で食堂へと歩を進め、仄かに鼻腔をくすぐる匂いにぽつりと)…甘い匂い…。
( 相手の呟きで食堂へ意識を向ければ鼻腔に甘いかおりが届き自然と顔を綻ばせ、すっかり落ち着いた羊を鞄へ仕舞いながら、はぐれた羊は後回しに ) 確かに、おいしそうな匂いだ。小腹も空いてきたし、少し覗いてみるか。
(相手の提案に答えを返さないものの食堂の敷居を跨ぎ入ると、奥のテーブルに三段重ねの白クリームに花弁や果実の乗ったケーキが鎮座しているのを目ざとく見つけ。それなりに高さのあるケーキへと足早に近づくも、それが上から見るとハートの形をしている事に気がつくと眉寄せて)なにこれ。
ケーキも意味がわからないけれど前回の連投も謎だね。…嫌な気持ちになった?それなら僕が態とやった。(にこ)賢者様は後ろで額を床に擦り付けた滑稽な姿をしているけれど、何か言いたいことがあったら言いなよ。何も無ければ、こっちは蹴って。
ケーキ、だな。( 気侭に動く相手の後へついて行き、見慣れぬ形状のケーキを視界に入れては誰が作ったか分からぬそれを見下ろし一考、 ) 珍しい形をしているな。たぶん結婚式用だと思うが……誰のだ? オーエン、心当たりはあるか?
嫌ではないが、なにかあったのではと……賢者様は無事だろうか? 何事もないならそれでいいんだが。……この機会に便乗してしまうが、俺も昔、連投してしまっていた。この場を借りて謝罪させてほしい、すまなかった。……しゃしゃり出て申し訳ない、こっちは蹴ってくれ。
さあ?結婚なんていう約束になりかねない事をするのは、イカれた魔法使いか賢者様位だろうけれど。(何か手がかりは無いかケーキ周りを歩いて観察しながら、)そういうおまえも何か思い当たらないわけ?このあいだ東の魔法使い達の任務についていって、罵詈雑言を浴びながら花嫁を探したんだろ。
罵詈雑言……積極的に協力してくれる家は少なかったが、そこまでひどい仕打ちは受けてないさ。もしかして、心配してくれたのか? ……ありがとう。( ゆるく目尻下げながら感謝述べ心当たりを探るも思い当たらず、 ) クックロビン夫妻が一番しっくりくるが、記念の節目はまだだっただろう。誰のか分からない以上、下手に手出しをしないほうがいいか。
……意味がわからない。(何か言いたげに口を薄く開き、迷子のように所在なさげな視線漂わせ言葉探すも諦めたのか小さく首を横に振って呟くように言っては、どこからかフォーク引き寄せて上段のハートの先端を切り崩し、ぱくりと頬張り)…甘い。
あ。( 頬張る様に一拍置いて気付き、反射的に止めに伸ばした手を顎に添え欠けたハートを眺めては、 ) ……西の国にある、不思議な洋菓子店のものじゃなければいいんだが。平気か、オーエン。
不思議な?(相手の言葉受け次の欠片切り分けようとした手を止めようとするも、その手は自身の意思に反して小刻みに震え。反対の手で震える手首を掴み抑えようとするもその手も震え始め、ついには体全体が漣を打つように震え始めて)
ムルが買ってくることがあるのだが、声が高くなったり背が大きくなったり、不思議なお菓子を売っている店が……オーエン? ( 説明しながら相手の様子がおかしい事に気付き、毒や魔法の類を疑うも、ひとつ思い当たるものを思い出し ) ぶるぶるローズ……オーエン、体が震える以外に不調はあるだろうか?
こんなものに引っかかる時点で不調だよ。それに、あのローズは大量に食べないと震えないはずだ。このケーキ自体、何かがおかしい。(体の震えと共に声も震わせ苛立たしげに言えば、持っていたフォーク手放しすぐに魔法で操り、雑にケーキを切り分け一刺しすると相手の口腔めがけて飛ばして)
それもそうだが、……え? ( 放られた一片に驚くと同時に口内に侵入され、そのまま咀嚼し嚥下。残ったフォークを右手で持ち直し、震え始めた体に深呼吸して落ち着かせようもうまくいかず、声も震わせたまま ) フォークが喉に刺さったら危ないだろう。それに、巻き込まないでほしかったのだが。
酷いな。僕はただ、羊味じゃない、甘くて美味しいケーキを分けてあげようと思ったんだよ。(震える相手と言葉に苛立ちを潜ませ薄笑いを浮かべ)ねえ、その震えを止めて欲しい?お願いするなら止めてあげてもいいよ。
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