渡し守 2022-02-26 16:13:29 ID:1f2238e3b |
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羊飼いって他にもいるんだ…って、それもそうだよね。あまり聞き慣れない職業だからレノックスだけかな、なんて思っていたけれど、南の国はこんなに広いんだもの。羊飼いの1人や2人…いや、1000人いたっておかしくなさそう。(肩並べて歩くような速さで箒を進めつつ、相手へ驚いた顔向けたかと思えば神妙に頷いて)ティコ湖に来る羊飼い。会ってみたいなぁ。どんな感じなんだろう。レノックスみたいにがっしりとしているのかな。ルチルは他の羊飼いも見たことがある?
ふふ、羊飼いが1000人もいたら、連れている羊さんたちで大地が埋め尽くされちゃいそう! ちょっと見てみたいかも。( 素直に考える相手が可愛らしく、且つ想像した光景に思わずにこやかな気持ちになり。相手の言葉で過去を辿るようにゆったり流れる地表へ視線を落とし、そのまま羊飼いを探しながら ) レノさんが教えてくれた方には会ったことはないけれど、他の羊飼いさんにならあるよ。羊が嵐で迷子になっちゃったから、箒に乗って空から探して欲しいって頼まれたことがあって。お礼にチーズを頂いたのだけれど、とっても美味しかったからクロエにも食べて欲しいな。……あ、レノさんに頼んだら作ってもらえないかな?
ちょっと伝えたいことがあるから、こっちから失礼しちゃいます。私、実は長期間同じ姿でいることに慣れてなくて。クロエとお話しするのも、一緒に景色を眺めるのも物凄く楽しくて幸せで、ティコ湖へ行ったらどんな顔を見せてくれるかいつも楽しみにしているのだけれど……それと同時に、私が私でいることに飽きちゃったんだ。だから、姿を変えたいなって思って。わがままでごめんね。
多分、近いうちに変えると思うけれど、あなたはあなたの好きにして欲しいな。そのままでも、一緒に姿を変えるでも!
羊のチーズって珍しくない?帰ったら頼んでみようかな。手ぶらで頼むのは申し訳ないからティコ湖で何かお土産ができるといいんだけれど。それか、ルチルのために作るお祭りの衣装を、レノックスのものも考えて作ってみるか。(目を閉じ瞼の裏で今日体験した事事を思い浮かべると、まだそう長くは無い時間の間のはずが何ヶ月も過ごしたかのように様々な事が思い出され、考える2人分の衣装も装飾がどんどん施されゴテゴテとしていき。瞼を開けて隣の相手を見ては、想像の衣装とのアンバランスさに、やりすぎたと苦笑い、)ルチルのおかげで南の国の素敵な所をどんどん知れるから、2人の衣装だけじゃ収まりそうにないや。
伝えたいことへのお返事失礼します…って感じでいいかな。ここの書き出しは毎回なんて書けばいいか、いつも迷っちゃう。(あは)
話を戻して…、君の気持ちを聞かせてくれて、ありがとう。前は短期間で姿を変えていたから、その辺りは俺も気になっていたんだ。大分この姿は長いよね。ルチルの誕生日の時に変えたから3ヶ月くらい?
それなのに俺の返信が遅いし、話は脱線するしで進まなくて。せっかくティコ湖に連れて行ってくれるというのに行けなくてごめん。でも、本当にどれも楽しくて、ついつい話したくなっちゃったんだよなぁ。(うう)
いい機会だから、俺も一緒に姿を変えるつもり。また新鮮な気持ちで話すのも楽しそうだよね。上の返事を中途半端な所で止めているから、ここで切ってもらってもいいし、繋げてもいい。ルチルが変えたら俺も変えるから、タイミングはお任せするね!
姿を変える前に一つだけ。ここは1ヶ月で姿を変えていいっていう決まりだから、あんたのことワガママだなんて思わないよ。むしろ断りを入れてくれる辺り、律儀だし、気遣い屋だし、他に言いたくても言えないことを抱えていないかな、大丈夫かなって思ってる。だから、ワガママになるなら、思っている倍以上になっていいから。思う所があれば、どんどん聞かせてね。
それじゃあ、お祭りに行きたい人を集めてその人達の分も作っちゃうのはどうかな? その時は私も衣装作りを手伝わせて欲しいな。勿論、クロエもお揃いの衣装を着て、一緒にお祭りに行こうね。( 相手のデザインする衣装が、共に駆けた長い距離のうちのどこを切り取り、どんな模様を描くのか楽しみで、期待感に胸を高鳴らせながら箒の柄を握り直し、 ) そうと決まれば、早くティコ湖に足を降ろして、スケッチしないと。よーし、ちょっとだけ飛ばしちゃおう! ( 意気込み告げれば我先にへと加速し、目的地に向かっていって )
お返事ありがとう。ふふ、私もいつもここの書き出しに迷っちゃうなあ。( うんうん )
こちらこそ色々バタバタして遅くなっちゃったし、まだまだクロエと一緒に旅をしたくて、沢山お話をしたくて、ついつい脱線してしまっていたから、私の方こそごめんなさい。……んー、お互い様ってことで、どうかな?
気遣ってくれてありがとう。それじゃあ、最近思っていた事をひとつ。ここの所、待たせてしまうことが多いのだけれど、いつも待ってくれてありがとう。あなたのその優しさに甘えてしまっているけれど、助かっています。本当にありがとう。( ふふっ )
さてと、あなたと沢山お話ししたくて長くなっちゃったし、上のもここのも蹴っても大丈夫だから楽にしてね。それと、姿被り……じゃないな、えーっと、過去に私がとった姿と同じ姿でも私は気にしないから、あなたの好きな姿を選んでくれたら嬉しいかな。
変え時を見失いそうだからこのまま変わるけれど、次の私とも仲良くしてね! ( 箒かっ飛ばし )
────────
( 誰も居ない上空を眺め ) …………もう姿が見えねえ。しかし、すっかり秋の空だな。この時期は食材が格別に美味くて、料理人としても嬉しい時期だが……急に寒くなったからな。風邪とか引いてねえか?
心配してくれて、ありがとうございます。でも、この位の寒さはへっちゃらですよ。少し足元が寒いけれど、上は結構着込んでいますし、動いたらすぐに温かくなりますから。ネロさんこそ、その格好は寒くないですか?(明るく答えては左手で上着の襟元を正すような素振りをし。そのまま、手は下ろされることなく近くに位置する留め具を弄り、瞳は緩く左右に揺れ、どうにも落ち着かない様子で)
どうたしまして。俺は……まあ、寒さには慣れてるから平気だよ。そっちこそ、心配してくれてありがとな。( 寒いのか緊張しているのか真意は分からないが、どうにも落ち着きのない様子の相手に笑いかけながら、どうしたものかと腕を組み ) ……体を動かして体を温めるのも良いが、あったかいスープで体を温めるっていうのはどうだ? コーンスープ、好きだっただろ?
はい!覚えていてくれたんですね。(喜色を浮かべ相手を見たのも束の間、眉を下げ小さく言葉としての意味をなさない唸り声をあげ。思案の後やや期待こもった目で相手を下から伺うように見ては)…それは、これから作るんでしょうか?それとも、もう作り終わっていますか?
( やはり煮え切らない様子にどうしたものかと頭を掻くも、打って変わって期待感を隠さぬ瞳に見上げられれば、なんだか照れ臭く誤魔化すように笑い ) 事前に用意もなにもしてないんで、今から作るつもり。少しだけ待たせるが、パパッと作ってくるよ。それで大丈夫か?
作ってくれるのはとっても嬉しいんですけれど、簡単なものでもいいので、何かお手伝いできませんか?本当に些細なことでいいんです。邪魔にならないように端っこで大人しくしていますし、迷惑をかけないようにしますから。(相手の答えに更に期待が上がったようで、両手を胸前で握りこみ、少し前のめり気味に声うわずらせ)
えっ、あ? ……お手伝い? ( 随分と意欲的な相手に目を瞬かせるも、少し雑に栗毛の頭を撫でながら機嫌良く笑み、 ) 手伝ってくれんなら助かるよ、俺だけで作るとどうしても時間がかかっちまうしさ。……ああ、そうだ。賢者さんはコーンスープに玉ねぎを入れるらしいんだが、ミチルのにも入れてみていいか? 試作って形になるんだが、よければ感想を聞かせてくれねえかな。
(相手の許可と撫でられる行為に、気恥しさと安堵からか唇も、力込めていた手も緩み破顔し。続く相手の言葉にも忌憚なくはきとした声で、とん、と己の胸を叩いて)任せてください!いつもと違うコーンスープを食べられるのも楽しみですし、賢者様のために頑張るネロさんの力になれるのも嬉しいです。
そんな大層なもんじゃねえけど、まあ、ありがとさん。それじゃあ、ミチルには玉ねぎの皮むきをやってもらおうかな。( やる気十分と意気込む姿を微笑ましく思いながら、コーンを探す過程で小ぶりの玉ねぎを見つければ相手に投げ渡し )
わ、っとと。(投げられた球体を両手で受け止めようとするも、つるつるとした表面が手を滑って落としそうになり息をつまらせ、慌ただしく掌の受け皿を重ねては崩し、崩しては重ねて捕まえては、ほっと一息吐き出して。きょろり当たり見回し包丁を見つけて手に取れば、真っ二つにして両端を落とし、手際が良いとまではいかないが、割にさらさらと剥き終わり)できました!これは、どう切ればいいんでしょうか?
ネロさん、変なことを言いますが、ボクはボクの料理スキルがどのくらいか分かりません…。だから、もし何か知っていたり、気になることがあったりしたら言ってくださいね!
( 食材に遊ばれている微笑ましい相手の姿を横目に、寒がりコーンの皮を剥き震える実を削ぎ落としていれば、丁寧に皮が剥かれた玉ねぎと共に指示を待つ相手の声がして ) おっ、早いな。それじゃあそれは、端から薄めに切ってもらえるか? 目に沁みるだろうから気を付けて、指、切らねえようにな。
この姿で言うのもなんだが、俺もそう詳しいわけじゃねえしな……。今のところおかしく思う所はないから、大丈夫じゃねえかな。俺も変なことを言い出してたら、こっそり教えてくれると助かるよ。
はーい!…あっ!(早いと褒められれば調子に乗り、最初の一切りは注意散漫に、さくっ、と厚く切り落として。しまった、と口開くも時既に遅し。ぱっくり離れた片割れを戻りはしないのに切り口同士合わせて抑え、失敗を取り繕うように端から薄く切ろうとカッと目を開き慎重に包丁進め)薄く、うすーく…うぅ、目に染みる…(包丁を進めていくにつれ、ぼろぼろ涙こぼして目は充血していき、堪らず玉ねぎ抑えていた手で目を擦ろうとして)
わかりました!ネロさんはいつも隙がないから、変な事を言う所は少し見てみたいかも…(ぼそ)
とりあえず確認できてよかったです。いつも親切に答えてくれて、ありがとうございます!こっちは返信しなくて大丈夫ですよ。(にこ)
( 短く上がった声に何かあったのかと急いで視線を移せば、指を切った等の惨事ではなく修正可能な簡単なミスのようで。何事もなかった事に安堵しながら暫し作業を止め様子を見守っていれば、涙を溢し目を拭おうとする姿を見受け、とっさに腕を掴んで止めればその手にハンカチを握らせ、片膝付き相手と目線の高さを揃え ) 目をこするとよけい痛くなるぞ、ほら、ハンカチ。……大丈夫か? ミチル。
…っはい、大丈夫です。ありがとうございます…。(すっかり気落ちした声で答えると、手の中のハンカチ使い、相手の注意に従って目を擦らぬよう、やんわりと抑えるように止まらぬ涙を幾度も布に染み込ませ。水分を含んだ箇所の色がすっかり周りよりも濃くなると未だ赤みのある目で、同じ高さにある相手を見つめるもすぐに伏せ、)ごめんなさい。ネロさんのお手伝いをするつもりが、手を止めさせてしまって。こんなことだからリケに……。(口真一文字に結び)
遅くなりましたが、三周年おめでとうございます!
ネロさんと祝えたらもっと楽しかっただろうけれど、忙しそうだから無理を言ったらいけませんよね。そんな中で相談事をしようとして悪いことしちゃったな…。(眉下げ)
優しくて気遣い屋のネロさんの努力が報われますように。ささやかですけれどお祈りしています。
また機会があれば、お話しましょう!お元気で!(にこ)
3周年おめでとう。えーっと、随分と日を空けちまったけれど、元気そうでよかったよ……なんて、今更出てきてなに言ってんだかって感じだよな。( はは、 ) 長いこと留守にして悪かった。自分が楽になりたいだけなんで、許す許さないは脇へ置いて謝罪は受け取ってくれると助かるよ。
正直まだまだあんたと話してたいが、魔法使いの姿が保てないっていうか、宙ぶらりんの状態でさ、ネロとしての言葉が出てこないんだよ。今だってあやふやだし。……もっと早くに言うべきだったよな、本当に悪かった。ミチルには迷惑しかかけてねえな、俺。まあ、こんな状態で続けるのも格好悪いんで、このまま去ることにするよ。
ミチルと過ごした日々は、本当に楽しくて毎日が色付いてた。おまえと出会えてよかった、おまえと話せてよかった。またどこかで会えたら、笑っていてくれると嬉しいよ。風邪ひかねえように気を付けて。……おまえの幸運を願ってる( ニッ )
お返事をどうしようか考えていたら大分経ってしまいました。きっと見ていないだろうし、ネロさんはあまり掘り起こされたくないかなと思ったんですけど、ボクの中で区切りをつけるためにも言いますね。
貴方は宙ぶらりんな姿と言いますが、ボクにとっては最初から最後まで変わらず、大好きな魔法舎の魔法使いの姿でした。かけがえの無い時間をありがとう。(鼻ずび、)…っ、いけない。涙でお別れなんて嫌ですから。(己の両頬ばちーん叩き、にこり笑い、)どうか、お幸せに!
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