ホグワーツにて、貴方と共に。(〆）

｢急に現れては謂れのない因縁をつけてくる君の名前なんかどうでもいい。ブラックリストとして覚えておけと言うのなら別だがな｣
(デブがオレを目の敵にする原因はおそらく女子の気を引いているのが気に入らないことだろうが、このソバカスはなんなんだ？正直言って、セシルを敬遠するならばいざ知らず絡もうという気概は理解ができない。知り合いでもないのならば尚更だ)
マシュー・グレイソンと名乗ったソバカスは、セシルも否定して見せた通り確かに既知の仲ではない様子だった。貧民を徹底的に見下さないと気が済まない貧乏人アレルギーを患っているにしては、グレイソンというファミリーネームを持つ有力な家名を耳にした覚えがない。となれば単純にセシルが気に入らないということだろうが、とんでもない騒動を起こしたセシルによく食ってかかろうと思えたなと、オレにはない度胸にある種の尊敬すら抱きかける。オレがセシルを知ったのがあの儀式の時点だったならば、間違いなく関わらないようにするはずだから。大多数もおそらくそうだろう、今集まっている生徒のように遠巻きに見る方が圧倒的多数だ。とはいえやはり無茶は無茶、発端の現場は見られていなくともデブが騒いでいた時点で人は既に集まっていた。そのこともあり、セシルが早くこの茶番を終わらせようと促したにも関わらず、まだまだ元気に食い下がるソバカスへ呆れて、セシルと同時にオレも溜め息を吐いて。
｢はぁ……セシルが犯人じゃないということは、他ならぬそのデブが一番よく知っているだろう。加えて言えば、そいつがオレを糾弾していたことを目撃している者も大勢いる。なにが気に入らなくてセシルを吊し上げようとしているのかは知らないが、そろそろ自分でも無茶だとは思わないか？｣
『お、おいマシュー…』
顎でクイッとデブを指し示せば、情けなくしょげながらも成行きを見守っていた彼はビクッと肩を跳ねさせてウロウロ視線をあちらこちらにさ迷わせた後に、ソバカスに助けを求めるように見上げる。ソバカスにまで黙れと言われたのが効いているのか、余計なことを口走ることはせず、ソバカスの意見を伺うようだった。大熊のような威勢が今ではすっかりと衰えて、コバンザメのようである。このままここで言い争っていても、教員が見回りに来れば悪くて喧嘩両成敗だろう。それはそれで、オレたちはなにもしていないので腹立たしいことではあるが。

(／全然大丈夫です！お名前はそこまでこだわらず自由につけていきましょう！ファミリーネームどうしましょう…イギリス苗字を漁っていてなんとなく語呂がいいなと思えたのはモリスあたりでした！ブライアン・モリスくんとかいかがでしょう？？
ありがとうございますー！私もなんでも美味しく食べられるハッピー人間なので、不満等出ることはまずないと思われます！一般的に敬遠されがちな要素も構わず美味しくムシャムシャしてしまうので、むしろ遠慮なくキャラ付けして動かしていただけると嬉しいです！
うぅ…セシルくんが尊すぎて心不全になりそうです…！身を引こうとはしつつも控えめアピールなんて、可愛さの暴力ですよ！？当人同士は両片想いでも周囲にはダダ漏れで『え？まだくっついてなかったの？』や『はよくっつけ』と思われている甘酸っぱい距離感なんかもあったりすると、最高でしかありませんね！！しかもヤンデレルート！！私実はヤンデレソムリエなんで、もうスタンディングオベーションするしかないですね！セシルくんが自ら……エリオットもその段階までに愛情値と絶望値がカンストしていたら、すぐに後を追いかけてしまうかもしれません！逆にエリオットが絶望値のみカンストして、勝手に闇堕ちした挙句自暴自棄に命を絶つルートも有り得るかもです！ルートが無限分岐すぎて、パターンを考えるのが楽しすぎます！
エリオットは女体化状態を早くどうにかしたくても、セシルくんにいっぱい褒めてもらえるとそのうち満更でもなくなりそうですね！なんだかんだ言いつつもセシルくんの前限定で、女性用衣服の着せ替えとかも承諾してそうです！逆にセシルくんがセシルちゃんになると、スキンシップにペースを乱されてたじたじになりつつも、守る時はしっかり守る男らしさを見せるかと！たとえばセシルちゃんを不埒な目で見る男子生徒には睨みきかせたり、心配で普段以上に傍に居座るように番犬化するかもです！お話していると、セシルくんもセシルちゃんも、どっちもファンアートを描きたくて描きたくてどうしようもなくなってくるので、ファンアート描かせていただいてもよろしいでしょうか！？)

「エリオットくんの言う通り、かなり無理してるって事は君自身でもよく分かってるんじゃない？それに、そろそろ先生来るのおかしくない時間だと思うんだけど...」
『ブライアンに怪我をさせた奴がよく言うわ！先生が来るなら別に来ればいいさ！全部お前が悪いんだからな！』
話が通じない...まるでアヒルがニワトリと会話を試みてる様だ。壁にかけてある時計に目を向けると、どうやらもう15分も揉めてたらしい。僕に全部責任を擦り付け様とする彼は少し無理してるような表情をしている。今どっちが優勢なのかも分からないような馬鹿じゃないって事は伺えるし、もしかしたら引き下がるプライドが邪魔してるのだろう。流石にこれ以上の騒動は先生に片付けてもらうのが一番だ。だが、
「先生に見つかって、深夜にみんな仲良くトイレ掃除とかしたくないんだけど...」
僕はポツリとそういったら、エリオットくんと僕に正論を突きつけられて、悔しそうに拳を握り、歯ぎしりするグレイソンくん。そして暫く黙っていたブライアンくんはやっと口を開いたと思ったら、グレイソンくんに助けを求めていた。先程の威勢はまるでなくなっていて、もうこの場から離れたい様子だ。
『...チッ！絶対お前ら許さないからな！！！特に貴様だ！セシル・クレスウェル！！ぜってぇ貴様の秘密見つけてバラしてやる！！おらさっさと行くぞブライアン！』
少し沈黙の間を開けたら、いい打開策を思いつかなくて更に不機嫌になったのか、またもや舌打ちをし、僕たちに脅し文句を吐き捨てれば、乱暴にブライアンくんの腕を掴みその場を離れようとするが
『うおぉっ！ちょ、まっ！乱暴に掴むなよぉ！！』
すぐに起き上がれなかったブライアンくん半端引きずられて声を上げた。それに対してグレイソンくんは遂に思い通りにならなかった事への怒りを爆発させたのか、
『うるせえなぁ！サッサと立て！おめぇんだよ豚！！』
とブライアンくんに当たって、暴言を吐くだけならず、鬼の形相で睨む。ブライアンくんは怒ったグレイソンくんを怯えたのか、すぐに
『すいません...』
と謝って、大衆にドン引きされた目で見られながら、二人はシャワー室を去っていった。
「......一体...なんだったんだろねぇ...」
僕は彼らが去ってからも困惑の表情を浮かべ、エリオットくんに聞いてみては苦笑し。それより、彼の脅しは中々僕に効く。何処かの金持ちの坊ちゃんなのか知らないけど、もっと気をつけないとね。

(/よかったです...!ブライアン・モリス...!とてもいいですね！！！！なんか呼びやすい名前でとてもいいです！！
あー！二人とも最高に尊いです！！甘酸っぱいのさいこうじゃないですか！！！いやぁ、2人の仲進展のペースが遅くて、マシューくんさえもイライラすればいいなと思うんです！二人がくっつけば、自分の噂は消えると思ってるんですね！
ヤンデレは健康にいいですよね！！私も大好物です！！きっとヤンデレセシルの神様はエリオットくんなので、滅茶苦茶に尽くしますし、エリオットくんの悪口やらをきけば、過激派になっちゃいます！エリオットくん好きすぎて攫って監禁しようかなとまで考えてたりすればまた良い...!
わぁぁぁ！後追いとか最高につらすぎじゃないですか！！大好物です！！！！いやぁ、なんかセシルも絶望感と愛情値がカンストした時はエリオットくんを庇って死ぬとか、色々やっててくれたらなぁと！
きっと満更でもないエリオットちゃんを見て凄い喜びそうです！エリオットちゃんに女性の服を着て頂いて、デートしようとか言い出すセシルが目に浮かびます！もし付き合ってるのならば、セシルは好きな子を独占するよりも、自慢したい派なので、きっとジロジロこちらを見てくる男子生徒を見ても「エリちゃんが可愛いのはわかるけど、僕の恋人だから」って、人の目の前で抱き寄せてハグしたりキスしたりしそうです！
セシルはきっと女子になったらとりあえず色んな女性用服を着たりして、エリオットくんに見て貰おうとしそうですね！あと邪な目で見てくる男子生徒にも普通にいつもの癖で無防備に近づくと思いますのでエリオットくん大変そうですね笑！！え！？！？？ファンアート寧ろいいんですか！？嬉しすぎますよ！！！其方のお絵描き滅茶苦茶に好きすぎて爆散しそうなので是非ぜひ描いてください！！ありがとうございます！！！すっごい楽しみにしておりますね！！！いやぁぁぁ...私もにょた百合な2人がすっごい描きたいです...絶対かわいいです..まぁ今は教会の絵を完成させないとですがね！今は下手くそな背景を仕上げていって居ますのでまだまだ完成への道のりが遠いです...)

｢ああ全くだ。一体なんなんだ、あいつらは。まぁここで引くだけの脳があって良かったが。オレらはなにもしてないのに、喧嘩両成敗なんてごめんだからな｣
化けの皮が剥がれた……というほど皮を被れていなかったが、一転してブライアンに乱暴な物言いをしながらドタバタと去っていく彼らを見送れば、セシルの苦笑に対して疲れを滲ませながら呟いて。てっきりブライアンの方が立場が上なのかと思えば、怒鳴られ引っ張られて挙句に謝罪までして逃げていった姿から、どちらかと言えばブライアンの方がマシューのお供のように見えた。というより、一番ブライアンから金を巻き上げてそうなのはマシューだろう。人騒がせな二人組がいなくなったので周囲の人たちも疎らに解散していく、教員が来る気配も無さそうなので、早々に罰せられる羽目にならなかったことだけが不幸中の幸いか。
｢セシル、君は随分と恨まれたみたいだな？スリザリンは結束が固くなる傾向にあると聞いたが、この分だと今後も奴らには絡まれ続けそうだ。逆恨みもいいところだぞ、全く｣
秘密を暴くとまで豪語したマシューは、並々ならぬ憎悪をセシルへと秘めていることは誰にだってわかるだろう。一体なにが彼をそこまで突き動かすのかは知らないが、わざわざ不利な状況で冤罪を被せようとまでしてきた奴らだ、縁を切りたくとも切れないだろうな。恨まれているといえばオレもだが、ブライアンはマシューよりも頭が弱そうだ、面倒この上ないが都度返り討ちにすることはそう難しくないはずだろう。問題は、彼らが計画的に犯行を練ってきた場合だが、その時はなんとか切り抜ける他ない。
｢おつかれセシル、オレたちも部屋に戻ろうか。湯冷めして肌寒いし、とにかく無駄な体力を使わされた｣
ポンポンとセシルの背中を軽く叩いて、厄介な奴に粘着された彼を労えば、手で隠しつつも小さく欠伸をして。すぐに部屋に戻るつもりだったから羽織るものも持っておらず、寒さに肩をすくめると薄い生地の越しに二の腕を自ら摩って、僅かに水気を残してしっとりとする髪をかき上げると、セシルを待ち。

(／エリオットとセシルくんがくっついても、マシューくんの噂が『セシルくんのことが好き』から『セシルくんに横恋慕している』に変化するところまで見えてしまって、結局彼はキレてそうですね笑、噂に尾ひれがついて『クレスウェルを取り合ってセントリックと決闘したけど負けた』だの、『正式にクレスウェルに振られたけど諦めきれてない』だの、とにかく事実無根の噂が流布されていそうです笑
ヤンデレ妄想最高すぎませんかー！？セシルくんとばかり一緒にいすぎて、ヤンデレフラグ立っててもそれが普通だと思っていたり、仮に異常性に気付いたところで自ら受け入れて順当に共依存になっていったり、監禁ルートに入っても、一緒に出掛けられないのは寂しいから出してくれって負けず劣らず愛情注ぎますよ！一度好きになってさらには付き合ったら墓場まで、を常識だと思ってるナチュラルに重い思想持ちの男なので…！
庇って死なれたら、もうエリオットはトラウマものですよ！後追いしなくとも、一生引き摺り続けますし、きっとほぼ毎月墓参りに行って病んでますね……。鬱くしいです…。
恋人を自慢したいセシルくん可愛すぎますね…！エリ子も人前では軽く注意しても結局甘やかしてイチャイチャするので、エリ子可愛いなーと思って見てたモブがすぐ目を逸らして胸焼けしてそうです笑、エリオットはどちらかと言えば独占型なので、色んなお洋服来てくれるセシルちゃんのこと、絶対褒めちぎりますし写真撮りまくりますよ！行動制限レベルの束縛はしたくてもしませんが、代わりにセシルちゃんの背後でモブを威圧するセ○ムと化しますね！セシルちゃんが万が一下心ある輩に触られたら、逐一スコージファイで汚れを落としてそうです笑
やったー！ありがとうございます！許可いただけたんで、ガシガシ描きますね！！もう教会というだけで果てしない背景コストだと予想できますが、ひたすら楽しみにしていますっ！！)

「いやぁ...なんで僕が恨まれたんだろう...僕あの子になんかしたっけ...今さっき名前知ったばっかりだし、理不尽だなぁ。これは困ったねぇ～...敵よりもお友達が欲しいのに」
うーんっと顎に手を当て、考える仕草を見せて。
(確かに、理由は分からないが、なんかグレイソンくんに恨まれた今、多分ブライアンくん以外にも元気な生徒達でも掻き集めて、絡まれそうだなぁ。しかもそんな自信満々に人の秘密を暴くとか大きな口を叩ける様な子、中々居ないと思う。まさかどこか宛があったり...?記者の親戚が居るのだとか...だったら不味いかもしれない。...平穏な日々を暮らしたいんだけど、一筋縄では行かないようだ。一人の敵を作るより1人の友を作った方が断然良い、何とかグレイソンくんと仲良くなれないかなぁ...)
「それより、グレイソンくん、性格どうこうの前にすごい度胸ある子だったね！僕そういう子とかすき！！あの子とは是非仲良くなりたいかも！」
僕は、この選択が後に更にグレイソンくんの殺意を倍増させる事だと知らずに、グレイソンくんと仲良くなる為に策を練ろうと決心し、目を輝かせてはそういった。たとえ冤罪を被せて来ようとしてきたとして、出会いが最悪だとしても、何とか上手く立ち回ればきっと出来る。
「エリオットくんもお疲れ様！...あら？寒いの？」
背中を叩かれ、湯冷めで寒いと言い、早く部屋に戻ろうと提案するエリオットくんに僕は羽織ってたカーディガンを脱ぎ、
「ん！これでも着てて！風邪ひかない様にね！早く戻ろっか！」
と彼に半端押し付ける様に渡して。
(シャワールームから部屋までの距離は、遠くも近くもない。まぁ、それまでに油断してずっと体を冷やしてると風邪ひきやすい。僕は寒さに慣れてるから別に良いとして、相手は坊っちゃんだ。坊ちゃんに向けての偏見だが、体弱いという事もありえなく無いし、些細な気配りをして居た方が絶対メリットがあるだろう。)
ぎゅっと袖を掴み、シャワールームから出ようと、出口を指さしては、そのまま手を引いてシャワールームの外にでようとし

(/あー！それ絶対ありますよ！！！マシューくん絶対また『なんでだよーーー！！！』と怒りますし、セシルに八つ当たりするしかなくて無限ループが始まりますね！笑！なんだかマシューくんイチャイチャしてる現場をよくマシューくんに遭遇させて、『またかよ...』と目が虚無になってて欲しいです！
あー！！愛されすぎて感覚麻痺するエリオットくん最高じゃないですか！！しかも共依存！！もう私の性癖ぶっ刺さり過ぎで辛いですよ！！監禁ルートで寂しいから出してくれと言われて最初は嫌がりつつも、最終的には愛おしいエリオットくんのお願いで嫌々出してくれると最高です！出さなくてもそれもまた美味しい！！エリオットくんデフォが重いって最高じゃないですか！！セシルもセシルで、自分を愛してくれるエリオットくんを神格化し、エリオットくんに盲目になりやすい傾向があります...愛はシャーロットからしか貰った事は無いのでね...でも足りないので、それをくれるエリオットくんは正しく神様なんです！
ンンン引き摺るエリオットくんほんっとしんどくて好きです...セシルは未練がすごすぎてゴーストになってたりするパロも存在しそうですね！
もう絶対エリちゃんをたっぷり可愛がりすぎて周りにハート飛ばしまくりです！笑！ブーちゃんにも爆ぜろとか言われそうですね！いやぁセシルちゃんのセ〇ムになっちゃうの凄く良いです！！女体化しても愛想はいいので、そのうち丸洗いされそう笑！
因みにこちら背景のみでしかもまだ未完成になりますが、良かったらー！
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｢よくアレと仲良くなりたいと思えるな、君も随分と度胸があるよ。なにもしていないのに嫌われてる時点で、望み薄だぞ？止めはしないが…｣
オレだったらアレと仲良くなるなんて絶対にゴメンだ。だがどうやらセシルは違うらしい、一番度胸があるのは、こんなに目を輝かせて友達になりたいと言ってのけるセシルなんじゃないだろうか。マシューの動機は謎だが、接点がない以上それなりにぶっ飛んだ動機だろう。ブライアンのように女性関係の嫉み……というには、セシルは女生徒に囲まれていたりしたわけではないので時期尚早だろうし。ともかく、こちらに悪意を持って嫌がらせしてくるような奴とはオレはなるべく関わり合いになりたくはない。といっても向こうから関わってくるのだろうが。
｢ん、少しな。すぐに部屋に戻るつもりだったから薄着だし羽織るものも持ってきていないんだ｣
本来ならば一日の疲れを落とすはずの浴室でトラブルに見舞われるだなんて流石に想定していなかったため、着替え以外は杖ですら置いてきてしまった。今度からはこういう事態にも備えてなにかを持っていこう、時期的に後は冷え込んでいくばかりだろうし。
｢いや、それだと君が寒いだろう？……だが、ありがとう。借りはまた返すよ｣
ずいっと押し付けられたのは、今さっきまでセシルが着ていたカーディガンだった。それをオレに渡したらセシルが寒くなる、と突き返そうとしたもののきっと問答の時間で部屋に戻った方がずっと暖かい。袖は通さず肩に羽織るようにかければ、セシルが着ていた分、僅かに温もりを感じた。セシルに引かれていない片手でカーディガンが落ちないように押さえつつ、彼に導かれるまま歩けば礼を言って。
｢カーディガン、暖かかったよ。助かった。君の準備が終わったらぼちぼち眠るとするか、初日から遅刻はしたくないしな｣
再度絡まれたりすることもなく無事に部屋へと着けば、カーディガンをセシルへ返す。そしてオレのベッド側へと歩み寄れば、杖を手に取って振ると先端から熱風を出し、水気の残る髪を乾かして。子供は夜こそ遊び盛りで、オレも夜行性の部類に入るので普段ならこの時間帯はまだ起きているのだが、自覚していないところで緊張なりなんなりがあったのだろう、緩やかな眠気が意識を蝕み始めていた。とはいえセシルの準備をゆったりと待つ余裕はある、オレは自分のベッドに腰掛けると再度明日使う教材の入れ忘れがないかを確認して。

(／イチャイチャ現場を見て最初はキレ散らかしていたけど、回数重ねる毎に目が死んでいって最終的に虚無顔になってそうですね！ここまで来ると周りももうわかっててマシューくんのことからかってそうなので、厄介です笑
盲目的なセシルくんめちゃかわですね…！共依存、毎食食べたいぐらいの大好物なんでお気持ちがわかりすぎますー！！監禁場所から出しても出さなくても、どっちでも美味しいですね…ヘヘヘ…。どちらにしてもエリオットは一度真っ当に好きになれば死後の地獄だろうとついてくような奴なんで、ある意味ハッピーエンドですね！エリオットも好きな子には強く出られずに尽くしがちになるんで、ドロドロですよー！セシルくんがゴーストになったら、エリオットも相手がいなくなる可能性に怯えることがなくなってハッピーですね！エリオットの寿命が尽きたら二人でお手手繋いで、来世でも会えますようにって願いを掛けて旅立ってほしいです！Foo！最高ですね！
ブーちゃんやマシューくんは可哀想ですが盛り上げ役というか、被害者役に最適なんですよね笑。最初は二人の仲を引き裂こうと邪魔しますけどそれすらも利用されてイチャつかれるので逃亡したらしたらで行く先々に現われられて発狂してそうです笑
最初はモブに触られる度に物陰に隠れてスコージファイしますけど、あまりにも触られる頻度が多いと人前だろうが会話中だろうが死んだ目でスコージファイをしまくりますね！そのうち、物理的に障壁を作ればいいのではと気が付いて常時セシルちゃんの周りにプロテゴで壁を張り続けそうです笑
えっっっ！？ステンドグラスが細かい…！！！神ですか…！？構造がしっかりとしてますし、塗りも重厚すぎませんか！？漂う神々しさ、そして退廃的な雰囲気…！！どうしてそんなに建造物を上手に描けるんですかああああ！！！無償で見せていただいていい絵に思えませんが、お布施ができないので頭が擦り付けて感謝させていただきます！！本当に背景がお上手で、画力をわけていただきたい…！！)

「えぇー、だって元気な子嫌いじゃないし、なんで嫌われるのか気になるもん！理由知ったら、もし誤解とかなら、周りに変な噂を流される前に解く方法考えられるでしょ？」
(友人が増えるのはいい事だし、誤解だったら早めに解いた方が後に誤解が誤解を招いたり、面倒臭い事にはならない。たとえ友人に離れなくとも、せめて普通の会話ができるぐらいは仲良くなりたい。)
「今この状況から見ても多分またやってくると思うし、その時仲良くなれるように頑張る！」
にっと笑えばそういい
「んー、僕寒いの平気だから大丈夫！貸し借りとか考えない考えない！僕もいっぱい助けて貰ったしね！1回ぐらい返させてよ」
貸し借り以前に、僕の方が返さないと行けない。僕の方が、今日だけで何度も助けられたんだから。それに友人になった今、助け合う事は当たり前に考えることが一番だ。お礼を言われて、気にしちゃ負けだと言えば、僕達は部屋まで戻った。そしてエリオットくんは羽織ってた僕にカーディガンを返し貰い、
「秋の夜はよく冷えるからねー、これぐらい気にしないで！そうだね、寝坊して初日から遅刻して減点されたら大変だ。僕も結構疲れたから、明日持ってく教科書だけでも準備してもう寝るよ」
案外部屋に戻る道中に絡まれなくて良かった、これ以上にはさすがに教員の見回りが来そうだし、何より疲れてしまう。僕は朝が弱いから、これ以上疲れれば余計寝坊しやすいだろうし、早く寝ないと、一日中いつでも何処でも居眠りしてしまえる。
僕は教科書以外の荷物を整理するのはまた明日にし、鞄を開いて時間割り通りに教科書や筆箱、ノートを入れ、寝る準備をした。片付けている間に、辞典に挟んであった、父さんがアズカバンに入る前日に撮った家族写真が地面にヒラヒラと落ちたことには気づかない

(/いやぁ後にセシルとエリオットくん、何らかのシーン...例えば両陣営からおわれてるときにマシューくんに助けられ、二人で実家に匿ってるマシューくんの部屋に行かないと行けない時に、その時すらも無意識にイチャイチャしてて、マシューくんに『ここ俺の部屋...』とチベットスナギツネみたいな顔して欲しいです笑
共依存は他におかずなしでもご飯3杯行けそうなほどにだいすきです！！！！いやぁ地獄に堕ちても、そこは2人のユートピアになるとかエモすぎます！！メリバ最高ですよ！！二人で手を繋いで転生した後の転生パロにどっちかが相手を忘れてたりしたら最高にしんどくなりそうですね！
なんかヤンデレセシルの目の前に、エリオットくんのことが好きな子とか出てきたら、セシルは嫉妬上手く隠せなさそうですねぇ...今までと違い、自分の方がエリオットくんを愛せる自信があるから尚更邪魔者は消したいのです!
なんかセシルちゃんはわざと嫉妬させる為に他の男にも愛想振りまくととてもいいです...プロテゴを張られたら満足して、にまぁと笑ったりして、エリオットくんを抱き寄せてキスぐらいすれば最高だと思います！
うわぁぁぁぁそう言っていただけて嬉しすぎました！！実在教会の写真を参考とかしていましたので、何とか教会に見える様にかけて良かったです...背景本当に大の苦手なので...これをかけたの奇跡です...お布施なんてそんな！私の描いた背景なんて他の絵師様に比べたら月とスッポンですよ...！でもありがとうございます！すごくモチベ上がりました！！背景はあと祭壇に石像、そしてエリオットくんとセシルを描き足せば完成です！！今週辺り行けそうかも知れません！頑張ります！！」

「ああ、君の準備が終わるまでのんびり待っているよ。急がなくていいからな」
組み分けの儀式の時点で疲れから具合が悪そうだったんだ、あんなことがあれば尚更だろう。尤も、オレと違いセシルはあんな馬鹿な奴とも友人になりたがるほどの前向きさを持っているのだが。オレは、次来られたらどう切り抜けてあわよくば叩き潰そうか考えていたというのに。セシルの言った通り、奴らはそれこそ明日明後日にでもまた来るだろう、不幸なことに寮が同じなせいで接する機会も段違いに多いのも悩みどころだ。
(家柄を利用したところで引くような奴らでもないのがまた面倒だ。……そもそも、ひけらかすこと自体好きじゃないからそれはそれでいいんだが。ああクソ、せめて寮が別だったら授業では関わらなくてよかったかもしれないのに。……ん？)
と、内心でどうにもならない不服を並べ立てながら明日の準備をしているセシルをぼんやりと眺めていれば、彼の本からヒラヒラとなにかが落ちた。どうやらセシルはそれが落ちたことに気がついていないようだ。
(紙切れ、か？踏んでシワになっても嫌だろう、拾うか)
そう考えると立ち上がり、セシルの側まで歩いていけばその紙切れを拾い。何気なく目を落として気がついたが、どうやら写真のようだった。数人で寄り集まった様子で撮影されていることから、おそらく家族写真だと推測できる。
(これは、家族写真だろうか。今よりもどこか幼い見た目だが、この子がセシルか？そういえば、家族構成もなにも聞いていなかったな。盗み見てしまったようで悪い気もするが、落ちていたのだから仕方がない)
「セシル、写真が落ちたぞ。ここに写っているのが君の御家族か？」
そこに写る一家をまじまじと眺めた後に、セシルへと声をかけてピラリと写真を差し出し。

(／マシューくんが匿ってくれる展開いいですね！マシューくんの顔が死んでる横で、意外と恋愛耐性のないブーちゃんが見てるだけでも照れて騒ぎまくり、マシューくんに怒られてるとかわいいです！
エリオットを好きな子といえば、セシルくんへの嫌がらせの手紙事件が一段落ついたあたりで、以前話していた当て馬兼悪役の生徒を出そうと思っているのですが、エリオットに好意みたいなものを初っ端から持っている設定にしたいので、エリオットを意識しだしたらセシルくんは当て馬くん相手にどんな反応してくれるかなーっとかなり気になってたりします！先に断言しますが、エリオットはその当て馬くんには靡かないどころかめちゃめちゃ嫌いまくってる感じですので、セシルくん以外に矢印向くことは無いです！
ファム・ファタールなセシルちゃん可愛すぎませんか……！？手玉に取られて見事多方面に嫉妬しまくるエリオットが簡単に想像できますよ！もう弄んでやってください！恋愛初心者もいいところのエリオットだと、セシルくんにもセシルちゃんにもあっさりと情緒振り回されまくりますので！
参考資料があっても私だとこんなに綺麗に描けないので、本当に尊敬しかないですよ！今週！もう既にドキドキで心臓がはち切れそうですが、楽しみです！私事ながら今週に丁度誕生日もありまして、思いがけないプレゼントに高揚するばかりです！ありがとうございます！)

「うん、ありがとぉ。でも先に寝ててもいいからね？エリオットくんも疲れてるんじゃない？」
長旅なのは僕だけじゃないはず、疲れてるのはきっとエリオットくんも同じだと思う。それならば、わざわざ僕の準備で待たせるのは良くないだろう。無理しないでと伝えて僕は片付けに戻った。
(...筆箱よし、体操着よし、箒よし、明日の教科書よし！よし、これぐらいかな。明日の昼休み、お昼食べたら図書館にでも寄ろうかな、魔法界に関して、そして何より、エリオットくんの家庭、セントリック家についてなにか記録にないか探したい。マグル界に住んでいた弊害か、僕は今、魔法世界に余りにも無知だ、このままじゃ何れ支障が出るかもしれない。そして何より、エリオットくんはセントリック家の出身だから尚更だ。まぁ新聞とか噂とか、表の情報と評判だけでも聞いてればきっと暫くは大丈夫だろう。別に自分家じゃないし、興味は無いけど、一応ね。貴族を知ることは悪いところじゃないはずだ、探して何かあった時の対策とか思いつくかもしれないな）
そろそろ寝ようかなと思っていたらエリオットくんに辞典に挟んであった家族写真を拾われ
「っ！！？.....あ...うん...ありがとう」
手に持つ写真を見れば、顔色がみるみると青ざめ、
「ああ...家族写真だよ。」
見られた！！やばい！！見られた！！僕は必死に内心の混乱を落ち着かせた。どれだけ規制されてるとはいえ、1度世間に出回った情報は無いことにはならない。母さんや父さんの顔を覚えている人だっているはずだよ、ならば下手に否定はしては駄目だ。エリオットくんは一体何処まで気づいてる...?どこまで知ってる...?一体、どこまで？....駄目だ。....分からない。今これ以上考えても仕方がない。今はせめて、これ以上に情報は手に入れられないようにし、ヘラりとまた笑顔で誤魔化して。
「あははっ....拾ってくれてありがとう。たすかったよ。大事な、大事な写真なんだ。」
大事だ、とても大事。家族がちゃんと全員揃ってる写真なんか滅多にないからね。もしかしてこれが最後の1枚だという可能性さえも有り得なくはない。見られるのは嫌だが、拾ってくれた善意に感謝を述べて、写真を少し震えた手で受け取り

(/あーそれはとても面白くて最高ですね！！マシューくん家がすごく賑やかになっててすごい良いです！まぁその分マシューくんは胃薬が必要になりそうですね笑
おお！！とてもいいですね！！！これはこれはライバルが出て来て、意識してない頃は災難だなーと他人事に思ってればいいと思うんです！意識しだした当初、多分エリオットくんの取り合いには結構消極的になりそうですね...嫉妬も別にしないでいようと我慢します...エリオットくんを自分の問題にこれ以上突っ込ませたくないとか考えて...まあ、両想いだと確信した後はきっと嫉妬はしますが控えめですね！エリオットくんに困らせたくないので！
いやぁ...セシルちゃん案外魔性っぽいので、エリオットくんのみならず周りの男子振り回すと思います！まぁこころはエリオットくんに向いてるので、他の子に興味はないと思われます！優しくしても、無意識か、意地悪かぐらいですね！教会の絵を終わらせたら成人したセシルちゃんとエリオットくん辺り描いてみたいなぁと思うんです！多分セシルちゃんは妖艶な女性に育ちそうですねぇ～！
うぅ..ありがとうございます....こんなに褒めてもらって...
おお！！今週お誕生日なんですね！！！おめでとうございます！！！これは一層張り切って行かないとですね！！！粗末な絵ですが...喜んでいただけると嬉しいです！)

「同居人を放るのは個人的に嫌なんだ、相部屋なんて初めてだが、複数人で過ごす以上は相手の都合も尊重するべきだろう。それに、暗くないと眠れないタチでな。具合が悪いときは遠慮なく寝かせてもらうから、気にするな」
客人をそっちのけにして己の好き勝手にするのは、マナーとして最低だ。セシルは客人ではなく同居人だが、他者と同じ空間で過ごすということに慣れてないオレには感覚的に客人と大差ない。同じ空間を共有することがもっと当たり前になればまた別、だろうが。
(それにしても、最初の友達がセントリックを知らない奴でよかったな。もしセシルがオレの家を知っていたらそもそも友達にもなれていなかったかもしれないし、オレももっと警戒していたからな。……だが、そのうち嫌でもセントリックの噂は聞くことになるだろう、新聞社がデタラメを書いたせいで父様がデスイーターという根も葉もない醜聞が出回っているんだ、マシューとかいうソバカスはともかく、デブはそこそこ良い家柄らしいから知っているだろうしな。はぁ、セシルがデマに惑わされないといいんだが)
家柄を聞いて寄ってくるものもいれば、離れていくものもいる。どちらかといえば、オレは離れられる方だろうか、組み分けの儀式でオレが呼ばれた時にざわついていた連中の数割は、オレを忌避する声だった。それについて気を張っているせいで地獄耳になっているオレだからこそ気付いたことでもあるが。…願わくば、セシルには悪い噂を知られないことを祈る。せっかく出来た友達を失う羽目にはなりたくない。
「そうか、ならこれからは落とさないようにな。何枚撮ったって、その時その瞬間を切り取った写真は一枚だけなんだから」
写真に写る彼らについてはそれ以上触れず、余程大切なものなのだと理解すれば一つ頷いて穏やかに話して。オレはセシルの家族を初めて見た──と思う。見覚えはないし、仮にあったとしてもつつかれなければ思い出せない程度の記憶だ。
「それでだが」
一度区切れば、写真ではなくセシルの顔を覗き込み。
「やっぱり、かなり具合が悪いんだろう。顔色も悪いし、さっきは手も震えていた。ああもう、あいつらに絡まれなければ、そうでなくてももっと早く撒けてればよかったな。とりあえず寝よう、明日もし熱があるようならオレが元気爆発薬でも調合するから」
どことなく挙動不審なセシルを、オレは体調が悪いのだと判断し、少し眉根を寄せる。やはり、組み分けの儀式から尾を引いていたのだと一人納得すれば、兄様のようにスマートに厄介事を切り抜けられなかった自身の不甲斐なさを内心反省しつつ、セシルに就寝を促し。魔法薬はここに来る前から何度か製作しているのでそれなりに得意分野だった、明日も容態が悪そうなら自身で魔法薬を調合するか、医務室に引き連れていこうと決めて。

(／うぅ…セシルくん、健気すぎて感涙ものですよ…。エリオットは当て馬くんへの好感度がとある理由からマイナス1000ぐらいなので、デスイーター側の悪役らしく、セシルくんが相手しなくても当て馬くんから絡みに行くかと思われますが、大体エリオットが庇いに入る形にしようと思っています！悪役ということでエリオットにとってもセシルくんにとっても、ブーちゃんマシューくんコンビと較べると何一つ可愛げのない、すこぶる嫌な奴にしようと思っているのですがよろしいでしょうか…？
セシルちゃんかわいい…！魔性に振り回される男も性癖なので、スタンディングオベーションするしかないですね！成人セシルちゃんなんて麗しさしかないのでは！？セシルくんも、成長するにつれて耽美系の美少年にさらに磨きがかかっていきそうですね…！！
お祝いのお言葉ありがとうございます！主様のおかげで、素敵な誕生日になりそうでとても嬉しいです！
セシルくんのファンアートを描きましたので、よければお納めくださいませ！謎シチュですが笑
https://d.kuku.lu/666a3e0b2)

「あらら、優しいねえ！でも変に気を遣わなくてもいいんだよォ～。僕はお客さんじゃないからね。...あー、そかそかぁ！僕も柔らかいベッドより固い地面の方がよく眠れるから、それと同じかな！」
暗くないと眠れないことを聞いて、何となく親近感を感じた。地面も案外悪くない、夏は冷たくて気持ちいい。まぁ冬は冷たいが、シーツを敷けば基本大丈夫だ。アジアの国ならともかく、ここではそういう文化ないから、変な目で見られそう。だが、今日からは同居人なんだ、どう足掻いても見る事になるだろうし、事前に言っておこう。
「...ははっ、そう...だね...。気をつけるよ...」
反応から見て、まるで知らないのか、エリオットくんは気づいていない様子だ。
(これは敢えて、触れないで行ってるのか..?それか本当に気づいて居ないのか...?)
心配と緊張で少し胃痛を感じたが、今はそんな場合じゃない。僕はぎゅっと痛みを耐える様に拳を握りしめた
(...動揺隠すの下手くそかよ！こんな反応してるなら、絶対誰でも不審がる！だけれど、まさか今この時にバレそうになるなんて聞いてないし、ましてや心の準備なんて出来てない。)
『それでだが』と言うエリオットくんの言葉にさえも肩を震わせ、いちいち反応しては俯き、目は見れない。話を聞いてればどうやらエリオットくんは純粋に僕が体調不良だと誤解しているらしい。これは、運がいい。
「っ.....あはは...心配してくれてありがとう。大丈夫だよ..そこまで酷くないし。うん、そうだね、もう寝るよ。早く地面にシーツを敷かなきゃ...。」
(仮病の演技なんかやったことが無い、だからこそ今上手くやれてるかどうか結構不安だ。だけれど、何とか切り抜かなければ、切り抜かなければ、後悔するのは自分だ。今は無難に背中だけを見せよう。)
騙すのは良くないとわかってるが、それ以外に僕に何ができると言うんだ。今上手く誤解されてるのは全部運のお陰だ、二度はきっと無いだろう。僕はこれ以上の失態は見せてられない、この猿芝居にボロが出る前に僕はベッドを向いては、シーツを手に取れば地面に敷いて。

(/セシルはなんやかんやで好きになったら、自分のことよりもエリオットくんを第一に考えますのでね...んんんそういう当て馬くん滅茶苦茶に好きです！！！完璧に悪の悪役って本当に性癖がすぎますよ...!!ぜんっぜん大歓迎ですよ！！！滅茶苦茶絡みがみたくてワクワクが止まりません！！セシルくんもよく庇われる度にきっと、嬉しいけど、複雑な気持ちになればいいと思うんです...問題は何でもかんでも全部1人で背負いがちなので..
いやぁ私も結構そういうの大好きなんですよね！あと女子になっても、エリオットくんからリードを取りそうですねぇ...女攻めっぽいです！セシルくんもきっと成長していくにつれて、御色気度が増しそうですね！いい意味でも、悪い意味で誤解する女子生徒とかも出てきそうですねぇ...
ほァァっっっっっ！？？！待ってくださいこれは天才ですよ！？？？？美しすぎじゃないですか！？！？最高に爆散事案ですよ！？好きがすぎます！！なんか手を引いて光の方へと連れてく感じなのが最高にエモいです！まるでエリオットくんがセシルくんを闇から連れ出すような、そんな感じがします！！色塗りも構図も全部丁寧で大好きです！！神絵本当にありがとうございます！嬉しすぎて泣きそうですよ...)