保健室の先生 2022-02-13 22:37:37 |
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(/不良くんについて了解しました!こちらもとくに萎はありませんので、先生のPFを見てキャラ作成していきたいと思います!よろしくお願いします。)
一応先生のpf完成したので、ご確認お願いします。変更可能なので、追記や訂正等のご希望があれば気軽に教えて頂けると嬉しいです!
名前:文月 捺(フヅキ ナツ)
性格:誰にでも優しく温厚な性格。人の為に行動することができる。真面目で努力家。感情に流されやすい。子供っぽい一面がある。ネガティブ思考。怖がり。誰にも相談出来ず、一人で抱え込んでしまう。押しに弱い。暗いところや狭いところが苦手。
容姿:160cm。ニットやセーターの上に白衣着用。大人っぽいフェミニンな服装を好む。ウェーブのかかった栗色のロングヘアを耳上で緩く結っている。色白で細身。パッチリとした瞳は垂れ目気味。薄い唇。
備考:23歳。養護教諭二年目。高校生の頃に体験した痴漢を大人になった今でも引きずっている。男性に触れるとフラッシュバックして身体が震えてしまうため、なるべく関わらないようにしている。大人の男性に対しての恐怖が強いため、学生の処置をする際は多少手が震える程度で特に問題無い。克服したいという気持ちだけ抱えている。その体験以降、恋愛どころか男性と話すことすらままならない。
名前:逢沢 十矢 (あいざわ とおや)
性格:1匹狼。人と群れることが嫌い。自分が決めたことは絶対にやり通す。頑固。人から怖がられることが多いが、根は優しいところもある。不良だから勘違いされやすいが、女にはめっきり耐性がなく、恋愛については奥手。
容姿:170cm。切れ長の目が人に怖い印象を与える。顔立ちだけ見れば整っているが、顔の傷も多い。襟足だけを少し長めにした黒髪。制服は常に着崩している。耳にはいくつかピアスをつけている。
備考:高校2年生。喧嘩が好きなわけではないが、目付きと風貌から絡まれることが多い。やられたらやり返すがモットー。保健室の先生には手当てなどでお世話になっているため、保健室に入り浸っていることが多い。密かに先生のことが気になっている。放任主義の親の元育つ。現在一人暮らし中。
(/先生素敵です。こちらもPF作りました。いかがでしょうか。付け足して欲しいことありましたら、何なりと仰ってください!)
pf確認致しました、言うことないくらい完璧な不良くんです!想像してた何倍も素敵で、特に追記する部分等もないです。
その他何も無ければ、このまま始めていこうと思うのですが如何ですか?最初の展開としては、十矢くんが高校二年生になるので顔見知りの設定から入ろうかと考えています。勿論、初対面設定からのほうがやりやすい等ご要望があればそちらに変更することも可能です!
───はぁ。( 寒さで薄らと赤く色付いた指先を暖を取るように擦り合わせながら見慣れた保健室へ。淡いピンク色のコートをイスに掛け白衣へと着替える。普段と何も変わらない、何の変哲もない朝に安心しながらもなんの進歩もない日常に不安を感じているという矛盾な気持ちに思わず溜息が溢れる。ルーティンとも言える砂糖たっぷりの珈琲を片手に、定位置へと腰掛ける。ちらほらと降る雪を眺めながら、話し声や足音すら聞こえない閑静な空間にぽつり、小さく溢した自身の声だけが響いた。 )
…今日も頑張ろう、わたし。
( 雪が頬の上に乗る感触とともに、少しヒリヒリとした痛みが込み上げてくる。頬を拭えば、雪だけでなく少し乾いた血が手の甲につき、傷があることに気付くのであった。
思えば先刻、自分の態度が気に入らないだの、目付きが悪いだのといつものごとくひとつ上の野蛮な輩に絡まれ、殴り合いに応じていたことを思い出す。
こんな経験ばかりしているため喧嘩は人一倍強いが、怪我を作ることも人よりも多い。そのため、いつものケガをした時には決まってあの場所へ向かうのだ。 )
…怪我した。手当してくれ。
( 保健室の扉をなんの躊躇いもなく開けば、いつもの相手の姿が見え、遠慮なく中に入るとドサッと音を立ててソファーに座り、相手に用事を手短に伝える。 )
( 遠くから乱暴で荒々しいドタドタと響き渡る足音に直ぐに彼だと気付く。出会った頃は毎日のように痛々しい生傷を負った彼に恐怖心を抱いていたが、一年も経つとその非日常な出来事も当たり前のように感じる。寧ろ彼が保健室へ来ない日があることが非日常に感じてしまう程には感覚が狂ってきたと思う。そんな事を思いながら乱暴に開けられた扉へと視線を遣ると、其処には見慣れた姿の彼が立っていて。 )
……十矢くん、この前手当した傷だってまだ治ってないんだからもう喧嘩はダメ。
( 何回伝えたか分からないその言葉に意味なんて無いのは百も承知だが、頬を蔦う真っ赤なソレに伝えずにはいられなかった。慣れた手付きで消毒とガーゼを取り出し処置を施そうと手を伸ばせば小刻みに震える自身の手に気付く。この一年間何度も繰り返し行ってきたその行為にも、勝ってしまうその症状に顔が強ばる。心の中で何度も何度も寒さの所為だと言い聞かせながら、そっと傷口へと触れる。 )
ごめんね、少し痛いけど我慢してね。
…したくてしてるんじゃねぇんだよ、相手が勝手に殴ってくるんだ、殴り返すのは自己防衛だろ。
( 相手のいつも通りの言葉に、自分を心配する色が感じられるも、こればかりは何ともならないと喧嘩を正当化するように話す。しかしながらこのように自分を心配してくれる存在は相手のだけであり、昔は喧嘩をやめろと言うその声掛けにもうんざりしていたことがあったが、それが心地よくなっていることに薄々気付いていた。
相手の手が震えた瞬間を見逃しはしなかった。この1年、怪我の治療の際、度々相手の様子がおかしいことにも気付いていたし、あえて聞かないようにもしていたが、どうも相手のことが気になる。それはどういう意味でなのかは自分でも全く分かってはいないのだが。
傷口に触る消毒液に少しばかり痛みを感じるが、その痛みにも慣れたものである。近付く相手の顔をじっと見れば思わず思っていた事が声に出る。 )
…あんたさ、怪我見るの実は苦手なのか。
( 唐突に投げ掛けられた言葉に動揺を隠せなかった。それは余りにも突然で核心を突く問い掛けだった。今まで気付かれないように振舞ってきたつもりだし、気付かれたことなんて一度も無かった為に隠すのは得意な方だと盲信していたからこそ何も返す言葉が見当たらなかった。呼吸すらも忘れてしまうような沈黙の数秒間が流れ、ふと揺らいだ彼の瞳に現実に戻されたかのように小さく息を吸う。 )
怪我は平気、もっと困ってる子達を助けたいと思うしこの職にもやり甲斐だって見付けられたよ。
( 問い掛けに否定はするものの答えは教えようとしない。こんな曖昧な回答に納得なんてされないのは分かりきってても、伝えたところでこの状況を引っ繰り返せるような手段なんてない。彼の負担になってしまう可能性だってある。次から次に出てくる懸念点に口を紡ぐと、中断していた処置を手際良く済ませて。 )
……これで大丈夫、お待たせ。
( 相手の含みのある言い方と、明らかに動揺した様子を見ると怪我が理由ではなさそうだと思う。そもそも保健の先生になるということは怪我などに耐性がないわけではないだろうと考え、ともすれば苦手な要素として考えられるのはなんだろうと思わず探るような目になってしまった。
処置が終わっても出ていくつもりはない。いつもこのまま何となく保健室に留まるのが習慣となっている。授業よりも何より今は相手のことが気になってしまう。)
俺のことが、恐いとかか?
( 今更になってそんなことはないとは思うが、もしそうだったら自分はどうするのだろうかと思いながらも口は動いていて。)
……高校生の頃にね、痴漢を受けたの。すごく情けないけどそれ以降男性恐怖症になっちゃって、十矢くんくらいの歳の男の子にも少しだけ影響があるみたい。
( 探るような眼差しを向けられ、心に閉ざしておくつもりだった言葉も伝えられずにはいられなくなり観念したように口を開き。一度吐き出してしまえば自制が効かなくなる程、どんどんと言葉が溢れていく感覚にずっと誰かに相談したかったんだと気付いた。一人で抱え込むつもりだった重しを高校生の彼にも担がせてしまったことに罪悪感を覚えながらも、誰かに聞いて欲しくて堪らなかった悩みを打ち解けられた解放感に複雑な感情を抱く。 )
ごめん、今のは忘れて。
( 毎日のように傷を作り怖がられてきた彼が優しい少年だということは、この一年間で嫌というほど突き付けられてきた事実。そんな彼のことだからきっとこんな話をすれば、何とかしようと行動してくれる。普通の高校生なら色恋沙汰に溺れたり、将来について沢山の煌びやかな夢を抱く時期だと言うのに全てを邪魔してしまうような重たい話をしてしまったと時間が進むにつれ後悔が募る。大丈夫だよ、心配は要らないよ、と今出来る精一杯の笑顔を向けた後、彼へ背を向けて座り直す。 )
( 相手からの告白に、半分驚きと、半分納得をしながら黙って話を最後まで聞く。それと自分にもこういう話をしてくれることに、少しは相手が心を許してくれているのかと嬉しく思うが、どうやったら先生はこの恐怖を乗り越えられるのだろうかと思う。職業柄男と関わらないわけにもいかないだろう。治せるものなら自分が何とかしてあげたいという気持ちに駆られる。 )
なぁ…先生。
俺がそれ治してやるよ。
( 自分でも口を出た言葉に驚いた。治し方など、全く検討が付いていないのに、だ。相手の悲しそうな背中を見て何も言えずにいられなかった。本当なら抱きしめたいところだが、今の話を聞いてそんなことはできまいと、衝動を抑えることは出来たのだが。 )
───ッへ。
( 優しい彼の事だからきっと、大丈夫?なんて心配の言葉は掛けてくれるんじゃないかと予想していたがそれを遥かに上回る言葉が降りかかり思わず間抜けな声が漏れる。反射的に彼へと視線向ければ、彼も自身の予期せぬ言葉に驚いている様子だった。きっと何とかしてあげたいという強い親切心から、思いがけない台詞が溢れてしまったんだろう。そんな可笑しい状況に笑いが込み上げてきて、ふっと吹き出してしまう。 )
…っふふ、十矢くんには敵わないなあ。
( 誰かに秘密を打ち明けたことは勿論、治してやると公言してくれた。全てが初めての経験なだけにどう対応するべきなのか正解が分からないが、これだけは言える。嘘でも真でも心の底から嬉しかった。真っ暗で先の見えないこの不治の病を明るく照らしてくれたのは紛れも無く目の前にいる彼で、わたしが彼の立場なら咄嗟に治すなんて言葉が出てくるだろうかと一考する。きっとわたしには出来ない、そう答えが出たからこそ敵わないという言葉が漏れた。治す立場であるわたしが高校生の彼に治してもらう状況なんて、本来ならみっともないが。 )
…本気だから。ぜったい、治してやるよ。
( 驚いた様子と、笑みを零す相手の表情に思わず釘付けになれば、もしかしたら自分の思いは本気だと受け取ってもらってないのかもしれないと思う。それは当たり前のことで、実際自分に何ができるかは皆目検討もつかないが、真剣なことは伝えたいと思い今一度相手の前で宣言する。
ともあれ、相手の緊張が緩んだ笑顔が見られたことに自分の頬も自然と綻び、小さくではあるが笑みを零す。こうして人前で笑えたのもいつぶりだろう。 )
うん、有難う。十矢くんに出会えて良かった。
( きっと同じ台詞を彼以外の男性から言われたとしても、頼ることなんて出来なくて断りの返事をいれるだろう。でも治すと公言してくれたのは彼だから頼りたいと、甘えたいと思ってしまった。ただ、彼じゃいけない明確な理由だけは靄がかかったようにはっきりしない。そのことだけが気掛かりだが、不器用で不慣れな彼のその笑顔を向けられればそれもどうでもよくなってしまう。 )
…今は触れることすら出来ないけど、もし治ったら思いっきりハグさせてね。
( 荘厳な空気を壊すように冗談混じりにそう述べれば、子供のように無邪気な笑顔を向けて。 )
…ハグだけじゃたりねぇよ。
( 相手から述べられたお礼の言葉には照れ隠しなのか、顔を背けなんとも言えない表情になってしまう。少しでも相手の支えになれるならそれでいいと思う。
ハグさせてという予想外の言葉には、自分は相手にとってやはり子供のようにしかうつってないのか、と現実を思い知らされるが、子供なのは確かだ。それでも何だか納得いかず、視線は相手を捕えて、呟くように言う。自分の気持ちが何なのか、曖昧にしてきたが、今になって明確になってきた。
自分は相手のことを恋愛対象として見ているのだと。もうこの気持ちは止められない。 )
もし、治すことできたら、
…俺と付き合ってくれ。
───えっと、
( 耳を疑うような言動に驚愕した顔を浮かべながら、本気かどうか確かめようと口を開くも彼の真剣な眼差しを見れば答えなんて聞かなくても分かる。付き合う?彼とわたしが?想像すらしたことの無い状況に口篭る。足りない頭をぐるぐると必死に回しながら、ゆっくりと口を開く。 )
気持ちは嬉しいけど、付き合うなんて考えたことなくて。…それにね、どんなに想い合ってても先生と生徒っていう壁だけは乗り越えられないよ。
( 出会えて良かった、気持ちは嬉しい。今まで彼に吐いてきたその言葉全てが嘘偽りない真実だが、今以上の関係を求めたことが無かった為に返答に困る。もし彼が今立派な大人だったら、と思うときっと答えは変わってくるんだと思う。正直わたしが彼に恋愛感情を抱いているということは薄々気付いてはいたが、彼はただの生徒だとずっと蓋をしていた為に拒絶せざるを得なかった。)
…先生と生徒がっていうなら、卒業するまで待つ。
ただ、アンタには俺の気持ちを知っといてほしかっただけだ。
( 相手を困らせているのは重々承知である。ただでさえ男が苦手だと言っているのに付き合うだのそんな話をするのはお門違いだということも。でも、自分がこうまでして相手に尽くしたい、手伝いたいという思いが中途半端ではないし、かといって相手に対してなんの感情も持っていないという訳では無いということも知っていてほしかったのだ。
予想通りの答えに、正直立場なんて関係ないと思うし、想いあっているなら関係ないと思ったが、この壁を崩して最終的に罪に問われてしまうのは、大人である相手の方であることも知っている。今すぐ付き合いたいし、抱きしめたいし、それ以上だってできることならしたいが、相手の症状も克服するのには時間がかかるだろう。それなら自分が卒業してからでも、いくらでも待つ自信がある。相手の表情を見てそう告げた。 )
……十矢くんはまだ高校二年生だしきっとこれから沢山の出会いがあると思うの、わたしのせいで何年も十矢くんを縛り付けておけないよ。
( 彼にとってわたしは傷の手当をしてくれるただの先生に過ぎず、恋愛面に置いて満足に触れ合うことも出来ないような相手と付き合いたいだろうか。幾ら考えてもマイナスな面しか思い浮かばず、これから沢山の出会いを経験するであろう彼を繋ぎ止めておくのには余りに脆く危険で。もし一匹狼の彼がクラスメイトの女の子に惹かれ交際するようなことがあれば、きっと喧嘩も辞めるだろうしこうして保健室に通うことも無くなるだろう。養護教諭であれば本来喜ぶべきことなのだろうが、心の底からそれを望んでいるとは言い難く複雑な感情抱き。彼には決して伝えることのできないこの思いに再度そっと蓋をしては、悲しげに目を伏せて。)
( / かなり返事が遅れてしまって申し訳ないです…。リアルが少し忙しくなってしまい離れていましたが、余裕が出来たので最近また戻ってきました。もう此処のことは忘れられてるかもしれませんが、もしまだ覚えてくださってるようであれば御返事頂けると嬉しいです。待ってます。)
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