トレーナー 2022-02-13 19:43:21 |
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あはは…俺自身はなんでウマ娘に懐かれるか分からないけどね。年齢が近いからかな……それより本読むでしょ?集中したいなら俺退室するけど…
(アルダンは理解しているらしいが、自分はなんで懐かれているのか分からなく、腕組んで少し考えるも思いつかず考えるのやめて自分は退室した方がいいかと聞き)
いえ、ここに居ていただいても大丈夫ですよ。…トレーナーさんは普段本は読まれますか?
(本を受け取りながら、ここに居たままで構わないと首を横に振れば、相手にそう尋ねては小首を傾げて)
まぁ、昔は本読むくらいしかやること無かったし結構今でも習慣ついてた読むよ。
(椅子持ってきてアルダンのベッド横に座り、普段話さない過去のことをほんのちょっと言ってアルダンを見つめ)
ふふ…そうなんですね。昔の私は身体が弱いせいで屋敷からもあまり出してもらえませんでしたから、自分を物語の主人公に重ねて色々な場所を旅する想像をするのがとても楽しくて、今でも本を読みながらついついそういったことを考えてしまうんです…なんて少し子供っぽいでしょうか?
(本をよく読むという返答に嬉しそうに微笑むと、こちらも同じように昔の自分のことを交えつつ、本を読みながらいつも考えていることを話しては、少しだけ自虐っぽくそう口にして笑って)
ううん、俺もよくそんな感じで本読んでたから気持ち分かるよ。最近はトレーナーの参考書ばっかりであんまり読んでないけど…
(同じ気持ちだと微笑んで伝えるが、新人トレーナーとしてまだ学ぶことは多いので教材ばかり呼んでいると苦笑いしながら)
トレーナーさんはとても勉強熱心なお方なんですね、一生懸命勉強されてウマ娘のことをよく考えていて…それなのに何故ウマ娘を担当なさらないのですか?…立ち入ったことを聞いてしまって気分を害したら申し訳ありません
(相手のウマ娘に対する真摯さは本物であり、相手を慕うウマ娘の多さも先程の二人を見ていればよくわかり、きっと相手に担当して欲しいと思っているウマ娘たちも沢山いるだろうと思い、だからこそ誰も担当していない相手のことが気になってしまい、思わず踏み入った質問をしてしまって)
んー……恥ずかしいんだけどさ、俺まだまともにトレーニング受け持ったことなくてさ、だからウマ娘にとって大事なレース人生を俺みたいな半端者が受け持っていいのかまだ分からなくて…ファル子やアイネスからはトレーナーになって欲しいって逆スカウトは受けてるんだけどね……でも2人とも才能があるから余計にね…
(なんでトレーナーになったかはあまり話したくないので、自分が彼女達の人生を受け持つことに抵抗があり、改めて自分は情けない人だなと苦笑いしながら説明し)
…ですが、それではいつまでも二の足を踏み続けることになるのではないでしょうか?経験が無くとも、自信がなくともいつかは必ず歩き出さなくてはなりません…先の見えない道のりを手探りで進むのはとても不安で恐ろしくもあるでしょう…それでも貴方には挑み続け前へと進む権利が与えられているはずです、それはなによりも素敵な財産であるはずですよ
(経験が無いことを理由にウマ娘の人生を請け負うことに抵抗がある様子の相手に対して、どんなことであっても必ず一歩目を踏み出す日はやってくるはずだと諭しつつ、不安や色んなしがらみがある中でも前に進むため、挑戦することが許されているのは実はそれ自体が特別なのではないかと、これまで身体の弱さのせいで色々なことを諦めて生きてきた故にそう思えて、相手を勇気づけるよう微笑みかけて)
(/ファル子は個人的にはまだファン一号ぐらいの認識で担当トレーナーとしてはそこまで強く意識してないぐらいが良いかなと思うんですがどうでしょう?)
……っ…本来導く立場のトレーナーがウマ娘にアドバイス貰うなんて…まだまだ未熟だな俺…でも、アルダンの言葉に目が覚めたよ。ありがとう…早速だけどさ…1歩踏み出していいかな…?アルダン…今日の模擬レース、途中までで終わったけど君の走りは素晴らしかった…今度の選抜レースを見て改めて考えるつもりだけど、今の気持ちを言わせて…君のトレーナーになりたい。
(自分の未熟さを痛感しながらも、トレーナーとして強くなるなら失敗を恐れずに貪欲になるべきだと決意すれば、その決意表明として今日のレースを見て走りに惚れたと目の前の恩人をスカウトして)
(/分かりました、それじゃファル子がライブ中にその場のノリというか冗談でトレーナーになって欲しいって言ったのをこっちが真面目にとらえた事にして頂けるとありがたいです。)
…私をトレーナーさんにとっての第一歩として選んでいただけたこと、とても光栄に思います。…当日は私の走りをどうか最後まで見届けてください、私の全霊の走りできっとトレーナーさんをもう一度その気にしますから
(相手の申し出に恭しくお辞儀をしてから、選抜レースの結果を見て決めるという相手の考えに深々と頷き、胸元に手を当て真剣な表情で、改まって考える暇も与えないような走りをすると相手の元で走りたいという気持ちは既に決まっている様子で口にして)
あはは…アルダンはもう決めててくれてたんだね、ありがとう。それじゃ今日はしっかりと休まなきゃだね……
(自分とは違い彼女は自分と歩んでいきたいことを決めてくれたことを知ればニコリと微笑んで、今後のためにもアルダンにはゆっくり休んでもらおうと伝え)
ええ、そうですね。選抜レースまでそれほど時間もありませんから、当日までに少しでもコンディションを整えておかなければいけませんね
(この人とならと思える人物に出会えたことを嬉しく思うと同時に相手をがっかりさせない走りをする為には、これまで以上に万全の状態でその日を迎えなければと穏やかな笑みを浮かべながら頷き)
だね、だからこそ今日はゆっくり休んでもらわないと。何かできることある?お腹空いた?あ、それとも本読みたいかな?
(座っていた椅子から身を乗り出してニコリと微笑みながらアルダンのために尽くしたいと言わんばかりに指示を待ち)
ふふ…そんなに気を遣っていただかなくても大丈夫ですよ。ただそばにいて、こうして話し相手になってくださってるというだけでありがたいのですから
(自分のためにと一生懸命な相手の気持ちは理解出来るが、今のところは大丈夫だとクスッと小さく笑えば、いつもは一人である時間の方が多い病室において誰かがこうして居てくれることが何より嬉しいのだと告げて)
そう言ってもらえれば嬉しいよ……そうだ、アルダンが担当になったことアイネスが知ったら自分も担当してって言ってくるだろうな…なぁ、アルダン。その…まだ俺未熟だけどいきなり複数人のウマ娘担当していいかな?
(選抜レースを見てから決めると言うも、ほとんどアルダンをスカウトする気を変えるつもりないので担当がいる事で話を進め、以前から熱烈に逆スカウトを受けているアイネスも担当しなきゃなと思い、自信なさげにほかのウマ娘も担当していいか聞き)
はい、それは勿論構いませんよ。賑やかな方がきっと楽しくなりますし、お互いに高め合えると思うんです。…いつか五人集まったらチーム結成、なんて実現したら素敵ですよね
(まだ仮の話の段階だが、それでも複数のウマ娘を相手が受け持つことには肯定的で、チームの結成についてもまだ今の時点で論ずるのは気が早いとは思いつつも、仲間に囲まれて切磋琢磨しながら走れたら嬉しいと感じているようで、自身の率直な想いを述べて)
そうだね、それに複数人のウマ娘を担当するならチームを組んだ方が上から支給されるお金も増えて美味しいご飯食べさせてあげることもできるし…なんだか今から楽しみだね
(アルダンの許可を得ると大きく伸びをしながらリラックスして、先程とは違いトレーナーの仕事に楽しみを見出しているようになり)
ふふふ、一つ夢を見たら次から次に際限なく…意外にトレーナーさんは欲張りさんなんですね。ダートのレースではきっと勝てないと仰っていたのに既に私が勝った前提でお話しを進めているのが可笑しくて…ふふっ…すみません、それが悪いという訳ではないのです、むしろその逆で私の覚悟を受け止め信じていただけることがとても嬉しいのです
(先程までと違いポジティブに夢を語る相手に、クスクス笑いが漏れて、最初こそ自分の選抜レースについてもネガティブな意見を言っていた相手を揶揄するような事を口にするが、そんな逆境の中にあっても自分の信念を、勝利を信じてくれた相手の想いが嬉しいのだと笑みを絶やさず言って)
あっ…いや、あの時は正直アルダンの力知らなかったし…もうからかわないでよ…まぁ、俺はアルダンとずっと歩んでいくって決めたしね
(笑われて顔赤くしながら必死に言い訳するも、こうして笑い合えることがとても嬉しく思い、選抜レースを見てから決めると言っておきながらも既にアルダンのトレーナーになったつもりでいて)
ちょっとだけ意地悪でしたね、すみません。ですが…そうですね、トレーナーさんの言っていた事も正しいのだと思います…実際不安がないと言えば嘘になります、私自身ダートを走るのは不得手ですから…もしこのチャンスをモノにできなかった先に私に何が残るのか、それを考えると恐ろしくもあります……
(相手を茶化してしまったことをくすくす笑いつつも正直に謝罪をしては不意に真剣な眼差しになり、相手の評価は実際そう思っても仕方がない至極当然のものだと口にしては、これまで一度も口にしてこなかった弱音を吐いては、そう言いつつ相手の手にそっと重ねたその手はほんの少し震えていて)
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