サクラチヨノオー 2022-01-24 02:48:34 |
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[永春慧]
あぁ、ヤエノは体も丈夫だし冷静さと血気盛んなところも合わせ持ってて目立った弱点がない。堅実で華がないと言われるかもしれないけど兄…マルゼンスキーに対抗するにはデビュー前のウマ娘では1番のカードだと思う。
(チヨノオーがどう思っているか知りもせず、ヤエノムテキの事をべた褒めして気づけばスカウトする流れになり)
[ヤエノムテキ]
ありがとうございます。私も、貴方のアドバイスを聞いてから日に日に速くなってきてます。私で良ければ、是非御指導お願いしたいです。
(相手の褒め言葉に表情を変えず素直に受け入れれば、最強クラスのマルゼンスキーに勝つという思いに同意して契約をしようとし)
あっ……あのっ、待ってください……!わ、私やっぱりその……ヤエノさん、私と勝負してください!そしてその勝負で私が勝ったら私を、私をスカウトしてください!
(目の前で二人が契約を結んでしまう、そんなのは嫌だという想いが爆発してしまえばもう自分ではその感情はどうしようもないところにまできてしまって、こんな事を言ってしまえば二人に悪いと思いながらもそれでも捲し立てるようにそう言い放って)
[永春慧]
えと…それってチヨノオーも俺の担当になりたい……ってとだよね…嬉しいけど…
(スカウトして欲しいという気持ちはとても嬉しく今すぐ承諾したいが、横にいるヤエノちらりと見て)
[ヤエノムテキ]
…普段ならいつもお世話になっているチヨノオーさんに譲るべきかと思いますが……ここは譲れません。分かりました、その勝負受けて立ちます!!
(彼女にはいつも感謝しているが、自分も強くなるために名門トレーナーと契約できるチャンスを野放しにできないため、闘志に満ちた瞳を向けて宣戦布告し)
……うぅ、言っちゃった……でも、ここまで来たらやるしかない……っ
(あの後、すぐに学園へと戻ってきてトレーニングコースでヤエノムテキと勝負をすることになって、今になって思えばめちゃくちゃな事を言ってしまったという後悔の念も少なからずあったが、それでも彼女が受けて立つと言った以上は今更逃げる事は出来ないし何より、相手に自分のトレーナーになって欲しいという気持ちは偽りのない事実であるため勝負をするしかないんだと自分自身に言い聞かせてスタート位置にて待機して)
チヨノオーさん…やはりというかなんというか…永春さんにトレーナーになって欲しかったのですね…まぁ、傍から見れば先程のあれは告白のようでしたが…ですけど、このレース私が勝ちますからね。
(スタートを待つ間に先程のチヨノオーの行動について、かなり大胆で少女漫画にありそうだなと少し頬を染めながらも闘志が燃え尽きることはなく勝利宣言し)
えっ、こ、告白!?わ、私、そんなつもりじゃ………とにかく私だって負けません!ヤエノさん、勝負です!
(最近の成長著しい彼女相手に勝てるかどうかは正直言ってかなり怪しい。それでもどうしても勝ちたい、そんな気持ちになるのは、この先も彼と共に歩みたいという思いの強さ故で、それは確かに一種の告白のようなものかもしれない、そんな風に考えれば深く深呼吸をしてから、こちらもそう力強く宣言してからスタートの合図としてコインを投げて、地面に落ちると同時にスタートを切って)
っ…はぁ!!
(スタートしてチヨノオーの2バ身前を先行し、その走りはやはりは周りの評価を裏切らない素晴らしい物で堅実で無駄が無く、それでも豪快さを感じるデビュー前とは思えないほどのレベルの高さで走り)
っ……!
(スタートで出遅れたという感覚はなく、自分としては最高に近い形でのスタートを切れたはずがこれだけの差が生まれてしまったことに衝撃を受けて、それでもどうにか冷静さを取り戻せば一定の距離を保って彼女について行き『勝ちたい…私だって特別になりたい…あのトレーナーさんとならもしかしたらって思ったんだ…!』これまでは周りとの才能の差をどこか諦観してしまっていた自分がいた、それでも彼と出会ったことでそれは大きく変わっていて、今はとにかく勝ちたい、特に彼女には負けたくないそんな思いが強まれば一気に加速して横に並んで)
っ…そんな…私が…
(自分だって金剛八重垣流の繁栄として祖父に恩返しをするために日々血が滲む努力をしてきたが、それほどチヨノオーはあのトレーナーと一緒に歩みたいのかという驚きと共にゴール直前に差しきられて)
っ…はぁ、はぁ…か、勝った…?私がヤエノさんに…?
(ゴール時の差は殆どなく、勝ったという自覚がイマイチ湧いてこなかったが、それでも相手の悔しそうな声を聞けば少しずつ勝利の実感が湧き上がってきて表情が明るくなっていき)
[永春慧]
まさか…チヨノオーが勝つとはね、すごいね。ゴールした時鳥肌立ったよ。
(すぐ2人の元へ駆け寄り、さすがにボロ前とはいかないともギリギリヤエノムテキが勝つと思っていたので度肝を抜かれたとやや興奮気味に伝え)
[ヤエノムテキ]
くっ……はぁ……チヨノオーさん、おめでとうございます。でも、次は私が勝ちますからね。
(悔しそうな顔をするも直ぐに切りかえて自分に勝った相手を賞賛して、まだまだ強くなると思いを込めて手を出して握手を求め)
あ、ありがとうございます…!ヤエノさんも、とてもいい勝負が出来て嬉しかったです!…私だって次も負けません、次も勝ちます!
(レースの結果を誉めてくる相手にまずは戸惑いながらのお礼を述べて、それからヤエノの方へ向き直ると今回の結果はこういう形にははなったが素晴らしいレースだったと握手に応じ、しかしそれはそれとして次回の勝負でもいくら彼女が相手でも負けるつもりはないと力強く宣言して)
[ヤエノムテキ]
では、私はここで……永春さん、私を選ばなかったこと、後悔させるくらいに強くなって見せますからね…!
(最初こそ笑顔で相手を賞賛したが段々と悔しさが込み上げてきて、涙目でもしかしたら自分のトレーナーになるかもしれなかった人に宣戦布告してからその場を去って)
[永春慧]
……ヤエノ…そうだよな、彼女のためにも俺達は強くなって立ち向かわないと……だからこそチヨノオーには強くなって貰うからよろしくね。
(ヤエノムテキの涙目に胸が苦しくなり、彼女の気持ちに答えるためにも半端な強さではなく完璧に強くなろうと決意してチヨノオーを正式に担当に決めて)
はい…!まだまだ私は蕾ですが、それでもトレーナーさんとならきっと花開かせることが出来るって信じてます!よろしくお願いします!
(強くならなければ、そんな相手の想いに同調し、自分はまだまだ未熟で特別な才能もないけれどそれでも相手と共に歩めばきっと強くなれると自らを奮い立たせるように口にすれば深々とお辞儀し)
とりあえず今日は休日だから早めに休んで初トレーニングは明後日からにするよ。ちゃんと寮に帰って体休めてね。
(あんな激熱するレースをしたが今日は休日なのでしっかり体を休めるようチヨノオーの頭を撫でながら伝え)
えへへ…了解です!『充実した休息こそ全ての成長の糧である』ですね!
(頭を撫でられるとグイッと背伸びをして自ら頭を擦り付けるようにして瞳を細めて、例の如く自作の格言を交えながら相手の指示に素直に頷き)
それじゃまた明後日ね
(相変わらず良い格言だなと心の中で褒めながら今日は解散となり)
……ふぅ…最近疲れるなぁ…
(昼休み、周りからの評価のせいか正直言って平均的なチヨノオーを担当にしたことで周りから批判の声もあり精神的に疲れたせいか机に突っ伏して寝そうになり)
トレーナーさーん!あれ?どうされたんですか?…もしかしてお疲れですか?
(昼休み、トレーナー室へと顔を出せば机に伏している相手の姿を見つけ、そばまで歩み寄れば心配そうに顔を覗き込んで)
…ん?チヨノオーか……周りから色々批難されてね、ちょっと寝れば大丈夫だから…
(自分は周りからの批判をチヨノオーのせいだとは全く思っていないが彼女に詳しく言うのは良くないなと判断して断片的に伝え、安心させるように頭を撫でると目のクマや虚ろな目から疲れてるのが相手に伝わり)
批難なんてそんな…トレーナーさんはとても素敵なトレーナーさんなのに…と、とにかく無理はいけません!美味しいご飯を食べてしっかり休まないと…ちょうどトレーナーさんと一緒に食べようと思ってお弁当作って来たんです!良かったら一緒に食べませんか?
(原因がわからないだけに相手が批難されることに納得がいかない様子で、しかしまずは何より顔色が悪いことと相手の体調のことが先決だと考えればここへ来た本来の用件をついでに伝えつつ二人分のお弁当箱を取り出して)
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