桜舞う道を二人で〆

すごいねこのスイーツの量…こんなにあるとは思わなかったな…
(入店すれば空間一面に様々な種類のスイーツが置いてあり、その光景に驚きながらこれがケーキバイキングなのかと少し緊張して)

【サクラチヨノオー】

トレーナーさん、もしかしてこういうお店は初めてですか？
(いかにもこういった店に対する予備知識が無さそうな相手に、もしかしてスイーツのバイキングというのは初めてなのかと尋ねて)

【スマートファルコン】

え、そうなの？でも大丈夫！基本的には普通のバイキングと変わらないから、自由にとって自由に食べればいいんだよ
(トレーナーがスイーツのバイキングが初めてかもしれないという疑惑に少しだけ驚きながらも、食べるものは違えど基本は普通のバイキングも同じだとだけ言ってさっさと二人を置いてケーキを取りに行ってしまって)

バイキング自体来たことないから……ちょっと緊張するというか…
(ファル子に続いてチヨちゃんと一緒にスイーツを取りに行くが、慣れないところで不安になって無意識ながらチヨちゃんの服の裾掴んで落ち着かない様子で周りキョロキョロして)

【サクラチヨノオー】

そうだったんですね、でも大丈夫です！私を信じてついてきてください。トレーナーさんはどんなケーキがお好きですか？他にも…あっ、3色団子に羊羹なんかもありますよ！
(なるほどと頷き、いつになく頼りなく見える相手に、ここは自分がしっかりしなければと意気込み力強く胸をドンと叩いては、相手の好みを尋ねるが、自分の好きな和菓子を見つけると興奮気味に相手の手を引いてそちらへと歩いていって)

【スマートファルコン】

ファル子は先に席に戻っていただいちゃうね。二人はごゆっくり☆
(チヨちゃんとトレーナーがそんなやり取りをしている間に自身はある程度好きなスイーツを取り終えたため、先に席に戻ると手を振りながら軽い口調で言ってのけて)

あっ、うん分かった。チヨちゃん、そんなに慌てなくても大丈夫だかさ、ゆっくり選ぼ？
(先に席に行くファル子に返事しながらチヨちゃんに手を引かれて、慌てるチヨちゃんにスイーツは逃げないとクスッと笑いながらもそんな姿も可愛らしいなと微笑ましくなり)

あ…、ご、ごめんなさい、私ってばつい…えへへ。トレーナーさんも3色団子、いかがですか？それともケーキとかの方がお好きですか？
(好物を前に思わず先走ってしまったことを相手の指摘で察すれば慌てて苦笑混じりに謝罪をしてから、小さく咳払いをして気持ちを落ち着けて、相手にも自分の好きな和菓子を勧めてみるが、一番はやはり好きな物を食べるのがいいだろうと考え、やはり定番の洋菓子の方がいいだろうかと問いかけて)

俺はどっちかと言えば和のスイーツの方が好きかな、よく食べさせてもらったし。それにチヨちゃんと一緒、だしね。
(自分のお皿に三色団子乗せて自分もよく実家で食べていたから好きだと話せば、さらにチヨちゃんと一緒の物を食べることが嬉しいとニコッと笑いながら伝えて)

そうなんですか？それでは今度私のオススメの和菓子屋さんへ一緒に行きませんか？…あ、でも、もしかしたら案外トレーナーさんも知ってるお店かもしれないですね
(和菓子の方が好きでよく食べていたと聞けば自分と一緒だと嬉しくなって、無意識に次回の約束を取り付けるように口にしてみるが、和菓子が好きならばもしかしたら相手も知っている店かもしれないなと小首傾げながら語り)

近場だったら結構そういうお店知ってるからね。でも1人で食べるよりもチヨちゃんと食べた方が何倍も美味しいからさ、
(だいたいの和菓子屋さんなら行ったことがあるので、チヨちゃんの紹介する店も多分知ってるだろうと断言し、それでも1人で行って食べるよりチヨちゃんと一緒の方が絶対にもっと美味しく感じることができるだろうなと微笑んで)

そ、それは少し大袈裟では…でも、そう言っていただけると嬉しいです！では、今度ご一緒しましょう。…お皿もいっぱいになりましたし一旦席へ戻りませんか？
(自分と一緒なら美味しさが何倍にもなるなんて相手の発言にドギマギしながらはにかんだように笑って、ある程度欲しいものをお互いに取り終えたため、一旦座ってそれらを食べようと提案して)

そうだね、きっとファル子も待ってるだろうしね。それにしても…なんだか女性ばかりで視線が痛いというかなんというか…
(ファル子を1人にするのも気が引けるので2人で席に戻りながら、恐らく現在このバイキングで男性は自分1人だけだと思うので周りからの視線が気になってしまい、いくら引率だからといってもなんだか恥ずかしくなり)

【サクラチヨノオー】

トレーナーさんの気持ち、よーくわかります！なんだか自分だけが周りから浮いてるような感じがして、視線を感じるような気がしてしまうんですよね…ですが、案外周りの人はご自分や一緒にいらっしゃる方のことに夢中でそれ以外の人のことにはそこまで関心がないことが殆どだそうです、なので普通に甘い物を楽しむ分にはトレーナーさんだけが悪目立ちするってことはないんじゃないでしょうか？
(自分も恥ずかしがり屋な面があるため、相手の気持ちには共感しかないが、自分で思っているほど周りは見ず知らずの他人に注目はしていないというのが一般論としてあって自分としてもその考えには納得いく部分もあり、何かおかしな動きを見せたりすればわからないが普通に客として甘味を楽しんでいる限りは気にしなくてもいいんじゃないかと自らの考えを述べて)

【スマートファルコン】

そうそう、それにこういうお店は男女のペアってそんなに珍しくないんじゃないかな？チヨちゃんとトレーナーさんが仲良くスイーツ選んでるところなんて絵になってたし
(ドリンクバーで飲み物をとりに来たついでに中々戻ってこない二人の様子を見に来たところ、そんな会話が聞こえてきたため今はたまたま女子グループしかいないが男女のペアもよく見かけると、それがどのような関係であるかは言及しないまでもそう口にしては、少しだけ揶揄うようにそんなことを言ってのけ)

男女のペア？それってカップルの事かな？まぁチヨちゃんとは仲めちゃくちゃ良いからあながち間違ってないかもね。
(せっかくファル子が言葉を出さなかったのに、天然発動してカップルという単語出してさらに自分とチヨちゃんはそれぐらい仲が良いとチヨちゃんが意識してしまうような事連発して)

【サクラチヨノオー】

か、カップル…！ち、違いますっ、全然違いますから…！私はウマ娘でトレーナーさんはトレーナーで…それ以上でも以下でもないですから……！
(カップルという直球の表現に思い切り慌ててしまい、それぐらい仲がいいと言われて嬉しい筈なのに、それでも下手なことを言って今の関係が壊れてしまうことを恐れて全力でそこは否定してから、早足で座席へと戻って行って)

【スマートファルコン】

うーん…なんだか前途多難って感じだね。トレーナーさん、頑張って☆
(なんとも絶妙な拗れ具合に、複雑な表情浮かべ直接的なアドバイスなどはしないものの、とりあえずエールだけ送っておいて)

えっ？あっ、うん。とりあえず食べよっか、いただきます！
(ファル子の謎の応援に頭に？マーク浮かべるもとりあえず頷き、席に着けば早速手を合わせてスイーツを食べ始めて、まずは三色団子を食べるもお店のものと比べても遜色ない出来にご満悦で)

【スマートファルコン】

やっぱり甘い物は食べると元気になるよね、そういえば二人は飲み物はいらないの？
(スイーツを食べる手を止め、向かい側で隣り合って座り各々食事をする二人を見ればドリンクバーには寄って来なかったのかと疑問抱きつつ飲み物はなくて大丈夫か問いかけ)

【サクラチヨノオー】

あっ、でしたら私がトレーナーさんの分も一緒にとってきます！飲み物は何にされますか？
(ファル子の言葉に、そういえばとハッとすれば率先して席を立って、ついでだからとトレーナーの分も一緒に飲み物をとってくることにすれば希望を尋ねて)

じゃあ緑茶でお願いするよ。悪いねチヨちゃん、取りに行かせて
(和のスイーツを食べてるからせっかくならお茶が飲みたいなとチヨちゃんに頼んで、一緒に取りに行ってもらい申し訳ないなと思いながらもお願いして)

【サクラチヨノオー】

お待たせしました、トレーナーさん、私も同じ緑茶にしちゃいました！やっぱり和菓子には緑茶かお抹茶が鉄板ですよね！
(温かい緑茶の注がれたコップを二つ持って戻って来て、一つを相手の目の前に置けば席に座って、自分も相手と同じ緑茶をとってきたとアピールすれば、同意を求めるように笑いかけて)

【スマートファルコン】

ファル子なんだか段々胸焼けがしてきちゃったかも…
(目の前で繰り広げられるなんとも言えない二人の仲睦まじいやり取りに最初は微笑ましげにしていたが、若干の居心地の悪さを感じて軽く辟易した様子でそう苦笑して)

ありがとうチヨちゃん……大丈夫ファル子？もしかしてお腹いっぱいになったかな？食べられる分だけで大丈夫だからね
(温かいお茶受け取って飲みながら、自分達のせいで胸焼けさせているのにスイーツのせいかと勘違いして、いくら自分の奢りだからと言っても適量は守ってと微笑みながら伝えて)

【サクラチヨノオー】

そうです、ファルコンさん、無理は禁物です！欲をかいて食べてお腹壊すのが一番勿体ないです
(自身も当然ファル子の言葉の真意などはわからないため、トレーナーの意見に賛同してコクコク頷き、無理をしないよう心配するように声をかけて)

【スマートファルコン】

あ、うん…でも、大丈夫！二人とも心配してくれてありがとー
(似た物同士とでもいうのだろうか、相変わらず二人してちょっとズレた心配をしてくるのを見て苦笑を浮かべてしまうが、段々とこの会話のテンポにも慣れてきて明るくそう返して)