サクラチヨノオー 2022-01-24 02:48:34 |
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大丈夫だよ、ほら……おいでチヨちゃん
(して欲しいと頼まれればパッと表情を明るくして、ウキウキでまたチヨちゃんの前にかがみこんで背を向けて背負う準備万端にして)
はい…!あの、えっと…それでは宜しくお願いします…
(快く頷いてくれた相手に、目に見えてわかるぐらいに表情を明るくしてパッと顔を上げて。少し遠慮がちに呟きながら相手の背中に身を預けて、首周りにそっと手を回して)
んっ…よいしょっと……やっぱりチヨちゃん軽いね。元々細身だし筋肉つけないとね。
(チヨちゃんを背負ったまま立ち上がると、予想通りに軽くて見た目からまだまだ筋肉がついてないことは分かるがデビュー戦までにはもう少し付けさせないとなとゆっくりとした歩みで学園の方へ歩き)
うっ…そうですよね…筋トレも頑張ります。その点、トレーナーさんの背中は大きくて逞しいですよね…こうしてるとなんだかすごく安心します
(身体の方はまだ全然発展途上ということは自分でもわかっていて、特に筋肉量の増加は重点的に取り組まないければならないことの一つであるためもっと頑張ると意気込み、男性らしい相手の逞しい背中に安心感を感じながら身体全体を密着させるようにして率直な気持ちを口にして)
別に鍛えてるわけとかじゃないけどチヨちゃんが安心してくれたなら嬉しいよ。そういえばデビュー戦のことなんだけど、来週辺りにしようかと思うんだけどどうかな?
(特段鍛えてるつもりはなく、そんなにガッシリもしてないがチヨちゃんガ安心感を持ってくれたなら嬉しいと微笑めばちょうど話そうとしていたチヨちゃんのデビュー戦についての日程を確認して)
来週…はい!異論はないです!…厳しいトレーニングも全てはレースのためですから、今はその成果を早く見せたくてうずうずしてます!
(担当トレーナーがついて初めてのレース、これまでの選抜レースなどとは違った緊張感はあるが、これが自分たちにとっての大事な一歩になると確信しており、本番までの一週間という準備期間は決して長くはないが相手と一緒に鍛えてきた今なら不安はないと力強く口にして、抱きつく腕に少しだけ力を込めて)
おっけー、頑張ろうね。それとさチヨちゃん……その、そんなにガッシリ掴まなくても大丈夫だからね?……色々と恥ずかしいというか…
(チヨちゃんがやる気に満ちていること確認して正式に届けを出そうと思ったが、チヨちゃんがさらに強く抱きしめてきたので背中にあたる柔らかい感触がさらに感じられたり、チヨちゃんのいい匂いが強くなったりとさすがにドギマギしてしまって)
えっ…わわっ、そ、そうですよね、ごめんなさい…!
(言われて初めて思いっきり抱きしめてしまっていることに気づき、我ながらなんて大胆なことを…と慌てて密着していた身体を少し離せば、首周りに手を回していた先程までとは違い控えめに肩へと掴まりながら、今顔が見られなくて良かったなんて考えながら再び黙り込んで)
……チヨちゃんはさ、なんで俺の事選んでくれたの?
(少しの沈黙を打ち破るように、そういえば突発的に逆スカウトを受けたものの、どうして自分を選んでくれたのか聞いていなかったなと思いせっかくこうして2人きりなのだから聞いてみようと口を開いて聞いてみて)
なんで、と言われると難しいですね……トレーナーさんは初めて会った時から優しくてとても親身で、平凡だと思い込んでいた私の良いところを見つけてくれて……私はありのままの自分で特別になれるんだって、トレーナーさんは教えてくださいましたから……ですから私にとってトレーナーさんは特別、なんだと思います……なんて、こんなので質問の答えになってますかね……?
(相手からの質問について、自分なりに改めて考えれば考える程に自分の中の相手に対する気持ちの大きさを自覚していき、相手と出会って初めて自分の平凡だと思っていた人生に大きな価値があると感じることが出来たなんて、大袈裟に聞こえるかもしれないが本心からの気持ちを語り、それほどに相手との出会いは特別だったのだと無意識ながら遠回しに告白まがいの発言をして)
そっか、チヨちゃんの事担当にしてから言うのもアレだけど君は平凡じゃなくてどんな子にもできない特別な才能を持ってると思うけどね。でもチヨちゃんは俺にとって特別なウマ娘だから両思いだね。
(正直この子のことはどこにでもいる普通のウマ娘だと思っていたが、担当してから毎日彼女のすごいところや他の子にはない特別な所を見つけていくうちに、自分にとってもかけがえのない唯一無二の特別なウマ娘だとチヨちゃんと同じ気持ちを持っていると両思いという言葉で表して)
ちょ、ちょっと待ってください…!うぅ…トレーナーさん、そんな風に言われてしまったら私…
(特別だとか両想いだとか、一気に畳み掛けるような相手の言葉に限界を迎えてしまえば、とりあえず自身の気持ちを落ち着けるべく相手の言葉を静止し、すっかり相手からも好意を向けられていると勘違いをしてしまえば意を決してこちらから口を開きかけたがその前に寮に着いてしまって)
あっ、寮の前に着いたよ。チヨちゃんなにか言おうとした?どうしたの?
(ちょうど寮の前に着いたがチヨちゃんがなにか言いかけので申し訳なさそうにして話の続きを聞きたいと言わんばかりに微笑んで)
い、いえ!なんでもないです…!あの…ここまで送っていただいてありがとうございました…!失礼します!
(自分は一体何を言おうとしていたのか、寮に着いたという相手の言葉にハッと現実に引き戻されれば、相手はトレーナーで自分はウマ娘、きっと自分の想いを伝えたら困らせてしまうし、もしかしたら今のような関係でいられなくなってしまうかもしれない、そんなのは嫌だと考えれば背中から降り、なんでもないと首を横にぶんぶん振り、それから後退りしながら一方的にそう畳み掛けるように口にしては寮の中へと戻っていき)
あの…チヨちゃん、昨日はもしかして怒らせるようなことしちゃったかな?本当にごめんね、許して欲しいな…
(翌日の昼休み、ひょっとしたら昨日は自分が何かおかしなことを言ってしまったせいで怒らせてしまったのではないかと勘違いして、昼ごはんを食べてるチヨちゃんの前まで来れば頭を下げて必死に謝って)
ふえっ!?えっと…なんのことですか?トレーナーさんにご不満なことなんて何も…と、とにかく、何か誤解があるならそれは早めに解消するべきです!…何故私が怒っていると思ったのか理由をお聞かせください
(まさか昨日の一件で相手がそんな勘違いをしたとは夢にも思わず、会って早々に謝罪をされてしまうと戸惑ってしまい、とりあえず相手の様子からそれなりに深刻な事態として受け止めれば自分は決して怒ってなどいないと前置きした上で、相手の言い分を聞こうと正面の席へ座るよう促しつつそう声をかけて)
昨日寮に着いたらさ、逃げるように帰って行ったからさ。もしかしたら嫌われるようなことでも言っちゃったのかと思って…でもそんなことなくて本当に良かったよ…
(チヨちゃんの前の席に座り、寮の前に着いたらチヨちゃんの様子がおかしかったので嫌われてしまったのかと悩んでいたことを話すも、実際はそんなことなくいつものチヨちゃんだったので安心して胸を撫で下ろして)
うっ…あ、あれはその、トレーナーさんの問題ではなく私の問題というかなんというかですね…とにかくトレーナーさんは全然悪くありませんので、どうかお気になさらないようお願いします!
(昨日の自身の行動が招いた誤解だと気付けば、気まずそうにしながら視線泳がせ、それでもやはり今は一歩を踏み出すことで相手に拒絶されてしまうことが怖くて本当のことを話す勇気が出ず、とにかく相手には一切の非がないということだけ真っ直ぐ目を見て力一杯に断言しておき)
なら良かったけど…あっ、チヨちゃん髪の毛はねてるよ。ちょっと待っててね…
(特に自分が気にする事はないようで安心して、チヨちゃんの髪を見ると頭頂部がはねてることに気づいて身を乗り出して右手で撫でるように直してあげて)
わっ、あ、ありがとうございます!えへへ…みっともないところ見せてしまいましたね…あっ、そうだトレーナーさん、まだお腹に余裕があるようでしたら桜餅食べますか?私の行きつけの和菓子屋さんで買ってきたものなんですけど、味は保証しますよ
(身を乗り出し頭へと手を伸ばしてきた相手に驚いて軽く身を竦めたがすぐにお礼を述べ微笑み、食後思い出したようにパックに詰められた桜餅を取り出してテーブルの上に置き、相手にも勧めて)
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