桜舞う道を二人で〆

うん、凄いよチヨちゃん！あんなにすぐ対応できる子なんてそんなにいないと思うし……チヨちゃんは本当に凄いウマ娘だね。
(帰ってきたチヨちゃんを親バカのように褒めて、平凡だと自負するチヨちゃんを優れていると褒めれば今度は頭だけじゃなくて本当に犬と接するみたいに喉も撫でてあげて)

わふっ…と、トレーナーさん、くすぐったいですよー…！
(喉を撫でられれば頭を撫でられるのとは違ったこそばゆさがあって、瞳を細めて身を竦めながら笑っていて)

ふふっ、ごめんね？喉撫でてあげれば喜ぶかなーって思ってさ。そろそろ休憩にする？
(さすがにびっくりさせちゃったかと思うが、犬のように愛くるしい顔に癒されてさらに頭撫でてあげて、何本もダッシュしてるのでそろそろ休むかチヨちゃんに聞き)

トレーナーさん、一応念押ししておきますけど私はワンちゃんではありませんからね？…それでは少しだけ休んで、それからまたご指導お願いします！
(改めて自分は犬とは違うと否定してはみるものの、尻尾はゆらゆら揺れておりどことなく嬉しそうな様子は隠しきれず。休憩をしようという声かけに一度頷いてから、その後はボールを使ってのトレーニングを継続するかそれともまた別のトレーニングを行うかは相手に委ねることにして)

はいはい、分かってますよー。……よいしょっと、また膝枕する？
(チヨちゃんはそう言うけど今更そんなこと言われても遅いので分かってるふうに言いながらも頭撫でて、近くのベンチに座ってまた膝枕してあげようかなと膝をポンポン叩いて)

えっ、いいんですか！？…それでは、その…またちょっとだけよろしくお願いします！
(相手の申し出に尻尾をちぎれんばかりに振って嬉しそうにしたが、流石にまたトレーナーに膝枕をしてもらうなんて少しばかり遠慮する気持ちもあって慌てて平静を装い、やや控えめにそう口にしつつ頭を膝に乗せて)

なんかさ、こうして膝枕してあげるとこっちも嬉しいというか安心するというか……なんでだろうね
(優しく髪の毛撫でてあげて、膝にかかるちょうどいい重さが心地よくて自分もこうしていると嬉しいと恥ずかしそうに打ち明けて)

うぅ、そんな風に言われるとちょっと落ち着かなくなっちゃいますね…でも、してあげて嬉しいって気持ちはわかる気がします！私もトレーナーさんに膝枕をしてあげた時、そんな気持ちでしたから
(特に何も考えず相手の顔を下から見てがていたが、不意にそんなことを言われるとモジモジとしはじめて、しかし、相手の言うことは抽象的ながらも自分の経験として感じたことがあるため同意示せばはにかんだように笑い)

そっか、じゃあ今度また疲れたら膝枕お願いね。あっそうだ、もしかして使うかなって思って耳かき持ってきたんだよね、やってみる？
(それならばまた以前のように今度は自分が膝枕されたいなとお願いして、懐からふわふわの梵天付きの耳かき取り出して耳かきしてみようかと尋ねて)

そこまでトレーナーさんにしていただくわけにはいきません！耳かきでしたら私がトレーナーさんにします！
(耳かきをしようかという申し出にガバッと身体を起こし、してもらってばかりでは申し訳なく思い、むしろ耳かきならば自分がと張り切って口にして)

そ、そう？ならお願いしようかな……えと、じゃあ太ももに頭乗せていいかな？
(自分がチヨちゃんにしたかったのでやや押され気味になりながらも、耳かきをされるなんてほとんどなかったのでドキドキしながら立ち上がってチヨちゃんの横に座って頭を乗せていいか聞いて)

はい、お任せください！誰かに耳かきしてあげるなんて初めてですけど頑張りますね！
(初めてと言いながら、やる気は十分なようで何故か自信ありげなな表情浮かべながら膝をポンと叩き、耳をぴこぴこ動かしつつ相手を誘って)

でも本当に軽くでいいからね？ウマ娘の力で普通にやったら耳聞こえなくなっちゃうかもだから…
(チヨちゃんの太ももに頭乗せて反対の方向いて左耳を上にして、相変わらず感触のいい太ももに癒されるが初めてと聞いて下手すれば耳聞こえなくなるのではと恐怖心もあったが彼女の気持ちを無下にできずに)

だ、大丈夫です！力加減ですよね…とりあえず、まずはそーっと…そーっと…
(もし言われなければ大惨事になっていたであろう、そんな慌てようを見せれば深く深呼吸をし、自らにそう言い聞かせながらまずは様子見に耳の入り口付近でそっと耳かきを動かして)

んっ……とりあえず大丈夫そうだね、凄く心地良いよチヨちゃん
(想像してたより上手で思わず声が出てしまうが何とか心地良さに耐えながら、痛みは無くとても心地いい事を顔は見えないだろうけど横になりながら笑顔で伝え)

えへへ、本当ですか？初めてにしては才能あるでしょうか！？…よいしょっと、今度はこっちのふわふわした部分で…
(相手に気持ちがいいと褒められれば嬉しそうに声を弾ませながら丁寧に耳を綺麗にしていき、ちょっとした悪戯心で梵天を使って耳穴の周りを円を描くようにくすぐってみて)

うんうん、耳かきの才能ありだ……ひゃっ……！？ち、チヨちゃん？今のはちょっといたずらが過ぎると思うよ？
(満足そうにチヨちゃんの耳かきを褒めるも急に梵天で耳をくすぐられて体をビクッと震えさせて声を出し、少し恨めしそうに横目でチヨちゃんのこと見ながらも怒っている雰囲気は全く無く)

えへへ…すみません、ちょっと悪戯したくなってしまって。…ちょっと息ふきかけますね？
(てへ、と笑って素直に謝罪をして、梵天で残ったカスをとってから、また悪戯と勘違いされないように耳ふーをすると前もって伝えて)

うん……なっ、なんか来るって分かっててもびっくりしちゃうね…あはは……
(前もって息を吹きかけられることは分かっていたが、それでもまたビクッと体震えさせてしまい頬を赤く染めながらこればっかりはどうしようもないと苦笑いして)

それはなんだか、わかる気がします。注射とかもそうですよね。刺されるのがわかっててもやっぱり身構えてしまうというか…。トレーナーさん、こっち側は終わりなので今度は反対側を……っ、な、なんだかトレーナーさんの顔がこっち側を向くとちょっとだけ緊張しちゃいますね…！
(来るとわかってても身構えるということの例えとして注射を挙げれば苦笑して、一通り耳掃除を終えれば次は反対側だと伝えるが、寝返りをうたせた相手の顔が自身のお腹側に向けばなんだかドキドキしてしまって)