桜舞う道を二人で〆

えと…か、可愛いと思うけど、あんまりライブではやんない方がいいと思う……かな？あ、俺の前だけならいいよ？
(自分の担当の可愛らしい姿にこちらも顔真っ赤にしながら両手で顔覆いながら、なんとなくだが普通のライブでやったら色々とやばいと思いライブではするのやめた方がいいと進めるが、もう1回見たい気もあるので自分の前でならやって欲しいとお願いし)

【スマートファルコン】

ふむふむ、つまり独占したくなっちゃうぐらい可愛いってことだね！良かったねチヨちゃん、トレーナーさんからのお墨付きを貰えたよ！やっぱりチヨちゃんはウマドルになるべきだよ
(トレーナーの意見を聞けば、破壊力は抜群だったことがわかって嬉しそうにチヨノオーへと笑いかけて。改めてチヨノオーにはウマドルとしての適正があると見た自分の目に狂いは無かったと一人盛り上がって)

【サクラチヨノオー】

か、可愛い…トレーナーさん、本当ですか？…私あんまり特徴ないっていうか、他にもっと沢山可愛い子とかいると思いますしウマドルなんてガラじゃないって思うんですけど…トレーナーさんは本当に私がウマドルとして通用すると思いますか？
(可愛いなんて直球の褒め言葉に赤面しながらも少しだけ期待するような眼差しで相手を見上げて、自分は普通だ、平凡だと思っていた気持ちに前までよりも変化が見られて、本当に自分なんかがウマドルとしてやれると思うか相手にそう意見を求めていて。結果的にウマドルとして誘われたことや相手からの肯定的な意見にメンタル面にいい影響を受けているようで)

えっ、チヨちゃんはかなり可愛いと思うけど。顔立ち整ってるし真面目で性格も良いしさ、だからウマドルにはなれると思うけど…やっぱりチヨちゃんには早すぎる…と思うんだよね。
(前から思っていたチヨちゃんの可愛らしさを恥ずかしげもなく当たり前だと言うように話すも、さっきのようなウインクやポーズは他の人には見せたくない気持ちがあり、ファル子の方向いて個人的にはウマドルにさせたくないと伝えて)

【サクラチヨノオー】

…トレーナーさんがそう言うのでごめんなさい！やっぱりウマドルのお話しはなかったことにしてください！…トレーナーさん、それではトレーニングへ行きましょう
(多少なりともウマドルに興味が湧きつつあったのは事実だが、トレーナーの意向に逆らってまでやることじゃないと思い、こちらからもファル子へとそう断りを入れては、相手の手をとってグラウンドへと向かおうと歩き出して)

【スマートファルコン】

あっ、ちょっとまってー！諦めないんだからねー！
(しつこく追い回すようなことはしないが、それでもまだチヨノオーとウマドルユニットを組むことは諦めていないようで背後でそう声をあげていて)

……なんかごめんね？もしかしたらチヨちゃんもウマドルやりたかったんじゃないかな…？俺アイドル活動とか分からないし、あとチヨちゃんにはあーいうのまだ早いと思って……
(後ろから聞こえるファル子の説得聞きながら手を引っ張られて、もしかしたらやってみたかったのではと思うがトレーニングやレースのことしか学んでこなかった自分にはウマドルの事なんてさっぱり分からなくさっきはどうすればいいか検討つかなかったので謝罪し)

興味がない…といったら嘘になりますけど、トレーナーさんが賛成してくれないことを無理してやる意味もないですから！ですから気にしないでください！
(興味が出つつあったのは事実だが、やりたかったかと言われてもハッキリとは答えられないのが事実で、自らの心境として曖昧であった以上相手が素直に応援出来ないというなら無理してやる理由もないからと、気にしないように言って)

そっか…じゃあもしチヨちゃんがウマドルにもっと興味でたら教えてね。それまでに俺もウマドルについて調べておくからさ。それで今日はなにを考えてきたの？
(自分もウマドルについて知れば考えも変わるかと思い、仮にチヨちゃんがウマドルやりたくなったらさせてもいいかなと約束して、早速今日の本題に入って何を考えてきたのだろうとワクワクしながら尋ね)

はい、ありがとうございます！……と、今日の本題はそれでしたよね、危うく忘れちゃうところでした。えっとですね、私が考えたトレーニングはズバリ！…口で説明する前にまずはこれを持っていただいて、思いっきり遠くに投げて貰えませんか？
(ファル子に絡まれ、ウマドル活動に巻き込まれたことで本来の目的を忘れかけてしまったが、すぐに思い出したようにどんなトレーニングを行うのかと尋ねる相手に対して口で説明するより実践だととりあえず野球ボールぐらいの大きさのボールを手渡し、出来るだけ遠くに投げてもらえるようにお願いして)

えっ、まぁいいけど……それじゃいくよー！
(ボール渡されていったいどんなことするのだろうと不安交じりながらも興味津々で、とりあえずチヨちゃんの言う通りに大ぶりに振りかぶってボール投げれば結構遠くまで飛んでいき)

いきます……！……トレーナーさん、とってきました！どうですか？投げられたボールを追いかけてキャッチするトレーニングです！ボールの落下地点を素早く見極めてダッシュをすることで判断力と瞬発力を同時に高めるって寸法です！
(ボールが投げられたのを確認すれば素早く駆け出し、追いかけてそれをキャッチして戻れば得意げに尻尾振りながら相手にボールを返して、自分なりにこのトレーニングにどんな効果があると思うかをプレゼンしてみるが、唯一の欠点(？)といえばワンコ感が否めないところで)

うん、とても良いトレーニングだと思うよ…レースにおいて瞬発力だけじゃなくて判断力はとても大事だからさ……じゃあもう1回いくよ？
(トレーニングに関しては申し分無くプロの目からしても有意義だと判断するが、どこか犬と遊んでるような気分になりそれを確かめるためにももう一度ボールを遠くに投げて)

えへへ、トレーナーさんからお墨付きをもらえて嬉しいです。私はいつでも行けますよ。はっ……！トレーナーさん、見てましたか？さっきよりロスなく拾えました！
(とりあえずトレーニング内容について前向きな反応を貰えれば安心して微笑み、投げられたボールに先程よりも素早く正確に反応すればスムーズにボールを拾って持って戻ってきて瞳をキラキラさせ、尻尾振りながら先程より上手くいったと見るからに嬉しそうなリアクションをみせて)

よーしよし、偉いぞチヨちゃん。しかしよく思いついたね、多分歴代の永春家で担当してきたウマ娘でもこんなトレーニング思いついたのはチヨちゃんだけだと思うよ。
(実家の犬と遊んでいるような感覚になればボール拾ってきたチヨちゃんの頭よしよしと撫でて褒めまくり、奇想天外だがちゃんと力がつくトレーニングを思いついたチヨちゃんの発想力を凄いとさらに頭撫でて褒め)

えへへ…思いついた時はどうかなと思ったんですけど、ちゃんと理に適っていたようで良かったです！ちなみに公園でワンちゃんが飼い主さんとフリスビーで遊んでるのを見て思いついたんですよ！
(思いつき自体は突飛なものであったため相手の評価は気になったがとりあえず褒めてもらえたことで安心し、発想の源はやはりというべきかなんというか犬だったようで、結果的に自分のワンコっぽさを加速させたという自覚はないようで)

なるほどね……フリスビーだとボールとは違う軌道になるからより判断力鍛えられるかも……ねっ！！
(本当にワンコだなぁと少し愛らしく思いながら、フリスビーだと動きが遅くて曲がったりするからより判断力を鍛えられそうだとチヨちゃんが考えたトレーニングについて色々思考する中で、瞬発力と反応速度を鍛えるために話し中にボール投げ)

うーん、ですが、それだと本当に完全に犬みたいになっちゃわないですか……っ！
(言われてみれば確かにフリスビーの方がより効果的なトレーニングになりそうだと改善案として受け止めるが、犬と同じ事をしては完全に自分が犬みたいになってしまわないだろうかと、周りから見れば今更感漂う心配をするが、会話の途中投げられたボールを素早く目で追って嬉々とした様子で一目散に駆けていく様はどう見ても犬のようであって)

チヨちゃんが犬みたいなのは前から……っと、だんだん取って戻ってくるスピード早くなってきて偉いね。でも今度はそう上手く取れるかな？
(何を今更と言おうとしたがチヨちゃんが戻ってきたので途中で言うのをやめて、もはや当たり前となったように頭撫れば少し風が強くなったの確認してボール投げれば先程よりも軌道がそれで曲がっていき)

んっ…えへへ、トレーナーさんに褒めてもらえると尚更やる気が出てきますね！……っ！？わわっ、曲がった！？…なるほど、風の影響ですね
(撫でられて嬉しそうに瞳を細め、やる気を高めて。意味深な発言と共に投げられたボールの軌道が変わったのを見れば最初こそ驚き戸惑うが、すぐに風の影響だということに気づく冷静な分析力を発揮すれば曲がった軌道を先読みするように駆けていき)

おー、チヨちゃんすごいね！結構軌道変わってたから反応できないと思ったけど……これはレースでも使えるな…
(個人的には自分の作戦も通じずに簡単に対応されて少し悔しかったが、それよりもチヨちゃんがこんな反射神経を持っていたことに驚きと喜び感じて、これならレース中他のウマ娘の作戦にも対応出来そうだなとさらにチヨちゃんの強み見つけて)

ふう…今のはちょっと驚きました。でも、自分で言うのもなんですけど、バッチリでしたよね！？
(ボールを拾って相手の元へ戻り、相手の作戦には驚かされたと口にしつつも、それに対する対応は我ながら上手く出来たと思うと自賛しては、またも褒められ待ちして)