白む空に燻る紫煙　---〆

（ ／ 先程声を掛けさせてもらった者です！先ずは縁を結ばせてもらえた事、ありがとうございます！

いろいろ設定や諸々を話し合えたらと思いますのでよろしくお願い致します！ ）

　


（／早速のご移動、そして此方こそ素敵なご縁をありがとうございます。これからどうぞ宜しくお願い致します。
まずは提供キャラについて詰めて行くのが良いでしょうか。あちらでおっしゃっていたように、女性刑事の提供で問題ありません！性格のざっくりとした希望になりますが、こちらの提供がかなり高圧的なタイプの予定なので、打たれ弱い・ネガティブといったキーワードや、ふんわりと女の子らしいタイプは避けていただければ有り難いなぁと考えております。どちらかといえば負けん気が強かったり、芯のある女性だと素敵です。
此方の提供は向こうでお伝えしたようなイメージなのですが希望に応じて変えて行ければと思っているので、性格容姿等々何か希望があればうかがいたいです。）



　

（ ／ 此方が提供する女性について了解致しました。基本のベースとなる部分は明るく打たれ強い。好奇心もそこそこに。それに加えて怖いもの知らずの面や、どこか掴み所がなくあっけらかんとした感じも含めていけたらなと思っております。また、年齢はどうしましょうか？新米刑事のような感じならばあまり高くない方がいいのかなと個人的に思ってはいるのですが、主様の考えていた雰囲気に合わせたいと思いますのでご希望を教えて頂けたらと思います。

エリート刑事さんにつきましては、高圧的で荒々しい感じがタイプなので、是非そのままでお願いしたいです！ ）

　


（／今伺った時点でとても魅力的な女性刑事さんです…！ぜひそのイメージでお願いします。新人と言っておきながらですが、年齢は24から27くらいだと嬉しいです。大きな事件をあまり担当したことが無い若手刑事というイメージがあれば！こちらは30から34辺りを想定しているので、最大10歳差くらいで、少なくとも5歳差はあると良いかなぁという雰囲気です。

此方の提供についても了解しました。トラウマの要因については、かつて刑事として関わった事件に関係させたいと考えています。それが仕事一筋な働き方にもつながっていればいいなと。
例えば犯人を追い詰めたものの自暴自棄になった犯人が人質含め全員を銃殺して自害する所を目の当たりにした、とか
連続児童誘拐事件の捜査中に新たな被害者が出てしまい、両親に「警察が殺したようなものだ」と罵られた挙げ句自殺した両親の第一発見者になってしまう、とか
捜査していた事件の新たな被害者が自身の妹で、凄惨な現場を目撃したうえに未解決に終わり、守れなかった後悔がある、とか、何にせよ陰鬱なきっかけにはなりますがイメージなどありますでしょうか？）



　

（ ／ わわ、良かったです！そして年の差が個人的に凄く好きなので10歳差は魅力的です！なので、此方24歳エリート刑事さん34歳でお願いしたいです。後もう一つ確認しておきたい事があるのですが、警察の話と言う事と此方年下で経験も何もかもが劣っているのですが、敬語の方が好みでしょうか？海外が舞台と書いてあったので今はあっけらかんとした敬語じゃないのを考えていたのですが。

トラウマに関しましては闇が深ければ深い方がいいのかなと個人的に思いまして、主様がいろいろ出して下さったので掻い摘んで纏めるのもありなのかなと思います。とある幼稚園か小学校に犯人が立て篭り、追い詰めたが園児や先生方を巻き込み自殺。無理な突入だったのではないかと警察を責める両親が自殺しその第一発見者に。幼稚園や小学校の先生に妹さんがついていて…なんてちょっと流石に詰め込みすぎですかね？ ）

　



（／了解しました、私も歳の差は好きなので折角ならひとつ足して、此方の刑事を35歳にしておきますね。喋り方は同じく敬語じゃなくても良いと思います！その方が刑事さんの性格にも合いそうですし、一緒に捜査する関係性としてもさっぱりしていて良い気がします。たまに皮肉な感じでわざとらしく敬語が混ざったりするのも可愛らしいですね。

全部を綺麗に纏めていただいて感動しました…！その設定を使わせていただいて、十数年前に起きたその事件がトラウマになっていて、不眠やフラッシュバックに悩まされているという感じにしようと思います。仕事上、銃声や自殺した遺体を見ても耐えられるけれど、前情報なく急にその現場に遭遇してしまうような事があると、過呼吸などの症状を引き起こしてしまうとかを考えていました。
健康状態に関しては、薬が手放せないとか、心身共に不味いから休職するよう医者には言われているものの妹と犠牲者に対する唯一の償いとして死ぬまで仕事を辞める気は無いとか、そういう断片的な設定だけふんわりと。ずっとひた隠しにしていたそれらを刑事さんに気付かれるきっかけも考える必要がありますね。2人きりとなれば残業中に、ということになるかとは思いますが…！）



　

（ ／ わー！ありがとうございます！では、お言葉に甘えて敬語はなしにしますね。結構感情に素直なタイプになりそうなので、もし絡んでいく中で煩かったりもう少し落ち着いて欲しい等出てきましたら遠慮なく仰って下さい。その都度調整さたいと思います。たまに混じる敬語、そして棒読みカタコトなんかも可愛いかなと今からワクワクです。

強引に混ぜたものですがそう言って頂けて嬉しい限りです…！いつもは高圧的な相手が見せる弱さや闇の部分に触れられるのはとても楽しみです。どうしたものかと思うと思いますが、最終的にやっぱり放っておけないし、慕ってもいる…いろんな感情でそばに居る部下をなんとか上手くやれたらいいなと思います。健康状態も了解致しました。仕事の帰り道でも、普段とは違う道を通った時にたまたま相手が精神科に薬を貰いに行ってるのを目撃してしまって、二人きりの残業の時に何となしに聞いてみる…とかからでも。はぐらかされそうな気がしない事もないですが。 ）

　



（／了解しました！此方もあまりにパワハラ上司になっていたりしたら教えて下さい。相談の段階から楽しみな事が多くて此方としても嬉しい限りです！ではそろそろ、プロフィールの作成に移りたいと思います。完成したらすぐに提示しに来ますので、少しお時間いただきますが少々お待ちください。

凸凹ペアのはずが、いつの間にか唯一無二の存在、拠り所になっていく過程もとても楽しみです。薬を貰いに行く所を目撃してしまうのも良いですね。そこでは一度はぐらかされたものの、後日泊まりで2人で捜査をしていた時に強い眩暈か何かの症状が出てしまい薬を飲む所含め見られてしまうとか、仮眠中にフラッシュバックに襲われてしまうとか、そういう決定的な出来事があって知られてしまうとかも良いのかなと思いました。追々また詰めて行ければと思います。）



　

ベル・ミラー ／ 女 ／ 24y
身長160cmに数cmの踵のある靴。暗めのアッシュグレーの髪の毛は胸元までの長さで普段は下ろしっぱなしだが、事件があった時等は後ろで一つ結び。アーモンド型の瞳は暗めの薄緑色。
共感力が高く感情に素直で打たれ強いが、自身の事となると強がる面も多々。また、掴み所が無い所や、好奇心もそこそこで怖いもの知らずな面も。楽観的でポジティブが大半を占めている。


（ ／ 簡潔に纏めたものながらプロフィールが出来上がりました。付け足しや諸々がありましたら遠慮なく仰って下さい。そしてエリート刑事さんのプロフィールですが、お時間のある時にで構いませんのでゆっくりで…！
やや強がりな面も付け足しましたので、他の人が気付かない我慢のようなものを相手は気付いてくれる。此方も相手の弱い部分や諸々を受け止めたい。みたいな唯一無二は本当に素敵です！フラッシュバックがやはり一番近道かなと思いますので今の所はその辺で、追々またいろんな話をして煮詰めていけたら嬉しいです。 ）

　



アルバート・エバンズ ／ 男 ／ 35y

黒に近い焦茶の髪を眼に掛からないよう横流しに分け、瞳は灰色にも近い褪せたブルー。端整な顔立ちをしているが表情の変化は乏しい。185cmの高身長で細身。ワイシャツにネクタイを締め、ブラックやグレーなどダークカラーのスーツを着ている事がほとんど。清潔だが身嗜みには頓着が無く、派手な物は着ていない。激務が続くとワイシャツの皺なども目立つように。デスクワーク中はシルバーフレームの眼鏡を掛けて作業に当たっている。左腕に黒革の腕時計を着け、捜査に出る時は黒のロングコートを着る。ポケットに入れている使い込まれた革財布には、妹の写真がしまわれている。

中央の市警から赴任したばかりのエリート刑事。これまでにも多くの事件に携わっている実力者。仕事は出来るが愛想というものを一切持ち合わせておらず、職場で人間関係を築くという考えがそもそも無い。間違っていると思えば上司にも楯突き、部下を叱咤する高圧的な態度で、赴任早々から署内の人間に倦厭されている。 自分のペースを崩されるのを嫌い、捜査が軌道に乗らないと目に見えてイライラし始める。八つ当たりを食らう事が分かっているので周囲もあまり関わりたがらない。観察眼が鋭く嘘や異変を察知するのは得意。?色恋沙汰は勿論、食、睡眠に至るまで後回しにする程に仕事一筋で、捜査となればかなりのめり込んでしまう。偏食で、職場で口にしているのは栄養補助食品やコーヒーくらい。普段は吸わないが、夜眠れない時にタバコを吸う事が多い。

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事件／
十数年前にある幼稚園で起きた事件では、園児や教員を人質に立て籠った犯人の逮捕に向けて当時現場の最前線で対応に当たっていたが、犯人確保を目前に隙を突かれ人質と容疑者併せて十数人が死亡。その園では偶然にも実の妹が教員として働いていたが、彼女含め大勢が銃殺される凄惨な現場を間近で目の当たりにした。この事件は警察の対応に問題があったのではとマスコミにも大きく報じられ、遺族からも“現場に居ながら何故助けられなかったのか” ”被害者は警察に殺されたも同然“と強く罵られた。更に事件から数週間後、訪れた一軒の遺族宅で自ら命を絶った夫婦を見つけ、第一発見者となる。この一連の事件以降、仕事にのめり込んで行くようになる。

その他／
過去の事件がトラウマとなり、以来十数年経った今も不眠やフラッシュバックといった症状に悩まされている。悪夢に苛まれろくに眠る事が出来ず、普段から睡眠薬を常用している。仕事上、事件現場や遺体を目にする事が多いため普段は動揺する事はないものの、事前の情報なく過去の事件に似たような現場や遺体を目にしてしまうとフラッシュバックなどの症状が起きる様。
無理な仕事の進め方やストレスが原因で健康状態も悪く、医者からも休職して身体を休めるべきだと忠告されているが本人にその気は皆無。症状を抑えるための薬が手離せない。心身共にかなりギリギリの状態だが、普段それを表に出す事は一切無い。


（／プロフィールの作成ありがとうございました、纏まっていて分かりやすいです！しばらくはミラー呼びで良いでしょうか？イメージ通りですので問題ありません。此方も完成したのですが、事件やトラウマの事も含めて書いたためかなりのボリュームになってしまいました…！; 読むのが大変かと思いますが、一度お目通しいただければと思います。

彼女なりの我慢や強がりに気付いて、抱えている闇に気付かれて、2人にとってお互いが唯一無二の存在になっていくのは素晴らしいですね…！賛成です。またその展開が近付いてきた頃にご相談させてください。）



　

（ ／ 読むのが大変だなんてそんな！とても詳しく書かれていてわかりやすく読むだけでワクワクしました。そして容姿もとてもタイプで今から絡ませてもらえるのが楽しみです…！
呼び名に関しては私もそれがいいかなと思っております。此方からはエバンズさん、先輩等が無難でしょうか？何か希望があればそれで呼ばせてもらえたらと思います。それと、ベル達がいる警察はFBIという認識でよろしかったでしょうか？州を跨いだりいろいろな所で活動出来たら話も広がるのかなと思いつつ。

そうですね！またその都度展開について話し合えたらと思います！

後決めるのはこれくらいでしょうか？ ）

　



（／そう言っていただけて安心しました、ありがとうございます！呼び方はおっしゃる通りで良いと思います。追々物語の進行と共に親しくなってきたら、嫌がられつつもファーストネームで呼んで貰えたら背後はとても喜びます！此方がファーストネームで呼ぶようになるのにはかなり時間が掛かると思いますが…！
FBIで良いと思います、物語の主な舞台はある街にある地方局というイメージでしょうか。共にFBI所属で、此方の刑事は本部から赴任してきたということになりますね。州を跨げるのは魅力的です！最後に、舞台となる街の名前は創作でも良いので決めておきたい所です。初回は此方の赴任から数日、既にやばい奴が来たっていう空気の中町で起きた殺人事件の捜査官として2人で組むようにと命令されるシーンなどいかがでしょうか？事件の詳細に関してはドラマや漫画などから拝借出来ればと考えております。）



　

（ ／ いいですね！ファーストネームで呼ぶ度に嫌そうな顔されたいです。エバンズさんが初めてベルをファーストネームで呼ぶ日を楽しみにしつつ日々のあれこれを楽しみたいと思います！
認識に間違いが無くて安心致しました。州を跨いでの事件となると何処かのビジネスホテルで泊まったり、仕事が無い時はその町の観光みたいなのも出来たりするのかなと事件以外の交流も今から楽しみです！確かに街の名前はあった方がこの先便利ですよね。創作でも、普通にある街でもどちらでも。どこどこの州で、とか、どこどこの街で、とか言う会話が多くなるなら実在する名前の方がスムーズにいきますかね？

あ、いいですね！その始まりにしましょう！殺人事件はまだ扱った事がないベルが困惑しているのに、更に組む相手は噂になってる相手。場面を想像してにやけてしまいます。 ）

　



（／受け入れれば良いものを、いちいち訂正する様子が目に浮かびます…。とても楽しみです！良いですね、そういうのんびりした雰囲気もぜひ取り入れて行きたいです。1人で捜査していた時はどこに出張でも構わずホテルに篭りっきりで仕事をしていたのに、ミラーと行動するようになって観光だと連れ出されることが増えたりして。アメリカの州やFBIの詳細に詳しい訳ではないのでかなりこじつけになりますし、事実に即しているという訳にはいかないと思いますが、名前だけお借りしちゃいましょう！我々がいるのは、ニュージャージー州のレイクウッドでいかがでしょう？ニューヨークにも近く名前もオシャレという適当な選定ではありますが…; アルバートはワシントンからの転勤ということになります。2人とも、レイクウッド署の、あるいはFBIの、という名乗り方になりますかね。別の町でも問題ないのでもし此処が良いなどあれば教えてください！

初回から楽しみです！問題なければぜひ次辺りから始めて行きたいと思いますが、心情ロルや小説ロル、時々終始や場合によっては確定ロルなども使用したりと雑食なのと、やや長めになる事もあるかと思うのですが、大丈夫でしょうか？）




　

（ ／ そして訂正されても直さない辺り意地になっていると。横でキャンキャン吠えたてて「煩ェ、いい加減にしろ」等と煙たがられる姿を是非見たいものです。シリアスの中に訪れる休息のようなほのぼのいいですよね。
私もアメリカやFBIに詳しい訳では無いのでそこの所は名前をお借りするだけとか、まぁ、浅く緩くという事にしましょう！レイクウッドは知らなかったので調べてみたのですが、確かにニューヨークにも近い！そして名前がオシャレなのわかります。是非そこにしましょう。

そうですね、確定ロルもその他も全く萎えになりませんので、ロルにつきましては特に問題ないかなと思います。ロルの長さは此方がその都度もしかしたらまちまちになってしまうかとは思うのですが、極端に短いとか分かりづらいのは避けたいと思いますのでよろしくお願い致します！ ）

　



（　---ワシントンの本部からレイクウッド署に赴任して数日。本部から来た刑事はかなり扱い辛い堅物らしいという噂は既に署内でまことしやかに囁かれていた。
木曜の午後。人里離れた小屋の中で若い女性の遺体が見つかったため、事件を担当し捜査の指揮を執って欲しいと呼び出されたのが30分ほど前の事。主な担当刑事は2人、同行する捜査官が間もなく到着すると聞き顔合わせを待っており。現段階での資料に目を通しているため上官と2人の会議室に会話は無く、どちらかというと上官の方が気まずさを感じている様だったがそれに気付く様子も無く、間も無く相手が到着するであろう会議室は資料をめくる紙の音しか響かない沈黙が広がっていて。　）


（／凸凹ながら良いペアになる気配しか感じないです…！物語の進め方、諸々のタイミングなどは随時相談しながら進めて行ければと思っております。確認もいただきありがとうございます。ではレイクウッド署所属の刑事という事でいきましょう！

早速始めさせていただきました。ロル数はこちらもかなり変動が大きいと思うので気にしないで下さい。初回なので顔合わせのためミラーを待っているという丁で始めてみましたが、もし別場面が良いなどあればなんでもおっしゃってください！また、此方の口調につきましても、追々もう少し荒っぽい方が…など希望があったら都度教えていただければと思います。）



　

( FBIになって数ヶ月、なんていうド新人ではないが今まで扱ってきた事件は窃盗や不法侵入等と言った血生臭さとは無縁のもの。それなのにどうして今回担当する事件はいきなり殺人。それも担当は自身だけではなくワシントンの本部から赴任して来た悪い噂しかないエリート刑事。どうしたものかと思う反面、何とかなるかとも思う辺り持ち前の楽観的ポジティブさがいい仕事をしてくれているのかもしれない。綺麗に磨かれた革靴をカツカツと鳴らし長い廊下を進めば見えて来たのは顔合わせをする資料室。扉を開け放ち中に居る二人の姿を確認しては「お待たせしました。ベル・ミラーです」形ばかりの敬語の自己紹介を。続けて扉を閉め相手の目前に腰を下ろして )


（ ／ とても見やすく分かりやすいロルで勉強になります…っ！口調につきましては後々何か出て来ましたらお伝えさせてもらいますね。主様ももっとこうしてほしい等細かい事でも構わないので何かあれば遠慮なくです！それでは一度背後は引っ込みますね。また話の展開、相談、諸々ありましたらその都度よろしくお願い致します！ ）

　



おい、待ってくれ。お守りを押し付けられるなんて聞いてない。それなら一人でやった方がマシだ。
（　ドアの開く音に資料から顔を上げると、入室してきたのは若い女性刑事。その姿に分かりやすく眉を顰めると手にした資料をテーブルに荒々しく置き、せめて自分と同じくらい経験のある刑事でなければ仕事が滞ると、相手に配慮することもなく隣に座っている上官に抗議して。若手を付けられると教える手間やら何やらが掛かって厄介だ。まだ捜査官として働き始めて数年しか経っていなそうな年齢に見えるが、どのくらいの経験があるのかと機嫌の悪そうな視線を相手に向けて、ぶっきらぼうに「殺人事件の捜査経験は」と尋ね。　）


（／そう言っていただけて安心しました…！ロル、口調などについても承知しました。また相談等のタイミングで声をかけさせて貰いますね。では此方も一旦失礼します。何かあればいつでもお声がけ下さい。）



　

( 自己紹介の刹那、響いたのは書類を叩きつける乾いた音。反射的に肩が持ち上がったのはどうやら自身だけではなく先程から気まずさを隠しきれていない上官も同じだったようで。加えて続けられた“お守り”発言にはピクリと片眉が微動する。流石噂になっているだけあるし、極めてエリートらしい発言だ。相手も相手で己と一緒になんて、と思っているようだがそれは此方とて同じ。とは言え上手くやりたいのだって本音。これを言えばどんな反応をされるのか目に見えているが質問には素直に答えねばならない。「今回が初めてです。アルバートさんは本部から来たんですよね？ワシントンではそういう事件が多いですか？」手元にあった書類の端を整えるようにトントンと机に打ち付けつつ、至極人当たりの良い笑みで返事をして )

　



勘弁してくれ、ここは捜査経験もないヤツを担当にするほど人手不足なのか？
（　今回が初めてだという返答に更に呆れたようにイスの背もたれに背中を預けると、不機嫌さを全面に出して上官と相手にちくちくと皮肉を投げ掛けて。人当たりの良い笑顔を浮かべる相手を見ても「殺人事件が多くてたまるか」とだけ刺々しく返すが、本部だからか殺人事件の捜査が初めてだという若手はほとんどいなかったと記憶していて。相手は他の事件でもきちんと成果を挙げている刑事だから心配いらないと上官に宥められ、彼女を同行させないのなら捜査の人員を削るとナチュラルに脅されると、最終的には渋々相手と組む事を了承し。上官はそれを聞くと立ち上がり、去り際に元気付けるように相手の肩を叩いて足速に会議室を出て行き。　）