学生A 2022-01-12 23:44:29 |
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>日谷リン
…そう。まあでも、きみがその目だったお陰で私はきみを覚えられたから
( 再び指先で髪の毛を戻した後輩に逆に気を遣わせてしまったかと申し訳なくなりつつも、それでも律儀に答えてくれた後輩は可愛いもので。返事を聞きながら星空を瞳に映して、その後困ったように笑いながら小さな弱点を吐露すればゆっくりと目を閉じて。最近は、ヴァンパイアのこととか、早く家に帰らないととか、どうしたら遭遇せずに済むかとか、そんなことばかりで寝不足気味。細く息を吐き出して )
あまり人の顔覚えるの得意じゃないからさ、きみみたいに特徴があれば…もちろん、ピアノの音も忘れてないけど
>白野トワ
そうなんだ…それならこの目も悪くないなって思えるな…。
(普通に覚えられていたと思っていたため意外そうな顔をして相手を見つめ、こういう風に覚えられるなら良かったと目元を擦りながら少し嬉しそうに話して。ピアノと聞いて思いだしまた近いうち音楽室へ行ってみようかなとぼんやり考え。相手の前でなら目元気にしなくても良さそうかと思っていると、何処と無く疲れていそうな様子の相手に気付き心配そうに見ながら首を傾げて尋ね)
あの時は誰か覗きに来たって驚いたなー…、見に来る人ってあまりいなかったから…。先輩眠そう…少し休む?
>日谷リン
驚かせたならごめん…、そう、最近寝不足気味でさ。少しだけ、きみが居てくれるなら安心して眠れそう──
( 彼の見た目が特別目立っていたから覚えた訳ではなくて、綺麗な音を奏でた指先と鍵盤を追っているに違いない目が見えないことと、不思議な人だったことと…言わないだけで覚える理由は沢山ある。ふと視線が注がれていることに気がついて星空を見上げるように上を向いたまま困ったように返事をしては、弱音を吐き出しつつ寝転んだまま伸びを )
人間って勝手だからさあ…いざ自分が食料ですって言われちゃうと、怖くなっちゃうんだよね。困ったものだよ、本当に
>白野トワ
それはとても良い心がけですね。私としてもマナーのなっていない方と席を共にする気はありませんので、それを聞いて安心しました。
( 彼女が手にしていた紙袋を隠す仕草にくつくつと愉快そうに喉を鳴らしながら大袈裟に肩をすくめて見せ。そんな会話の応酬をしながらリビングに辿り着くと、長テーブルの一番端で立ち止まる。テーブルの上には自分が準備したティーセットが置いてあり、彼女に向かい側の席を指し示し、小さな子どもをあやすような口調で言い置いて。そこに他意はなく、あるのは目の前の紅茶を楽しみたいという気持ちだけ。彼女にもそれが言わずとも伝わっていると信じきっている口振りで、紙袋を渡すよう白手袋をした方の手を伸ばし。 )
さあ、いつまでもむくれていないで座りなさい。私はお湯を沸かして来ますので。…それと茶菓子の準備もしたいのですが、よろしいですか?
>日谷リン
ええ。埃のようなものがついていたので、取って差し上げようかと。ですが断りもなく触れるのは少々不躾でしたね。これは失礼を。
( 彼が身を引いたためにあと少しというところで届かず、行き場をなくした指が宙を掴む。惜しい、と内心で舌打ちしつつも表情に出すことなく淡々と謝辞を口にして。同じくらいのタイミングで荒々しく図書室の扉が開かれる音が聞こえ、本棚の影から顔を出して見ると、数名の生徒が図書室にいた生徒に何かを聞いて回っていて。吸血鬼の並外れた聴力のおかげで「日谷」と口にしていたのが聞こえたが、彼にはあえて伝えず。 )
おや、また騒がしい連中が来たようです。……どうやら誰かを探しているようですね。
>逆巻レイジ
きみの紅茶、楽しみに来たんだから断らないことくらい分かってるくせに──本当、イイ性格してる
( まったくとでも言いたげなその所作も、子供を窘めるような声色も意地悪だと抗議するつもりが目の前に現れたティーセットに言葉を飲む。これは少なからずこの意地悪な生徒が私との時間のために用意してくれたもので、水を差すべきものでは無い──仕方ない、と伸ばされた手に誰のせいでむくれているのか詰めたい思いを我慢して紙袋を差し出す。手伝いを申し出ても不要だと言われるのが目に見えているので大人しく広くて少し空気が冷たいこの部屋で待つことを選び )
練り切りと、あと琥珀糖。餡子は確実だから、一口羊羹…あと、いちご大福も相性いいから買ってきた。甘いものだけだと飽きるとか…きみ言いそうだから、あられも。余ったら、兄弟と食べて
>白野トワ
あーでもピアノ弾けるの楽しくて夢中だったから周り気付いてなかったのもあるし…。そう?なら何かあったら起こすし…それまで寝てても…
(謝ることではないからと首を横に振って、気を張っていて大変そうだと思い少しでも休められるならと相手に提案して。相手の呟かれた言葉に少し体を起こし怖くなるのも無理もないと不安にさせないよう話をして、護る人や方法だってあると言ったがヴァンパイアハンターを継がないと否定し普通の生活をしてる自分が言うのもおかしいか。と思うと話していくにつれ声小さくなり肩をおとし)
怖くなるのも仕方ないよ…、普通ならそんなこと思うことないから…。でも怖いことから護ってくれる人も存在するから…!…俺はちょっと頼りない部類かもしれないけど。
>逆巻レイジ
本落ちてきたときに付いたのか…?いや取ってくれようとしてたのに申し訳ない…ちょっと驚いちゃって。
(相手の言葉を聞いて驚いて埃払う動作しながら咄嗟に下がってしまったことを謝り、相手に悪いことをしたなと思い申し訳なさそうな様子で相手を見ていて。ふと扉が開く音が大きく聞こえるとびくりと肩を跳ねさせて、複数の足音と話し声に耳を傾けるが何を話しているのか分からず。探しているとの言葉に誰を探しているのだろうと首傾げ、気配は普通だったがまさか面倒事じゃないだろうなと少し眉を顰め。生徒が誰なのか確認と会話聞き取るため相手と同じように見ようと動き)
やけに利用者多いな…。え…誰かって、誰探してるんだ?此処じゃ聞き取りづらいな…。
>日谷リン
──平気、家帰って今日はゆっくり休むよ。きみのところには、今度昼休みに昼寝でもしに伺うことにしておく
( ヴァンパイアが怖かったのか、それとも痛かったことが怖かったのか、逃げ場がなかったことが怖かったのか、相談相手がいない絶望感があったのか──きっと全部。星空の下で何にも怯えることなく寝るのは最高に違いないけれど、後輩を残して惰眠を貪る訳にもいかないので次回に持ち越しということにして。その時はピアノもよろしく、なんて付け加えるより先に身体を起こして低い位置にある屋上を見下ろすとからかうような、それでいて本音を笑いながら告げ )
…私はきみに救われたんだから、そうも卑下されてしまうと悲しいのだけれどね?
>白野トワ
まぁここで寝たら風邪引くかもしれないか…じゃあ、ピアノ弾くならそれまでに怪我治しておくよ。
(ピアノも、と言われ好きに弾ける機会ができるとつい嬉しくなり表情緩め、相手が手当てしてくれた箇所を見ながらも分かったと言うように頷きながら早く怪我を治さないとなと考えていて。救われたと聞きハッとし表情戻し、少しでも自分が役に立てたのなら喜んでいいのかと思うと、少し後ろめたそうに相手を見たあと誤魔化すように呟きながら星を見て)
あ…そっか…。俺いつも色々やっても空振りなこと多いからつい…
>日谷リン
それなら、私のことは成功例として覚えておいてよね。どうもありがとう、薬もそうだけど…何より教えてくれて
( 下校時間をとっくに過ぎていることを知っていて、二人でこうして星を眺めているのだから素行不良というヤツではあるけれど──お互いのことを気遣った結果だから構わない。首を傾けるように後輩に視線を移動させつつ、ふと次に会えるとしたら何処なのだろうと。学年が違えば廊下でもすれ違わないし、何より彼は誰かと共に過ごすということが少ないようだから )
ねえ、次はいつ音楽室に行く?怪我治ってなくても、きみと落ち合うなら音楽室が最適でしょ?
>白野トワ
ずいぶん買い込みましたね。…それについてはまったくの杞憂ですよ。私は手土産に文句をつけるようなことはしません。とはいえ、お気遣いには感謝します。色々食べ比べてみるのも悪くないでしょう。
( 紙袋を受け取った手に予想していなかった重みを感じ、不思議に思っているとすかさず彼女の補足が入り、改めて紙袋の中身を見て。彼女が持つ自分に対しての不名誉なイメージにかすかに眉根を寄せて反論しつつ、仕切り直しとばかりに息を吐けば素直に礼の言葉を口にし。紙袋を持ち直すと念を押すように言い残して部屋を後にする。兄弟たちの生活リズムは大体把握しているとはいえ、何があるかわからない。そういった心配がリビングに向かう歩調を早めさせ。 )
すぐに戻りますから、そこで大人しく待っているのですよ。万が一、兄弟たちが起きてきても、ここには立ち入らないはずですから。
>日谷リン
「日谷」という人物を探しているようです。…おや、あれは先ほど騒いでいた──なるほど。貴方も厄介な相手に目をつけられましたね。
( 彼らをよく観察するとそこそこ名の知れた家の生徒と一緒に先ほど相手が追い払った生徒の顔が見え、それで全てを理解すれば同情するような声色でつぶやき。しかしその内心は彼の危機を利用できないかと思案を巡らせていて。彼の方へ向き直ると、神妙な表情で声をひそめながら状況を報告する。逆巻のネームバリューに比べれば彼らなど恐るるに足りぬ相手だったが、彼にとっては脅威なのはこれまでの会話から知っている。自分なら力になれると目で訴えかけつつ、答えを急いて。 )
入り口も彼らが見張っているようですし、いずれここにも来るでしょう。……方法は二つ。一か八か正面突破するか、もしくは私の言う通りにして穏便にやり過ごすか。どちらでも構いませんが、あまり悩んでいる時間はありませんよ。
>逆巻レイジ
私が思っていた数倍は優しい人みたい──大人しく待つよ。楽しみにしておくから、ゆっくり美味しいものをお願いね?
( てっきり何か嫌味でも言われるのではと思っていたのに完全に杞憂、先程までの意地悪な態度とは裏腹に礼を述べられると冷静にコレが飴と鞭というやつか、と。大人しくという忠告になぜ兄弟たちのことが含まれるのかは謎のまま、好き勝手に他人の家を散策する趣味は無いためリビングの中をゆったり…遠くで何かが割れるような音と女の子の声がした気がして扉を開ければ、廊下を覗く。突き当たりを走り抜けたのは色素の薄い髪が綺麗な少女、その後ろを気怠げに狩人のように追うのは──揺れた金色の髪に、驚いた猫のように飛び退いて。彼女は確か後輩の子、追っていたのは…見た事のあるヴァンパイア。答え合わせなんてしたくなかったのに、お茶会の約束をしたあの日に握り返してくれた手の冷たさが脳裏を過ぎる。兄弟に会わないようにと忠告をするその言葉は── )
私が食べられないように?それとも、自分が食べるより先に手を出されるのは気に食わないから?…逃げ場なんて、何処にあるのよ
>白野トワ
先輩信じてくれたから言う気になっただけだよ…
(相手からのお礼の言葉に照れくさくなり隠すように自分の頬のガーゼに触れて誤魔化していて。いつもいる場所は気配がない所を探して決めているため、特に場所を限定しているわけでもなく。音楽室が最適と言われると確かにそうだなと納得していて頷き。ピアノが目的で音楽室へ行っていたためピアノなしで次に行くのならばと考えながら口を開き、気配がしたらいつも引き返してるためもし相手が遭遇したら大変だと思いその事も伝え)
うーん…2、3日後位にまた音楽室に行こうかなって思ってる…気配しなかったらの話だけど。
>逆巻レイジ
…わざわざ戻ってきたのか…しかも人連れて…
(チラッと見えたもう一方の人物に見覚えあり、パーティーでたまに見かけたなと思いながらも状況を聞き把握できるとため息溢し。あの家から招待されてもピアノ弾いてやるもんか、と聞こえない声量でぼやき。自分だけなら正面突破でも気配隠して何とかしたりしようと思ったが、図書室内に他の生徒もいたため関係ない人巻き込むのに気が引けるし、相手もいるため下手なことは出来ないなと考え。相手から急かされると目をさ迷わせた後少しの間俯いてボソボソ独り言呟き、思考整うと顔をあげ相手の方を見て)
他に人もいるし…図書室の中じゃ無理は出来ないか。
…先輩の言う通りに動いたら周りに迷惑かけずにやり過ごせる?
>日谷リン
それじゃあ、2日後の放課後に音楽室で。今日の薬のお礼に甘い物でも持っていくよ──甘い物としょっぱいもの、どっちが好き?
( いざ帰ろうとするとこの夜の時間が特別なものに感じられて中々寂しくもなってくる、明日も同じように学校はあるし授業もあるが。だから、一応というつもりで約束事を交わすようにゆるゆると笑っては下に降りるための梯子に脚をかけ。教室のカバンを取って、帰って、明日は後輩くんの好みのお菓子を買いに行こう。約束した日に運良く会えたなら一緒にお茶会をしてもう少し話せたなら嬉しいから )
人が居なければ、ね。人がいたら3日後にしよう、きみとはもう少し話がしたいんだ
>白野トワ
うん。ん?えーっと…甘いものかな
(立ち上がると伸ばして体軽くほぐし、もう帰らないといけないのかと思いながら星を見ていたが相手に聞かれると相手の方を向き。風で髪乱れると相手の前だったが見えても少し目を伏せる程度で気にせずに整え、お菓子を聞かれると不思議そうに首を傾げ。気にしなくてもいいのにと言いかけたが折角だし、甘えることにしようと思えば少し考えてから答え。相手が無事に降りるのを見守りながらも、相手の言葉に意外だったため思ったことを口にして)
人がいたらまた次の日、ってことだね。そう?俺あまり話さないから、面白くないって思われてるかなって思ってた…
>日谷リン
甘いものね、わかった──え?きみは面白いよ
( 梯子を降りきると星から少し離れたようで特別な時間は終わりなのだと突きつけられるようで──家に帰れば学生の特権は一時休止、明日の午後まで特別な時間はやってこない。律儀に答えてくれた後輩を見上げればほんの一瞬目が見えたような気がしたが、暗闇に紛れて分かるものでもなかった。甘いものが好きだという彼に、それはもう夕飯が不要になるほど持ってこようと…こちらを見下ろす長い前髪の向こうに僅かに光を見出せば見上げたまま正義を説くように両手を広げてみせ )
一般的な高校生の面白いが流行に乗ることなら、私たちは私たちらしく生きてる点で面白いと評価されるべきだと思うんだよね…だからきみは面白いよ
>白野トワ
…ふふ、それならよかった。
(相手の話を最後まで聞いてから梯子に足をおろし、数段飛ばして着地するとささっと髪整え相手の考え方に面白いなと思いながら返事を聞くと笑いながら話をして。たまにはこういった違う場所に来るのも悪くないものだなと屋上を見渡し、ここまで生徒と話をしたりあちこち見る事がなかったため楽しかった分少し名残惜しそうにして。これ以上屋上にいても相手が風邪を引いてしまっても困ると思えば、屋上の扉へ足を運びつつ相手に挨拶をして)
先輩と話していて楽しかったし、星見れる場所連れてきてくれてありがとう。また音楽室でね、トワ先輩
>all
( / 下げで失礼いたします!中々お返事が出来ず申し訳ございません、少々リアルがバタついておりまして落ち着き次第直ぐにお返事をさせていただきます!毎度お待たせしてしまい大変申し訳ございません、引き続きどうぞよろしくお願いいたします )
>日谷リン
( / お世話になっております!ようやく戻ってくることが叶いました、ご報告をお待たせしてしまい申し訳ありませんでした。本体様もご無事でありますように…絡み文を落とさせていただきますが、丁度良い切れ目でございましたのでto日谷リン様(>all)として新規で失礼いたしますね。戻りが遅くなりましたこと、重ねてお詫び申し上げると共にもしこの場を覚えていてくださいましたらまた絡める日を楽しみにしております! )
>All
( 窓の外に夕焼けが沈み切り星が瞬き出した空を見上げて、授業を上の空で聞き流しながらチャイムがなるのを待つ。鐘が響けば生徒は先生の話なんて無視して筆記用具ごとしまい教室を嬉嬉として出ていくのが常。教科書を鞄にしまえば伸びをしながら教室を出て、このまま帰るのはつまらないし、今日はどこに行こうかとふらふら廊下を彷徨い )
>白野トワ
(/以前に投稿していただいていたのに気付かずすみません…!忙しいときは無理なさらないでくださいね。新しい絡み文ありがとうございます。また絡めるのを楽しみにしていたので嬉しいです。改めて宜しくお願いします!)
…うわ、もう放課後か。ねむ…
(授業中教科書へ視線向けつつも放課後に空いていたら音楽室へ行こうと考えていて、前日少し夜更かしをしたためか眠気が来るとうつ伏せになり。目を開けるといつの間にか放課後で教室には誰もおらず、半分寝惚けながら鞄へ教科書など片付けていくが途中手が滑りバサバサと教科書やノートが落ちてしまい。周りに人がいないから大きな音をたてても気にしなくて良いかとゆっくりした動作で拾い始め)
>日谷リン
( それは束の間の休息にも似た平穏、穏やかな微温湯の様な刹那、窓の向こうの星空を瞳に映しながら歩いていた廊下の奥で教室から響いた物音。中途半端に開かれたままの扉から中を見遣ると音楽室の少年が荷物を拾っているところだった。随分とゆったりとした動作は急いでいる様子もなく、どうやら寝起きらしい…カラカラと音を立てながら扉を引けば中へと踏み込み、)
誰かと思った、大丈夫?
( / こちらこそ気が付くのが遅くなり大変申し訳ございません!3ヶ月も前にお返事をいただいていたとは…!本当に申し訳ございません…気が付かないばかりに……。こちら、お返事を返させて頂きましたが煮るなり焼くなりしていただければと思います……)
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