銀土

お、おう…じゃあいつもの店で待ってっから、仕事終わったら来いよな、じゃ ( そう言ってその場から去ると 、" 断られなくてよかったぁ…" と安心しつつも貴方を誘えた事の嬉しさにより顔がにやけていて )

おう(相手が去ると屯所に入り、すぐに部屋に向かって)
アイツから誘われるとか、マジかよ
…よし、アイツと飲むためにも早く終わらせねぇとな(部屋に入ると、少し悶えるも、すぐに切り替えて仕事始め)

…… ( 夜になり店に入れば カウンター席に座り頬杖をつきながら貴方の事を待っていて 、少し緊張しながらも "早く来ねーかな" と楽しみに思っており )

これで終わりだな
よし、行くか(仕事終われば部屋を出て、廊下歩き)
山崎「あ、土方さん、これ報告書です！」
悪い山崎、俺の机に置いといてくれ
山崎「はい、どこか出掛けるんですか？」
ああ、ちょっとな
じゃあ行ってくるわ(山崎に声掛けられ、少し会話したあと相手と待ち合わせしている店へ向かい)

あー うめェー やっぱこれだよなあ ( 昼から何も食べておらずさすがにお腹が空いていたので、宇治銀時丼を頬張っており )

おう万事屋、待たせたな＿って、相変わらずそれ食ってんのかよ
何度見ても猫のエサみてぇだな(目的の店に着くと入り、カウンター席に座る銀髪を見れば声をかけつつ向かい、食べてるものを見て引き気味に言い)

ん 、やっと来たか 、まあ全然待ってねーけど ( 宇治銀時丼を頬張り続けながら貴方が来たことを確認し 、内心凄く嬉しいが表情は一切変えずにいて "そんなこと言ってっけど土方スペシャル？だっけ、それも犬のエサみたいなもんだからね"と言い返すと )

あ？土方スペシャルのどこが犬のエサなんだよ
お前のそれよか断然マシだろ(自分の好きな物を犬のエサと言われれば、少しキレながら言い)
って、そんな事言い合っても仕方ねぇ、やめるか
そーいや、お前から俺を誘うとか珍しいじゃねぇか
なんか言いてぇことでもあんのか？

いーや 、俺の宇治銀時丼の方が100パーマシだね ( やめるか と言われると " 確かにそうだな "と納得し )
んー まあ … 言いたいことっつーか なんつーか … ( 貴方の予想外の問いに少し動揺しつつも上記を述べて )

はあ？俺を誘うから、何か話してぇことでもあんのかと思ったじゃねぇかよ
まぁ無いなら無いで別にいいけどよ(口篭る相手を怪訝そうに見るも、ため息吐きながら言い)

いや、 そのね 、ちょっと聞きたいことがあんだけど … ( 貴方にため息を吐かれ なかなか言うことができない自分に "あー俺ってこんな根性ねぇ奴だったっけ"と不覚にも思い )

なんだ、何が聞きてぇんだ？
言ってみろ(不思議そうに相手見つつ言い)

ひ、土方くんってさ…好きな奴とかいんの…？( ごくんと唾を飲み込み少し緊張した様子で上記を述べると 恥ずかしくなったのか 一気に酒を飲み込んで )

……は、え、な、なんだよいきなり！？(相手からの質問に顔を赤くしながら動揺し、それを誤魔化すように自分も酒を飲み)
お、お前はどうなんだ
いんのか？好きな奴

土方くんが教えてくれるまで俺は教えませーん 、( お酒のせいで少し酔った様子でそう答えると "いるの？いねーの？" と貴方をじっと見つめ問いかけては )

はぁ？なんだよそれ
…別にいいけどよ(少し不満げに言いつつ、また酒を飲み)
俺に好きな奴がいたらなんだって言うんだ？
土方のくせにってバカにすんのかぁ？(少しずつ酔い始めた様で答えれば、「ほら、言ったんだからお前も言いやがれー」と見つめながら言い)

別にバカになんてしねぇし ｯ 、てか答えになってねぇし ｯ 、( むすっと拗ねた表情で言うと 、ちゃんと答えてくれずにお前も言えという貴方に腹が立ち、自分達が店にいることを忘れ 少し不機嫌に "うるせぇな" と貴方の口を塞ぐように唇と唇を重ね )

…っ！？てめぇ、いきなり何しやがんだ！
俺はお前が好きなんだぞ、そんな事されたら勘違いすんだろうがよ…！(突如キスをされれば顔を赤くし、声を荒らげるもすぐに泣き出して)

え… ( 貴方の好きな人が自分だと知って一瞬思考が停止し我に返れば顔を赤く染め 、泣いている貴方の腕をとり店を出て路地裏へ行くと "ごめん" と貴方を優しく抱きしめて )

なんで、優しくす、んだ、よ…男、に好き、って言われたんだぞ(嗚咽繰り返しながら言い、少しして落ち着けば「…バカにしてぇんだろ、早くバカにしろ」と少しむっとしながら言い)