キタサンブラック 2022-01-03 03:24:59 |
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……よしっ!ボスの魚まで来たね!ここからまたメダル入れていけばいいのかな?
(キタちゃんと2人でコインを入れていけば見事玉が落ち、激しい光と音と共にディスプレイにボス魚が現れたのでやや興奮気味にこのままメダルを投下すればいいのかと指示を待ち)
はい!メダルを入れていくとあそこの抽選機が回るので後は…運です!
(ここまでいい流れで来てはいるが、ボス魚を釣り上げられるかどうかの決め手は最終的には運だと身も蓋もないことを言っては満面の笑顔を浮かべながらメダルを絶え間なく投入を続けて)
運かー……ここまで頑張ってきて最後は運で決まるのは怖いなぁ……あっ、回り出した
(まさかの運ゲーだと知って苦笑いし、2人で頑張ったのに運で左右されるのかと思いながらもメダルを投入していけば抽選機が回り出したのでドキドキしながら見守り)
あたしはワクワクしてますよ!ここまできたらせっかくなら釣り上げたいですけど、メダルを沢山手に入れるより楽しむ気持ちの方が大事かなって思うので!
(抽選機を真剣な表情で見守る相手とは対照的に、ワクワクと楽しげな様子で抽選機が止まる様子を見つつ、勿論良い結果が出た方が嬉しいが、それでも多くのメダルを手に入れるなどそういったことよりも相手と一緒に楽しく遊べるということの方が自分にとっては重要だと元気いっぱいに口にして)
だねっ…というか初めてのメダルゲームをこんなに楽しく遊べたのはキタちゃんのおかげだし、結果は関係ないよね……あっ、ハズレだ
(キタちゃんの言葉にウンウンと頷き、この結果がどうあれキタちゃんがいなければこんなに楽しいゲームを知れなかったと話して、笑顔でお礼を言えば抽選が終わり見事にハズレとなったがそんなことは気にせずニコニコと笑みを浮かべて)
うーん、惜しい…やっぱりボスは手強いですねー、少しだけ残念でしたけどまた今度一緒に挑戦しましょー!あ、もちろん他のゲームでも良いですよ、トレーナーさんとならなんだって大歓迎です!
(当たる当たらないはこの際考えないとは言いつつも、やはり少なからず悔しい気持ちはあって、また一緒にリベンジをしようと前向きに口にするが、自分が特に詳しいのはこのゲームだがどちらかといえば何をプレイするかではなく誰とプレイするのかが重要だというニュアンスの発言をして)
うん、他にもたくさん種類あるんだよね?ならまた今度2人でゲーセン行こうね……あっ、お腹鳴っちゃった
(学園近くのゲームセンターにもコインゲームはあるだろうから、またキタちゃんと行きたいと約束すれば沢山動いたからか空腹を感じ大きな音がお腹から鳴って恥ずかしそうにし)
あはは!……あっ、あはは~……何か食べにいきましょうか、トレーナーさんは何が食べたいですか?
(相手のお腹の音を聞いて楽しげに笑ったが、それに続いて自身のお腹もぐぅ…と鳴って照れ臭そうに笑いつつ、食事へ行こうと提案をしては、自身としてはそこまでこだわりもないためひとまず相手の意見を聞いてみて)
そうだな~……あっ、あそこにフードコートあるね。ホットドッグ食べたいな
(少し周りを見渡せばフードコートが目に入り、上にある電子パネルに写ったホットドッグの写真が目に留まったのでせっかくだしあれにしようと食べたいものが決まったことを伝えて)
あ、それじゃああたしもトレーナーさんと同じのを10個で!…それとポテトのLサイズを5個にします!
(相手が指差す先を見れば自身もホットドッグに心を惹かれ、せっかくなら相手と同じものをと考えるが、流石にあれ一個では全然足りないだろうなと今の自分の腹具合を考慮しつつ、それでも控えめな個数のホットドッグとポテトを注文して)
………キタちゃん、そんなにお腹すいてたの?まぁ、たくさん動いたもんね。そういえば実家にいた時も沢山食べてたの?
(キタちゃんの注文を聞いて店員さんと一緒になって驚き、たくさん食べることはもちろんいいがやはりウマ娘の食欲はとんでもないものだなと苦笑いし、実家にいた時はどうしてたのかなと気になったので質問してみて)
あはは…まだ夕飯まで時間があるのでつい…でもこれでも控えめにした方ですよ!家でも寮でも食べる時はこれの10倍ぐらいは問題なくいけちゃいますから
(外出先でここまで沢山食べる事は流石に稀だが、夕食までの時間が長いためつい多めに注文してしまったと話し、それでも店側に迷惑をかけないようにするためにそれなりにセーブはしたつもりであり、実家や寮での食事はこんなものではないと軽く言ってのけて)
凄い食欲……やっぱりキタちゃんは凄いな。テレビとかで大食いしてる女性見ると、凄いし何よりかっこいいなって思う。だからキタちゃんの事すごいなって思うのかな
(なんとなくだがいっぱい食べる女性が好きなので、テレビで見る大食い番組の感想を話した後に、同じくたくさん食べるキタちゃんの事を凄いと思うのはそのためなのかなと話すも「もちろん1番凄いと思うのは走りに関してだけどね」とウマ娘として1番大事なことについても褒めて)
ウマ娘でしたら結構これぐらい食べる子いますよ!オグリキャップさんとか見てるとあたしとは比べ物にならないぐらい食べてたりもしますし…なのでここはやっぱり走る方でもっとトレーナーさんや皆さんに凄いって思って貰えるようにならないとですね!
(ウマ娘基準で見れば自分と同じぐらい食べるウマ娘はそれなりにいて、特別自分が大食いという訳でもないとは補足しておき、相手が褒めてくれた走りについて今はまだそこまで大きな実績を残せている訳ではないが期待されている以上の自分になりたいと意気込んで)
うん、キタちゃんは絶対にGI取れるウマ娘だからね!あっ、注文したのできたっぽいよ
(先程ブエナがキタちゃんに話していた自分の言葉と同じものを自信満々に言えば、持っていたブザーが鳴って頼んだものが完成したことを伝えれば受け取り口を指差して取りに行こうと促し)
あ、はい、そうしましょう!結構大きいですね
(呼び出されて商品を取りに行けば、そこにはトレイに山積みになったホットドッグとポテトがあって、全然問題なく食べられる範囲だが予想していたよりも大きなホットドッグを見てワクワクしている様子で目を輝かせて)
写真見た時から大きいなって思ったけど、これは中々だね。人間からしたらこれ一個で満腹だよ…それじゃいただきます
(キタちゃんのトレイにある大量のご飯をちらっと見て自分の分のホットドックを手に取り、これプラス山のようなポテトを食べるなんて…と自分だったら無理だろうなと思いながら大きく口開けてホットドックにかぶりついて)
いただきまーす!……ホットドッグもポテトも美味しいです!トレーナーさんはポテト注文してないですよね、良かったら少しどうですか?
(こちらも両手合わせてから食べ始め、次々に口へと運んでいき、ホットドッグはもちろんポテトも美味しいとアピールしては、ホットドッグしか注文していなかった相手へとポテトを3本ほど指でつまんで勧めて)
いいの?それじゃ遠慮なく……ホクホクで美味しいね、ありがとうキタちゃん。ちょっと行儀悪かったかな?
(ちょうど両手でホットドックを抱えていたからか、咄嗟に指でつままれたポテトを直接口でパクッと食べて、揚げたてだからかとても美味しく感じ、笑みを浮かべながら分けてくれたことに関してお礼を言うも、口で直接受け取ったのははしたなかったかなと苦笑いし)
いえ、あたしは気にしませんよ!喜んでもらえて良かったです!…えっと、もう一口良かったらどうぞ!はい、あ~ん……なんてっ……
(行儀が悪いなんて少なくとも自分は気にならないと首を横に振り、もう一度ポテトを指先で摘んで相手の前に差し出せば、相手への好意をほんのりと醸し出しつつ、恥ずかしそうに冗談めかして笑って)
あっ、まだいいの?それじゃ遠慮なく……あっ、唇に指当たったよね?歯当たったりしなかった?
(まだ食べさせてくれることに嬉しく思えば、再び大きな口開けて食べさせてもらうも、今度は口を閉じた時に自分の唇がキタちゃんの指先に触れてしまいもしかしたら噛んでしまったかなと心配そうにして)
わっ……え、えっと、大丈夫ですよ!あたしは全然気にしてないので…!
(指に相手の口が触れて、驚いて少しだけ引っ込めてしまうも、ひとまず顔を赤ながらも気にしなくても大丈夫と笑顔でアピールするが、ややうつむきがちに少しだけ速いペースでホットドッグとポテトを平らげていく様は全く気にしていないというには無理があって)
ちょっ、ちょっとキタちゃん!そんなに早く食べたら喉に詰まるよ…
(明らかに普通に食べる時とは違うペースに驚いて、そんなに大量の食べ物を一気に口に入れれば喉に詰まるのではと心配そうにしながらキタちゃんを見つめており)
んぐっ…!?
(そんな調子で食べ進めていけば相手の心配は的中してしまい、食べていたものが喉につっかえてしまえば、苦しげな表情で自らの胸をドンドンと叩いて)
あっ、やっぱりそんなに慌てて食べるから……痛いかもだけどごめんね、我慢してて……
(案の定喉に詰まったようなのですぐに隣に座れば、片腕でキタちゃんのお腹を触って固定しながらもう片方の手で背中をドンドンとかなり強く叩いてあげて)
……っ、ぷは!はぁ…助かった~…トレーナーさん、すみませんありがとうございました!迷惑かけちゃいましたよね…?
(相手の早い対応のおかげでなんとか落ち着き、口の中を空にしてから感謝の言葉を述べては、相手にいらぬ心配をかけ迷惑をかけてしまったかなと考えれば申し訳なさそうに眉尻を下げ、おずおずと顔を見上げて)
全然迷惑だと思ってないよ、キタちゃんが無事でよかった。でも、らしくないよね。何かあった?
(こちらとしては全然大丈夫だと柔らかい口調で話すも、先程よりは元気な様子だが今まで見せたことの無いような焦り方をしていたので気になり、飲み物を買っている間に何かあったのではと心配し)
えっ!?い、いえ、何もないですよ!?あはは…
(鋭く切り込んでくる相手の発言に明らかに動揺しながらも、今の時点で自分の気持ちを伝えても相手には迷惑になるだけだと、自らに言い聞かせながら、なんとか誤魔化そうとしては乾いた笑いを浮かべて)
だといいんだけど……あんまり無理しちゃダメだよ?もう少しでダービーなんだし、キタちゃんには元気でいて欲しいからね
(本人が大丈夫と言うのならそれ以上追求はしないことにしたが、自分が少し焦っているのもあるが日本ダービーが近いのもあってキタちゃんには元気でいて欲しいと頼むようにして話し)
あ、はい!それは勿論です!今日一日で元気も出ましたし、美味しいもの沢山食べて休み明けからのトレーニング頑張りますよー!
(ひとまず先程の態度について相手からの追及がなかったことで、安心して話に乗っかれば皐月賞での敗北で落ち込んでた気持ちもすっかり切り替えられ、今はもう次のダービーに気持ちが向いていることを笑顔で話しては先程よりは落ち着いた速度でホットドッグを片づけていき)
それなら良かった、ちゃんと切りかえてるようで安心できたよ。この後どうする?なにかしたい事あるかな
(皐月賞の敗北を引きずらずちゃんと切り替えができてるようなので安心し、こちらも残りのホットドッグを食べながら食後はどんなことをして遊ぼうかと話しかけて)
そうですねー、食べてすぐ運動もあまり良くないから…それじゃあ、映画に行きませんか!?今ちょうど観たい映画があって…トレーナーさん、どうですか?
(最後の一個を食べ終えてから相手の問いかけに考えを巡らせ、流石にこの量を食べた後に動き回るのはあまり良くないと考えては、ここを出て映画を観に行こうと提案をし、特に異論が無ければ自分がちょうど観たいと思っていた映画に付き合ってもらえるだろうかと相手の意志を確認して)
もちろんいいよ、俺も最近見てなかったし。それで、なんの映画が見たいのかな?
(ホットドッグを食べ終えたので出る準備をしながら快く承諾し、キタちゃんとなら何を見ても面白いだろうから賛成だが一体どんなものを見たいのかとても気になったので聞いてみて)
それが…実はあたしもよく知らなくて、ただダイヤちゃんにトレーナーさんと一緒に絶対観に行った方がいいよってチケットだけ貰ってて…これなんですけど、ちょうど良い機会ですしせっかくなら一緒にどうかなーって!
(映画の内容について話しが及ぶと、少しだけ言いにくそうにしながら、映画自体はただ勧められただけで詳しくは知らないと正直に話して、しかしタイミング的には絶好のタイミングといえるため是非にと口にしつつチケットを見せればタイトルからは分かりにくいが今話題となっているウマ娘とトレーナーとの実話を元にした恋愛映画で)
タイトルからして恋愛物なのかな?あんまり見ないけどとても楽しみだよ。俺と2人ってのが気になるけど……なんなんだろ
(チケットに書かれた映画のタイトルからして恐らく恋愛物だということは伝わったが内容までは想像できず、それよりもダイヤちゃんが俺と2人で見た方がいいという言葉が気になりうーんと唸りながら考えて)
れ、恋愛…!?……ダイヤちゃんってば何考えてるのー……っと、とりあえず映画館行きましょー…!
(思っても見なかった映画のジャンルだったこと、そして今の相手への気持ちにドンピシャなチョイスに動揺してしまい、相手に聞こえないぐらい小さな声でこの映画を勧めてきた友人に悪態をついては、少しして頭を横に振って気を取り直せば移動を提案して)
……さてと、上映まで少し時間あるし飲み物買おっか。キタちゃんまだお腹すいてる?
(無事に映画館へと着くも、上映時間まで余裕があるのでその間に飲み物を買おうと話し、映画館と言えばポップコーンと思ったのであれだけ食べていたがまだお腹すいてるかなとキタちゃんに聞いてみて)
えっと…実はちょっとだけ…でもそんなに食べちゃっていいんですか?
(相手からの問いかけにはそう素直に答えて照れ臭そうに頬を掻くがこの先のトレーニングのことなどを考えれば控えるべきなのではないかと、トレーナーとしての相手の意見を聞こうと上目で尋ねて)
まぁ、今日ぐらいは大目に見るよ。その分ダービーまで落とさせて貰うけど……それに、やっぱりホットドッグ1個じゃ足らなくてね
(トレーナーとしては止めるべきだろうが、今日ぐらいは嫌なことを思わず楽しく過ごして欲しいので大丈夫だと話せば、実際は自分がまだ少しお腹すいてるからなので恥ずかしそうに笑いながらそう打ち明けて)
あはは、トレーナーさんもお腹すいてたんですね!それじゃあ遠慮なく…あたしはポップコーンの一番大きなサイズとチュロスと、後はオレンジジュースにします!
(実は相手も自分と同じく物足りなく感じていたのだとわかり、食べ過ぎに関しても今後ダービーまでにしっかり絞れば問題ないと相手からゴーサインが出れば、今日のところは我慢せず全力でと欲望のままに注文をして)
たくさん食べるね~…じゃあ俺はポップコーンのLサイズとコーラにしようかな。味はどうする?
(相変わらず沢山食べるなと感心しながら自分も頼むものを決めて列に並び、そういえばポップコーンの味はどうするのかなとキタちゃんに聞いてみて)
今日はしっかり食べてもいいって、トレーナーさんが言ってくれたので今日は一切我慢はしないことにしたんです!…ポップコーンの味も種類があって悩んじゃいますね、塩とかカレーとかもいいですけど、キャラメルみたいな甘いのも美味しいんですよね!
(改めて相手のおかげで今日のところは完全に吹っ切れた感じで食べたいものを食べたいだけ食べるのだとニッコリ笑い、列に並びながら上の方に表示されているメニューを見ながら楽しげな様子で考え込んでいて)
そうだね、最近は色んなものも増えてきたし……あっ、ハーフ&ハーフなんてものもあるよ
(上につけられたモニターに映し出されたメニューを見て、昔に比べてポップコーンの味だけでも豊富になったんだなと眺めていれば容器を半分に仕切って2つの味が楽しめるハーフ&ハーフというものを見つけたのでどうかなとキタちゃんに勧めてみて)
わっ、本当ですね、これなら悩まずに済みます!それじゃああたしはこのハーフ&ハーフの塩とキャラメルで!
(2種類から選べるということで悩む必要がなくなったことで笑顔浮かべれば、先程までの話題に出ていた塩気のある味と甘い味、その二つに決めては相手に自分の注文を伝えて)
じゃあ俺はカレーとキャラメルにしようかな、しょっぱいのと甘いのって交互に食べると美味しいよね。それじゃ注文するよ
(自分もハーフ&ハーフにし、キタちゃんと同じく甘いのとしょっぱいものにすれば前のお客さんの注文が終わりちょうど順番が回ってきたのでキタちゃんの分も合わせて注文をして)
あ、はい、トレーナーさんありがとうございます!よろしくお願いします!…あ、そうだ、トレーナーさん、これポップコーン代と飲み物代です!
(自分が動くよりも先に二人分の注文をしてくれる相手にお礼を言って、それからポケットから財布を取り出して自分の注文した分の代金を計算しては、その分のお金を財布から取り出すと相手へと手渡すべく差し出して)
おっ、ありがとう…………お待たせ、それじゃ早速上映するシアターに向かおっか
(お金を受け取って支払いを済ませ、数分後に自分達のポップコーンやドリンクが受け渡されたのでキタちゃんの分を渡せばもう少しで上映が開始されるので早速そこへ向かおうと歩き出して)
はい!…あたし、恋愛ものの映画は初めてなので、ちょっとドキドキします、トレーナーさんはこういう映画も観たりするんですか?
(ポップコーンとジュースを受け取りシアターへ続く通路を歩きながら、普段の自分では恋愛映画を観るという発想自体がなく、しかもそれが他でもない意識している相手と一緒にいうことにドキドキしながら、相手は大人だしこういう映画も観たりすることになれているのだろうかと質問を投げかけて)
うーん……テレビでやってる時に暇だったら見るくらいかな。恋愛ものってなんかドキドキするし俺もこんな恋してみたいなーって思ったりするから……なんかねぇ…
(腕を抱えて目を瞑りながら唸り、嫌いでは無いのだが甘酸っぱい展開が今までそういう経験をしてこなかった自分に突き刺さって憧れを抱いてしまうと苦笑いしながら話すも恋愛に関しては興味はある様子でいて)
なるほど…トレーナーさんはそういう映画みたいな恋?に憧れるんですね!
(相手の答えを聞き、映画の影響を受けてしまうぐらいには憧れがあると知れば、何かの参考になるかもしれないと考えて今日の映画はしっかり観て内容を頭に焼き付けようと、内心そんな事を思いながらニコッと笑顔浮かべて相槌を打って)
そんな恋できたらいいなくらいの願望だけどね………えっと、ここかな。凄く見やすい席で良かったね
(やはり色恋よりもキタちゃんの事が大事なのでそこまで憧れは抱いていないと苦笑いしながら返せばシアターに入ったのでチケットの番号を確認しながら自分たちの席を探してはすぐに見つけたので腰かければ、少し後ろの真ん中というとても見やすい席だったのでうれしそうにし)
そうですね…それにしてもなんだか…男の人と女の人の二人連れが多い、ですねー…
(相手の言葉に相槌を打って頷きつつ、席へ移動する途中に見えた他の客は男女連れが多く、そういうのに疎い自分でもカップルだったりするのだろうかと考えてしまえばドキドキしてしまい、隣の相手をチラッと見ては暗がりで良かったと思いつつ赤面していて)
まぁ、一人で見るって人はほとんど居ないんじゃないかな?恋愛ものはカップルで見るってなんか相場が決まってそうだし………あっ、もしかしたら俺達も周りからそう思われちゃうかな?だとしたらなんか申し訳ないな
(そういうことに疎い自分でも恋愛映画は1人では見れないなと暗いシアター内をキョロキョロと見回し、確かに周りから聞こえる音からカップルが多そうだなと確認すればもしかしたら自分達も周りからそう思われてるのではと思い、もしそうだったら可愛いキタちゃんに対して自分みたいなのが彼氏だと思われるのは嫌かなと謝っておき)
申し訳ないなんて、そんなことないです…!…あっ、ごめんなさい…トレーナーさんもビックリしちゃいましたよね…
(自分を卑下するような相手の発言に思わず力一杯に反論してしまうが、劇場内の観客が何事かと振り返るのが見えれば、いくら映画が始まる前とはいえ大きな声をだしてしまったことを謝罪しては相手の方へと向き直り、照れ臭そうに苦笑浮かべながら頬を指先で掻いて)
大丈夫だよ、まぁあんまり声出さないでね………あ、そろそろ始まるみたいだね
(静かに笑いながら気にしてはいないが周りのことも考えてねとしーっと口元に指を当てて注意をすればシアター内が完全に真っ暗になりいよいよ上映が開始されそうで)
あ、はい、そうですね。……──っ!
(上映が始まれば気を取り直して画面へと目線をやり、集中して物語を見守っていたが、物語が佳境に差し掛かりヒロインであるウマ娘とトレーナーが結ばれて、キスシーンへと場面が切り替われば普段こういったものを一切見ないこともあってドキドキして赤面してしまうが画面から目を離すことは出来ず、動揺している様子を見せつつ相手の袖を掴んでいて)
……ん?
(まさかのウマ娘とトレーナーだとは思わなかったので驚きつつも映画に見入り、紆余曲折を経て2人が結ばれてキスするシーンに表情に出ずともドキドキしていれば隣のキタちゃんが袖を掴んできたので、この状況じゃ話せないので大丈夫かなととりあえず袖を掴んでいるキタちゃんの手を取ってはぎゅっと握ってあげて)
……!?……凄かったですねー……恋愛映画ってあんな感じ…なんですね…
(相手に手を握られるという予想もしていなかった行動にドキドキしているうちに、映画本編は二人が結婚してハッピーエンドで終わり、初めて見る恋愛映画はキスシーンを筆頭に中々に刺激が強く、軽く放心状態で感想をポツリとこぼして)
ちょっと刺激的だったね、結構キスの時間も長かったし……キタちゃん大丈夫?
(今まで見てきた恋愛映画の中でもウマ娘とトレーナーという内容もあるだろうが、キスシーンの描写が長くいい大人なのにドキドキしたなーと思いながらキタちゃんを見ればどこか遠くを見るような感じだったので、握った手を離してそのままポンポンと肩を叩いて)
……はっ、はい!大丈夫です…!…ちょっとビックリしちゃいましたけど、良い話、でしたね…?
(ボーッとしていたところに相手から肩を叩かれハッとして、向き直ればとりあえず大丈夫だということをアピールして、恋愛映画ということでキスシーンなどがあるのは当然といえば当然なのだが、そういったお約束みたいなものはわかっていなかったこともあって衝撃的だったものの、物語自体はわかりやすく綺麗にまとまっていた事もあって率直に良い話だったと感想を述べつつ、もしも相手と恋人になったら…と想像が膨らんでしまい照れ笑い浮かべていて)
話もとても面白かったね、彼女になるウマ娘のお家が大きな家でお父さんに認めて貰えるまでの過程とかも良かったし……なんかキタちゃんのお家みたいだね、もしかしたらキタちゃんも結婚する時そうなったりして
(キタちゃんの言葉にウンウンと頷きながら映画の感想を話し、映画のウマ娘のお家は例えるとメジロ家のような名家で一端のトレーナーと結婚は中々認めて貰えなかったという展開だったが、お家が大きいというところはキタちゃんにも当てはまるので案外キタちゃんも結婚する時は苦労するのかなと冗談言ってみて)
た、確かに…でも、お父さんはあんなに厳しくないですよー、あたしにはいつも優しいですし
(言われてみれば共通点がなくもないなと考えるも、あくまでも自身の主観による意見として、父親は優しいし、きっと映画の中のようなことにはならないだろうと考えを述べて)
いいお父さんなんだね、もしキタちゃんが結婚する時は式に呼んで欲しいな
(それなら苦労することはないだろうねと優しく微笑めば、この時点でまだキタちゃんのことを恋愛対象として見てないので他の人と結婚する時は式に読んで欲しいと悪気は無いが相手にとっては少しキツめのことを言ってしまい)
えっ…は、はい…でもあたしにはまだそういうのは早いかなーって思うので、トレーナーさんを呼ぶとしてもいつになるかわからないですけど、あはは…
(相手の口から自分の結婚について触れる発言が飛び出せば、つまり自分は相手にとってそういう対象ではないということを流石に理解して、内心チクチクと胸が痛んでいたがそれを出来るだけ表には出さないように、とりあえずその予定は現状全くないと苦し紛れに笑いながら口にして)
……キタちゃん大丈夫?中等部のキタちゃんに結婚の話するのはちょっと不適切だったかな、機嫌悪くしたならごめんね
(今日何度か見ていたからキタちゃんが少し苦しそうな笑みを浮かべていることに気づけば、すぐに心配しまだ若い彼女に結婚の話をするのはあまり宜しくなかったのではと反省しては謝罪して)
い、いえ、あたしは全然気にしてないです…!ただ、あたしにはまだ想像もつかないなーって、本当にそれだけのことなので…それよりも今はやっぱりテイオーさんみたいなかっこいいウマ娘を目指してレースを頑張りたいです!
(決して機嫌を損ねたわけではないとひとまず誤解を解こうとしては、このままこの話題が続けばボロが出てしまうと自覚すれば、恋愛や結婚、そういった話しは今は脇に置いておいて、それよりもレースで結果を出して憧れのテイオーのようなウマ娘を目指したいと改めて口にして)
そうだね、キタちゃんなら絶対トウカイテイオーみたいなウマ娘になれるだろうし一緒に頑張ろうね………さて、この後どうする?
(機嫌を損ねている訳では無いことを知ってホッとして、キタちゃんの言葉にウンウンと頷きながら絶対になれると肯定してあげれば、映画も見終わったが時間的に夕方なので次はどうするかと聞いて)
トレーナーさんは時間大丈夫ですか?…もし大丈夫ならもう少しだけ一緒に…えっと…そうだ、あたし少しだけ自主的に出来るトレーニングの勉強がしたくて、そういう本が売っている場所って知ってますか?
(夕方になりあまり時間がないことはわかっているが、もう少しだけ相手と一緒に居たいと考えたものの、そのための口実が思い付かず、少しだけ考えてから無理のない範囲での自主トレがしたいと前々から考えていたが、そういった勉強をするためには何を参考にすればいいかわからず手をつけられずにいたことを思い出し、トレーナーである相手ならわかるだろうかと考えて尋ねて)
あー…それなら近くの本屋さんにそういう本沢山置いてるよ。俺も良く買い行くから……一緒に行ってみる?
(トレーナーの勉強としてウマ娘やトレーニング関係の本はよく買っているのでそういうことには詳しく、ちょうど映画館の近くにおすすめのところがあるので一緒に行ってみようかと誘ってみて)
いいんですか、それじゃあよろしくお願いします!あたしでも簡単にわかるものがあればいいんですけど
(相手の問いかけに二つ返事で頷けば、相手の後をついて歩き出して。一応勉強をしようという気持ちはあるものの、勉強自体はあまり得意ではないこともあり、出来ればあまり専門的でないもので自分でもなんとか理解できるようなものが望ましいが、そんな都合のいいものが果たしてあるだろうかと苦笑浮かべて頬を指先で掻いて)
そういうのあったかなぁ……あ、これとかどう?『今日から始められる自主トレ~ウマ娘編~』だって、へぇ……こんなのもあるんだ。全然知らなかったな
(2人でそのまま入店すれば早速自分がよく行くコーナーへと案内し、いつも堅苦しい参考書みたいなものを読んでいるので気軽に見れるものなんかあるかなと本棚を見れば、ちょうど学生のウマ娘向けの本を見つけたので軽く目を通せばかなり本格的だがどれも簡単に出来るものだったので興味本位でキタちゃんそっちのけで読んでしまい)
トレーナーさーん、あたしにも見せてくださいよー
(当初の目的に合致していそうな本を早速見つけてくれたのはいいものの、自分のことなどそっちのけで夢中になって本を読み耽る相手に、頬を膨らませてむくれながら自分のことを忘れないでとアピールするように身を寄せて相手の手元の本を強引に覗き込んで)
え?あぁ、ごめん。結構面白かったからさ……ほら、たくさん手軽にできるトレーニング乗ってるでしょ?
(キタちゃんの言葉で我に返れば、つい集中してキタちゃんをほったらかしにしてしまったと謝り、本をキタちゃんの方へと寄せながらゆっくりとページをめくっては沢山のトレーニングが乗ってることを教えてあげて)
わぁ、本当ですね!これなら寮の部屋みたいなスペースのない場所でも簡単に出来そうです!これは買いですね!
(相手のすぐ隣で本の内容に目を通せば、専門的な知識のない自分でも図などを用いてわかりやすく自主トレについて書かれており、特別な機器や広いスペースなんかも必要ないこともあってこれならすぐにでも実践できそうだと考えれば、この本を購入する事に決めて)
それじゃはい、キタちゃんが自主トレでレベルアップしてくるの待ってるからね。………あっ、こういう服キタちゃんに似合いそうだな
(読んでいた本を閉じてキタちゃんの手にぽんと渡せば、しっかりトレーニングの成果が出るようにと期待を込めた発言をし、レジの方へと向かえばふと女性向けのファッション雑誌が目に留まったので手に取ってみればオシャレなコーデが乗っており、キタちゃんがこういう格好をすれば似合いそうだなと独り言を話し)
はい!頑張ります!……えっと、トレーナーさんはこういう服を着てる女の子が好き、なんですか?
(購入を決めた本を胸元に抱きながら意気込みを込めて返事をすればレジへと向かおうとするが、相手の呟きが聞こえて足を止めて相手の元へ歩み寄り、相手の手元の雑誌を覗き込めばそこにはお洒落で可愛らしい女性モデルの写真が載っていて、そういえばこのモデルも以前自分が相手に買ってもらったようなスカートを履いているなと、ふと考えては単純にこういう服装が好きなのか尋ねて)
え?あぁそうだね……こんな人とデートしたいなとは思ってたりはするかも…なんてね
(ページをめくりながら思ってもない質問が来たので少し驚きながらも答えては、以前自分がプレゼントしたスカートに似ている物を履いている大人っぽい服装をした女性の写真を指さしては冗談っぽく好みを話して)
…そ、そうなんですね…なるほど、トレーナーさんはこういうのが…
(かなり好意的と見てもいいであろう返答を聞けば、もう少しどんな感じの服装なのかを詳しく見たいと考えるが、流石に普段そういったものに無頓着な自分がここでこの本を買うというのは違和感しかないため、せめて今後のために相手好みのファッションを脳裏に焼き付けるべくしっかりとそのページを覗き込んでいて)
……もしかして女性から見たらやっぱり面白いのかな?良ければ買ってあげようか?
(自分のためにページに写った写真を見てることには気づかず、やはり女性なのでこういうファッション雑誌は面白いのかなと思い、それほど気になるのだったらプレゼントするとキタちゃんに提案してみて)
えっ!?いえ、あたしはその……えっと、本当にいいんですか?
(思わぬ提案に最初は遠慮してしまうが、少し見ただけでは日頃こういったものに無縁な自分ではよくわからず、本当はもっとじっくり見たいという気持ちもあり、買ってもらうなんて少し申し訳ないという気持ちもありつつせっかく相手がこう言ってくれているのだがらと内心の葛藤もありながら、少し遠慮がちにお願いして)
もちろんいいよ、キタちゃんだって年頃の女の子だし可愛いくてオシャレな服着たいでしょ。それに俺もキタちゃんの色んな服装見てみたいし
(遠慮がちなキタちゃんとは対照的にこちらは軽い口調で笑顔のまま話し、キタちゃんも服装について勉強したいのかなと思いつつ、異性として見てる訳では無いが可愛いキタちゃんの色んな格好見たいからだと少し恥ずかしそうに話して)
あ、あはは…そう言ってくれるのは嬉しいんですけど、あんまり期待はしないでもらえると…
(よもやそこまで相手に期待されているとは思わず、困惑したような表情を浮かべ、期待は程々にして欲しいと苦笑混じりに言いながらも、なんだかんだで今度そういったものにも詳しそうな親友に相談してみようかなんて考えていて)
えー、キタちゃんは顔立ち整ってるから期待しちゃうよ……はい、それじゃ自主トレもファッションの勉強も頑張ってね
(キタちゃんは本当に可愛い子だから期待してると本心から応援していれば会計の順番が回ってきて、店を出ればこれから頑張ってねと応援しながら雑誌を渡して)
あっ…はい…!ありがとうございます!…それじゃあ今度こそ帰らないとですね
(雑誌の入った紙の袋を受け取れば、感謝の言葉と共に相手に深々とお辞儀をして。名残惜しくはあるが、そろそろ帰らなければ門限に間に合わなくなってしまうと考えれば寂しげに微笑みながら寮のある方向へと足を向けて)
そうだね、随分と暗くなったし……今日はありがとう。とても楽しい1日になったよ。正直まだ遊んでいたいくらいに
(街灯も光り始め、本格的に暗くなってくればそろそろ帰らなきゃなと思いキタちゃんと並んで帰り歩き出しながら今日遊べて楽しかったこととまだキタちゃんと過ごしたいことを少し恥ずかしそうに伝えて)
(/そういえば確認ですけど、スズカがゲスト出演してこちらのキャラがスズカを褒めてキタちゃんが嫉妬して調子崩す…みたいな展開ってダービー前でしたっけ?)
あたしも楽しかったです!また今度良かったら一緒にお出かけ出来たら嬉しいです!…ところでトレーナーさんの家ってこっちの方向なんですか?
(楽しかったという相手の言葉に同意して頷けば、今日のようなお出かけをまたしたいと本心から口にして、それから寮へ向かって歩く自分と当たり前に並んで歩く相手へと帰る方向はこっちでいいのだろうかと問いかけては首を傾げて)
(/その流れで合ってます。キタちゃんが日々のトレーニングに加えて自主トレも始めて少しずつ身体も仕上がってきて…というタイミングでスズカ投入という流れで考えてました)
うん、こっちの方だよ。学園の近くだしね…あ、そうだ。ダイヤちゃんに映画面白かったよって伝えといて、あとチケットありがとうって
(通勤がしやすいようにトレセン近くの家に住んでるから大丈夫と話せば、映画の事で思い出し内容が面白かったこととチケットをくれたお礼を伝えといてとキタちゃんに頼み)
(/了解致しました、その流れでお願いします)
はい!あたしもダイヤちゃんには個人的にお礼しないと、おかげでトレーナーさんとのお出かけがすっごく楽しくなったよって…あっ、もちろんトレーナーさんにも感謝してますよ!トレーナーさんのおかげで気持ちも晴れてダービーに向けて改めて頑張ろうって気持ちになりましたから!
(相手からのお礼を伝えるのはもちろんだが、自分にとっても楽しい1日になったことを友人としても個人的にもお礼を言わなくてはと微笑み、ハッと相手の方へと向き直れば当然落ち込んでいた自分をリフレッシュさせるためにお出かけに誘ってくれた相手への感謝の気持ちも忘れてないと力一杯に断言して)
それなら良かった、またキタちゃんが良ければ遊びに行こうね。俺も今日リフレッシュできたよ
(こんなにも元気になってくれて良かったなとひと安心し、キタちゃんが良ければ何時でも遊びに行こうと約束しては自分も楽しい思い出ができたと微笑みながら伝えて)
はいっ、楽しみです!あ、でも暫くはトレーニングを頑張らないとですから今度はダービーの後になりますかね?
(また出かけようという相手からの言葉に瞳を輝かせてコクコク頷くが、今日のようにのんびりお出かけというのは目先の目標レースをこなした後になるだろうかと口にしては小首傾げ)
そうだね、全ウマ娘の憧れだし……今まで以上にキツいトレーニングさせるつもりだからお出かけはその後だね
(やはりキタちゃんには全ウマ娘の憧れのタイトルを取ってもらいたいので、トレーナーとしてみっちりとトレーニングをさせるつもりだと話してはお出かけはまた落ち着いてからだと約束をして)
今よりもっとキツいトレーニング…ちょっとだけ緊張しちゃいますけど、頑張ってついていきます!そのためにも今よりもっとしっかり身体を作らないと…
(もちろん弱音を吐くつもりなどないが、それでも改めて相手の口から今よりも厳しいトレーニングメニューを組むつもりだということが伝えられればやはり少しばかり身構えてしまう自分もいて、尚更自主トレも絡めて厳しいトレーニングに耐えられるような丈夫な身体を作らないとなと意気込んで)
今日からでも寮の部屋で自主トレしてくれると嬉しいな……それじゃキタちゃん、今日は本当にありがとう。これからも仲良くしてね、また遊びに行きたいから
(うんうんと頷きながら自主トレをして欲しいとお願いすれば学園まで戻ってきており、そのまま面と向き合っては改めてお礼を言いウマ娘とトレーナーとしてもだがプライベートでも仲良くして欲しいと頼んで)
もちろん!それは、むしろあたしからもお願いしたいです!…そういう楽しみがあるともっと頑張れちゃいそうです!
(別れ際、プライベートでも仲良くしたいという相手からの言葉に悩むそぶりもみせず二つ返事で頷き、一緒にお出かけもしたいという要求に対しては乗り気な様子で、それをモチベーションにしてより一層頑張ろうなんて口にしてみて).
ふぅ……トレーナーさん、次のメニューをお願いします!
(一緒にお出かけをしてから数日経って、自主トレと日々のトレーニング、持ち前の身体の強さも相まって順調に力をつけていき、今日も今日とてダービーに備えての厳しめのトレーニングをこなせば、まだ少しばかりの余力を残しており、もう少しだけ頑張らせてほしいと相手へとお願いをしては頭をペコリと下げて)
それじゃ最後に坂路1本行っとこうか……最近自主トレはどうかな?なんだかキタちゃん、前よりも力ついてきたと思ってさ
(ダービーに向けてキタちゃんにたくさんトレーニングをしてきたが、段々とタイムも良くなってきており何より走りにより力強さを感じたので追加のメニューを指示しながら自主トレの成果を聞いて)
はい!すごく調子が良いですよ、ダイヤちゃんにも最近前よりも逞しくなったねって褒めてもらっちゃって…えへへ
(自分でもハッキリ自覚できるぐらいには自主トレの効果も出ており、先日は同室の親友にも変化に気づいてもらえて褒められたことを嬉しそうに話しては照れくさそうに笑って)
それは良かった、あの本勝ったかいがあったね。……それじゃ坂路行ってらっしゃい
(ダイヤちゃんも言うのだからやはりとんでもないスピードでキタちゃんは成長してるのだなと感じれば、坂路コースまで着いていきキタちゃんがスタート地点にたったのを見て指示を出し)
はい!行ってきます……わっ、すごく速い……!トレーナーさんあの人って…!
(坂路コースでのダッシュを始めようとしたその時、すぐ横のコースで偶然模擬レースをしているサイレンススズカが居て、競争相手のウマ娘の追随を全く許さない圧巻とも言える大逃げに思わず見入ってしまい、少しだけ遠目でわかりにくいが、あの先頭を走るウマ娘こそこの学園でも指折りの実力者であるサイレンススズカだろうかと少しばかり興奮気味に相手へと確かめるように問いかけて)
サイレンススズカだね、あの子が走る姿は本当に綺麗だなぁ……キタちゃん、良かったら走るコツとかアドバイスもらってみる?
(彼女が走る姿はとても美しく、なおかつほかのウマ娘が歩いてるかに思えるほどのスピードに目を奪われ、やはり有名なウマ娘は走りもすごいなと思っていればちょうど模擬レースが終わったらしく休憩していたので話してみようかと提案してみて)
【キタサンブラック】
……あ、えっと……はい!そうですね、せっかくなので…!…あのっ…サイレンススズカさんですよね!?
(スズカの走りを見て綺麗だとこぼす相手に少しだけ複雑な気持ちを抱いて対抗意識からムッとしたような顔をしてしまうが、なんとか気を取り直しトレーナーからの問いかけに頷けば少しだけ緊張したような面持ちで走り終えて休憩中のスズカの元へと歩み寄っていけば、声をかけて)
【サイレンススズカ】
…?あなたは…確かこの前の皐月賞に出走していた…
(突然声をかけられてキョトンとした顔で振り返れば、つい先日観戦していた皐月賞で1着を争っていたウマ娘ということで名前までは覚えていなかったものの、顔だけは印象に残っていたキタちゃんとそのそばにいる彼女のトレーナーであろう人物とを交互に見やって、自分に何か用でもあるのだろうかと小首傾げて)
この子はキタサンブラック、俺はこの子のトレーナーだよ。良ければなんだけどこの子に走るコツとか色々教えて貰えないかな?もうすぐ日本ダービーだし…あ、嫌がらせとかじゃないからそこは安心して
(自分の身分と自慢のウマ娘を彼女に紹介すれば、ダービーが近いからキタちゃんに走りを教えて欲しいと頼んでみるが、そういえば彼女は日本ダービーに出走して負けていた事を思い出し、そういう嫌がらせで話しかけたわけじゃないと念の為に言っておき)
【キタサンブラック】
よろしくお願いします!あたし、どうしてもダービーに勝ちたいんです!
(自身の走りの方向性として最良だろうとトレーナーの考える逃げという脚質の第一人者的な立場の彼女に教えを請うべく、トレーナーの言葉に続くようにして深々と頭を下げて)
【サイレンススズカ】
そう言われても…困ったわね、私はただ先頭の景色を求めて自由に走っているだけで、作戦とかそういうのは考えた事がなくて……そうだ、もし良かったら一緒に走らせてもらえませんか?私に出来ることは走ることだけですから、見て感じてもらうのが一番ではないかと…どうでしょうか?
(熱心に教えを請うキタちゃんと、愛バをなんとか勝たせたいという彼女のトレーナーの二人の力になりたいのは山々なのだが、自分がそもそも自由に走って先頭の景色を見て来いというのが自身のトレーナーの方針であり、作戦ありきのレースをしたことなどがないため言葉での良いアドバイスは出来そうになく困り果ててしまい、それから少し考えた末にトレーナーの方へと向き直れば、言葉ではなく模擬レースで体感してもらうのはどうかと提案して)
いいんじゃないかな、スズカと走れることなんて滅多にないだろうし……キタちゃんはどうかな?
(スズカの提案に軽く驚き、まさか自分のウマ娘をかのサイレンススズカと走らせることができるとはと喜び、その提案にトレーナーとしてお願いしたいと話せば、ちらりとキタちゃんの方を見てどうかなと尋ねて)
【キタサンブラック】
はい!あたしからもお願いします!あたしもあんまり難しいこと言われても多分わからないので、その方が助かっちゃいます!
(こちらとしてもトレーナーが問題ないと許可してくれるのならば、せっかくの機会ということでトップのウマ娘の走りを頭で理解しようとするのではなく体感したいと頷いて)
【サイレンススズカ】
わかったわ、それじゃあ早速コースへ向かいましょう
(彼女からも彼女のトレーナーからもゴーサインが出れば、走る気が湧いてきて、むしろ早く走りたくてウズウズしてくればコースのスタート位置へと歩き出して)
(/ここは結構ハードなトレーニングをした後ということで惨敗という形にしようと思いますがどうでしょう?その後トレーナーがスズカの身体つきを褒めたことでキタちゃんが無理してスズカのような身体つきを目指そうとしてしまって無理なダイエットをしたことで調子を崩してしまう感じを考えているのですが)
キタちゃーん、模擬レースと言っても軽くでお願いね。ダービーまで近いんだし
(スタート位置に着いた2人を見れば、大きな声でキタちゃん呼びかけて、あのスズカだから本気で来るだろうがあまり足にダメージを残さずにリラックスして走ってとトレーナーとしてお願いをして)
(/そうですね、その流れでお願いしたいです
そのままダービー迎えて14着になり…って感じですよね?)
【キタサンブラック】
はーい、わかってまーす!それじゃあスズカさん、よろしくお願いします!
(トレーナーからの忠告に元気よく返事をしながら手を大きく振って、それから自分の方は準備オッケーだとスズカへと伝えては、スタート位置に立って)
【サイレンススズカ】
ええ、始めましょう。このコインを投げて地面に落ちたらスタートでいいかしら?………っ!
(キタちゃんの言葉にコクリと頷き、コイン取り出せばスタートのタイミングを伝え、キタちゃんがそれに対して異論を唱えなかったのを確認してから、コインを指で弾き、高く舞い上がったコインが地面に落ちたその瞬間、非の打ち所がない完璧なスタートを切って)
【キタサンブラック】
『は、速い…!』
(自分が出遅れたという認識はなかったが、明らかにスズカの方がスピードが乗っていて、スタートから加速力の差を見せつけられ驚愕するが、それでも致命的な差という程ではなく先頭を狙える位置で追走して)
あれがスズカの逃げ……本当に同じウマ娘とは思えないなぁ…
(トレセン内でも有名な彼女の走りを見ては絶望感も覚えて、キタちゃんもすごいウマ娘だがやはりまだレベルが違うなと痛感し、正しく逃げて差すという驚愕の走りでキタちゃんとの差を広げていく様子を眺める事しかできず)
【キタサンブラック】
『っ……少しでもこの差を縮めなくちゃ…!それなのに…』
(初めから簡単に勝てる相手ではないことはわかっているが、それでも前に行こうという自身の気持ちに反して、無自覚のうちにトレーニングによる疲労が溜まっていた足は言うことを聞かず、いつものような粘りも見せる事が出来ず少しずつ差が開いていき最終的に大きく差を開いたままゴールして)
【サイレンススズカ】
ふぅ…お疲れ様、夢中になって走ってしまったけれど何か参考になる部分はあったかしら?
(最後まで余裕の走りでゴールを駆け抜けてると少しだけ呼吸整えて、途中から一緒に走っていた相手のことなど忘れて夢中で走ってしまっていたが、そもそもこの模擬レースの目的がキタちゃんにとって何かを学んでもらう事が目的であったことを思い出せば、キタちゃん本人とレースを見ていたトレーナーの二人へとそう問いかけて)
お疲れ様キタちゃん。スズカもありがとうね………うーん、あんな逃げはキタちゃんには難しいだろうし、でもスズカの走りは速さだけじゃなくてコーナリングも仕掛け所も完璧なんだなと思ったよ
(走り終わったキタちゃんとスズカを出迎えれば、同じ逃げと言ってもスズカの走りは唯一無二なんだと痛感したと話すも、やはり速さだけでなくレースに必要なスキルは全て底上げしなくては行けないんだと総合力の大切さを認識して)
(/この後キタちゃんが水分補給やらアイシング等で一旦席を外して、その間に自分とスズカが楽しく談笑して身体付きについて褒めるという展開思いついたのですがどうでしょうか?)
【キタサンブラック】
スズカさんはやっぱり凄いなぁ…ってことしか、すみませんせっかく一緒に走ってもらったのに…あ、あたし、ちょっと足を休めてきます!
(必死で走って少しも食い下がれなかったことが前回のダービーでの敗戦を思い出させ、気持ちの余裕がなくスズカの質問に対しただただ凄いとしか返せず、居た堪れなくなってトレーナーへと足を休めてくると伝えてその場から逃げるように去って)
【サイレンススズカ】
…私がもっといいアドバイスとかが出来れば良かったのですが…なんだか申し訳ないですね、ですがトレーナーさんはさっきの並走を見て気づいた事もあるようですしトレーナーさんがトレーニングに活かしてあげてくださいね
(キタちゃんの内心の苦しみなどは知る由もないため、ただ走る姿をみせるばかりでなく的確なアドバイスをしてあげられれば良かったのにと申し訳なく思いながらも、トレーナーの反応からして彼の方は多少なりとも得るものがあったようで、今後のトレーニングに活かせるものがあれば活かしていって欲しいと伝えて)
(/そんな感じの流れにもっていきました!しかしまあ…アニメとは違う方向に重い笑笑)
うん!本当にありがとうね……あの、別にそういう目で見てるわけじゃないけど、スズカの体型ってすごいよね。スラッとしてていかにも速い!って感じがして。あと単純に綺麗だなって思うよ
(改めてスズカにお礼を言えば、ジロジロと身体を見ては怪しまれないように前もって説明し、彼女の体は本当に走るために特化した素晴らしい体付きだなと話すも、それだけでなくスズカ自体がとても綺麗だと感じたのでトレーナーとして彼女のことを評価して)
(/ありがとうございます!どうしてもキタサンブラックはダービー辺りで曇っちゃうかなって思いますしね)
【サイレンススズカ】
そうですか?ふふ、ありがとうございます。速く走って先頭の景色を見ることは私にとっては何よりも大事なことですからそう言っていただけると嬉しいです。…さてと、私はそろそろ行きますね、キタちゃんにもよろしく言っておいてください、それからダービー応援してますね、と
(少しも下心やいかがわしさなどは感じず、トレーナーの言葉を好意的に受け取って微笑めば、ベンチから立ち上がり自身は先に帰ると伝えればこの場にいないキタちゃんへの伝言を頼んではそのまま去っていき)
【キタサンブラック】
…そっか…トレーナーさんはスズカさんみたいなウマ娘の方がいいんだ…逞しくなったねってダイヤちゃんは言ってくれたけど…
(ちょうど戻り際に二人の会話が聞こえてしまい、トレーナーも自分の成長を喜んでくれたように見えたが本当はスズカみたいなウマ娘を望んでいたのかなと勘違いしてしまい、だとしたらあんな風になる為に自分に何が出来るだろうと考え込みながらトボトボ歩き相手の元へ戻ってきて)
(/ですね、そこから先は後は上がるばかりなんで少しの辛抱ですねー それとダービー後みたいなノリで文を書いちゃいましたが完全にミスなので見なかったことにして皐月賞での敗戦にでも脳内変換しておいてください)
あ、おかえりキタちゃん。……って元気無さそうだけど大丈夫?疲れてるのに俺のわがまま聞いてくれてありがとう
(帰ってきたキタちゃんを出迎えれば、どうやら元気の無さそうな彼女を心配して、トレーニング後なのにスズカとレースさせてしまいかなり疲弊させたのではと思い、無理をさせてしまったことについて謝罪して)
え…?あっ…大丈夫ですよ…!あたし、まだ全然元気です!その気になればもうひとっ走り出来ちゃいそうなぐらい…トレーナーさんに心配かけたくないので実際にはしませんけど…
(相手から謝罪を受けて表情に感情がモロに出てしまっていたことに気づき、ハッとしてすぐに明るく振る舞って力こぶ作るようなポーズをとって、元気さをアピールするようになんとか笑顔浮かべたが、下手なことを言って相手に心配をかけさせないようにしなければと、念の為それぐらい元気だという例えであり実践はしないから安心するよう予防線を張って)
さすがキタちゃん、凄く逞しいよ。まぁ、今日はさすがに休ませるけど……なんかめっちゃお腹減ったな、今日は外食にしよーかな……キタちゃんも良かったら来ない?お腹減ってるだろうし奢ってあげるよ
(もちろんわざとでは無いが今のキタちゃんが気にしてしまいそうな逞しいという言葉を使ってしまい、苦笑いしながら今日のトレーニングは終わりだと伝えれば、なんだかお腹が空きたまには外食にしようかなと思えば疲れてお腹が減っているであろうキタちゃんも一緒にどうかと誘ってみて)
っ…!い、いえ、あたし今日はその…ダイヤちゃんとの約束があるのでごめんなさい…!…あ、でも誘ってくれてすごく嬉しかったです、また今度誘ってください!
(先程のスズカと相手のやり取りを聞いてしまった後ということもあって逞しいという言葉にピクッと反応して、相手が褒めてくれるようなスズカのような身体になる為にはこういう時にこそ我慢しなければと相手からの誘いを嘘をついてしまった後ろめたさを感じながら断腸の思いで断りつつ、誘い自体は嬉しかったと本心から口にして頭をぺこっと下げてから相手を見上げ)
……わかった、じゃあまた今度行こうね。それじゃ今日はここまで、ゆっくり休んでね
(断られて少しだけ寂しかったが約束なら仕方ないなと思い、また行こうと約束すればしっかりと体を休ませるようにと伝えては解散になり)
ん~…今日はそばにしようかな…
(次の日のお昼、カフェテリアに来ては何を食べようか迷っており、昨日の夜は沢山食べたので今日はあっさりしてるものにしようかなと悩んでおり)
うぅ…お腹空いたぁ…でも、我慢我慢…トレーナーさんの為にもスズカさんのようなウマ娘にならないと……あっ、トレーナーさん!これからお昼ですか!?
(相手がやってくるより一足早くカフェテリアへとやってきていて、普段と比べてかなり控えめな量のご飯を食べながら、昨日の夜から毎食ずっとこんな感じのため明らかに物足りない様子だったが、トレーナー好みのスズカのようなウマ娘になるんだと思い込んでしまっていることもあって間違った努力を続けてしまっていて、その時ふと一人でカフェテリアへとやってきた相手の姿見つければ嬉しそうな表情浮かべてそちらへと手を振って呼びかけて)
あっ、キタちゃん……前失礼するね。って、その量じゃ足りないよね?どうしたの?
(声をかけられればすぐに振り向き、キタちゃんの方へと向かえばちょうど前が空いていたので購入したそばを机へと置いて席へと着けば、いつもに比べてかなり少ないご飯の量に驚き1体どうしたのか心配そうに聞いて)
い、いえ、今日はなんだかそんなにお腹が空いてなくて…朝少し食べすぎちゃったかなーって…あはは
(相手からの鋭い指摘に軽くたじろぎ、流石に正直にダイエットしているなどとは言えないため、なんとかそれらしい言い訳を咄嗟に思いついて口にするが、嘘をついている心苦しさから苦笑いを浮かべて)
まぁ朝の方がたくさん食べた方が良いって言うもんね。じゃあ俺はお昼頂くね……美味しい、いいのどごしだなぁ
(朝に食べてるのなら大丈夫かと安心し、向こうはお腹いっぱいらしいので気にせずお昼を頂こうと注文したそばを食べ始めれば、ここのカフェテリアはどれも美味しいなと思いながら幸せそうな顔で食べ進め)
そ、そうなんですね、流石トレーナーさんは物知りですね…
(苦しい言い訳に対して追及があるかと思えば、意外にも朝にしっかり食べた方がいいという肯定的な答えが返ってきて、自分が知らなかった知識を披露した相手に感心した様子で返事をしつつも、相手が美味しそうに食べ進めるそばを物欲しそうに見つめて)
……良ければキタちゃんも食べる?とっても美味しいよ~、お腹空いてるのなら我慢するのだって良くないしね
(さすがに食べるところをじっと見られれば視線に気づき、見られながら食べるのも気まずいのもあるが、キタちゃんなら少し多めの朝食でもお昼はお腹が空くのではとほんの少しだけ疑っていたので、微笑みながらそばを食べるか聞いてみて)
そ、それじゃあ少しだけ…じゃなくて、やっぱやめておきます…しっかり食べるのも大事ですけど、食べ過ぎも良くないですよね?
(誘惑に一瞬負けそうになったものの、ギリギリのところで踏み止まり遠慮すれば、確かにしっかり食べるのも重要だがそれと同じぐらい必要以上の摂取は良くないだろうし、トレーナーである相手としてもそこは容認出来ない部分もあるのではないかと相変わらず羨ましげに上目で尋ねて)
そうだけど……食べないのはもっとダメだからね?…キタちゃん、何かあるなら俺に話してよ。そんなに頼りないかな?
(食べ過ぎは良くないと肯定はするも、それよりも食べない方がダメだと注意し明らかにキタちゃんの様子がおかしいので本当に心配そうにしてはトレーナーとして頼りにされてないのかなと少しだけ落ち込んでしまい)
(/提案なんですけど、キタちゃんの様子が心配でダイヤちゃんなら何か知ってるかもと聞きに行っては、キタちゃんの事でお互いに楽しそうに話してるところを本人に見られて、ダイヤちゃんの方が良いのかなってさらに嫉妬する展開思いついたのですが……さすがにやりすぎですかね?)
そ、そんなことないです…!トレーナーさんのことは信頼してますし、頼りにしてます!ただ、本当に今はお腹が空いてないだけで….それだけです
(落ち込んだ顔を見れば本当のことを正直に話せないもどかしさを感じ、とりあえず相手の言うような不満や問題はないと、力一杯断言しては、やや強引にではあるがお腹が減っていないだけだと改めて相手を心配させまいと口にしては、苦笑いで相手に笑いかけて)
(/問題ありませんよー、場面転換したタイミングでダイヤちゃん出しますね)
そっか…もし何かあれば言うんだよ。どんな事でもキタちゃんの力になりたいからさ
(まだ本当にそうだとは完璧に信じられないが、キタちゃんがそう言うのであればこれ以上追求はやめておこうと決断し、少しだけ笑顔を作りながらも相手を安心させるように笑っては昼休みが終わり再び別れて)
……えっと、いたいた。ダイヤちゃん、俺なんだけど……キタちゃんの事で聞きたいことがあるから少し時間いいかな?
(ウマ娘達の授業も終わり皆がトレーニングへと向かう中、キタちゃんにはほんの少しだけトレーニングを遅らすことを伝えては丁度グラウンドで準備運動をしていたダイヤちゃんを見つけてはすぐに声をかけてキタちゃんについて聞きたいことがあると話しかけ)
(/ありがとうございます!)
あ、キタちゃんのトレーナーさん!ちょうど良かったです、私からもキタちゃんとのことでお聞きしたいことがあって…
(自身にとっての親友のトレーナーの姿を見て、笑顔浮かべてそばまで歩み寄れば、相手と同じく自分からもちょうどキタちゃんの件で尋ねたいことがあり奇遇だなと思いつつも話しに応じて)
あ、もしかして……昨日からあんまりご飯食べてないよね?明らかに元気無さそうだったし…寮だとどうかな?
(向こうもキタちゃんについての話があると聞けばもしかしたら共通の事なのではと察して、もしかしたらご飯を食べないことなのではと話しては普段自分は分からない寮での事を聞き出そうとして)
…!はい、そうなんです…私も昨日の夜までは気のせいだと思っていたのですが、朝はキタちゃんの大好物だったのにおかわりをしようともしなくて、もしかしてトレーナーさんと何かあったりしたのかなって…
(まさしく今自分が聞こうと思っていた内容が相手の口から飛び出せば、ハッと目を丸くして、今朝の出来事のせいで自分の中では単なる気のせいでは済ませられない状況になっており、原因として考えられるとすれば具合が悪いのではないとすれば相手との間に何かあったりしたのだろうかというのが真っ先にきて、実際のところどうなのだろうかと相手の反応を窺って)
いや、特に喧嘩とかそういうことにはなってないし……昨日も最後にサイレンススズカと併走させたくらいしかないしなぁ。もしかして疲れさせちゃったのかも
(やはり朝ごはんも全然食べてないんだなと悪い予感があたり、昨日の事を思い出すも特に具合が悪そうでは無かったが、もしかしたらスズカとの併走でかなり疲弊させてしまったのではと思い、もしそうだとしたらトレーナーとして恥ずかしい事をしてしまったとキタちゃんに申し訳ないと思い)
そうですか…私も特に原因が思い当たらなくて…ですがそれならそのうち元のキタちゃんに戻るかもしれませんね、もう少しだけ様子をみましょう
(身体は人一倍丈夫なキタちゃんのこと、疲れのせいで食欲がないとはあまり思えないが他に思い当たる理由も見当たらず、もしそうならそのうち元に戻るかもしれないと希望的観測を口にしてはひとまず様子を見ることにして)
そうだね……話してくれてありがとう。キタちゃんにはやっぱり沢山食べる姿が似合うし、何より食べてる様子とか見るの好きだからさ。それにあの子に何かあったのなら本当に嫌だから…だからもし何かあったらお願いね、ダイヤちゃん。
(確かにまだ判断材料も少ないので様子見するしかないかと考え、大事なキタちゃんの事を話しているからか自然と満面の笑みを浮かべながら話し、キタちゃんが美味しそうに食べてるところを想像すれば更に声色も明るくなり)
わかりました。それにしても…ふふ、キタちゃんのこと本当に大切に思っているんですね、なんだか担当だからというだけではない絆を感じちゃいます
(このような状況にあっても相手の視点が競争ウマ娘に対するものというよりは、沢山食べる姿が好きだとか私情の方が比率としては大きいことに気づき、キタちゃんから聞いていたトレーナー像からして深い意味はなく当たり前のことなのかもしれないが、それでもやはり特別感を感じると少しだけ揶揄うように冗談めかしてクスクス笑いながら口にして)
ちょっと、そんな変な言い方しないでよ。大切な存在だけど特別な感情とかはダメだし……俺はただキタちゃんのことがものすっごく大好きなだけだよ
(からかわれてしまったので少し慌てて、そう言うと時分がキタちゃんに対して恋愛感情を抱いてるかのように聞こえるのでとりあえず否定はするが、そういう感情は無くとも単純にキタちゃんのことは大好きだと素直に時分の気持ちを話して)
はい、知ってますよ。キタちゃんは一緒に居るだけで周りを明るく元気で楽しい気持ちにしてくれますから、トレーナーさんもそんなキタちゃんが一緒に居てくれて嬉しいって、そういうことですよね?
(相手のリアクションからキタちゃんへの好意は恋愛的なものとはもう紙一重のところにあるものの、トレーナーとしての立場がブレーキとなっているのだろうなと察してしまい、半ば自分の気持ちを誤魔化すようにも聞こえなくもない相手の発言に思わず笑みが溢れてしまい、とはいえ外野の自分がそれを口にするのは野暮だと考えながら笑顔のままそう言葉を続けて)
まぁ、そういうことだね。キタちゃんが一緒にいるだけで楽しいし、癒されるっていうか……あはは、なんか惚気みたいだな
(確かにキタちゃんは好きでずっと一緒にいれたらいいなとは思っているが、それではトレーナーと担当ウマ娘という関係がなんだか崩れそうな気がして、ハッとしてはなんとか誤魔化そうとして)
素敵な関係性ですね。これからもキタちゃんのことよろしくお願いします、後はキタちゃんの調子もいつもの感じに早く戻るといいんですが…
(ほぼほぼ好意と言ってもいいぐらいの相手のキタちゃんへの想いを聞き、いっそのこと思い切って踏み込んでしまえばいいのにという言葉を飲み込みつつ、二人の関係は自分から見て相性バッチリでお似合いだとやんわりした言葉で伝えて微笑めば、改めて大事な親友のことを大切にしてあげて欲しいと自身の気持ちを口にしては、尚更今の本調子ではないキタちゃんからいつものキタちゃんへ戻って相手との間の壁が無くなることを願っていて)
もちろん、キタちゃんの事は任せてね。だから寮でのキタちゃんの事はダイヤちゃんにお願いするから……2人で元のキタちゃんに戻せるようにがんばろうね
(自信満々にキタちゃんの事を任せてと言えば、改めて自分は関与できない寮でのことはダイヤちゃんにお願いし、キタちゃんが大好きなもの同士元気なキタちゃんに戻せるように頑張ろうと話して)
はい、よろしくお願いします。…ところで、そろそろキタちゃんのところに行ってあげなくても大丈夫ですか?今日もトレーニングをすることになっていますよね?
(ニコリと笑ってお互いにキタちゃんのために頑張ろうと改めて意気込んでは、すっかり話し込んでしまったがキタちゃんの話しでは今日もトレーニングの予定が入っている事を知っているため、相手が来るのを待っているのではないかと思い小首傾げて尋ね)
……あっ、そうだった!ついキタちゃんの話してたら、ごめんねダイヤちゃん、ありがとう!
(一瞬だけぽかんとし、キタちゃんの事を待たせているのだったと思い出しつい好きなことに関しては喋ってしまうなと反省しては改めてダイヤちゃんにお礼を伝えてはダッシュで待ち合わせ場所へと向かって)
トレーナーさん遅いなぁ、どこに……!あれは、ダイヤちゃんとトレーナーさん……何を話してるんだろう、楽しそうだな……やっぱりトレーナーさんはあたしなんかよりもっと他の子の方が……
(遅れるとは予め聞いてはいたものの、予想していたよりもトレーナーが来るのが遅くしびれを切らして探し歩いていればグラウンドでダイヤちゃんと楽しげに話すトレーナーの姿を見てしまい、やはり自分よりも将来有望なウマ娘の方に関心があるのかなと勘違いしてしまえばその場から逃げ出すが、トレーニングをサボる訳にもいかないため、トレーナー室で何も知らず大人しく待っていた風を装うため急いでトレーナー室へと向かえばソファに座ってクッション抱きしめながら、どこか虚な目をしながら座っていて)
ごめんキタちゃんっ!待たせちゃったね!……って、どうしたの?どこか具合悪い?
(急いで戻ってきては勢いよくトレーナー室のドアを開け、息を切らしながらキタちゃんの元へ近寄るも、ソファに座ってどこか虚ろげな表情をしている様子に気づき、先程ダイヤちゃんと話していたからか本当に具合が悪いのではと思い、心配そうにして)
あっ……い、いえ!全然、身体はなんともないですよ…!っとと……勢いつけすぎちゃいました…。とにかく心配無用です!あたしって身体が丈夫なのが取り柄なのはトレーナーさんだってしってますよね?
(ドアが開いて入ってきた相手が開口一番に体調を心配してくれば、心配をかけるわけにはいかないと元気さを装うように反動をつけて立ち上がれば今日一日食事を減らし、若干空腹気味なこととあって軽くよろめいてしまうが、ひとまずそれは単に勢いをつけ過ぎたせいだと誤魔化しては、できるだけ平静を装いながらも自分といえばやはりこの丈夫な身体であり相手もそれは知ってるはずとアピールをして)
そうだけど……今日のトレーニングは少し軽めにしよっか?やっぱり調子悪いようだし…
(少し不自然なよろめき方をしたなと思ったが、本人が言うのなら大丈夫だと言うことにしておき、それでもやはり今日のキタちゃんはどこか調子が悪そうなので後のダービーのためにも今日は体力を温存しようかと提案して)
でも……!はい……わかりました、そうですよね…勝手言ってごめんなさい
(しっかり練習をしなければ今の自分がダービーに勝つなんて夢のまた夢で、頑張りたいという意志を見せるが、そもそも相手はもう自分に期待をしていないのかなと、ここ最近の出来事の積み重ねですっかり後ろ向きな気持ちになってしまえば、これ以上失望されないためにもせめて素直に言うことを聞こうと引き下がり謝罪して)
ううん、調子が悪い時に無理するのは良くないしね。とりあえずダービーと同じ条件の2400mのタイムを測ろうかなって思うんだけどいけそうかな?
(謝るキタちゃんに微笑みながら首を振っては大切な時期なのもあるので無理は良くないと優しく言えば、今日のところは普通に走るだけにしておこうと後々の参考にできるダービーの距離で提案してみて)
は、はい…!いけます!やらせてください!
(本当のことを言えばいつもより少しばかり身体に力が入らないような気がしていたが、今はしんどくても時間をかければきっと自分もスズカのように細くて綺麗でキレのある走りが出来るトレーナー好みのウマ娘になれると自らに言い聞かせつつ、とりあえず目先のダービーのために今、少しでも出来ることをとトレーナーの提示したトレーニングプランに食い気味にやる気を示して)
わ、わかった。とりあえず無理は絶対にしないでね……それじゃキタちゃん、いつでもいいよー!
(いつもより食い気味で来たので押されながらも無理をして体を壊さないようにとしつこく伝えては準備に取り掛かり、スタート位置に着いたキタちゃんに向かっていつでも走って大丈夫と大きな声で伝えて)
はい、じゃあ行きますねー!……っ!
(こちらも準備が出来たことを相手へと伝えては、早速地面を蹴って駆け出して。普段よりやはり力強さにかけるが、それでも持ち前の体力のおかげで完全には破綻しない絶妙な走りを見せて、むしろ本調子ではない割には現状ではまずまずの走りと言えて)
うーん、タイムはそこそこだけどいまいちキレが無かったというか……でもやっぱりキタちゃんのスタミナは最高だね。これなら過酷な2400mも難なく走れそう
(特に悪くは無いのだが、なんとなく力強さが無かったので少しだけ渋った表情をしたが恐らく調子の悪さだろうと直ぐに切りかえ、改めてキタちゃんの底知れぬスタミナを褒めては距離適性も大丈夫だろうと戻ってきた本人を褒めて)
本当ですか!?良かったー…あたし、この調子でもっと頑張ってトレーナーさんにもっと喜んでもらえるあたしになりますね!
(キレがないという言葉に一瞬ドキッとしたが、その後の評価は概ね良好で安堵して微笑み、食事量を絞るのは苦しいがそれでも慣らしていけばきっといい成果が出ると明るい兆しが見えたような気がすれば、きっとトレーナー好みの自分になるとニコニコ笑いながら宣言して)
その気持ちは嬉しいけど、だからってあんまり無理しちゃダメだからね
(キタちゃんの気持ちはトレーナーとしてとっても嬉しかったが、調子が悪い今気張りすぎて良くない方向に転がるのではと心配なところもあったので少しだけ困り顔をしながら無理はするなと念を押して)
あっ、はい…そうですよね、あはは…でも、多少無理しないとダービーの大舞台は勝てない、そう思いませんか?
(ここで調子に乗りすぎるのは確かに自分の良くないところかもしれないと相手の言葉に納得して苦笑浮かべるが、それでも楽して勝てる程簡単なレースじゃないことも確かであり、必要な努力はさせて欲しいと相手を真剣な眼差しで見つめて)
そうだけど……キタちゃんは丈夫だろうけど……単純に俺のわがままなんだけど怪我とかして欲しくないんだよね。大事なウマ娘だから
(確かにダービーは限界を出し切り、もしくはそれを超えなきゃ勝てないレースだと分かっており、キタちゃんは体が丈夫だから怪我などはしないとも理解はしつつも今日の様子から不安になっており大事な存在だからと自分のわがままを話してしまい)
トレーナーさん…それじゃああたしは一体どうすれば…なんて、そういうレースに向けての計画とかを考えるためにもトレーナーさんがいるんですもんね…!あたし、これからもトレーナーさんを信じてついていきますから!
(相手のその言葉は本来であれば嬉しかったが、ここまでのことで自分には頑張らなくても良いと言われているかのように少しだけそんな風に聞こえてしまい、思わず負の感情が口から出てしまいそうになったがハッとして思いとどまり、自分は相手を信じてると強調するように口にして)
キタちゃん……ありがとう、そう言ってくれて嬉しいよ。俺もちゃんとキタちゃんのこと信じてるから
(信じてくれてると嬉しい言葉を貰っては頬を緩ませて嬉しそうにし、やっぱりこの子をダービーウマ娘にしてあげたいなという気持ちを強くしては自分も信じていると伝えて)
(/この後場面切り替わったらダービーに向かいますか?それとももう1回トレーニングの描写いれましょうかね?)
…!ありがとうございます、とっても嬉しいです!あたし、絶対にトレーナーさんをビックリさせるようなウマ娘になって見せますから!
(信頼を寄せるような相手の言葉にハッと顔を上げて相手の方を見やれば、希望に満ちたようなキラキラした目を向けては、相手が期待している以上のウマ娘になるという思いも込めて、意気込み過ぎにも思えなくもないぐらいの勢いでそう宣言して)
ありがとう、期待してるよ………もうこんな時間だね。ちなみに今日も一緒にご飯食べるのは難しいかな?
(少しだけ心配するくらいにキラキラした目で期待されて、ほんの少しだけ考えてはすぐに切りかえてその気持ちにお礼を伝え、時間もいい頃合なのでトレーニングを切り上げれば今日も一緒に食事は難しいかなとあまり期待しないで聞いてみて)
そう…ですね、今日もちょっとこの後は友達との約束が…あっ、でもまた今度絶対ご飯一緒に行きましょう!
(一緒に食事をすれば、きっとあまり食べない自分を見た相手に心配をかけるだろうという考えから、悪いとは思いつつも先に別件で約束があると嘘を吐くが、相手とまた一緒に食事をしたいという気持ちは変わらずあるということを示すように、また今度と力強く口にして)
(/返事忘れてました。この調子でやり取り続けたらダービー前に相当関係拗れそうなのでダービーまで一気に進めましょう)
わかった、その時まで楽しみにしてるね
(やっぱりかと意気消沈はしたが、約束はしてくれたのでその時までの楽しみに取っておこうと期待してはその日は解散になり)
……いよいよ、ダービーだね。すごい人だし…緊張はしてるよね
(ついに日本ダービー当日となり、キタちゃんの調子もあまり改善せずに本番を迎えてしまい不安は残るがこの子なら大丈夫だろうと思いながら、控え室でその時を待っているキタちゃんに声をかけて)
(/ありがとうこざいます、ダービー当日まで進めますね)
…え、い、いえ、大丈夫です!勝つことだけ考えていきます…!テイオーさんならきっと、こんな時そう考えるはずですから…!
(身体に力が入らず少しばかりやつれた様子で、ボーッとしていたところで相手に声をかけられればハッとして顔を上げ、首を横に振ると勝つことだけを考えてると空元気でそう宣言して)
まぁ、キタちゃんは東京のコースにも適正あるだろうし…何より強いから。自信もって走っておいで
(やっぱり不安なとこはあるよなと強がるキタちゃんの肩に手をポンを置いては、自慢のスタミナで適正は抜群なのと素質や今までのトレーニングを積み重ねてきたからこそ強いウマ娘なんだと自信を持って言えば係員から声がかかりいよいよ入場の時間のようで)
はい、ありがとうございます…!それじゃあ、行ってきます!
(自分の力を信じてくれているのがわかる相手の言葉を心強く感じれば感謝の言葉と共に気合を入れ直し、ここまで来たらもうやるしかないと自らに言い聞かせてコースへと向かって)
(ここまでの無茶なダイエットを重ねた代償は大きく気持ちだけではやはり体調を万全に持っていくことは出来ず、内面的な不安は結局拭い去れないままだったが、それでもレースは待ってはくれないため、意を決してゲートインして)
キタちゃん……大丈夫。ここまで頑張って来たんだから……
(ゲートインしていく所を眺めていき、色々と不安点は多かったが自分のウマ娘を信じないんでどうするんだと首を振って無理やり不安を消し去ろうとしては、ゲートが開かれる瞬間を見守り)
『絶対に勝つ…!』……っ……!
(いよいよゲートが開けば、スタートは綺麗に決まり先頭集団の中へ入りハイペースなレース展開にも最初は順応して追走していたが、最終コーナーを抜けた辺りで予想以上にハイペースなレース展開に加えてコンディションが整わない中でのレースという事もあり持ち前の粘り強さも発揮できず徐々に失速していってしまえばどんどん後続のウマ娘たちに抜き去られていき)
あっ……キタちゃん……
(皐月賞ウマ娘のドゥラメンテが他のウマ娘を圧倒しゴールインをして、見事ダービーレコードを出し他の観客達が祝福している中、じっと後ろへ沈んで行ったキタちゃんを見つめてはすぐに2人で控え室へと戻り)
(/本当にごめんなさい、プライベートが少し忙しくなって1週間ほど返信出来なくなってしまいます)
…トレーナーさん…あたし…ごめんなさい…トレーナーさんはあたしを信じてくれてたのに…それなのに期待に応えられなくて…ガッカリさせちゃいましたよね…ごめんなさいっ…ごめんなさいっ…
(控え室へと戻る道中、相手の後ろをトボトボ俯きがちに歩きその途中で口を開けば、ただ結果を出せなかっただけでなく惨敗と言ってもいい結果に終わってしまい、テイオーのようなウマ娘になるという目標は遠のき、レース前にあんなにも自分を信じて背中を押してくれた相手の期待を完全に裏切ってしまったことが何よりも悔しくて涙を流しながら謝罪を口にする事しかできず)
(/了解しました、無理せず都合のいいタイミングにまた返事お待ちしています)
泣かないでキタちゃん、今回はたまたま調子が悪かっただけだし……それに俺がこういう展開になるって予測できなかったのも敗因だし、キタちゃんはよくやったよ
(泣き出すキタちゃんを見てはすぐに駆け寄り、ここまで惨敗するとは思っていなかったのでこちらも焦りながら励まそうとし、そもそもドゥラメンテが来るという展開は予想出来たのでそれを含めた作戦を伝えなかった自分が悪いとあたふたしながら慰めて)
(/すみませんお待たせしました、本日から復帰します)
うぅ…ぐす…違うんです…っ、あたし…本当はわかってるんです…!何でこんな結果になってしまったのか…あたし、トレーナーさんに隠し事をしてました…だからあたしのせいなんです…!
(体調が万全で無かった理由は自分が一番わかっており、勿論万全であったとてあのドゥラメンテに先着できたかと言えば何とも言えないというのが正直なところであったが、勝負はもしかしたら出来たかもしれないとは思っていて。だからこそ自分の行いが全てをめちゃくちゃにしてしまったのだと、今は相手の優しい言葉がむしろ痛みを伴って届けば、相手にとってみれば恐らく全く要領を得ないであろうそんな言葉と共に懺悔して)
……隠し事?もし良かったら何を隠してたか教えてくれないかな?……もし悩んでいるのなら力になりたいからさ
(隠し事と聞いて、もしかしたら信用されていなくて隠し事をされたのかなと悲しくなってしまったがそれを相手に悟られないように笑顔を保ったまま、柔らかい声色で何を隠していたのか教えて欲しいと頼んで)
……それは……あたしはトレーナーさんのためにスズカさんみたいなウマ娘になろうと思って…その為にはしっかり痩せて無駄を削ぎ落として走るための身体を作らないとって…でも、食事を減らすとやっぱり身体にも力が入らなくて…その結果台無しにしてしまったんです…!
(隠し事について自らが話題に出した手前、今更何も話せないなどという訳にはいかないと、相手がスズカを褒めていた時の事を思い浮かべ、自分はそんなスズカのようなウマ娘を目指すのが相手の為になるのだと本気で思っており、そのために無茶をした結果、体調を万全に持っていくのが難しい状況にまでなってしまったのだと俯きがちに申し訳なさそうに事の真相を語り)
……あっ、それはスズカみたいにすらっとしたウマ娘も素敵だなって!キタちゃんよりスズカが良いだなんて微塵も思ってないから……でも、結果としては他のウマ娘に目移りしてた俺が悪かった…本当にごめんなさい
(前の出来事を思い出し、確かにキタちゃんが席を外した時にそんな発言をしたと思い出せば、必死になってそんなことは無いと話すも、本人が居ないからと言って冗談でも最低なことを言ってしまったと後悔し、そのせいでキタちゃんに辛い思いをさせてしまったと思えば青ざめた顔をして深く頭を下げて謝罪し)
そう…なんですか…?あたし、スズカさんのようにじゃなくて、そのままのあたしでいいんですか…?
(今の自分よりもスズカの方がウマ娘として魅力があると、相手の当時の反応から思い込んでいたが、今の発言や態度を見る限りそれは全くの勘違いだったのではないかという考えが頭をもたげてきて、変わらず自分らしく相手のウマ娘のままでいていいのだろうかと改めて確認するように問いかけて)
もちろん、キタちゃんはキタちゃんのままで大丈夫だから。というか、スズカみたいな子が好きだったらそういう子をスカウトしてるしさ。
(そっと優しくキタちゃんの手を握っては、そのままで大丈夫だと自信満々に答え、そもそももしスズカがタイプだったら似たような子を選んでいたと出会った頃の事を思い出しながらそう伝えて)
じゃああたし…勘違いしちゃってたんですね…もっとトレーナーさんと話し合えば良かったですね…
(相手が本心から自分が一番だと思ってくれているのが改めて理解出来て、自分一人で突っ走らず相手と話し合おうとすればと取り返しのつかないことになってしまったことに申し訳なさを感じつつも、相手にとって自分が一番のウマ娘だと思われていたという安心感から複雑な心境を示すように顔を上げて眉尻下げて苦笑浮かべていて)
俺もすぐに気づいてあげられないでごめんね……これでまた元気なキタちゃんに戻ってくれると嬉しいな
(担当の気持ちに少しでも気づかない自分はトレーナーとして失格なのかもとそんな風に思いながら拳を握りしめたが、とりあえずこれでいつもの元気なキタちゃんに戻ってくれたら良いなと笑顔を取り繕ってそうお願いし)
はい…!こんなあたしですけどこれからもトレーナーさんのウマ娘でいさせてください!これからはあたしらしくもっと頑張りますから!
(相手が笑ってくれたのを見て安心したようにこちらも満面の笑顔になり、普段通りの元気な自分を求めてくれている相手に応えて、ようやく調子が戻ってきた様子で改めて相手のウマ娘として成長していきたいと意気込みを口にして)
うん…俺で良ければまたよろしくね。今からちゃんと切り替えて最後の菊花賞を獲ることに専念しよう
(少しだけ神妙な顔をしては、切り替えて次の目標に専念しようとにこやかな笑顔でまっすぐ見つめながら自慢の自分のウマ娘にそう言い聞かせて)
はい!…菊花賞だけは絶対に勝ちたいです…!もうここまで来たら当たって砕けるぐらいの覚悟で臨むだけ、ですよね!
(次の目標について相手の口から聞けば、これまでは大きな目標だったりそういった重圧が少なからずあったが、皐月賞にダービーと目標としていたレースに負けてしまったことで逆に吹っ切れた部分があり半ば開き直って、最後の一冠だけはと憧れを追うのではなく相手と共に目指す目標として力一杯口にして)
何がなんでも2人で最後の1冠手に入れようね。それにもうすぐ夏合宿が始まるし、そこでキタちゃんもパワーアップしなきゃだね
(2人で頑張ろうとこちらも勢いよく言えば、これでダービーが終わり夏に慣ればいよいよ夏合宿が始まり、ほかのウマ娘もだがより良いトレーニングで強化できるのでそれも踏まえて頑張ろうと伝えて)
おおー!そうですね、夏合宿!すっかり忘れてました。トレーナーさん、うんと厳しく……あっ……
(勝負の菊花賞、その前には夏合宿がありそこで集中的に鍛えることが出来、ウマ娘によっては一夏で大きく変わる事もあると聞いた事があり、そのチャンスは自分にもあるのだという事を相手の言葉によって思い出し、チャンスをモノにするためには並の努力ではダメだと思い厳しい指導を要求するよう口を開きかければ、こちらが近くにいる事に気づいていない様子で話しているレースを観戦していたらしい二人組が『キタサンブラックもう少しやれると思ったんだけどな』『新人トレーナーが指導してるって話だし、やっぱ調整上手くいかなかったんだろ』などと勝手な事を言っているのが聞こえてしまい、それは違うと否定したかったがレースの結果が全てであり下手な事を言えば余計に悪い印象を与えてしまうと思い、表情歪ませつつ黙って耐えて)
(/以前に話した通りここから契約解除手前まで行ってしまう流れを作ろうと思いますが大丈夫ですかね?最初はお互い周りの言うことなんて気にしないように振る舞うも、だんだんお互いの為にも別のトレーナー、ウマ娘と組んだ方がもっと良い結果が出せるんじゃ…と考えるようになってしまうみたいなイメージで考えていたのですが、どうでしょう?)
………うん、そうだね。厳しくトレーニングしてキタちゃんをもっと強くしないと……それが俺の最後の……そろそろ帰ろっか。
(もちろん二人の会話は自分にも聞こえており、正しくその通りだなと思いながらもキタちゃんを不安にさせないようにと笑顔を保ったままだが声は凄く暗い感じで怪しげなことを呟けば学園に戻ろうと伝えて)
(/全く同じ流れ考えてたので是非お願いします。場面切り替わったら伝える流れにしますか?)
なんだかトレーナーさん元気無かったな…やっぱりあの人たちに言われたことを気にしてるのかな…?あたしに出来る事が何かあればいいんだけど…
(ダービーの後の休み明け、あの二人組の会話を聞いたせいか二人とも気まずい雰囲気のままあの日は解散になってしまい、思い詰めているようにも見えたトレーナーの表情思い出せば、何とか元気を取り戻してまた二人で目標に向けて歩んで行くために自分に何かできる事はないだろうかとそんなことを考えながらトレーナー室へとやってきて)
(/トレーナー側はもう心ではキタちゃんのために契約解除しようと決めていたとしても暫く黙っている方が良さそうな気がするのですがいかがでしょう?キタちゃん側も思うように能力が伸びず自信喪失して弱音を吐いてしまってそれを聞いて初めて考えを話す展開でもいいのかなと)
あ、キタちゃんお疲れ様。やっぱりどこもかしこもドゥラメンテムードだね。このままもしかしたら三冠……なんてことは無いよ。うん、絶対にキタちゃんが菊花賞取ってくれるし…
(キタちゃんがトレーナー室へとくれば読んでいた新聞を机に置き、今や学園やメディアは2冠ウマ娘のドゥラメンテばかりを取り上げてるなと自虐っぽく言い、もしかしたら彼女が三冠を取ってしまうも弱音を吐けばまるで自分に言い聞かせるようにキタちゃんが必ず菊花賞を取ると口に出し)
(/では、トレーニング中に思うように能力が出せないキタちゃんを見てこちらから打ち明けるという形で進めますね
もし他のタイミングが良い等合ったら申し付けください)
……トレーナーさん、弱気になっちゃダメです!あたしとトレーナーさんと二人でならきっとドゥラメンテさんにも勝てるって信じてます!あたし頑張りますよ!
(相手が珍しく弱気な発言をしたのを見れば、自分もあんなに強いウマ娘に本当に勝てるのかと不安が鎌首をもたげてくるが、それでも自分まで弱気になれば余計に相手を不安にさせてしまうと考えればきっと二人でなら勝てると自分自身にも言い聞かせ、相手の心を奮い立たせるために力強く口にして)
(/了解です!最終的には菊花賞へ二人で挑戦してそれでダメなら契約解除すると覚悟を決めて挑む流れで大丈夫です?)
うん、そうだよね……キタちゃんなら絶対にやれるよ。それじゃあ今日もトレーニング頑張ろっか!
(やっぱりこの子はすごくいい子で自分にはもったいないなと思ってしまったが表情には出さず笑顔で一緒に頑張ろうと話し、菊花賞に向けてまたトレーニングを頑張ろうと立ち上がってはやる気満々な様子を出して)
(/そうですね、その流れでお願いします!)
はい!それで、今日は何をしますか?もうすっかり元気いっぱいですから、なんでもやりますよー!
(とりあえず相手も少しは前向きな様子を見せてくれたため安堵し、今日は何をしようかと相手へと元気いっぱい尋ねる姿はレース後の疲れは殆ど引きずってはいないように見えて)
それじゃあ今日はタイヤ引きから行こっか。キタちゃん自慢のパワーを久しぶりに見てみたいしね
(そうだなぁと窓の外から見えるグラウンドを眺めては、他のウマ娘がトレセンでは名物の巨大タイヤを引いてトレーニングしてるのが見えたので久しぶりにキタちゃんにやらせてみようかなと思いどうかと提案してみて)
わかりました!肩慣らしには丁度良さそうですね、トレーナーさんにいいとこ見せるぞー!
(今日のトレーニングの予定を聞けば腕をぐるぐる回してやる気満々な様子で、力自慢な自分の得意分野ということで相手にバッチリかっこいいところを見せようと張り切ってはグラウンドへ向けて歩き出そうとして)
………ありがとう、助かったよ。とりあえずこれ使ってもらって………あはは、一躍有名人だな俺…
(キタちゃんと一緒にグラウンドへ出て、先程タイヤを引いていたウマ娘に声をかけては貸してほしいと頼んではキタちゃんの所まで引っ張ってきて貰ったのでお礼を言うも、すぐにそのウマ娘が離れては自分のトレーナーらしき人とこちらを見てヒソヒソと何かを話していたので、先日のダービーの事かなと自虐して)
……トレーナーさん!せっかく有名になったならもっと有名になっちゃいましょう!勿論いい意味で!目指すは主役です…っ、なんて…じゃあ行ってきます!
(有名というのが決していい意味ではないことは相手の口ぶりから察していて、何を考えているのかまでなんとなくわかってしまえば、なんとか悪い方への考えから脱却させようと同じ有名でもプラスの意味での有名になろうと力強く宣言してから冗談めかして笑い、元気いっぱいタイヤ引きを始めて)
行ってらっしゃいキタちゃん!………もっと腰落として力が逃げないようにー!……うんうん、中々いい感じにみんなのキタちゃんを見る目が変わってる気がするよ
(今日も自慢の力強さを発揮してパワフルにタイヤを引くキタちゃんに声援を送りながら周りを確認し、元々周りの目などあまり気にはしてこなかったがやはり前回のダービーの惨敗があったので少し不安でいたが、再び強いウマ娘だと周りに認識させることができたみたいなので嬉しそうにし)
はい!まだまだぁ…がんばるぞー!
(周りからの目線が気にならない訳では無かったが、トレーニングに集中しなければと出来るだけ余計な事を考えないようにトレーナーの指示を聞き入れながら集中してトレーニングに臨み)
……とりあえず一旦休憩ね。疲れとかはどう?体がおかしいとかそういうのは無いかな?
(キリがいいところまでタイヤ引きをさせれば1度休憩を挟み、キタちゃんをベンチに座らせては飲み物が入ったボトルを手渡し、隣に座りながらダービーでの疲れが出てないかと心配そうにしながら聞いて)
いえ、むしろ元気が有り余ってるぐらいです!もっと重いトレーニングでもこなせそうなぐらいですよ!
(身体の方はもう少しも疲労などは残っておらず、元気いっぱいだと力こぶ作るようにポーズとってアピールすれば、むしろ強くなるためにもっと厳しいトレーニングでもいいぐらいだと口にして)
ほんとに?よしそれじゃ……これとかどう?こうやって手首につけると……やっぱり人間じゃ保てないなぁ
(思ったほどに元気そうだったので用意していたリング状の重りを右腕につけていざそのまま腕を持ち上げればあまりの重さに前のめりで倒れ込み、苦笑いしながら「つけてトレーニングしてみる?」と勧めて)
わっ、大丈夫ですか!?…とりあえずやってみますね、よいしょっと…!うん、いい感じの重さ…これをつけながらならいいトレーニングが出来そうです!
(前に倒れ込みそうになった相手を咄嗟に支えれば、重りを受け取って自らの手首につけて、負荷のかかり具合を確かめるように軽く手を曲げ伸ばししては、感覚的にこれをつけながらであれば一定以上の成果が上がることが見込めそうでやる気をみせて)
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