キタサンブラック 2022-01-03 03:24:59 |
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わっ、これも手作りしたんですか!?トレーナーさん、ありがとうございます、あたし頑張りますね!
(食べる方に夢中になって気づかずいたが、言われて初めて手作り感の溢れる旗へと視線を向ければそこに書かれている自分を応援するメッセージに気づき、自分のためにこれをわざわざ用意してくれたことに感極まり尚更頑張らなければと張り切って)
喜んでもらえて嬉しいよ。頑張ってね
(運転中だからどんな顔をしてるかは見えないが、きっと喜んでもらえてるだろうなと思い中山レース場へ向かい)
着いたよーキタちゃん
(しばらくして目的地に着くとウトウトしてるキタちゃんの肩を叩いて)
はっ…いけないいけない、寝ちゃうところでした
(お腹がいい感じに満たされたことで眠気がやってきてウトウトしてしまっていたところに声をかけられると、ハッとして目を覚まし首を横にフルフルと振って、気を抜いていた訳ではないがいい感じにリラックスしている様子で)
ははっ、それだけリラックスしてればレースでも上手く走れそうだね
(キタちゃんの仕草に微笑みながら車を降りて、この様子なら悪い結果にはならないだろうなと安堵し)
あはは…完全に緩み切ったところ見せちゃって恥ずかしいです…しっかり気合い入れ直します!
(ほんの少し茶化すようなニュアンスの含まれた相手の言葉に照れ臭そうに頭の後ろを掻いて、こんな大事なレースの前にここまで気を抜いてしまうなんて油断しているように見られてしまうかもしれないがちゃんと本気なんだということを示すように拳を握りガッツポーズをとってやる気を見せて)
なら安心したよ、それじゃ俺は受付してくるからキタちゃんはアップ開始してて
(キタちゃんの仕草を見てニコリと微笑んで、入口に着くと受付の方へ歩いて指示をし)
…朝も少し走ったし軽くにしておこっと……よし、こんなもんだよね、勝つぞー…!
(アップをしておくようにという指示通り身体を動かし始めるが、朝の時点で遅刻しないように軽く走ったこともありそれなりに身体も温まっていたため、ほどほどにして本番に備えることにして)
キタちゃん-…はいこれゼッケン。この前と違ってGIIってこともあり観客も多いね。5番人気だけど全力で楽しんできてね。
(地下道にいるアップを終えたキタちゃんの元に駆け寄りゼッケンを渡し、自慢の担当が1番人気では無いことに不服を感じるが笑顔で送り出して)
はい、熱気がやっぱり違いますよね。…人気なんて関係なくあたしはあたし自身とトレーナーさんのために勝ってきますね!見ていてください
(ゼッケンを着用しながらこのレースに対して観客たちから寄せられる期待を肌で感じていていて、しかし周りからの評価や雰囲気に呑まれることなくあくまでも自分は自分と相手、二人分の想いを背負って走るのみだと固い意思と絆の強さを覗かせて)
……さて、やっぱり人多いな…でもこのレースに勝てれば確実にキタちゃんの名が広まるし…
(観客席に行き人混みを避けながら前へ行きゲート入りするキタちゃんを見つめて、見えているか分からないが頑張ってと願いを込めて軽く手を振り)
……!
(沢山の観客の中に相手が手を振っているのを見つけると手を振り返すことはせず、ただ一度大きく頷きスタートへ向けて集中力を高めていき)
(それから少ししてゲートインして、ファンファーレが鳴り響くといよいよレースが始まり。今回も自分の適正に一番合っているであろう先行策をとるべくスタートを綺麗に決めれば先頭集団へと入ることに成功して)
[実況]
今スタートしました!キタサンブラック前方2番手に付けています!
[雨宮雫]
中々いい位置に付けてるな……やっぱりキタちゃんは前目の策が得意っぽいね…
(デビュー戦に比べて前方に着き、勢いのある走りに以前の脚質について色々試行錯誤して良かったなと安堵してレースを見守り)
『速い…!でも、追いつけないって感じじゃない、今ここで仕掛ければ抜けるかも…!』
やあああっ…!
(最後の直線に入ってなお2番手の位置にいたが、前を走るウマ娘が最後のスパートをかけたのを見れば流石は重賞レースに出てくるだけあってそのスピードに圧倒されかかるが、それでも今の足の調子ならばまだ自分もスピードを上げられそうで、勝機はここしかないと考えれば地面を力強く蹴って加速し、いよいよ先頭を走るウマ娘の姿を捉え、追従してくる2、3番人気のウマ娘たちもかわしてギリギリ一着でゴールをして)
[実況]
キタサンブラック勝ちました!2戦2勝で皐月の舞台へ!!
[雨宮雫]
キタちゃんっ!!本当に重賞勝つなんて凄いよ…!
(無事に勝利してまさか本当にGIIの舞台で勝つとは思わず、涙ぐんでしまうがかっこ悪い所は見せられないなと直ぐに袖で涙を拭き取り)
トレーナーさーん!あたし、頑張って勝ちましたよ!見ててくれましたか?
(レースが終わり、控え室へと続く通路へと戻ってくればそこで出迎えてくれた相手へと手を振りながら駆け寄っていき、自分にとっても相手にとっても大事なレースで最高の走りが出来、勝利出来たことをやや興奮気味に報告して)
もちろん見てたよ、頑張ったねキタちゃん。本当に凄いよ
(通路でキタちゃんを出迎えて、彼女の実力なら皐月も勝てると実感しながらも今は彼女を沢山褒めようと頭を撫でながら沢山褒め言葉を言い)
トレーナーさんとトレーニング沢山頑張って良かったです!次はいよいよ皐月賞ですよね、あのテイオーさんも勝ったレースだ……
(褒められると嬉しそうにはしゃぎながら、これで皐月賞の出走権が得られ、自分の憧れのウマ娘も走ったあのレースに出られるという実感を噛み締めるように呟いて)
……これから俺たちはGIに乗り込むけど、キタちゃんはキタちゃんだ。トウカイテイオーじゃない、だから変に気負わないで君が自分に誇れるレースをできるように頑張ろうね。
(いよいよGIということもあり、嬉しさと同時にプレッシャーもあるだろう、そして憧れのトウカイテイオーが勝ったレースということもあり今思ったことをそのまま伝えてこれからの緊張をほぐそうとして)
うぅ…トレーナーさん、言うのは簡単ですけどやっぱ難しいですよー!…だって、私はテイオーさんみたいなウマ娘になりたくてトレセン学園に来たんですから、意識だってしちゃいます
(頭では相手の言うことが正しいとは思いつつも、やはり簡単には割り切れない部分があるのも確かで、今までは憧れるだけだった夢の舞台が目の前にまで来ていると考えれば力も入るというもので)
そっか……それじゃ帰ろっか。今度勝ったお祝いしないとね…
(今はそういうことにしているが、憧れが強すぎるあまり負けた時のショックが強くなるのではと懸念しながらキタちゃんの頭をゴジゴシと撫でれば車のある方へ歩いて)
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