キタサンブラック 2022-01-03 03:24:59 |
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あわわわ…と、トレーナーさん、大丈夫ですよ…!あたしがついてます…!
(立て続けに起こる霊現象を模した仕掛けに流石に思い切り取り乱してしまうが、背中に背負ったトレーナーを庇うように自身も怖い中でどうにか耐えて心を強く保とうとして)
[雨宮雫]
き、キタちゃん……もしもの時は全力で逃げてね……
(これは大の大人でもキツいアトラクションだなと、冷や汗垂れ流して、無意識にキタちゃんにもっとくっついてヤバくなったら逃げてねとお願いし)
[ブエナビスタ]
で、でもこれはさすがにやばいんじゃ……
(外の窓ガラスには血のように赤い手の跡がべったり着き、更には血のような液体がドロっと流れてきていたのでここまで怖いところだったのか怯えていて)
うぅ…と、とにかく早く先に進んで出ちゃいましょう…!もしもの時は途中リタイアも出来るみたいですから、それを利用するのも手ですけど…
(叩く音と窓の手の跡を出来るだけ意識から外すように目線そらしつつ、怖いといえば怖いのだが先がまだ気になるという気持ちもあって先へ進むことを選択したが、トレーナーはともかくとして入る時と比べて明らかに顔色が悪く怯えた様子のブエナを気遣い、途中にリタイアするための出入り口がいくつかあると説明があったことを思い出して一応それも今の時点で改めて伝えておき)
[雨宮雫]
……まぁ、十分怖さ楽しんだしここらでリタイアしてもいいかもね
(自分だけならまだしも、キタちゃんやブエナが怖がってるので無理は良くないなとここらでリタイアするのもいいかもねと提案してみて)
[ブエナビスタ]
し、雫ちゃんがそう言うなら私もリタイアしてもいいけどなー……
(一応強がってはいるが、さすがにこれは怖すぎてこれ以上進むのが嫌と思っていたので雫の提案には大賛成で、自分もリタイアしていいとキタちゃんに伝えて)
そうですね…少しだけ惜しい気持ちもありますけど、ここまでにしましょう。とりあえず出口を探さなきゃですね
(せっかくここまで進んできたため踏破したい気持ちもあったが、二人の意見を聞いて無理してまで先に進むものでもないと判断すれば、ひとまずこのまま進んで次のリタイア用の出口までは頑張ろうと、再び歩き出して)
[雨宮雫]
そうだね……というか、薄暗くてどこに何があるか分からないね
(3人で部屋を出て廊下を進むが、あかりもなくひたすら暗くて長い道を歩くのでこの先大丈夫かなと不安になっており)
[ブエナビスタ]
あれ…今小さい女の子いなかった?迷子だったら大変だよね
(進んでいると、暗闇の中で小さな女の子がいたような気がしてまさかこんなところにいるとは思えないが、もしかしたら迷子かもともしもの可能性を考えて)
えっ…?あたしにはそれらしい子は全然見えませんでしたけど…でも、本当に小さな子供が一人で迷ってたら大変ですよね…あっち側に行ったんですよね?あたしたちも行ってみましょう!
(ブエナが見ている方向は自分もついさっきまで見ていたが、自身にはそれらしいものは見えず見間違いではないかと半信半疑ではあったが、本当に子供だった場合放っておく訳にはいかないとブエナが見たという子供を追いかけようと、そちら側へ歩き出して)
[ブエナビスタ]
ほら、あそこにいるじゃん!追いかけないとやばいよね?
(まるでなにかに誘い込まれるようにどんどんと先へと走り出していくが、明らかに正規のルートから外れており段々と薄気味悪く、他のアトラクション参加者の悲鳴も聞こえなくなっていき)
[雨宮雫]
キ、キタちゃん…明らかにここおかしいよね?ブエナのこと止めてくれる?
(もはやここは先程までいた場所では無いことは明白であり、それに構わず進んでいくブエナを止めて欲しいと自分を背負いながら追いかけるキタちゃんの耳に向けてお願いし)
は、はい!ブエナさん!待ってください!そっちに行っちゃダメです!……す、凄い力…!
(ただならぬ事態なのは自身も理解しており、トレーナーのお願いに頷けばブエナの肩を掴んで引き止めようとするが、まるで何かに誘われるように歩いていくブエナは力自慢の自分ですら驚くほどのパワーで、こちらの事など意に介さない様子でずんずん進んでいこうとしていて)
と、とりあえず少し乱暴にしてもいいからブエナのこと止めて欲しい!…って、やばいやばい!
(よく映画であるようにちょっと強引に気絶させるようなやり方でもいいから止めて欲しいとキタちゃんにお願いすれば、向こうの方から無数の手のようなものが伸びてきて命の危機を察して)
えぇっ!?そんなこと言われてもどうしたら…えっと、えっと…すみませんブエナさん!
(乱暴にでも止めると言われても、何をどうすれば…と慌ててしまうが、それでも一刻を争う状況であることは事実であるため、なりふり構ってられないとばかりに謝罪を口にしつつ腰に腕を回して力任せに持ち上げるとそのまま抱分のような形でぶん投げて)
[ブエナビスタ]
えっ?…きゃあ!?…うう…
(まだ少し意識はあったが、さすがに急に投げられて驚いたらしく壁にぶつかり、そのまますぅと寝るように目を回して気絶して)
[雨宮雫]
よし、それじゃさっさと逃げよっか!キタちゃんはブエナのこと運んでくれる?
(ブエナが意識失ったの確認し、キタちゃんに気絶したブエナを急いで運んで欲しいと頼んでは、どんどんと迫る無数の手から逃げるように走り)
トレーナーさん!急いでください…!もうすぐ後ろまで来てます…!
(ひとまずトレーナーの指示に従って気絶したブエナを担ぐように運びつつ謎の手から逃れるように走って脱出口を目指すが、ウマ娘である自分の走力ならばまだ余裕があるが、生身の人間の相手はかなりギリギリの状態で、後ろを振り返り確認して走りながら必死にそう伝えて)
ぜぇ…ぜぇ…やばい…キタちゃん…俺が居なくても立派なウマ娘になってね……
(本来なら考えられない状況からの緊張感からか、既にスタミナは使い切ってしまい、段々と走るスピードが落ちていき遂にはバランスを崩して捕まりそうになり死を悟り、前にいるキタちゃん見つめながら別れの言葉を言って)
トレーナーさん!?弱気になっちゃダメです…!少し揺れますけど、我慢してくださいね…!はあああああっ!
(まるで諦めるかのような相手の言葉に足を止めて振り返ると、フラフラになった相手がいて、慌てて相手のそばまで引き返せばブエナを担ぐ肩とは反対側の肩に相手の身体を担ぐように持ち上げ、両肩にそれぞれ一人ずつ担ぎ上げながらフルパワーで地面を踏み締めてその場からなんとか逃げ切って)
……あれ?いつの間にか戻って……もしかしてキタちゃんが助けてくれたの?…本当にありがとう、なんてお礼言えばいいか
(気がつくとお化け屋敷から出ており、あの時完全にに死んだと思っていたのに生きており、キタちゃんに担がれてる今の状態から助けてくれたのだと察し、キタちゃんに深々と頭下げてお礼を言い)
いえいえ~…でも流石にちょっとだけ疲れちゃいました…
(二人を担いで全力疾走でお化け屋敷を脱出したため、流石に表情にも疲労の色が現れていて、二人が無事だったことには安堵しつつも、外のベンチに腰を下ろしては深く息を吐いていて)
[ブエナビスタ]
ん~…むにゃむにゃ…あれ、ここ外?お化け屋敷でちゃったの?
(ふたりが話してる中やっと意識を取り戻し、既に外に出ていることに驚き、途中でリタイアしたのかと気になったので2人に聞き)
[雨宮雫]
やっと起きたか…というかなんも覚えてないんだね。てかキタちゃん大丈夫?なにか飲み物買ってこようか?
(心配していたのでブエナが目を覚ましたことに安心するも、あの時のことを何も覚えてないことが気になるも一旦忘れ、キタちゃんの方を見てはなにか飲んで一休みするかと話して)
あ、はい、もう大丈夫ですよ!ブエナさんも無事で一安心ですね!…それにしても、あれはなんだったんですかね……なんにせよしばらくお化け屋敷は懲り懲りですよー…
(トレーナーの気遣いに、もう平気だと力こぶ作りながら元気だとアピールをして、トレーナーに続いてブエナも目を覚ましたことで全員無事に脱出出来たことに安堵するが、最後の方のアレはお化け屋敷の演出と言うには生々し過ぎたと今になって身震いしていて)
[雨宮雫]
それなら良かったけど、ちょっと待っててて………子供が現れたり、無数の手が追いかけてくる演出なんてないって…
(確かにあの演出は生々しく、本気でこちらを殺しに来てたなと思えば試しにアトラクションの前に立っていたスタッフに聞きに行き、戻ってきて顔を青ざめてそんなものないと言われたことを伝えて)
[ブエナビスタ]
え、なになに……私が気を失ってる間2人はどこにいたの?
(何となく話の内容が読め、自分か気を失っている間この2人はお化け屋敷では無いところに迷いのでいたのではと思い恐る恐る聞いて)
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