黒の軌跡〆

言われてみればあたしもお腹空いちゃいました！楽しいとあっという間に時間過ぎちゃいますね
(朝早く出発してまだ遊園地に着いたばかりのような気分でいたが、ブエナのお腹の音に自身も空腹を自覚してから時計を見ればちょうどお昼前ぐらいで、楽しいとそれだけ時間が早く流れるものなんだなと実感していて)

[雨宮雫]

それじゃお昼にしようか、奢ってあげるから何食べたいか選んでね
(さすがにお腹すいたなと自分も思えば、大人としてここは出させる訳には行かないなと二人の分も奢ると言いながら飲食店が書かれたパンフレットを2人に渡して)

[ブエナビスタ]

えっ！？雫ちゃんが奢るなんて……あ、キタちゃんいるからか。それならキタちゃんが選ぶべきだね
(初めて雫に奢ると言われて驚くも、キタちゃんがいるからかとすぐに納得すれば、そのおかげで自分も奢って貰えるからここはキタちゃんに選ばせようとして)

えっ、あたしが決めちゃっていいんですか！？うーん…それじゃあ、このカフェにしましょう！オムライスとかカレーとか、ケーキみたいな甘いものもあるみたいですし、これならあたしだけじゃなくて二人も好きなもの食べられますよね！
(食事をする場所について自分に振られると、本当にいいのかなとそんな風に考えながら差し出されたパンフレットを見て、少しだけ吟味してから一軒のカフェに目星をつけて、見たところランチにピッタリなメニューが揃っており、ある程度それぞれの好みに合ったものも食べられるだろうと二人に対する気遣いも忘れずに提案して)

[ブエナビスタ]

キタちゃんがそこにしたいなら大賛成だよ！ね、雫ちゃん？
(自分たちのことも考えて出してくれた案なのだから断ることも無く、当然と言わんばかりに首をブンブン縦に振って賛成すれば雫も同じ気持ちだろうと聞いて)

[雨宮雫]

うん、俺たちのことも考えてくれてありがとうキタちゃん。それじゃ早速行こっか
(優しい子だなと微笑みながら自分もお礼を言って、3人で目的のカフェまで歩いていき、運よく他のお客さんも少なくすぐにテーブル席に案内されてメニューを渡され)

色々なメニューがあって目移りしちゃいますね！カレーもいいですけど、このホットサンドも美味しそうで悩んじゃいます！…食後の甘いデザートも…なんて欲張り過ぎですかね…あはは
(席に座ってメニューを眺めつつ、メインの料理一つとってもバリエーション豊かで何にしようかと頭を悩ませて、メニューの後ろ側のデザート類にも心奪われてしまうが、流石にトレーナーの奢りだというのにそこまで欲張るのは良くないかなと思い苦笑を浮かべて)

[ブエナビスタ]

そんなに遠慮しなくていいと思うよ！雫ちゃん！私はオムライスとチョコパフェがいいな！
(自分は遠慮がないからなのもあるが、奢ると言ってくれた相手に遠慮はしなくていいのではと持論を話せば、自分は迷いなく遠慮無しに食べたいものを言って)

[雨宮雫]

はいはい。キタちゃん、せっかくだから食べたいもの食べていいからね。いつもお世話になってるし
(ブエナに軽く返事すれば、キタちゃんに遠慮なんかしなくていいと笑顔で言って、遊園地に誘って楽しい思いができてるのはキタちゃんのおかげだから恩返しというのもあって)

そういうことでしたら、お言葉に甘えちゃいますね！……よし、決めました！あたしはカツカレーとチーズケーキでお願いします！
(ブエナの考えを聞き、トレーナー本人も遠慮はしなくていいと伝えてくれれば、それならばと改めてメニューへと視線を落とし、暫し考え込んだ後でメインの料理と食後のデザートを選び、満面の笑顔で希望を伝えて)

[雨宮雫]

おっけー。すみません、オムライスとカツカレーとミートドリア、あと食後にチーズケーキとチョコパフェとプリンお願いします
(食べたいものをちゃんと答えてくれたキタちゃん笑顔で返事して、そのまま店員を呼んで3人分の食事を頼んで)

[ブエナビスタ]

ねぇねぇ、この後はどこ行こっか？個人的にはお化け屋敷行きたいな！
(自分たちが頼んだものを待っている間、パンフレットを広げてどこに行くか話し始め、自分は定番のお化け屋敷に行きたいと候補を出して)

ここのお化け屋敷って確か前にテレビでやってて凄く怖いって言ってたような…ちょっと怖いですけど、でも少し気になりますね…トレーナーさん、どうしますか？
(ブエナが行きたいというお化け屋敷をパンフレットで確認すれば、以前にテレビで特集されていたのを見た事を思い出し、相当怖いことで有名ということもあり、流石に少し不安もあるが行ってみたいという気持ちもあり、どうしようかと悩んだ末にトレーナーに意見を求めて)

[雨宮雫]

へぇ、楽しそうじゃん。キタちゃんが大丈夫なら俺は行ってみたいな
(有名だったことは今知ったが、それよりもお化け屋敷に行ったことがないのでどんな感じなのだろうという好奇心で溢れかえっており、もちろんキタちゃんが嫌がるならやめておくと言っておき)

[ブエナビスタ]

へぇ…あまりの怖さに失神する人もいるらしいね。
(スマホでポチポチとそのお化け屋敷を調べれば、全国屈指の怖さらしくあまりの恐怖で失神してしまったという記事を見つけて少しゾッとし)

そ、それは凄いですね…でも、三人でならきっと大丈夫ですよ！せっかくなので行っちゃいましょう！
(失神とは穏やかじゃないなと軽く冷や汗かくが、三人ならばきっとそんなに怖くないはずと楽観的に考えては、好奇心には勝てずせっかくだからと次の目的地をお化け屋敷に定めて)

[ブエナビスタ]

3人なら絶対大丈夫だね！もう楽しみだよ！
(この3人なら絶対お化け屋敷を乗り越えられると謎の自信感を出して瞳をキラキラさせながら楽しみな様子で)

[雨宮雫]

楽しみだけど…まずはお昼ご飯食べてからだね
(確かに今からワクワクはしているがこちらへ来る店員さんみながらその前にお昼ご飯だと話せばそれぞれの頼んだものがテーブルに並べられて)

お腹空いたままじゃ楽しめるものも楽しめないですからね、まずは腹ごしらえってことですね！お料理も美味しそうです！いただきまーす！
(まずは美味しい料理で英気を養って、それから噂のお化け屋敷へ乗り込もうと、トレーナーの言葉に大きく頷き、明るくそう挨拶をしてから見るからに美味しそうな手元のカツカレーを早速スプーンで掬って口へと運び)

[ブエナビスタ]

驚きすぎて戻さないようにね～……あ、私もドリア食べたい！私のオムライス食べていいからさ！
(はしゃぐキタちゃんをからかいながらも自分のオムライスを食べて、前にいる雫のドリア見てはひと口欲しがり、自分のスプーンで1口分すくえば相手の方に向け)

[雨宮雫]

ん、はいよ。……へぇ、卵がフワフワで美味しいね。遊園地のご飯ってこんなに力入れてるんだ
(まるで前にもしていたかのように軽く返事して自分のドリアをブエナに食べさせながら自分もオムライスを1口もらい、専門店のようにしっかりと作ってあるんだなと驚いた様子で)

あっ…トレーナーさん！あたしのカツカレーも一口どうですか！？これも美味しいですよ！
(目の前で食べさせ合う二人の姿を見れば、なんとも言えないモヤモヤした感情が内より湧き上がり、無意識ながらまるでブエナに対抗するように自身のカツカレーもスプーンで掬ってトレーナーの口元へと持っていって)

[雨宮雫]

え、あ……ふふ、カツカレーも美味しいね。それじゃあお返しに…
(急にスプーン向けられて驚くも咄嗟に口を開けてカツカレーを頬張り、急にしてきたのは気になるがまずはお礼を言ってお返しに自分の分もキタちゃんに食べさせようとして)

[ブエナビスタ]

キタちゃんどうしたの？だいぶ慌ててたけど…
(自分と雫が食べさせ合うのは普通のことだと思っているので、なぜキタちゃんが慌てて雫に食べさせたのか疑問に思い、咀嚼が終わって返答くるまで待って)

えっ…そういえば、どうしてなんですかね……そうだ、あたしもドリアが食べたかったんですよ、きっとそうです！
(無意識とはいえ、そこまで慌ててしまった理由が自分でも思い当たらず、結局納得のいく答えが見つからなかったのだが、最終的にはブエナが食べさせてもらったドリアが羨ましかったのかもしれないと、半ば強引に結論づけて)

[雨宮雫]

そうなの？それじゃあ残り食べていいよ。そんなにお腹減ってないし、何よりキタちゃんの食べるところ見てれば幸せな気持ちになれるしね
(単純にドリアが気になってたんだなと解釈し、残り半分のドリアをキタちゃんの方に寄せればニコニコ笑顔で美味しそうに食べる姿見れるだけでいいと見つめて)

[ブエナビスタ]

雫ちゃん結構食細いしね～。良かったねキタちゃん！あ、私のも食べる？
(昔からあんまり食べてるイメージはなかったので特に何も思わず、自分の分も食べ進めながらオムライスも食べる？と聞いて)

あ、えっと…ありがとうございます、いただきます！…なんだか催促したみたいになっちゃいましたね、すみません
(ブエナからもオムライスをすすめられれば、思わぬ話の流れになってしまったことに少しだけ戸惑いながらも、せっかくだからとお礼を述べて頷き。意図せずして二人から料理を分けてもらうこととなり、まるで自分だけ食いしん坊みたいでちょっと恥ずかしいなとそんな風に思いながらも、頭の後ろを掻いて照れ笑い浮かべ)

[雨宮雫]

キタちゃんにはたくさん食べてもらってもっと大きくなって欲しいからね。
(キタちゃんはよく食べるなと思うが、中等部でなおかつ成長期だから当然としか思えず、微笑ましく思いながら食べてる様子眺めて)

[ブエナビスタ]

…そういえばキタちゃんと雫ちゃんってどうやって知り合ったの？雫ちゃんがスカウトしたとか？
(キタちゃんが食べ終わりデザートが来る間、キタちゃんと雫の出会いやら今までの事を聞いたことがないと思ったので、どうせなら聞いてみようと2人に聞いてみて)