黒の軌跡〆

お待たせしました！トレーナー…さん…？…あっ、そっか、ベンチにそのまま横になったら痛いですもんね、あたしってば気づきませんでした…あはは…
(水を買って戻ればそこにはブエナに膝枕をされたトレーナーの姿があり、それを見た途端に思考が一瞬停止し脳がこの状況を受け入れる事を拒否しているようでもあったが、硬いベンチにそのまま寝そべるのは少し大変かもとモヤモヤした気持ち抱えながらも、自らを納得させるように口にしては苦笑して)

(/あからさまな感じでなくあくまでも二人の関係が気になる、モヤモヤするという感じで一貫させてもらいますね)

[ブエナビスタ]

キタちゃん大丈夫？なんだかさっきよりも元気がないように見えるけど…
(自販機に行ってる間に何かあったのだろうかと心配になり、まさか自分の行動が原因とは思えなかったのでそのまま膝上の雫の頭を撫でながら心配して)

[雨宮雫]

あー…せっかくの遊園地なのに俺のせいで変な空気にしちゃったからかな…ほんとにごめんね
(横になったからか段々と元気になってきて、遊園地で遊ぶという楽しい時間で2度も気持ち悪くなってしまい、キタちゃんに心配をかけたからだろうなと思い込んでしまい寝たきりのままだがちゃんと謝り)

い、いえ！トレーナーさんは何も悪くないですよ！？元はといえばあたしたちが羽目を外し過ぎたせいですし…それにしても、トレーナーさんとブエナさんって本当仲がいいんですね
(自分でもこのモヤモヤが何に由来するものなのか理解出来なかったが、少なくともトレーナーのせいではないと、その点だけはハッキリ訂正して、当たり前のように膝枕をしているがよっぽど仲良くなければそこまではしないだろうと考えれば二人の関係を羨むように無意識に見つめていて)

[雨宮雫]

まぁ、俺がトレーナーになる前から交流あるしね。うるさい妹って感じ
(知り合っての期間で言えばキタちゃんよりも長く、体感的には妹みたいな感じとしか思ってはいない仲が良いという事に関しては否定はせず)

[ブエナビスタ]

うるさいは余計だな－…というか喉乾いてきたなぁ、キタちゃんちょっと変わってくれる？
(うるさいという言葉に頬をふくらませて反論し、さすがに成人男性の頭をずっと乗せてるので少しきつくなってきて、自販機に行くのでキタちゃんに雫のことをお願いして)

そうなんですね……あっ、はい！わかりましたっ、それじゃあトレーナーさん、ちょっと失礼しますよー
(妹のようというトレーナーの説明に納得して頷きつつも、それでもやはり自分よりも前からの付き合いだというブエナとの互いに遠慮がなく親しげな関係性を見ていると、若干の疎外感のようなものを心のどこかで感じてしまうが、トレーナーのことを任されると一旦そんな考えを頭から追い出して膝枕が出来るようにそばに寄って、両手を添えるようにして頭を持ち上げて)

あはは…担当ウマ娘に膝枕れるとはね、しかも中等部……でも不思議とブエナよりも安心感あるからかな……そりゃ毎日一緒にいるもんね
(自分の担当に膝枕される日が来るとは思わず、しかも相手はまだ中等部なので少し苦笑いするも、今はブエナよりも見慣れた顔だからかキタちゃんの膝枕の方が不思議とより安心するなと下からじっと見つめながら微笑んで)

そこまで言われると流石にちょっと照れますよー、そんなにあたしの膝枕がいいんですか？
(黒い感情が芽生えそうになったのをトレーナーの最大級の賛辞によって中和され、むしろ嬉しいやら照れ臭いやらで頬を僅かに染めながら頭の後ろを掻いて、そのままトレーナーの顔を見やりつつ緩く首を傾げて)

そうだね、これからは毎日してもらおうかな……あ、いやもちろん冗談だからね。というかキタちゃんは今日楽しい？なんかドタバタになってて不安で…
(キタちゃんの膝枕がとても心地よく、つい本音が出てしまいあとから気づいて急いで訂正し、先程また来ようという約束をしたばっかりなのに色々とやらかしてしまったのでまだ一緒に来たいと思ってくれてるか不安になり)

え…？はい、それはもちろん！ブエナさんも一緒で賑やかで楽しいですよ！
(投げかけられた質問にほんの一瞬だけ反応が遅れたが、すぐに元気いっぱいに頷き、トレーナーと二人で遊ぶのも楽しかったがブエナも含めた三人でというのもまた違った楽しさがあると明るく答えて)

はぁ…良かったよ。それに関してがほんとに不安で胃に穴開きそうで……。そうだ、次はどこ行こっか？
(大人としての責任感からか、先程からそれだけがとても心配でありキタちゃんからいい返事を貰えて緊張の糸が解れたかのように顔緩ませて安心し、キタちゃんの顔見つめながら早速次はどんなアトラクションを楽しもうかと話題を振り)

トレーナーさん、大丈夫です！トレーナーさんもそんな心配ばかりしてないでちゃんと楽しんでくれなきゃダメなんですからね？次は…どうしましょうか？とりあえずブエナさんが戻ってきてから一緒に考えましょう！次こそはもう少し落ち着いて楽しめるアトラクションなんかもいいですね
(不安になる気持ちも理解は出来たが相手にも純粋に楽しんで欲しいという気持ちを改めて伝えてはニッコリと笑いかけて、それから少し考えてみたが二人だけの意見で行き先を決めても悪いだろうと思い、ブエナを待つことを提案するが自分の意見としては落ち着いて楽しめるものも良いだろうと相手の体調のことも考えて、ここまで実質的に絶叫系のみできてしまった事を考慮した上で述べて)

[ブエナビスタ]

おっまたせー！ねぇねぇこれなんてどうかな？ジャングルを船で冒険するんだって！楽しそうじゃない！？
(元気よく飲み物を持って2人の所へと戻ってきてはパンフレットを見せながら良いアトラクションを見つけたと嬉しそうに話しながら2人にどうかなと聞いてみて)

[雨宮雫]

へぇ…なんかのんびりできて面白そう。俺は構わないよ、キタちゃんはどうかな？
(写真と説明見ながら、先程話していた落ち着いて楽しめるアトラクションにはピッタリだなと思い、自分は大賛成だがキタちゃんはどうかなと膝から起き上がりながら返事を待ち)

(/ディ○二ーのジャング○クルーズみたいな感じです)

面白そうですね、あたしも賛成です！さっきは作り物の船でしたけど、今度は本物に乗るんですね！
(説明を聞き、さっきはバイキングという船を模したアトラクションに乗ったが次は本物に乗れるとわかれば、今からワクワクしてしまい、少しの迷いもなく首を縦に大きく振って賛同しては瞳を輝かせて)

[ブエナビスタ]

2人ともおっけーだね！それじゃあしゅっぱーっ！！
(2人からいい反応を貰えたので嬉しそうにして、目的のアトラクションがあるエリアまで先導しながら進んでいき)

[雨宮雫]

へぇ、こんなところもあるんだね…歩くだけでも楽しめるよ
(歩いていくうちにまるで本物のジャングルのような所にたどり着き、鬱蒼とした木々を見ながら歩くだけでもテンションが上がってくるなと段々とワクワクが大きくなっていき)

本物のジャングルみたいですね！まあ、実際に本物のジャングルってあたし見たことないんですけど…雰囲気はありますよね！
(エリアに入って開口一番に率直な感想を口にしたが、そもそも本物のジャングルがわからないとおどけたように口にして軽く肩を竦めて笑いつつ、トレーナー同様船に乗り込む前から探検気分でワクワクしている様子で瞳輝かせていて)

[ブエナビスタ]

本当にテンション上がるよね～…あっ、あれが船の乗り場みたいだよ！ちょうど空いてるみたい
(2人に共感しながら進んでいけば人工の川に面した所へと辿り着き、今の時刻がお昼時に近かったからか他のお客さんは少なくすぐに乗れそうで)

[雨宮雫]

わ、映画とかに出てきそうな船だね。今からこれに乗るのか…
(冒険する映画やジャングルのドキュメンタリーで出てきそうな、いい感じのボロさが出てる船を見て本当に探検に行くみたいだなと思いながら短い列に並んで)

そういえばあたし、本物の船って初めてです！トレーナーさんとブエナさんはどうですか？
(順番が来て船へと乗り込み、ブエナと二人でトレーナーを挟み込むような形で席に座れば、ほんの少しばかり揺れるような独特な感覚があって本物の船はこんな感じなんだなと実感抱きながら思い出したように二人へとそう質問を投げかけて)

(/そういえば調子を崩すきっかけはどうしますかね？あまり露骨にキタちゃんを差し置いて二人でイチャイチャするのも解釈違い感出てきてしまうと思うので、帰り際、観覧車に3人で乗ってブエナが小さい頃トレーナーと2人で乗った思い出を楽しそうに話してそれにトレーナーも乗っかって、二人としては小さい頃の思い出話しとして特別な意識は無いけどキタちゃんとしては内心穏やかじゃなくて…みたいな感じなら後で不調の原因を察したブエナからのフォローもしやすいかなと思ったりするんですがどうでしょうかね？)

[雨宮雫]

昔おばあ様とブエナの3人で小旅行したことあるけど、その時にフェリーなら乗ったことあるよ、瀬戸内海…だったかな？
(船と聞かれれば、ブエナとそのトレーナーである自分の祖母と3人で瀬戸内海へ旅行に行った時にフェリーに乗ったなぁと思い出しながら一応ブエナにも確認し)

[ブエナビスタ]

あー、あったね！……ほらこれ、2人でカモメと写真撮ったんだよ！
(その話を聞いてすぐに思い出し、スマホを取りだしては写真フォルダを探してとある写真をキタちゃんに見せてそこには自分と雫がカモメと一緒にツーショットを撮ってる様子で、2人共笑顔だからかそのようなことは決してないがどことなくカップルのようにも見える感じで)

(/その内容でお願いしたいです！それと勝手ですがとりあえずここにも軽く嫉妬ポイント入れておきました)

フェリーですかー、いいなー……なんだか二人ともすごく楽しそう、ですね…トレーナーさんもブエナさんも笑顔で……今よりも楽しいのかな……って、あたしってば何言ってるんだろ、そんなはずないのに…あはは
(相槌をうちながら撮影された写真を見れば、そこに映る二人は自分の知っている二人よりも親しくみえてしまい、先程トレーナーが膝枕をされていたところを見た時と同じような、なんとも言えない感覚が襲い、思わずそんな暗い感情が小声で漏れ出そうになるがすぐに首を横に振って否定して笑って誤魔化して)

[雨宮雫]

キタちゃん大丈夫？もしかして疲れちゃった？
(いつもと様子が違うことに気づき、体力自慢のキタちゃんがそんなことないとは思うが、もしかして色々とあって疲れてしまったのかなと心配になり)

[ブエナビスタ]

無理しないでね。それとこの写真は楽しそうだけどさすがに同世代の女の子と遊ぶ方が楽しいから！この時だって地方の視察とかだったから堅苦しかったし
(自分もキタちゃんの事を心配しながら、今よりも楽しいという言葉に反応して否定しては、キタちゃんの手を握りながら今の3人で遊ぶ方がずっと楽しいとパッと明るい笑顔を向けてそう話し)