黒の軌跡〆

これが楽しみだったんです、ワクワクしますね！トレーナーさん！
(安全バーが降ろされ、いよいよジェットコースターが動き出せば少しだけ興奮気味に隣に座る相手に話しかけて、勿論相手と遊園地に来ること自体も楽しみだったが、遊園地の定番である絶叫系をこの身で体験するのも楽しみだったとどんどん登っていくジェットコースターに瞳を輝かせていて)

喜んでるならこっちも嬉しいよ、というかかなり高いんだね………って、ぎゃあああああっ－－－！！！
(隣のキタちゃんの笑顔見てこっちも嬉しく思うも、ふと下を見ればかなりの高さで特に高所恐怖症という訳では無いがこの状況なのでゴクリと生唾飲んだ瞬間、頂上まで着いたのかコースターが勢いよく落下し、油断していたので今まで出したことの無い絶叫をして)

きゃー！すごい、すごーい！
(ジェットコースターが急降下すれば声を上げるが、恐怖というよりは楽しげな声音で、隣で絶叫を上げる相手とは対照的に両手をバンザイのように挙げながらジェットコースターの暴力的なスピードを心の底から楽しんでいる様子で)

……はぁ、はぁ…確かに楽しかったけど結構疲れるねこれ。めっちゃ汗出た
(その後もジェットコースターに翻弄され、ゴールへと着きコースターを降りれば圧倒的なスピードで開放的な快感はあったが、それ以上にまさしく絶叫しすぎてかなり疲れたなと額の汗ぬぐいながら息切らして)

楽しかったですねー……って、トレーナーさん大丈夫ですか！？なんだか顔色が良くないような…
(こちらはといえば純粋にジェットコースターを楽しめたようで、満足したような表情を浮かべていたが自身とは対照的に息を切らし汗だくになって、どことなく体調が良くなさそうな相手の様子に気付き慌てた様子で顔を覗き込むようにして心配してそう声をかけて)

あ、いや大丈夫！少しジェットコースターが刺激強かっただけだから！心配しないで
(楽しそうにしてるキタちゃんを悲しませたくないなと思い、ニコッと微笑んで全然大丈夫だと伝えれば、深く深呼吸（して少しずつ息を整えて元気なことをアピールして)

そうですか？それならいいですけど、でもそれならジェットコースターへもう一回挑戦はやめておいた方がよさそうですね
(相手のリアクションからして、そこまで無理はしてなさそうに見えたため、必要以上に心配をしたり落ち込んだりはしなかったが、いくらたのしかったからとおかわりは流石に自重した方がいいという空気ぐらいは読むことが出来て、それなら次は何に乗ろうかなと周囲にあるアトラクションを興味深そうにキョロキョロと見回しつつ考えて))

あ、あれならいい感じに楽しめそう……えっと、バイキング？大きな船みたいだね
(自分もキョロキョロと見回して、キタちゃんの反応が絶叫系をまだ楽しみたそうだったので今の自分でも楽しめそうなものを探せば、大きく左右に揺れる船のようなアトラクションを見つけ、入口付近で貰ったパンフレットを見てアトラクションの内容を知り自分でも行けそうだなと思い)

わぁ…あんなに上まで…面白そうですね、ぜひ乗りましょう！
(相手の視線の先に自身も目をやれば大きな船を模した乗り物がかなり大きな角度をつけて左右に揺れていて、面白そうだと直感的に感じ取れば、次はあれにしようと心は決まって早速待機列へと向けて歩き出して)

そうだ、この間暇だし次乗りたいアトラクション決めておく？結構沢山あるから目移りするね
(2人で待機列に並んでる中、このアトラクションが終わったらスムーズに次のアトラクションに行けるようにしようと考えてキタちゃんの前でパンフレットを広げてどれがいいかと聞いてみて)

そうですね、そうしましょう！…うーん、次はゆったり楽しめるアトラクションもいいですよね、メリーゴーランドとかコーヒーカップとか！…トレーナーさんはどう思いますか？
(遊園地といえば絶叫系はもちろんだが、他にも楽しめるアトラクションは色々とあって、ここら辺で趣向を変えてみるのもいいかもしれないと思い思いつくものを挙げつつ相手にも意見を求めるように聞いてみて)

んー、とそれじゃコーヒーカップかな。見た感じ面白そうだし。あ、そろそろ順番回ってきたね
(少し考えて、個人的に面白そうだなとピンと来たコーヒーカップというアトラクションに乗りたいと話していればいつの間にか自分たちの番が回ってきて船型のアトラクションの椅子に並んで座り)

(/すみませんめっちゃ素朴な疑問なんですけど、ウマ娘の世界のメリーゴーランドってどうなってるんでしょうかね)

本当に映画とかで出てくる船みたいですね、ジェットコースターとはまた違った雰囲気で楽しみです！
(実際に乗り込んでみれば、よくある木造の船といった感じの趣に心を躍らせて、ジェットコースターとは違った楽しさが期待できそうだと座席に腰を下ろして動き出すのを待ちながらワクワクしている様子で耳をピンと立てていて)

(/確かによくよく考えれば存在すらしないかもですね、メリーゴーランドではなくコーヒーカップと別の何かを提案したということで脳内補完しておいてください笑)

確かに、どんな感じなのかな……あ、動き出したね…ってうお！最初から結構高いんだね！
(見ただけではどんな感じなのか分からないのでワクワクしながら待てばゆっくりと動き始め、船体が大きいからか数回の振りで大きく動いたので声を上げて驚くも楽しそうでいて)

ですね！ジェットコースターの時もそうでしたけど、なんだか身体が浮き上がる感じがします！
(相手の感想に同意を示すように相槌を打てば、船の揺れに合わせて身体に浮遊感を感じて、絶叫系特有のものなのかなとそんなことを考えながら、この感じが癖になるのかもとそんな感想を抱いていて)

大きなブランコに乗ってる感じだね。わっ、もう地面があんなに遠くに………おー！！
(浮遊感といい、ブランコのようだなと思えばいつの間にか地面が遠くに見えるくらいに揺れており、そこの高さから一気に降りるのはなかなかの迫力があり声を出して楽しんで)

確かにブランコみたいです！あはは、楽しいですね！
(なんとなく既視感のある動きの正体が相手の言葉によって明らかになれば、納得した様子でそう口にして。前後に揺られ風を切る感覚を肌で感じながらはしゃいだ様な声を上げつつ両手を上に上げて)

……はぁ、楽しかったね。さっきのジェットコースターも楽しかったけど今回のは心からはしゃげて楽しかったよ
(その後直ぐに動きは遅くなり、完全に止まれば2人で降りてこちらの方がまだ余裕があったからか童心帰ったような心で楽しめたと恥ずかしそうに笑い)

トレーナーさんもなんですね、良かったです！あたし一人だけが楽しいよりもトレーナーさんも一緒の方がやっぱり嬉しいですから
(ジェットコースターに関しては少しばかり相手が純粋に楽しむというよりはしんどい部分もあったように見えて、そこに続けての絶叫系でどうだろうという気持ちもなくはなかったが、今度は楽しかったとハッキリ言ってくれたことで嬉しくなり、もちろんこの遊園地は自分に対するご褒美ではあるのだが相手と一緒に楽しめたら倍楽しめると満面の笑顔を浮かべ)

気使ってくれてありがとうね。次きた時はジェットコースターも思う存分楽しめるといいな……って、まだ入園して間も無いのに次の話しちゃった。キタちゃん、また俺ときてくれる？
(不甲斐ないばかりでキタちゃんには変な心配かけてしまったなと申し訳なさを感じ、次来た時は慣れたからちゃんと楽しめるかなと自信持って言えば、いきなり次の話だけどねまた一緒に来てくれるかなとキタちゃんに確認し)