ink. 2022-01-01 23:49:38 |
通報 |
「 赤星くん! 」
「 須藤さん 」
「 今日も宿題が出てないんですけど! 」
「 出してないからねえ 」
「 なっ……出してくれないと困ります! 」
「 なんで? 」
「 え? 」
「 俺が宿題出さないと誰が困るの? 」
「 ……せ、先生とか? 」
「 先生はチェックするものが一つ減ってむしろ助かるんじゃない? 」
「 …………、たしかに…… 」
( 世紀の大発見みたいな顔してる )
「 じゃなくて! 宿題は自分のためにするものだから……困るのは赤星くん、あなたです! 」
「 須藤さん、この前のテスト何位だった? 」
「 ……52位 」
「 おれ11位 」
「 くっ……! 」
「 他には? 宿題しないといけない理由 」
「 ええと、ええと……内申…… 」
「 毎日学校来てちゃんと授業受けてる 」
「 ……で、でも! 宿題は出さないといけないものだから、 」
「 うわあ 」
「 ……なに 」
「 思考停止人間だ、と思って 」
( ……正しいこと言ってるのはわたしのはずなのに、何だこの敗北感…… )
「 もっと勉強しよう…… 」
( やっぱり俺が宿題しないの、メリットの方が大きいんじゃ )
「 ふあぁ…… 」
「 赤星くん、今日あくびすごいね 」
「 俺も思った…… 」
「 夜更かしでもしたの? 」
「 昨日始めたゲームが予想外に面白くて 」
「 ゲームで夜更かし? だめだよ、睡眠時間削ってまでゲームなんて 」
「 ん………… 」
( はっ……赤星くんのことだし、一体どんな反論が…… )
「 それはそう 」
「 それはそうなんだ…… 」
「 でも、 」
「 ! で、でも? 」
「 勉強してたって言っても誰も信じてくれないし。正直に言うしかない 」
「 それはそう 」
「 いいですか、赤星くん。毎日夜10時までには寝る、ゲームは1日30分まで、だよ! 」
「 え、小学生……? 」
「 え? 高校生だけど 」
「 …………、須藤さん、もしかして毎日夜10時までに寝てる? 」
「 うん 」
「 ……そっか。じゃあ、須藤さんのこと夜の遊びには誘えないね 」
「 えっ。よ、よるのあそび、って…… 」
「 うん 」
「 ……花火とか? 」
( やっぱり小学生だよな )
「 赤星くんは放課後って何してるの? 」
「 んー、大体家にいるかバイト 」
「 へええー、赤星くんバイトしてるんだ! 」
「 ん、暇だし 」
「 暇なら部活入ったらいいのにー。何でバイト? 」
「 え、お金払ってやる部活と、やってお金が貰えるバイトとか、普通に考えて一択じゃない? 」
「 とっても赤星くんらしいと思います…… 」
( / 不真面目くんと委員長ちゃんの前身のようなもの。恋愛色薄めのゆるコメディ。赤星侑也と須藤あかりで思いっきり名前被ってるけど気にしない。赤星くんは赤星辰巳の5個くらい離れたお兄ちゃんにしようかなという構想。 )
一年目:
白石菜帆・駿河涼
黛彩葉・夜野新
芦屋える・芦屋莉生
二年目:
橋本環・香月純
花村結依・佐倉凪歩
矢代寿々・直江翼
夕凪雫・蜂谷実
ジュンブライベのペアはこう…かな。二年目には前回優勝ペアとして菜帆ちゃんと駿河が招待される形。駿河と出られなくて落胆してる彩葉ちゃんに「いつか本番で着せたげるよ」って言う駿河と、一年越しに「めちゃくちゃ綺麗でした」って言える七條がいたらいいな…。姫川菜摘・赤星辰巳ペアもきっと出る。佳菜子ちゃんは「本番以外では着ないって決めてるの」とか言って出ないタイプ。
●うちのこの将来
駿河 涼 → 起業
黛 彩葉 → 学校の先生
白石 菜帆 → 営業職とか
菱川 拓馬 → 内科医
伊集院 天音 → 完全に経理
夜野 新 → 普通にいい会社に就職していい役職についてそう
香月 純 → カフェバーとか開いててほしい
橋本 環 → イラストレーター・漫画家
鳳 佳菜子 → 玉の輿
佐倉 凪歩 → 普通の会社員
花村 結依 → 普通のOLさん
須和 恭平 →
赤星 辰巳 →
直江 翼 → 国家公務員
矢代 寿々 → 保育士
藤 灯里 →
姫川 菜摘 →
蜂谷 実 → 料理人
夕凪 雫 → デザイナー
沙月 双葉 → アーティスト
宇佐美 琴葉 →
七條 柊真 → お巡りさん
芦屋 える → 記者
芦屋 莉生 → モデル
赤星 侑也 → 弁護士
須藤 あかり → 編集者
早乙女 颯汰 → アイドル
茅野 陽葵 → 研究員
長谷 或斗 → 大学教授?
霊媒師先輩 → 霊媒師
四葩 螢 → ADさんとか
天ヶ沢 遼介 → 舞台俳優
天ヶ沢 叶斗 → 俳優・タレント
●うちのこの将来
駿河 涼 → 起業
黛 彩葉 → 学校の先生
白石 菜帆 → 営業職とか
菱川 拓馬 → 内科医
伊集院 天音 → 完全に経理
夜野 新 → 普通にいい会社に就職していい役職についてそう
香月 純 → カフェバーとか開いててほしい
橋本 環 → イラストレーター・漫画家
鳳 佳菜子 → 玉の輿
佐倉 凪歩 → 普通の会社員
花村 結依 → 普通のOLさん
須和 恭平 → ホテルマン・仲居
赤星 辰巳 → 介護士
直江 翼 → 国家公務員
矢代 寿々 → 保育士
藤 灯里 → 客室乗務員
姫川 菜摘 → 事務職
蜂谷 実 → 料理人
夕凪 雫 → デザイナー
沙月 双葉 → アーティスト
宇佐美 琴葉 → 看護師
七條 柊真 → お巡りさん
芦屋 える → 記者
芦屋 莉生 → モデル
赤星 侑也 → 弁護士
須藤 あかり → 編集者
早乙女 颯汰 → アイドル
茅野 陽葵 → 研究員
長谷 或斗 → 大学教授?
霊媒師先輩 → 霊媒師
四葩 螢 → ADさんとか
天ヶ沢 遼介 → 舞台俳優
天ヶ沢 叶斗 → 俳優・タレント
①偏差値高め / 生徒の自主性を重んじる校風
駿河 涼 ( するが りょう ) - 3年
黛 彩葉 ( まゆずみ いろは ) - 2年
白石 菜帆 ( しらいし なほ ) - 3年
菱川 拓馬 ( ひしかわ たくま ) - 3年
伊集院 天音 ( いじゅういん あまね ) - 3年
夜野 新 ( やの あらた ) - 2年
香月 純 ( かづき じゅん ) - 2年
橋本 環 ( はしもと たまき ) - 2年
鳳 佳菜子 ( おおとり かなこ ) - 2年
佐倉 凪歩 ( さくら なほ ) - 1年
花村 結依 ( はなむら ゆい ) - 1年
須和 恭平 ( すわ きょうへい ) - 1年
赤星 辰巳 ( あかほし たつみ ) - 1年
直江 翼 ( なおえ つばさ ) - 1年
矢代 寿々 ( やしろ すず ) - 1年
藤 灯里 ( ふじ あかり ) - 1年
姫川 菜摘 ( ひめかわ なつみ ) - 1年
蜂谷 実 ( はちや まこと ) - 2年
沙月 双葉 ( さつき ふたば ) - 2年
七條 柊真 ( しちじょう しゅうま ) - 1年
芦屋 える ( あしや ーー ) - 2年
真咲 彩斗 ( まさき あやと ) - 1年
古閑 薺 ( こが なずな ) - 1年
②良くも悪くも普通 / 校外活動をしている生徒も
夕凪 雫 ( ゆうなぎ しずく ) - 2年
宇佐美 琴葉 ( うさみ ことは ) - 2年
芦屋 莉生 ( あしや りお ) - 2年
逢坂 斗真 ( おうさか とうま ) - 1年
相沢 未来 ( あいざわ みらい ) - 1年
真田 柚希 ( さなだ ゆずき ) - 2年
雨宮 唯依 ( あまみや ゆい ) - 2年
七海 真子 ( ななみ まこ ) - 2年
花純 怜 ( かすみ れい ) - 1年
早乙女 颯汰 ( さおとめ そうた ) - 1年
赤星 侑也 ( あかほし ゆうや ) - OB
須藤 あかり ( すどう ーーー ) - OG
③公立中高一貫校 / 部活動が盛ん
●ミス研
茅野 陽葵 ( かやの ひまり ) - 普通科2年 - 中等部から
長谷 或斗 ( はせ あると ) - 特進科1年 - 高等部から
瀬戸 亮太 ( せと りょうた ) - 普通科2年 - 中等部から
●オカルト研
霊媒師先輩 - 普通科2年 - 中等部から
四葩 螢 ( よひら けい ) - 普通科1年 - 高等部から
周防 慧 ( すおう けい ) - 中等部3年
●演劇部
天ヶ沢 遼介 ( あまがさわ りょうすけ ) - 特進科3年 - 中等部から
天ヶ沢 叶斗 ( あまがさわ かなと ) - 普通科1年 - 中等部から
( / 今のところの学生分布図。学校の名前だけずっと決まらない… )
●青春組家族事情
駿河 涼
→3歳上の兄が一人。弟の方が何においても出来は良かったが、それ故に周囲の愛情は兄に傾きがちだった。兄は基本的に良い人ではあるものの、受験期に「お前に俺の気持ちが分かるかよ」と当たられて以降駿河がずっと気を遣っているような関係性。コンプレックスを抱えている兄に彩葉ちゃんが気に入られて気が気じゃない駿河が居てほしいし、それきっかけでいつか和解してほしい。
黛 彩葉
→5歳下の弟が一人。一人っ子歴が長いこともあり、まだまだお姉ちゃんが板についていない。お姉ちゃんしようとしてうざがられるものの、何だかんだで甘えてくる可愛い弟。駿河は弟とめちゃくちゃ打ち解けるだろうし、「お姉ちゃんは俺が貰うな」に対して弟に素で「いらね」って言われて彩葉ちゃんは姉としてのプライドがボロボロになる。
香月 純
→2歳上の姉が一人。美人で横暴な典型的な姉。佳菜子のこともあり、女性に対して無駄な幻想を抱いていない。レディーファーストが染み付いているため、結果的にモテるという構図。姉は弟が初めて本気になった相手に好奇心丸出しで質問攻めして、環ちゃんはキラキラ人種に詰め寄られてたじたじになる。
橋本 環
→のびのびと好きなことして生きてきた一人っ子。ありのままを愛してくれる素敵なご両親。一人娘ということもあり父親は香月を警戒してるけど、「香月くんは、そんなに悪い人じゃないよ」って言う娘の表情に黙らざるを得なくなる。
佐倉 凪歩
→2歳下の妹が一人。世話を焼こうとするも、反抗期真っ只中の妹に「お兄ちゃんは黙ってて!」とか言われてしゅんとする。その様子に妹も反省するので、たぶん仲は良いはず。妹は兄のことは仕方のない兄だと思ってるけど、結依ちゃんには礼儀正しく「こんな兄ですがよろしくお願いします」とか言ってる。
花村 結依
→2歳下の弟が一人。若干ブラコン気味。こちらも反抗期真っ只中で構い過ぎるとうざがられるものの、何だかんだ弟もシスコンなため、佐倉はめちゃくちゃ品定めされる。
直江 翼
→一人っ子。社会的に立派な両親に一挙一動を監視されているような窮屈な環境で育ち、内側で反抗心を育てつつ優等生を演じてきた。彼の性格が歪んだのは恐らく家庭環境が原因。寿々ちゃんを両親と会わせたがらない。
矢代 寿々
→朗らかな両親に適度に甘やかされながら育った一人っ子。幼少期には近所に遊ぶ友達もなかなかおらず、漫画やドラマ等のメディアを消費する時間が多かった。故に知識がフィクションに偏っている節がある。直江は外面で寿々ちゃんの両親に大変気に入られる。
蜂谷 実
→9歳下の弟と10歳下の妹が一人ずつ。身の回りの世話をしたり、行きたい場所に付き添ったり、しっかりお兄ちゃんをしている。それに応えるように二人ともお兄ちゃん想いの良い子。雫ちゃんは嫌われないかとド緊張するけど、弟と妹は大好きなお兄ちゃんに美人のお姉さんの彼女ができてにっこにこ。
夕凪 雫
→一人っ子。蝶よ花よと大いに甘やかされて育った。兄弟はいないものの、幼馴染みでしっかり者の琴葉ちゃんが姉代わり。琴葉ちゃんは雫ちゃんの両親から全幅の信頼を置かれている。両親もぽわぽわだし蜂谷も誠実なので、すぐに受け入れてもらえる。非常に円満。
七條 柊真
→2歳上の兄と3歳下の弟が一人ずつ。男兄弟の中で育ったため女性への免疫がない。兄には揶揄われ、弟には舐められる不憫な中間子。兄と弟からえるちゃんにあることないこと ( 大体あること ) 暴露されて、「えるさんに変なこと吹き込むなよ…!!」と必死。何だかんだ愛されている。
芦屋 える
→3歳上の兄と双子の弟が一人ずつ。頼りになる兄に、誰よりも近しい存在の双子の弟。男勝りに見えて男二人に守られながら育ったお姫様。七條は美形家族に萎縮するけど、全員シンプルに性格が良いからすぐに馴染める。
●きょうだい関係事情
芦屋える・芦屋莉生 ( 双子姉弟 )
→付かず離れず、干渉しすぎない適度な距離感の双子。一番の理解者。お互いファーストネームで呼び合い、美男美女なため恋人関係だと勘違いされがち。淡白なように見えて、莉生はどこか危なっかしい姉を陰から密かに守るナイト。
赤星侑也・赤星辰巳 ( 5歳差兄弟 )
→生きるのが非常に上手い兄と、何かと面倒事を背負い込みがちな弟。侑也は辰巳をさりげなく気にかけていて、どこか気晴らしに連れて行ってくれたり話聞いてくれたりする。辰巳が唯一甘えられる存在。侑也の彼女の『あかりさん』は佐倉と須和にも知れ渡っていて、二人とも『侑也くん』『あかりさん』呼び。
逢坂斗真・逢坂千絵 ( 2歳差兄妹 )
→我儘な妹に振り回される兄と、世話を焼かれて当然だと思っている女王様な猫系妹。斗真は生意気だと思いながらもやっぱり千絵がかわいいし、千絵も千絵で甘やかしてくれるお兄ちゃんは普通に好き。
天ヶ沢遼介・天ヶ沢叶斗 ( 2歳差兄弟 )
→演劇部の天ヶ沢ブラザーズ。叶斗は『天ヶ沢叶斗』ではなく『天ヶ沢遼介の弟』として見られることが鬱陶しいと思っていて、それを知ってか知らずか遼介は好きにさせとけっていう放任主義。自由に生きる方が遼介で、上手に生きる方が叶斗。
「 兄さん。……彩葉は、俺のだから 」
「 何だよ、俺も彼女いるから大丈夫だって言ってるだろー? 」
「 そ、そういう話じゃないって…… 」
(( 珍しい…… ))
( / 彩葉ちゃんだけは絶対に取られたくなくて、珍しく余裕のない駿河。駿河に勝てるのお兄さんくらいでは…? お兄さんは駿河のこと何にも関心がない奴、天才で何もかも持ってる別人種みたいに思ってるけど、駿河の彩葉ちゃんに見せる表情とか人並みな部分を見て、少しでも彼を理解してくれるといいな。そしていつかは自然に仲良く話せる日が来てほしい。 )
「 あかり 」
「 侑也くん! 久しぶり 」
「 久しぶり。って言っても一ヶ月くらいでしょ 」
「 一ヶ月は長いよ…… 」
「 ふぅん 」
「 侑也くんは一ヶ月短かった? 」
「 んー、あかりのことは毎日考えてたから、あんまり久しぶり感ないんだよな 」
( ……今さらりとすごいことを聞いた気がする )
「 最近どう? って聞かれた時の答え方って難しくない? 」
「 え、そう……? 」
「 あかりすぐに答えられる? 」
「 うん、侑也くんに話したいことたくさんあるから、わたしは逆にいくらでも答えちゃうかも 」
「 へぇ…… 」
「 なにその顔 」
「 妬みと嬉しさが相まった顔 」
「 最近どう? の何が難しいの? 」
「 範囲が広すぎて、何について話せばいいのか分からない 」
「 話したいこと話せばいいんだよ~ 」
「 話したいことね………… 」
( 長考するな…… )
「 ……あ、指輪買った 」
「 指輪? 」
「 うん。手出して 」
「 ……えっ……と、侑也くん。……これは、プロポーズ、ですか……? 」
「 違うよ? 」
「 違うんだ…… 」
「 これは、サイズチェック 」
「 さいずちぇっく…… 」
「 同じ言葉を繰り返すのは、思考停止してる証拠らしいよ 」
「 し、してるもん…… 」
「 思考停止人間だ 」
「 世界一幸せな思考停止人間です…… 」
「 大袈裟な 」
「 つ、つ、翼くん! 」
「 なに? 矢代さん 」
「 何でもないです…… 」
( / 絶対に名前で呼んでくれない直江。特に理由のないただの意地悪。直江は絶対に相手の思い通りに動きたくないって思考が常にある気がする。両親にコントロールされてきたことへの反骨精神かな。 )
「 やっぱり、ドキドキはしない……かな。でもキスは好きだよ 」
「 それは良かった 」
「 いつか、好きって気持ちが分かるといいね 」
「 本当に思ってる? 」
「 思ってない 」
「 本音は? 」
「 ずっと俺のものならいいのにって思ってる 」
「 私のこと好きなの? 」
「 好きだよ。○○ほどいい相手はなかなかいない 」
「 都合の良い相手? 」
「 正解 」
「 あなたとのキスが一番気持ち良い 」
「 誰と比べてるの? 妬けるな 」
「 思ってもないくせに 」
「 ねぇ、好きだよ 」
「 どうしたの? 」
「 言ってみたくなっただけ 」
「 そっか 」
「 いつもは聞いてもないのに言うくせに、こういう時は返さない 」
「 一方通行なのが好きなんだ 」
「 あなたが好きなのは一方通行じゃなくて停滞でしょ 」
「 たしかに。俺のことよく分かってる 」
「 余計なフィルターがないおかげでね 」
( / 恋愛感情が分からない女と、一切責任を負わずに恋愛ごっこだけ楽しみたい男の擬似恋愛。ただの思いつき。小市民シリーズの二人を彷彿とさせないこともない。こういう身も蓋もない会話は好きだけれど、あんまりてぇてぇくないから多分続かない。 )
「 人を殺すのに理由が必要か? 気に食わないから殺した。それだけだ 」
「 みんな私を勘違いするのよ。気が弱くって何もできない子だって、だからどんな風に扱ってもいいんだって。そういう人たちをね、嗤いながら掃除していくの。最期の最期に後悔したって、もうぜんぶ遅いんだよ、って 」
『 10時の方向からチャージ砲、来ます 』
『『 了解!! ……って、きゃー!? 』』
『 何あれ!? ちょっとあいつらやり方が陰湿じゃない!? 』
『 俺に言われても 』
『 あーー、あったま来た、あいつらから潰す! ○○、指示! 』
『 アイアイサー 』
( / アタッカータイプの女の子二人と支援型の後輩くんのユニット。特にモデルは無い。 )
成績優秀でスポーツ万能。おまけに顔の造形もすこぶる良い。
そんな、数多の憧れの眼差しを集める我が校の生徒会長は──
「 ……何してるんですか 」
「 やる気の捜索願書いてる 」
「 本当に何してるんですか…… 」
とてつもない自由人である。
( / 紆余曲折あって大幅変更になった駿河編のプロローグ的なもの。生徒会のメンバーもこれからテコ入れしたりリストラしたりする。 )
>51
「 生き方ならあなたが教えてくれた。邪魔なものは消せばいいんだって 」
「 もし、あなたを裁こうとするのなら、神様だって私が殺すから 」
「 生まれた時からどっかおかしいんだ、俺は。普通の生き方なんざ、とっくの昔に諦めてるよ 」
「 今までだって一人でやってきた、足手まといは必要ない。……それに、一緒にいれば、きっとお前だっていつか俺に殺される 」
( / 殺人鬼の青年と、彼を盲目的に慕う少女。アンダーグラウンドでしか生きられないふたりの話。ありがちにありがちを塗り重ねた感じ。青年は金髪寄りのストレート、少女は銀髪寄りのふわふわロングでゴスロリっぽい服着ててほしい。ウルフィズムのカザキ様みたいな。どっちも全身黒でフード被っててくれたらいいな~…。 )
●主従(女女)
「 貴女のためなら命すら惜しくはありません 」
「 よくもそんな白々しいことが言えるわね 」
「 ずっとお側におります 」
「 当たり前でしょう 」
誰にも愛されずに育った盲目の毒舌姫と、彼女に心酔する男装の麗人騎士。騎士からの敬愛を素直に受け取れず、冷たく突き放すような態度を取ってしまう姫。姫が頼れるのは自分だけであること、姫が自分につらく当たるのは甘え故であること、すべてを理解し、赦し、受け入れる騎士。
●師弟(女男)
ヨーロッパ中にその名を轟かせる高名なバイオリニストと、天才バイオリニストと持て囃される青年。弟子は取らないと公言していた高名なバイオリニストだが、青年に才能の片鱗を感じ取って目をかけるように。青年もまた彼女の演奏に心奪われ、付き従うようになる。譜面通り正確に奏でられる青年の演奏を「綺麗な音色ね。でもあなたの音楽ってつまらない」と一蹴したことがふたりの始まり。
●双子(女女)
「 ふたり静かに 」
「 嫋やかに 」
「「 死んゆきましょう 」」
瓜二つの双子姉妹。ゴシック調の服装までお揃い。他を寄せ付けず、排他的なふたりだけの世界に生きている。特別な血筋を引いており、ふたりが口づけることで世界の時間を操ることができる。代償に、力を使った分だけ寿命が縮む。互いに希死念慮を抱いているものの、相手には生きてほしいと願うジレンマに苛まれている。力を使う果てに、いつの日か心中することが彼女たちの幸福。
●相棒(男男)
公にはされていない警察の特別部隊に所属する若きバディの二人。頭が切れて腕も立つ、期待の新人。ただし血気盛んで噛み付きやすい問題児でもある。訓練生時代からの相棒で、阿吽の呼吸。二人揃えば怖いものなしで、思うがままに突き進んでゆく悪ガキたち。二人の性格はまだ決めてない。
●共犯者(男女) 参考:>54
親殺しによって9歳からアンダーグラウンドで生きてきた大量殺人鬼の青年と、彼に影響を受けて同僚を皆殺しにした元メイドの少女。逮捕された青年の「気に入らないから殺した」という供述を新聞で読んだことによって少女が覚醒。彼女を虐げてきた全員を殺し、その後に青年を助けるために監獄を襲撃。少女にとって青年は神様であり、青年にとって少女は恩人。ふたりで犯罪を犯しつつ逃走劇を繰り広げる。
( / 中世ヨーロッパみたいな場所を舞台に、特殊な関係性の人たちがしたい。群像劇形式とか楽しそう。様々な形の愛情に似たものはあれど、恋愛感情は絡まない方が好み。 )
「 今日も雨だね 」
「 私、雨って結構好きだよ 」
「 えー、私は嫌い。傘のぶん露香と遠くなっちゃう 」
「 じゃあ、手でも繋ぐ? 」
「 ……ふふ。やっぱり雨好き! 」
「 現金だなぁ 」
( / 向日葵:蒼井 陽向 と、紫陽花:雨森 露香。タイプの違う子たちが仲良くしてるの好き。 )
「 志望校、迷ってて…… 」
「 それで知恵熱? 」
「 はい……。すみません、ご迷惑をお掛けして…… 」
「 体調悪い時くらいそんなの気にしなくていいのに 」
「 ありがとうございます…… 」
「 どこで迷ってるの、志望校 」
「 ええと、△△と××と……、あと○○…… 」
「 ふぅん……、じゃあ○○にしなよ 」
「 ○○……? なんでですか……? 」
「 俺がいるから。楽しいよ 」
( / 受験生彩葉ちゃんと、知らん中学生にはさすがにちょっと言葉遣いが柔らかい駿河。熱出してふらふらしてるところを介抱して、親が迎えに来るまでの会話。この後頑張って勉強して本当に入学したのに駿河に全然気づいてもらえなくて彩葉ちゃんが拗ねる。 )
「 入れますかね……? 」
「 さあ、それは分かんないけど 」
「 …… 〝頑張れ〟って、命令形なんだよね。先輩からの命令だったら頑張るしかないじゃん 」
( 絶対嘘だ…… )
( / 先輩から応援バレンタインチョコもらって「頑張ります」って微笑みとともに答えた後の駿河。嬉しいだけなのに彩葉ちゃんに謎の照れ隠しする。絶賛キャラブレ中だけど、このまま行くと初期駿河に落ち着きそうかな。 )
「 ぐえっ 」
「 ……あら? こんなところで何をしているの、○○ 」
「 助けに参りました…… 」
「 あんまり遅いからもう全員片付けちゃったわよ 」
「 さすがです姫様…… 」
おてんばお姫様 ( 武闘派 ) と苦労人騎士 ( 盾役 ) と、愉快な仲間たち。
「 ねえ、せっかくだしこのまま冒険しましょうよ! 」
●野蛮な盗賊
「 ……あ“? 首掻き切るぞテメェら 」
「 ものすごく野蛮ね。面白そうだし連れて行きましょう! 」
「 えっ? 」
●電波な幼女魔法使い
「 るんたーん、雨が流れ星になるまほう~ 」
「 まあステキ! 」
「 待て待て待て待て!! 」
●軟派な僧侶
「 わたし ( たち ) にはあなたが必要よ 」
「 ああ、君のためなら何だってできる気がするよ、麗しの姫君 」
「 姫様には婚約者がいらっしゃいますので。何でもできるならまずは離れろください 」
「 わたしが強いと分かっていても毎回助けに来てくれるのはあなただけよ、○○ 。ありがとう 」
「 いいえ。貴女は我が国の宝ですので 」
「 ○○…… 」
「 ……つきましては日頃の身の振り方から見つめ直していただきたく 」
「 あーあーうるさいうるさい! 」
「 ……アイツ馬鹿なのか? 」
「 照れ隠しだよ、あれは 」
「 へたれ 」
「 あの人だよ、あの人! ほらー……本能寺の…… 」
「 織田信長? 」
「 そう! のぶくん! 」
「 友達か? 」
「 歴史ってどうしても覚えられないのよね…… 」
「 おまえ記憶力は悪くないだろ。なんでだ? 」
「 だって過去の男に興味ないもの 」
「 おまえ、歴史上の偉人を過去の男って言うなよ…… 」
「 過去は振り返らない主義なの 」
「 ものは言いようだな 」
トピック検索 |