Calm time 〆

Calm time 〆

トラノコ  2022-01-01 18:33:42 
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ONEPIECE サンゾロ
お相手様が決まっているため関係者以外の書き込みは御遠慮願います。



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  • No.10 by サンジ  2022-01-08 08:27:02 

あぁ、余裕だね?
んじゃぁ、スタート!ガンガンいくぜっ!!
(ジョッキになみなみとビールを注ぐとこぼれ落ちる泡、一気に飲み干しては旨そうに息を吐き)
ぷはーっ!うまいなっ!!
(アルコール量に比例し白い肌は分かりやすく染まっていき)

  • No.11 by トラノコ  2022-01-08 20:53:40 

ゾロ

いきなりハイペースでアルコールを流し込んでいく男のペースに自分も合わせながら水のようにジョッキの中身をカラにしては注ぐというのを繰り返す。しかし、すぐに勝敗は見えてきた。まだまだ余裕のあるゾロに対してサンジは見るからに酔いが回ってきているし寝落ちてしまうのも時間の問題だろう。もう少しペースを上げてこちらから仕掛け、潰してしまおうか。そう考え、更に飲むペースを上げて

「おい、コック。俺はまだまだいけるぜ。
テメェはもう限界近けぇみてェだが?」

  • No.12 by サンジ  2022-01-09 08:36:18 

うーぃ、バカ言え、られが酔っ払ってるってぇ!?
(すっかり出来上がるとふらふら身体が横に揺れ、額を手でおさえ俯いて)
ぐぅ……すぅ……
(そのまま静かな寝息を立てていき)

  • No.13 by トラノコ  2022-01-09 20:39:19 

ゾロ

言動が怪しくなってきて体のブレも大きくなり、やがて寝息が聞こえてくる。その一部始終を見届けてからやっと料理も混じえた酒盛りを再開する。
寝こけたサンジを横目にそれにしても、と考える。酒の耐性に対する差はわかりきっていたはずだ。それなのにコイツが勝負を仕掛けてきた理由…何かをさせたかったのか、されたかったのか。まぁ、クソコックの考えることはよくわからねェ。それよりコイツ朝まで起きねぇんじゃねぇか?めんどくせェ、酒を置いて席を立ちサンジの傍によると肩を掴んで揺らし

「オイ、ここで本格的に寝るんじゃねぇ。」

  • No.14 by サンジ  2022-01-10 11:50:16 

ん……うっせぇ、触るんじゃねぇよ……
(肩を揺すられ揺れる金髪、すやすや寝息を立てているが起こされかなり不機嫌そうに意識を覚醒していき)
んっーー、ふぁ、悪ィ、寝てたか……
(緩やかに腕を上げ身体を伸ばすと普段とは違い酒に染まる顔色、コキコキ首を鳴らしてゾロを見つめ)

  • No.15 by トラノコ  2022-01-10 23:04:12 

ゾロ

目を覚ましたはいいが、今勝敗を持ち出すのも面白くない。せっかくなら後日掘り返してやるとして寝ていたかという相手の言葉に対して「ああ」と短く答え、なんとなく金色の頭を眺めていた。それは動く度にキラキラと照明を反射してやけに輝いているように見える。ああ、そういや船の上でよく動いているコイツの頭も太陽光をやけに反射してキラキラしてるよなァ、などという考えが脳裏をよぎってハッとした。俺はよくコイツを見ているらしいと自覚してしまったのだ。ぶわっと顔に熱が集まるのが自分でもわかる、悟られまいとこちらを見る男の頭を雑に掻き混ぜてから背を向けて

「さっさと部屋行って寝ろ、俺ァまだ飲むからよ。」

  • No.16 by サンジ  2022-01-11 07:09:21 

んだよ、せっかくの新年、お前といたいんだっつうの……
(くしゃりくしゃりと撫でられる柔らかな金髪、酔いに任せてぼやくと、背を向ける相手に立ち上がり)
心配してくれてンの?随分と優しいじゃねぇか……
(引き締まった腕が背中から包み込むよう抱き締めていき胸板でクロス、節の目立つ指が程よい力でシャツを握っては、こてん、サンジの染まる頬が彼の肩に乗っかり)

  • No.17 by トラノコ  2022-01-11 20:51:35 

ゾロ

不意に背後から伸びてきた両腕に引き寄せられてあっという間に腕の中に閉じ込められてしまった。酒のせいかいつもより高いサンジの体温と香ってくる煙草の匂いを密着しているから強く感じて鼓動が速く鳴り始め体が強ばる。
ああ、まずい。じわじわと自分の体温も上がっている気がする。離れろアホ、こんなにも穏やかで甘ったりぃの俺は知らねェ。自分のペースが簡単に崩れて落ち着かない。
サンジの顎が乗っている方とは逆に顔を背けて必死に動揺を隠そうとしながら

「心配じゃ、ねェ。運ぶのが面倒なだけだ」

  • No.18 by サンジ  2022-01-12 08:40:25 

起きなかったら運んでもらえたのかよ、そりゃまた随分と……
(ちゆっ、手慣れたよう軽やかにも力強く、首筋に新年初の跡を施し。ほんのり分かりやすい印に満悦気味に目を細め。抱き締める彼の温度が上がっていく様を感じると、比例するよう腕に力がこもっていき)
初夢はお前の夢が見れるよう、協力してくれよ?
(そのまま脇腹と膝に腕をくぐらせ、中腰に、多少見上げるようにしながら抱き上げられる体勢を取り)

  • No.19 by トラノコ  2022-01-12 20:46:25 

ゾロ

苦し紛れの言葉を肯定的に捉えられ、顔が発火するのではないかと思うほど更に熱くなり、ぐっ、と口を噤むと首筋に柔らかなものが押し当てられ、無意識に体がぴくりと跳ねて甘いリップ音が耳元で鳴る。もう慣れぬ色恋沙汰に相当動揺していることはとっくにバレているだろう。腕の中に収まったまま動揺を隠すのを諦め体の力を抜いた途端に捩じ込まれる言葉、大きく心臓が跳ねて嫌な汗が背中を伝う。酷く酔っているコイツにこれ以上はマズイ。それにテメェに俺を抱えるなんざ無理だろ、そう判断し

「まっ、待て…!わかった、わかったから落ち着けコック!」

  • No.20 by サンジ  2022-01-13 16:38:26 

よっと。……どうした?顔、随分と赤いが……
(そのまま軽々と彼を姫抱きすると胸元に抱え、引き締まった腕がしっかりと支え。)
(普段はあまり至近距離で見下ろすことのないゾロの顔色が赤く汗ばんでいるような……多少おかしそうに口許を緩ませては寝室へと歩を進め始め)
そう意識せずとも、いつもみたいに堂々としとけ?
(言葉とは裏腹に、一歩一歩歩くたびに振動に合わせ意識的に無骨な指先が尾てい骨を刺激していき)
お前の感触……好きだぜ?

  • No.21 by トラノコ  2022-01-13 20:47:40 

ゾロ

静止も虚しくいとも軽々と己の体が浮き、なんとも屈辱的な格好に抱き上げられる。腰が強ぇのは知ってたがこうも簡単にされるとなかなかに腹が立つ。随分と調子に乗りやがって、意味ありげな指の動きやスラスラと並べ立てられる口説き文句にまたもや眉根を寄せて顔をしかめる。
新年一発目の二人きりのベッドなどコイツに関しては張り切るのは目に見えているし、それについて行くのは苦労する。特に最近じゃあこっちは声を殺すのさえ必死なのだ。泥酔状態ではないとはいえ、皆がいる船じゃあイヤだ。「オイ、コック」と名を呼んで腕を伸ばしサンジの首にまわすと上体を起こして自らサンジの唇に吸い付く。最後にひとつ唇を舐めてやってから口を離し、してやったりという顔で笑って

「勝負のペナルティーだ。次の島でゆっくりできそうならテメェの好きにさせてやる。だから…今は、これで我慢しろ」

  • No.22 by サンジ  2022-01-14 06:28:07 

あ?……っ……
(名を呼ばれ唐突に奪われる唇、離れる名残惜しい感触に眉をしかめ)
お預けかよ、まぁ、嫌なら仕方ねぇが……
(残念そうにその場に立ちすくむと抱えたゾロの全身をぐっと胸元に密着させていき、支える手のひらに力がこめられていき)
好きだぜ……お前が……

  • No.23 by サンジ  2022-01-14 06:28:58 

展開や表現的に、批判や自治厨の餌になりそうだし下げ進行にしねぇか?

  • No.24 by トラノコ  2022-01-14 20:19:23 

ゾロ

勝負のルールを守って諦めてくれたようでほっとしたが、降ろそうとする気配もなく逆に引き寄せられて噛み締めるように告げられる告白に心臓が切なく締め付けられるような感覚がやってきた。病的に女好きのコイツがこの言葉を俺に言うというだけで酷く愛されているのだと思い知らされるのだ。その言葉に答えるように腕に力を込めると「…俺もだ」と気恥しさに掠れた声で応じてから諦めたようにサンジの首筋に顔をうずめて体を預けると

「もう寝るからテメェが運べ」

  • No.25 by トラノコ  2022-01-14 20:21:49 

(そうですね、これからは下げ進行でいきましょう!)

  • No.26 by サンジ  2022-01-15 10:25:21 

……
(しばらく彼を胸元に抱き締め余韻を感じたあと、ゆっくりと寝室へと運んでいき。ベットへと大切なモノを降ろすようゆっくりと乗せると自分もそそくさと隣に、背中から抱きしめていく)
おやすみ、お前の夢が、見れますように
(意図的に下半身を密着させ、離れないよう腕に力を込めては瞼を下ろして)

  • No.27 by トラノコ  2022-01-15 21:02:47 

ゾロ

暫くサンジの温もりに包まれていると自然にまどろみ、瞼が落ちてくる。そういやどこか酒の席で一緒にいて眠たくなるのは良い恋人の証拠だとか、その時は笑って流した気がするがまさか自分が身をもって体験するとは思わなかった。
いつの間にか寝室に辿り着いたのか体が柔らかな感触に包まれたかと思ったら背中から更に熱い人の体温が触れてきて、一緒の布団で寝るのかよ。と心の中でツッコミながら、もう何を言っているのかわからない子守唄さながらのサンジの声を聴きながら何とか「おう」と答えてから完全に眠りに落ちていった

  • No.28 by サンジ  2022-01-16 08:34:32 

………
(料理仕込みのために一足先に目覚めるととりあえずの一服、意識が覚醒してくると傍らに眠る彼の髪を緩やかに撫でていき)
行ってくるぜ?
(肩に手を置き、頬に唇を近づけると、そのまま暫く顔を見つめ、ゆっくりと立ち上がりキッチンへと消えていき)

  • No.29 by トラノコ  2022-01-16 20:01:06 

ゾロ

ワイワイと賑やかな声に意識が浮上する。どうやら既に皆起床して甲板で遊び始めているのだろう、チラリと後方を見やり晩はいたはずの姿を無意識に探してしまい、軽くため息をついた。
ゾロはいつもといっていいほど起床が遅く朝食は遅れることが多いのでいつも通り皆が朝食を終えた時間に布団から抜け出した。寝室を出ると皆と挨拶を交わしてからキッチンに赴いて

「コック、メシ」

  • No.30 by サンジ  2022-01-17 18:01:02 

おらよっと、もう出来てるぜ?
(着席するが待ち構えてたとばかりにスパゲッティとスープ、骨付き肉を振る舞い上機嫌に口許を緩ませ)
次の島まで今日中には着くらしいぜ?
(機嫌良さげにその後皆の皿を洗い始め)

  • No.31 by トラノコ  2022-01-17 22:58:27 

ゾロ

来るタイミングがわかっていたかのように、ゾロがキッチンの扉を開けて座るなり手際良く料理が並べられた。「いただきます」と手を合わせてからスープを一口、飲みやすい温かさが体に染み渡るようで、うめぇ。と呟いてからスパゲッティに手をつけようとしたところで、この船の予定を告げられた。主に大食いの船長のせいでこんもりと盛られている皿を洗いに行った背中を盗み見る。昨夜己が言ったことは覚えている、それを意識させたいのだろうか。視線を戻して食べることにすると

「…そうか、そらァ楽しみだな」

  • No.32 by サンジ  2022-01-19 07:35:44 

(皿を洗い終えるとそのまま背後に歩いていき、コツコツという靴音が止まると背後から長い腕が抱きしめていき)
俺も楽しみだ……やっと……
(うっとりと彼との行為を想像するとご満悦、鼻の下がだらしなく伸び笑みが零れ)

  • No.33 by トラノコ  2022-01-20 22:47:06 


ゾロ

料理を頬張り、味わっていると後ろから両腕が伸びてきて昨夜と同じく抱きしめられた。耳元でやたらと柔らかい声を出すから、顔を見ずともアホみてぇな顔をしているんだろうとわかる。朝っぱらからエロコック全開だな、と考えつつため息混じりに「浮かれんな」と言ってやり、食べる手を一旦止めてサンジの額を軽く手の甲で叩いて

「退け、食いづれェだろうが」

  • No.34 by サンジ  2022-01-21 01:37:32 

あで。んだよ、つれないヤツ……
(苦笑いを返すと大人しく離れ、とりあえずやることもなさげに大きく身体を伸ばして)
食ったら片付けとけよー?

  • No.35 by トラノコ  2022-01-21 22:23:32 


ゾロ

どこか不満げな言葉と共に背中からの重みがなくなるとサンジの指示に適当に「おう」と返してから食事を再開する。そして、次々と口に運んでは皿の上には何も残すことなく食べ切ると「ごちそうさん」と食事開始時と同じように手を合わせる。満腹になって満足すると立ち上がりカラの皿を台所に運んだ、ここに立つとイヤでもアイツの後ろ姿が脳裏をよぎる。いつも気がつけば観察するように見ていた姿だ。さっき皿を洗っていた姿を盗み見てすぐに目を逸らし意識を料理に逸らしたのも、抱きしめられて早々に引き剥がしたのも、あれ以上は胸にひっかかっている"何か"がはち切れそうな気がしたからだ。またひとつため息をついてから小さく呟くと自分の使った皿洗いを始めた

「…浮かれてんのは、俺も…か」

  • No.36 by サンジ  2022-01-23 09:10:15 

(いつも通りにレディ達にちょっかいを出したあと、キッチンに戻るとゾロの皿洗いを目撃、ポケットに手を入れ肩からひょいっと覗き込む)
おう、ちゃんと洗ってるようだな?
(そのまま彼の腰にそっと手を添えるとご満悦)
?♪

  • No.37 by トラノコ  2022-01-23 22:27:23 


ゾロ

水で泡を洗い流し水切りカゴへ移すという単純作業を続け、ラスト1枚というところで突然ひょいと現れた金髪に不覚にも驚いて「うおっ!?」と声を上げた。本当に不覚だった、近づいてくるのさえ気がつけずに思い耽っていたのだ、しかもそれを悟られるような反応までしてしまった。行き場のない羞恥心をぐるぐると胸の内に秘めていると腰にするりと添えられる手。先程、即引き剥がされたのを忘れたのかと言いたいほどスキンシップが多い男に呆れるが、それに心が乱れる己にも呆れるところだ。
全ての作業を終えて随分と上機嫌な男に不満げな目を向けると

「コック、次の島に着くまで持ちそうにねェからやめろ」

  • No.38 by サンジ  2022-01-24 10:35:23 

いいんだぜ?我慢なんざしなくとも……
(彼の言葉に気を良くすると口許を緩ませ笑みを返して。睨み顔の唇を愉しげな瞳が見つめては長い指がそっと撫でていき)
いくらでも、くれてやるよ……
(片腕を彼の腹に添え、ゆっくりと腰に引き寄せて。至近距離でふにふにと彼の唇を撫でつまみ返して)

  • No.39 by トラノコ  2022-01-26 21:12:03 


ゾロ

楽しそうに唇を弄び始めたサンジに更に眉間のシワを深めてより一層不機嫌そうな表情を見せたが、遊ぶ指を押し返して舌を覗かせると口淫でも連想させるように丁寧に色白く長い指に舌を這わせていく。わざと見上げてばっちりサンジと視線を合わせながらゆっくり根元まで口に含み、指先へ口を滑らせて引き抜くと口の端から垂れたものを手の甲で拭う。
別に我慢しているわけじゃない、一度欲して行動してしまうと自分でも制御できるかわからないのだ。今までこんなにも制御できなくなるような感覚を覚えた人間はサンジに対してのみ、だ。押し退けて抱擁から抜け出し不敵に笑みを浮かべると

「言われなくても貰えるモンは貰う。
俺はテメェに関しては貪欲みてぇだからな、もう出ねぇって喚くくらい俺ン中出させてやるから覚悟、しとけよ?」

  • No.41 by サンジ  2022-01-29 10:14:04 

ちなみに移動NGなら、事後、みたいな展開にしようかと

  • No.42 by 匿名さん  2022-01-29 15:58:28 

セイチャでは他サイト・トークアプリへの誘導及び勧誘が禁止されております
ルールとマナーを守ってご利用くださいね

  • No.43 by トラノコ  2022-01-29 21:21:52 


(/個人的には移動全然OKなんですが、ご注意あった通りルールですからR行為が出そうな際は前後の表現のみで我慢しましょう!えっちなサンゾロ好きなのでとても後ろ髪引かれますが(笑))

  • No.44 by サンジ  2022-01-30 20:18:30 

了解したぜ?
ならこれまで通りよろしく頼むわ
レスは明日返すな

  • No.45 by サンジ  2022-01-31 06:21:44 

フゥ……そろそろ島に着くんじゃねぇか?
(煽られ火がつけばとまらずそのまま彼を求め、キッチンという神聖な場所もお構いなしに彼をシンクに押し付け貪ってしまった) 
(何度か達成した後、火照りそのままに煙草に火をつける)
(白い筋肉質な肌に浮かぶ汗、羽織ったシャツ、愛おしげに煙を吐くと)
着くまでにもう一回、しとく?

  • No.46 by トラノコ  2022-01-31 21:00:49 


ゾロ

煽るだけ煽って去ろうとしたところでサンジの手が伸びてきたと思ったら引かれ、シンクに押し付けられた。あの時のサンジの目を見てマズいと感じ、待て!、とか今じゃねェ!、とか必死に抗議したがゾロの弱い部分を知り尽くした男に触れられては成す術がなく、気がつくと全身を痺れるような感覚が巡り、溢れ出す声を殺すことだけに必死になるしかなかった。
まだまだ余裕あり気な言葉にシンクにほとんどの体重を預け、衣服を着ながら気だるげに「アホか」とだけ返す。あれだけしておいてコイツはどれだけやりゃあ気が済むんだと呆れると同時に先程言った"もう出ねぇと喚かせてやる"と、昨夜言った"好きにさせてやる"と言ってしまった自分を後悔することとなった。疲れたし、処理済まして島に着くまでにひと眠りしよう。そう考えて風呂場に向かうために足を踏み出し

「俺ァ風呂場行ってから寝る。着いたら起こせ」

  • No.47 by サンジ  2022-02-02 07:51:31 

風呂、ねぇ
(散々に好き放題にした彼の尻をチラリ見、処理したいものもあるのだろうと察するも)
オレも行く!いいだろー?
(背後から抱きつくと愛おしげにすりすりと筋肉質な身体を擦り寄せて肩に頬を寄せていく)
んー、好き……
(体温を感じるだけで欲がわき、抱きしめる腕に力がこもっていき)

  • No.48 by トラノコ  2022-02-02 22:39:59 


ゾロ

甘えるように背後から擦り寄ってきては行く先について行きたいと言うのだ、邪な意図が見え見えな気もするが…流石はエロコックとでもいうところだろうか。感情の色が見えるならば今は後ろから艶やかなピンクが溢れて部屋を埋めつくしていそうだ。元気すぎるサンジにげんなりしながら、ついてくんな、離れろ。と伝えようとしたところで耳元で囁かれる熱の孕んだ言葉と力の強まった腕に未だ僅かに情事の余韻が残る身体はビクリと震え、「っん…」と弱く鼻から抜けるような音を漏らした。不意だった自分の反応が恥ずかしくて目元を染めながらもぐっと口を引き結び、眉間にシワを作ってサンジに視線を送ると

「テメェ…まだ、足んねェのかよ」

  • No.49 by サンジ  2022-02-03 12:47:55 

そりゃお前が好きだからな……
(背後を向く彼に合わせてずいっと顔を近付けると揺れる金髪、男の硬くも柔らかい唇が彼のそれに重なって。仄かに煙草の香りを漂わせるまま彼の腹に手を回して)
お前は……足りんの?ここ……もっと満たしてやるよ……

  • No.50 by サンジ  2022-02-03 12:48:25 

そういや季節柄バレンタイン的なやり取りをしたいもんだが

  • No.51 by トラノコ  2022-02-03 23:19:49 


ゾロ

目眩がしそうなほどストレートで、離してくれそうにない様子に戸惑いを隠せないままに視界いっぱいに金色が広がった、そう感じたのは唐突にサンジとの距離が縮まったからだった。触れ合うだけの優しい口づけと、つい先ほどまでたっぷりと愛されていた場所を上からゆるりと撫でられ、あの行為がふつふつと思い起こされる。そして追い討ちのような言葉に内側が疼くような感覚がして、はっ…と熱っぽい息が出た。ダメだ、今許したら、許してしまったら、あんなのをまたされたら…だめになる。そんな予感があった。腹に回されているサンジの腕を掴んで引き離そうと力を加えて、首を横に振り

「足り、ねェ…けど…今はだめだ…
言っただろうが、次の島に着いたら好きにさせてやるって、飲み勝負のテメェが決めたルール、だからな」

  • No.52 by トラノコ  2022-02-03 23:21:23 


(/おお!いいですね!!是非ともやりましょう!
んー、どうしましょう。少しだけこちらからご提案させて頂くと、次の島がチョコレート名産地でバレンタインデー祭りみたいなことが催されていて、サンジくんがゾロにチョコをねだる話とか…それか二人とも顔が良いので道行く女の人にチョコ貰うけどサンジくんがやたらデレデレするからゾロがヤキモチ妬く話とかが思いつきました!
他にもあれば、お聞かせください!)

  • No.53 by サンジ  2022-02-05 07:48:35 

フフ、可愛いやつ……お前のそういうとこ、好きだぜ?  
(態度があからさまで否定するにも全く否定になっていない彼を面白く思い楽しげに口角が上がり、触れる腹筋の中、温かくも柔らかい中を貫きたい欲に駆られるも) 
へいへい、次の島、な?
ほら、シャワーでも浴びてこいよ
(最後にぎゅうっと力を込めてだきしめると、緩やかに身体を離して解放していき)

  • No.54 by サンジ  2022-02-05 07:51:46 

バレンタイン祭りをやってる島、いいな
それでいこうぜ
そこで好きな相手にチョコを配るしきたりがあると知った二人は……的な
俺の方は簡単にチョコを用意できるがお前はどうするのか、楽しみだな
今やってるいちゃいちゃ、軽めに締めてバレンタインやりとりしようぜ

  • No.55 by トラノコ  2022-02-05 22:20:03 


ゾロ

この抱擁を振り払うのは容易だ。しかし、それをしないのは嫌ではないということを証明していて、抗うのをやめた。そして、いま一度強まったサンジの腕の力を掴んでいた手のひらと腹部で受け入れた。この苦しくなるほどの力強さがサンジの想いそのものなのだろうと感じて…そうしていたのは一瞬だったろうか、それとも長い時間だったろうか。ふと抱擁から解放されて、行く予定だった場所へと促された。感じていた温もりが消えたその瞬間に甘さに鈍っていた思考が戻ってきて、また気恥しさに振り返ることもなく足早にキッチンを後にした。他のクルーの目を避けて風呂場に辿り着くと服を脱ぎ捨ててすぐにシャワーを出して頭から湯をかぶり、サンジの残したものの片付けに手をつけた。

風呂からあがり、ポカポカと日当たりの良い甲板に腰をおろして朝イチの疲れからか眠りに落ちるのは早かった。しばらくすると強烈な目覚まし時計よろしく船長が島の発見を叫ぶので目を開けると、船首の向く先には確かに島の形を捉えることができ、途端にクルー達は忙しなく島で補給するものやらを確認するために動き回るのをゾロはボーッと眺めた

  • No.56 by トラノコ  2022-02-05 22:20:59 


(/わー、ご承諾ありがとうございます!
まだまだサンジくんとの甘い時間に慣れないゾロがどうバレンタインで想いを伝えるか、今から考えるのが楽しみです!!
ちょっと長めになっちゃいましたが次の島が見えたところまで飛ばしちゃいました。問題あればご指摘ください、書き直しますので!)

  • No.57 by サンジ  2022-02-08 11:09:02 

コイツ、まーた寝てやがる……
(風呂上がりのミルクを用意して喜々としていたものの、甲板で寝る彼を見ては呆れたように笑い、ルフィの声にふと顔をあげると青空の向こう、何やら桃色のハートに彩られた島が見えた)
おっと、こうしちゃいられねぇ
(ゾロの傍らにミルクを置くと弁当類を拵えたバッグを片手に降りる準備、数秒に一度彼のことを考えつつ船は島へと)

  • No.58 by トラノコ  2022-02-10 21:24:59 


ゾロ

バタバタと騒がしいなかで特にやる事のないゾロはもうひと眠り決め込もうかと視線を下ろすと傍らに何かあることにやっと気がついた。それは風呂上がりに飲むと格別に感じる飲み物で、こんな世話を焼く者などすぐに思い浮かんだ。まったくお節介な野郎だ、いつも島に上陸となると食料調達の確認やら大食い船長のための弁当準備やらで忙しいくせにこうして気配りを欠かさないあたり、与えることに執念のようなものを感じる。置かれていたものに手を伸ばすと、それはまだ冷たさを保っており、寝起きたばかりの喉を程よく潤してくれた。飲み干した頃には船は島の停泊港まで到着したようだが何やら浮き足立った雰囲気や主にピンク色に彩られた島に、どうやら危険な島ではないらしいと感想を抱いて皆に続いて船を降りるも街のある方向とは違う方向に足を踏み出し

「おい、コック。行くぞ」

  • No.59 by サンジ  2022-02-14 11:37:10 

ハッピーバレンタイン!愛してるぜ~!!
ちゅ

  • No.60 by サンジ  2022-02-14 14:36:05 

おう、迷子になんなよー?
(何やらハッピーオーラを纏う島に上陸すると何人かの女性に囲まれる二人、すぐさま顔がメロリンラブになって舌も鼻もとろけ伸びっぱなしのだらしない表情に)
へ?オレにチョコをくれるんですかー!?
メロリ?ン!どうです?このあとお食事でも……

  • No.61 by トラノコ  2022-02-18 23:08:47 


ゾロ

「よくンなセリフをポンポン言えるもんだな。
ま、特別な日らしいからな。その言葉受け取っておいてやる」

  • No.62 by トラノコ  2022-02-18 23:10:07 


ゾロ

船を降りて"迷子"というワードに引っかかったゾロは進んでいた道を引き返してサンジの元へ戻っていくと軽い口喧嘩になったが、それはごく自然にサンジの横に連れ戻されており、気がつけば並んで街へ繰り出す形となっていた。
街に入るなり隣では女に話しかけられてデレデレしてやがるいつもの風景、呆れてゾロも立ち止まるとまた一人、また一人と周囲に集まってくる女の数と差し出され続けるラッピングされた袋包みだがゾロは受け取ろうとはしなかった。隣の金髪は差し出されるものを拒むことなく受け取ってはデレデレしすぎて顔面が崩れきっている。まぁ、いつもの事だが…しかし、女にうつつを抜かし女を食事に誘っている言動にゾロはピクリと反応した。心の中にモヤリと黒いモヤのようなものがかかったような気分だ、俺の隣から離れるってんなら思い出させてやる。ゾロは不機嫌気味にサンジの耳をぐいと引っ張って、その耳に口を寄せると小さく言った

「ヤるんじゃねェのかよ?」

  • No.63 by サンジ  2022-02-19 07:33:06 

あいででで
(耳を引っ張られ顔が戻ると擽る吐息、ゾクゾクとしたものが腰にクルと引き締まった腕を彼の肩に回していき、上機嫌ににっかり笑う顎髭の男)
さぁさぁ、どこにするかねぇ?
せっかくだし上等なとこがいいよな?
(肩を抱き己の元へと抱きながら連れ立って歩く、歓楽街といった街並みの派手な蛍光に照らされ輝く金髪、時折ちゅーっと唇をすぼめ彼に顔を寄せ)
ここは愛のマチなんだなぁ、俺らにぴったりじゃねぇか

  • No.64 by トラノコ  2022-02-20 22:47:29 


ゾロ

周囲に群がる女共にやんわりヤツは断りをいれながら俺の肩を抱いて円から抜け出した。そんな様子から俺たちの仲を察したのか歩いていても声をかけてくる人間は少なくなった。浮かれ気味の空気と男女で並ぶ人間が多いのを横目に意外とコイツは周囲の目を気にしねェんだよな、と思う。酷く女好き故に女の前では突っぱねると思っていたのだが関係を隠そうとしない態度はゾロにとって意外なものだった。そんなことを考えていると、こめかみ辺りにちゅっちゅ、と口づけを落としてくる男が感慨深げに言うのだ。ここは愛のマチだと、確かに男女が並び歩く風景が多いようだがそれだけではゾロにはいまいちピンとこなかったが周囲の状況把握に長けたコイツが言うからそうなのだろう、宿を探しながらサンジの言葉を釈然としない様子で理由を聞いた

「……アイのマチ…? なんでだ?」

  • No.65 by サンジ  2022-02-21 12:41:17 

なんでだかは知らねぇが、好きなやつにその想いを伝えやすいムードに満ちてるじゃねぇか
その手段がチョコだったりすんだろ?
(ちゅっ、唇を頬やこめかみに寄せると満足げに微笑んで)

俺もあとでチョコ作ってお前に渡すかねえ
(言いながらきらびやかなホテルに入っていき)

  • No.66 by トラノコ  2022-02-21 22:27:49 


ゾロ

好きな相手にチョコレートを送って想いを伝える。それならば島上陸直後に群がっては初対面で押し付けられそうになったのと、なぜ渡すものはチョコレートなのかはわからないが、サンジの憶測の答えを聞いて「ふーん」と興味なさげに納得しておいた。変わらずのスキンシップを受けつつ、めぼしい宿を見つけたらしくそこへ向かっている間にこの島の習わしに沿うつもりらしい男に、ちら、と少し視線だけを向け、チョコは苦手なんだがな…と心の中でため息をついた。まぁ、甘いから苦手というだけなのだから甘くなければ食べられはするのだが。
部屋の手続きを済ませて部屋に入るとサンジの腕を掴んでベッドに転がすと、先ほどの黒いモヤモヤとした感情と朝から好きにされた感覚が蘇ってきてサンジの上に跨り、シュルリと己の身につけている帯を緩めながら

「なぁ、コック。テメェの女好きは諦めてるがよ…今は女だらけの頭ん中、俺だけにしてやるから覚悟しろ」

そう言ってサンジに覆い被さると、スラスラと口説き文句が飛び出る口に唇を重ねて徐々にそれを深めていった

  • No.67 by サンジ  2022-02-23 11:26:40 

何を決まったことを……
オレはいつだって、頭ん中、お前だけだぜ……
(ベッドの上、仰向けに倒されおどけたように笑い)
お前としか見れない世界を過ごしていたい……
(口づけを交わしながら彼の頬を確かめるように撫でていき)

フゥ……生きてっか?
(情事を済ませ、とんとん、彼の腰を叩いては少し気だるそうに)

  • No.68 by トラノコ  2022-02-28 01:47:06 


ゾロ

2人きりで心置きなくできるということもあり、こちらもタガが外れた部分もあったのかもしれない。最後の方などほとんど覚えていないのだ、覚えているのはロクに頭が回らなくなるほど、それこそ思考が生まれては消えてを繰り返し、口からは自分のものとは思えない甘ったるい嬌声が止まらず、チョコレートのように溶かされそうだなどとガラにもないことを考えてしまうほど気持ちがいいのと俺しか見えてない、俺に欲情したコックの目だ。いつもは無駄に整えている身だしなみも崩して必死な姿を見るともっと俺に必死にさせたくなっちまう。だが、さすがに腰がだりぃ…とぼんやり考えながら余韻に身を委ねていると動かない俺を心配したのか声がかけられ、よりによっての腰に触れられた。ピクリと身体を揺らし、まだどこかとろんとした視線をサンジに向けるも暫くは無言だった。答えないのは不服だからではない、好きにさせてやると言ったのはこちらだし、腰は重いが満足している。ただ思うのはコックという船の役割故に忙しいコイツを今は…今だけは俺の───

「コック、」

と甘えるような声色が出て、手を伸ばし、何かを続けようと口を開きかけるも強力な睡魔によりゾロはサンジに触れ、何かを伝える前に気を失うように眠りに落ちた

  • No.69 by サンジ  2022-03-01 23:45:20 

…………
(甘く呼びかけられ目元に欲が芽生え始めるも、そのまま眠りに落ちる彼を眺めれば口許が緩む)
ふぅ……幸せだぜ……
(一服し煙を吐く傍ら、優しく背中を撫でていて)
(吸い終わるとごろり横になり緩く抱いては肌を重ねる、互いの体温が混ざるようで心地良い)
こんなにゆっくり過ごすのは久々だな……

  • No.70 by トラノコ  2022-03-06 23:39:25 


ゾロ

唐突的な眠りに落ちたゾロの目の前には島に上陸した直後の風景が広がっていた。これは夢だとさすがに識別がついたのだが、現実と違ったのは女に囲まれているのはサンジだけで、ゾロは遠くでそれを眺めていたのだ。当時同様に鼻の下を伸ばして浮かれ気味のアイツは一人の女の腰を抱いてどこかへ向かおうとしたのでゾロは止めようとした。だが、できなかった。体は動かなくてただただ幸せそうなサンジの後ろ姿を眺めているだけ。距離が離れる度、喪失感が強くなる。アイツが女に笑いかけ腰を引く度、頭が真っ白になっていく。当たり前のように、そしてウザったいくらいに与えてくるスキンシップを俺以外にしていやがるのを見るととてつもなく腹が立つ。でも、それを見て、与えられているのは俺ばかりで俺は何かをしてやれているのだろうか、恋人として……そう思った。そこで夢は途切れ、意識が浮上する。ちょっとした気絶のようなものなので意識のなかった時間は数十分といったところのようで目を開けると事後の抱擁を受けていた。目の前にいることに、ほっとすると同時にこの不可解な感情に戸惑う。わからない、この感情含めて愛の表現などどうしたらいいのか…だから、ぽつりと一つ問いかけた

「テメェは、これで満足してんのか?」

  • No.71 by サンジ  2022-03-08 08:12:33 

ん……?
(彼の胸に腕を回し、背中から抱きしめて瞼を下ろしていると聞こえる声、ゆっくりと胸板から腹部を撫で、腹に掌を添えるまま呟く)
満足はしてるし、それはすぐに足りなくなる
まぁ、今のまんまでいいと思ってんだから、総じて満足なんだろうな
(グイッ、節の目立つ指の一本一本が彼の腹筋を押し込むと腰を密着させ、欲の籠もった吐息が漏れる)
また……欲しくなった……いいか?

  • No.72 by トラノコ  2022-03-10 23:58:22 


ゾロ

問いかけの答えに耳を傾ける。その答えの中にあった今のままでいいとは、お前の愛とやらを受け止めていればテメェは満足しているということなのか?俺は愛情表現など不得意だ、だからアイツがアクションを起こしてくれる分恋人らしいことができているのだろう。だが、俺の方はどうだ?自分のこういった気持ちは非常に伝わりづらい、それはわかっている。そこで、こういう人間にこそ贈り物で伝えるという形がピッタリなのだろうなと思う。気を引くことや忖度のための貢ぎ物、自己満足。贈り物などそのような事のためにあると考えていたが、ここじゃあ、いや…おれ達の間じゃあ何になるんだろうな。
そんな事を考えていると腹部に当てられていた手に圧力をかけられ、つい先程までサンジを受け入れていた場所が勝手に疼き出してムズムズする。思い出して、期待して、サンジが欲しいと中が訴えて反応を呼び覚ましてくる。散々された感覚が蘇ってぶるぶると身体が小刻みに震え、耐えるように背中を丸めるとサンジの手を握ってもの欲しげに下へ滑らせゾロの膨らんだ箇所に触れさせて

「…っ、ダメだ、つって止まれんの、かよ…?」

  • No.73 by サンジ  2022-03-12 06:58:41 

フフ、お前を労る余裕くらいはあるつもりだぜ?
(余裕めいて笑うと承諾を受け、彼と再び1つになる)
俺の子供……孕ませてやるよ……

(たっぷりと行為を終えると再度脱力し気だるげに煙草に火を付ける、深呼吸するかのように煙を吐き出すと傍らの彼の頭を撫でて)
好きだぜ……

  • No.74 by サンジ  2022-03-14 09:27:23 

ほら、受け取れよ、俺からの気持ちだ
(スーツの胸元から小包を取り出すとすっと彼に腕を差し伸べる)
ホワイトデー、ってやつだ

  • No.75 by トラノコ  2022-03-20 00:04:32 


ゾロ

第2ラウンドに誘ったのは覚えている。しかし、その後のことが全く思い出せない…気がついたら夜が明けていた。おそらく余すことなくサンジから与えられる愛情とやらを受け止めていたら途中か最後かは知らないが力尽きたらしい。なんだかコイツに負けた気がして悔しいが、こういった色恋沙汰については敵わないと諦めてはいるのだ。意識を取り戻してから目を開けることさえ億劫に感じていたのが喉が渇いたため、喉を潤すために主に腰から感じる倦怠感に逆らって上半身を起こすと激しい腰痛に襲われて息を詰めた。筋肉痛などの身体を酷使した後の痛みとは暫く無縁だったために油断した。戦闘で使う部分以外も使うし、今回は何度も抱かれたのだから全くの無傷ともいかなかったらしい。はぁ、と一つため息をついて

「許しすぎるの考えモンだな…」

  • No.76 by トラノコ  2022-03-20 00:09:45 


ゾロ

「バレンタインって時も貰ったぞ…まぁ、テメェのことだ俺好みのモンなんだろ?貰っといてやるよ。」

手渡された包みを受け取り、意地悪そうに笑うと

「わかってると思うが俺は何も用意してねェぞ。
ま、望みくらいは聞いてやる」


  • No.77 by サンジ  2022-03-22 14:26:14 

おぅ、起きたか?
(一足先に起床し身支度を整えるとニッと歯を見せ笑い、ベッドに腰掛け彼の顎をくすぐるように撫でて)
いい夢見れたか?

  • No.78 by サンジ  2022-03-22 14:28:47 

見返りなんざ別に期待してねぇっての
(フッと笑って台所に向き直り)
んなら飯の用意でも手伝ってもらうか

  • No.79 by トラノコ  2022-03-24 00:07:54 


ゾロ

「アホか、気絶するくらい抱かれて夢なんざ見られるかよ」

昨夜とは打って変わってピッシリと身なりを決めて悠然と歩いてくる男をジロリと見てから呑気なことを聞いてくるので可愛げもなく、フン、と素っ気なく顔を背けて文句のひとつを口にするもその声は時折掠れて出ていった、どうやら喘がされ続けて声が枯れているらしかった。意図せずに出る夜の情事の名残に小さく舌打ちしてベッドを抜け出し、水を取りに行こうと立ち上がれば腰や尻、股関節やら下半身が激しく傷んで声は出さなかったものの、動きを一瞬止めた

  • No.80 by サンジ  2022-03-24 15:53:54 

おい……ふらついてんぞ……?
(身体の内側なぞ鍛えられるはずもなく、よろめく彼に颯爽と寄り添うと腰を抱きゆっくりとベッドに腰掛けさせ)
(手際良く水の用意と食事を注文しては隣に座り水を手渡し長い脚を組む)
こうしてずっと二人きりってのも、久々だな
(顎髭を撫でつつ呟いて)

  • No.81 by トラノコ  2022-03-28 12:51:31 


ゾロ

悟られたくはない。だが、観察眼に長けたコイツに隠し通せる事でもない。ごく自然にリードされてベッドに戻されると行動にて大層労われた。
好きにさせてやるとは言ったが限度というものがあるだろうとか文句はふつふつと思い浮かんでくるが醸し出してくる穏やかな雰囲気を壊す気力は持ち合わせておらず大人しく手渡された水を一気に呷り、サンジの言葉に耳を傾ける。確かに島に上陸したのが久しぶりで、こうして心置きなく2人きりの時間が作れるのも島に上陸した時だ。だが、コックとして上陸した際にすべき事だってある、プライドも理解しているつもりだ。俺にうつつを抜かすのも悪い気はしないが、今の己の状態を情けなくも感じる。カラになったコップをサイドテーブルに置いて、こんな時間どうでもいいと言うように素っ気なく

「いいのかよ、ここでゆっくりしてて」

  • No.82 by サンジ  2022-04-01 07:52:31 

んだぁ?ならへっぴり腰で移動するのか?
オレがお前をおぶって移動しろってか?
(程なくしてピザが運ばれてくる、トンっと彼の腰を小突きピザを一切れ口にして)
(口に咥えたまま、そっと顔を近づけていく)

  • No.83 by トラノコ  2022-04-03 22:12:42 


ゾロ

小突かれて、また身体に響いて息を詰め、とことん頭の中が2人で過ごすに埋め尽くされている男に誰のせいで歩くのに支障をきたすほどの体調になっているのかという文句と腰を小突かれた仕返しに近づいてくる顔の頬を片手で押して力づくで距離を離すと、つっけんどんな態度で

「…っ…違ェ、なんで俺も行く前提なんだよ。
こんなモン寝りゃ治るからテメェは仕事行けよってこった」

  • No.84 by サンジ  2022-04-05 14:55:37 

ったく、つれないやつ……
んじゃあ、ご期待通りに行ってくるから、安静にしてろよー?
(少し残念そうに笑うと立ち上がり、一息つくと背を向け部屋を去っていく)

  • No.85 by トラノコ  2022-04-05 21:22:51 


ゾロ

去り行く背中に視線だけ投げて見送った後、ゾロはベッドの上に再びごろりと寝転がり、それにしても…と考える。愛の街だか何だか知らないが浮かれた島だとは思っていた。それに毒されてコックはいつも以上に張り切ってやがるのかとも思ったが、コックがやる事成す事全てを許して己の身体に支障が出るほどの勢いにブレーキをかけてやらなかった己も知らず知らずのうちに毒されていたのかもしれない。こんなにも己を制御できていないとなると未熟さが露呈しているようで舌打ちが漏れた。そこからは不貞寝のように就寝したが眠りに落ちる間際、2ラウンド目に入る前に見たサンジが女と並んで歩き去って行くあの夢を思い出し、帰ってきたらあの浮気野郎をどうしてやろうか勝手にイライラしたまま瞼を下ろした

  • No.86 by サンジ  2022-04-10 08:01:13 

(船に食材を調達し、船内の雰囲気から未だ彼が戻ってきていないことを察すると、仕込みと並行して菓子作りを始める)
迷子になってなきゃいいがね

  • No.87 by トラノコ  2022-04-15 20:45:25 


ゾロ

ぱちりと潔く目が覚めるとちょうど部屋のチェックアウトの時間で、ベッドからゆったりと起き上がると腰は完全ではないとはいえ剣を振るには問題ない程度に回復していた。ベッド脇に立て掛けてあった三本の愛刀を携えたあと宿を出た。それからさて、船に戻るかと行き先を決めたところでどちらへ進めば船なのか…。右を見て、左を見て確認すると右方向に自分達の船ではないが海と船がいくつか見えたので、海があるならそちらだろうと決めつけて足を向けた。しかし、そちらは漁船の停泊場所であり、海賊船が停められるわけがない…正解は左側であったのだ。
海に向かって歩いていたその途中、昨日島いっぱいに広がっていたチョコの香りが鼻を掠め、足を止めればその店には売れ残りだろうか…少量のチョコが並べられていた。俺がアイツに何かを贈る、そんな姿は到底想像できない。ならば俺にできることとは……やがて考えるのをやめて再び足を動かした

  • No.88 by サンジ  2022-04-16 12:22:13 

……遅ぇな………
(料理支度も菓子作りも終えてしまうと一服、船の外から街を眺めて)
(風に髪を靡かせぼんやりと行き交う人々を眺め共に帰るべきだったかと多少後悔しつつ未だ時間はあるので待つことに)

  • No.89 by トラノコ  2022-04-18 23:50:29 


ゾロ

船を探して海に出たはずが一向に見知った船が見当たらない。まったく…どこ行きやがったんだ、としばらく水平線を眺めていたが見当たらないなら仕方ない、酒場でも行くか。そう思って街をぶらりと歩いていたはずなのにいつの間にか泊まっていた宿屋の前に辿り着いてしまった。酒場も船もどこにもない、そして同じ所に戻ってきてしまうとは、何か不思議な力が働いている島なのだろうか。不思議な力が働いているなら考えても仕方ないから適当にぶらつくか、と足を動かすも再びあの売れ残りチョコを並べていた店の前にやって来ていた。なんとなく目を向けると2回も店前にやって来たものだから"贈り物に迷っておられるならどうぞ!"と押し付けられてしまった。別にいらなかったが食べ物を粗末に扱うのは気が引けるので小さなチョコの箱を片手に再々度宿屋の前に辿り着いて「この名前の宿屋、いくつもあるのか?」などと呟いて首を捻った

  • No.90 by サンジ  2022-04-21 06:44:49 

………お前、まだこんなとこにいたのかよ……
脳味噌まで筋肉で出来てやがんのか?
(心配して探しに来ると宿屋の前で簡単に見つかり呆気に取られ)
(さっと手を取りグイグイと人混みの中を引っ張り先導していき)
ほら、さっさと行くぞ。ったく……手がかかるヤツ……
(節の目立つ指が1本1本絡んでは力強く引いていき)

  • No.91 by トラノコ  2022-04-21 20:57:13 


ゾロ

首を傾げていると背後から呆れたような声がかけられて振り返ると先程別行動のため別れた男が立っていて、男の明るい金髪が太陽光を反射してより一層光り輝いていた。ああ、こんなに眩しいこの男を見失うなんてできそうにねェな。と強く握られる手を見つめながら思うも、いや…とすぐに否定の言葉が浮かんできて、あの夢のことを思い出した。なぜ、俺があんな夢を見たのか……それは俺がコイツを他のやつに取られるのが自分で思っている以上に許せないのだと…離したくねェのだと…認めざるを得ないのかもしれない。随分と俺はお前に惚れてるみてぇだ、と笑い飛ばすように一度だけ鼻で笑うとその手を握り返し、いつもなら悪態をつかれて反論の一つや二つするところだが機嫌良さげに微笑んで

「ああ、悪かったな」

  • No.92 by サンジ  2022-04-26 06:59:38 

……随分と素直じゃねぇか
(手を引き船に連れ戻すと、せんべえや団子がテーブルの上に用意されていて、作りたてのそれは未だほんのり暖かく)
チョコよりかこういうのが好きだと思ってよ、用意しておいたぜ?
(腰に腕を回しエスコートするように歩くとさっと椅子を引いて)

  • No.93 by トラノコ  2022-05-02 21:58:24 


ゾロ

コイツに手を引かれていると不思議なことに船のある場所へ辿り着いた。そのまま手を引かれてダイニングに連れてこられるとテーブルの上には煎餅や団子といった茶に合う菓子が置かれており、なんと宿屋に入った時に言っていた事を実行したようであるがチョコレートのような甘いものを好まない俺に合わせて用意したというのだ。口に出さずともクルーの好みは頭に入り切っているのだろう、マメな男だ。と心の内で感心しながらされるがままに案内された椅子に座ると片手に持っていた押し付けられた小さなチョコレート箱の存在を思い出し、リボンを口で雑に外して床に落としてからコックのネクタイを引っ張ると一つチョコを取り出してコックの口に突っ込んでやってから、滅多に口にしないコックの名を呼び

「なら、俺からもやる。……テメェも好きだろ?…サンジ」

  • No.94 by サンジ  2022-05-05 17:24:55 

ん……甘いな……
(かなり珍しく名前を呼ばれたことに眉を上げ、フッと薄く笑うと口にチョコが施される)
(もぐ……軽く噛み砕き小さくすると唇をそのままネクタイを掴まれるままに重ねていき)
……サンキュ、最高の贈り物じゃねえか
(最愛の人の頬に手を添え間近に見据えると再度口付けていく)

  • No.95 by トラノコ  2022-05-07 22:24:54 


ゾロ

いつもテメェから貰ってばかりで気に食わなかった…いや、コイツとこんな関係にならなきゃ思わなかっただろうな、貰ってばかりなのも癪だから返してやりてぇだなんて感情は。チョコを捩じ込んでやった口元は緩やかに持ち上がり、目に見えて喜びの感情を顕にした表情を見るのはなるほどこれはなかなかなの充足感だ。コレがコイツはクセになってやがるのだろうと近づいてくるコックの顔を眺めながら思う。テメェはこの関係を満足していると言ったが、ちったァ与えられる側の気持ち味わいやがれ…。焦れったい距離を詰めるようにネクタイを引っ張る力を強めると触れ合う唇、そこから伝わる苦手なチョコの甘さも不思議と嫌悪感はなかった。首の後ろに両腕を回して2度目のくちづけを受け入れてから挑発的に笑って

「…っ、ん…… 、はっ…で、お気に召したのかよ、コックさんよォ?」

  • No.96 by サンジ  2022-05-08 06:03:48 

あぁ、十分すぎるくらい満足したが、また別の欲も湧いてきちまったな……
(彼の挑発的な表情を見据えると、鳴かせたい……と脳裏を過ぎる黒い思考、そのまま背中へ腕を回し、指先が背骨を揉むように動いては下っていき)
お前が……欲しくなった……

  • No.97 by トラノコ  2022-05-08 22:02:04 


ゾロ

「お、まえなァ…」

コックの目の色と声色が変わったかと思ったら頬にあった手が滑っていって背を意味ありげに撫でられてから、それがそのまま下に降りてくるとなんとも落ち着かない気分になる。この手がどんな意味を示して、どんな快楽を与えてくるか知っているからだ。今までどれほど一緒に夜を過ごしても、慣れない求められるということ…薄らと首筋まで赤く染めながら呆れるような言葉を吐いたが、今日はとことんコイツに付き合ってやるか…という気分だ。コックのネクタイを片手で外してからシャツのボタンまで外してやると

「仕方ねぇ…くれてやるからたっぷり味わえよ」

  • No.98 by サンジ  2022-05-10 06:24:28 

……大丈夫か……?
(そのまま獣のようにキッチンで彼を貪り、一仕事終えると労るように腰を撫でて)
(つがいのように一つになるままのんびりとした時を過ごす)
好きだ……

  • No.99 by トラノコ  2022-05-13 00:55:36 


ゾロ

いつも執拗いくらいずっと気持ちよくさせられるというのに今日はそれ以上で快感から降りてこられないような…何倍にも膨れ上がったような感覚と、俺の言った通り余さず味わわれた気がする。身体中が未だ快感が巡って思考が正常に戻ってこないのだ。そんな中で何度も聞いた"好き"という短い言葉、飽きもせずに言ってくるからうんざりすると思いきや今は俺の傍にいるということが一言だけで実感できるから心が満ちるには十分すぎるものである。声を出そうとするも、小さく息が漏れるだけで答えを返せぬままサンジの背に両腕をまわして抱き締めることで自分の言葉を語ってから、ぼうっとする頭で自分の欲するものを伝えた。今の俺は正常な判断がほとんどできていないが、理性はまだ僅かに残っている。それなのに気持ちよすぎて素直にまだコックが欲しいのだと、まだ抱かれ足りねェのだと、普段なら言わない言葉を吐くのだから、これは妙な夢のせいだとぼやけたままの思考で言い訳をした

「……さん、じ…欲…しい、まだ…テメェが足り、ねぇ…」

  • No.100 by サンジ  2022-05-15 10:11:59 

へぇ……こりゃ珍しいな……
(おねだりしてくる彼の様子に口角を上げ満足気に笑うと抱く腕に力がこもり再度彼を貪っていく)
(その全てを味わうように深く繋がり濃密な時間を過ごしていった)
……お前を愛してる……

  • No.101 by トラノコ  2022-05-17 01:40:47 


ゾロ

どこもかしこも触れられる場所が過敏になったようで、される事全てに反応してしまう。必死に気持ちいいのに耐えるもキャパオーバーした分ぎゅうっとサンジにしがみつけば無意識にサンジの背中に爪を立てて引っ掻き傷を作るまでに至る始末であった。欲しかったものを思う存分味わった身体は逃がしきれない余韻を身に余しながらもサンジの言葉に「お、れも…すき、すき…さんじ」と生理的に溢れる涙を目に溜めながら甘えるように告げたが、その後サンジに抱きついたまま すぅっと眠ってしまった

  • No.102 by サンジ  2022-05-19 05:24:13 

(彼が眠りに落ちたのを確認すると繋がったまま立ち上がり寝室に)
(ベッドに彼を下ろし清潔に拭うと、ぽんっと頭をなで穏やかに微笑み)
オレもこのまま寝ちまうかなー

  • No.103 by サンジ  2022-05-19 05:25:24 

季節柄キャンプとか行かねぇか?

  • No.104 by トラノコ  2022-05-21 07:38:57 


ゾロ

心地よい温もりを離すまいと力を込めると、よく知るタバコの香りが漂ってきて目を覚ました。珍しく早めに目が覚めて、目の前には眠っているコックがいる。コイツよりも先に起きるなんざ初めてかもな…と思いながら手を伸ばして金髪をサラリと撫でる。そして、いつも片目を隠している前髪を退けて両眼を露わにするとクルクルヘンテコに巻かれた両眉も見えてそれを指でなぞる。しかし日頃あだ名に使うコレでさえ愛しく思えるのだから笑えてくる、それに…不快な夢の事も今じゃ笑い飛ばせる。俺は海賊だ、もしコイツが俺の隣からいなくなるなら何度だって引き摺ってでも奪ってやる。微かに口元に笑みを浮かべて抱きしめる力を強めると「俺に惚れられたこと、後悔すんなよ」と呟いて触れるだけの口づけを送った

  • No.105 by トラノコ  2022-05-21 07:39:52 


(キャンプですか…いいですね~!
海軍か他の海賊との戦闘で船が負傷しちゃってすぐ修理が必要になるか、食糧難に陥っちゃうかして急遽見つけた無人島で船修理完了までor食糧集め終わるまでサバイバルする事になった…とか?
なんだか穏やかにキャンプに繋がる絵が私には思い浮かばなかったのでこれくらいしか思いつきませんでしたがいかがでしょう?)

  • No.106 by サンジ  2022-05-23 14:52:36 

ん……
(口づけを受けぴくりと小さく瞼が動く、少し眉間に皺が寄り、手探りに彼を確認するとそのまま力を込めて抱き寄せて)
っ……珍しく早いじゃねえか……
(トクトク規則的に鳴る心音も感じる近い距離、角度を変え唇を寄せると背中をゆっくり撫でやって)

  • No.107 by サンジ  2022-05-23 14:52:37 

ん……
(口づけを受けぴくりと小さく瞼が動く、少し眉間に皺が寄り、手探りに彼を確認するとそのまま力を込めて抱き寄せて)
っ……珍しく早いじゃねえか……
(トクトク規則的に鳴る心音も感じる近い距離、角度を変え唇を寄せると背中をゆっくり撫でやって)

  • No.108 by サンジ  2022-05-23 14:55:24 

(サバイバルいいですね、みんなとははぐれて二人無人島についてしまった、とか)

  • No.109 by トラノコ  2022-05-26 23:38:34 


ゾロ

口を離すと漏れる吐息と共に探るように身体を這い始めた手は認めたように力を強めて密着する形となった。まだ寝ぼけたような声に可愛い奴、という気持ちと起きやがったかという残念な気持ちが入り交じったが啄むようなキスと朝の穏やかな時間にあっさりと流されて身を委ねた。それにしても、コイツより早く目が覚めたという事は今は随分と早い時間なのだろう。今日は他のクルーも戻ってくるし二人でゆっくりできる時間は次にいつ来るかわからない、だから…朝メシはいいから、ここに居ろ…というようにぬくぬくとした心地よい布団の中の温度に慣れぬ早起きが相まって再び微睡んでくると甘える獣のようにスリ、と頭を擦り付けると眠たそうに

「コック、まだ…ここに、いろ……」

  • No.110 by トラノコ  2022-05-26 23:40:33 


(二人だけの無人島素晴らしいです!!ぜひ、そうしましょう!
それじゃあ、無人島漂着の始まりは航海中に嵐に巻き込まれて…とかでどうでしょう?どう終結させるかはまだ思いつきませんが…)

  • No.111 by サンジ  2022-05-28 01:03:40 

………
(普段は生意気な態度を取ってくる彼が素直に甘える……) 
(そのギャップがとても可愛く、汚したい……とても純真な物に見え、ゾクリと自分のモノにしてしまいたい衝動にゴクリ生唾を飲み込むと)
悪い……と先に言ってしまうが、許せ……
(甘い雰囲気から次第に欲求のままに彼を抱くとその全てを内へと吐いていった)
可愛すぎた……

  • No.112 by サンジ  2022-05-28 01:04:45 

島から脱出、或いは仲間が迎えに来る、とか
ですかねw

  • No.113 by トラノコ  2022-05-28 22:00:41 


ゾロ

目を閉じて良い感じに眠れそうだったのだが、目の前の男の纏う気配が変わったことに気がついてゆるりと目を開ければ体を返されて俺は上に覆い被さるコックを見上げる。「なんだよ?」と問いかけると返ってきたのは謝罪の言葉だ。意味がわからず更に聞き返そうとしたとこでやっと気がついた、ピリリと肌に走る殺気にも似たコックが欲しがっている時に感じる気配だ。微睡みから一気に覚めて押しのけようと肩に手を置いたがもう遅い。伸びてきた手が、落とされる口づけがこっちの欲も的確に呼び起こしてくる。さっきヤったアレでもやばかったのに、この突発的なスイッチの入り方はマジで止めらんねぇな…そうぼんやり思いながらも、それを受け入れるように抵抗をやめた。

全てを受け入れて隣に寝転ぶコックが発した言葉は俺には到底似合わないだろうよと思う単語だ、「そうかよ」とだけぐったりした様子で言うと、今日はたぶんロクに動けないだろう己の身体のダルさを感じながらため息混じりに

「今日はもう出航だってのに発情しすぎだエロコック」

  • No.114 by トラノコ  2022-05-28 22:02:00 


(なら、航海中の嵐で二人だけが何らかの理由で海に投げ出されて無人島に流れ着いてしまって、仲間が迎えに来てくれるのを待ちながらサバイバルって感じですかね!)

  • No.115 by サンジ  2022-06-01 06:28:11 

離れたくねぇ……
(ぽつりと呟きぎゅっと抱き寄せる)
(整った筋肉質な胸板や腕が彼を包むと、とくとく規則的に鳴る心音)
(来たる時間まで、暫しの甘いひとときを過ごしていった)

  • No.116 by サンジ  2022-06-01 06:29:14 

そうですね
一段落ついたし、サバイバルキャンプ編?はじめますか?

  • No.117 by トラノコ  2022-06-06 17:38:17 


ゾロ

皆がいない2人きりの船は静かで、扉を隔ていても波の音が聴こえてくる。更には船の揺れまで大きく感じるのだから、どれほど今の時間が穏やかだと感じているのかよくわかる。それにすぐ傍で感じる温もりもあって心地よい眠気に誘われていった。だが、暫くしてから外から何人もの人がこちらへ走ってくる気配を感じとって目を覚ましたが刀をすぐに取ることなく起き上がった。武器を素早く取らなかったのは近づく気配が仲間のものだと知っているからだ。まあ、違うのも数名いるようだが…ベッドから起き上がり、刀を腰に戻して寝室から出るとルフィが皆を引き連れて海軍に追われているようだった。俺を認めたルフィが伸ばした手で皆を抱えると船へ飛び乗ろうとこちらへ飛び上がりながら「出航の準備だ!逃げるぞー!」と緊張感なく叫ぶので俺は錨を上げるために走り出した。しかし、こんな朗らかな雰囲気とは打って変わって空はドス黒い雲に覆われ始めていた

  • No.118 by トラノコ  2022-06-06 17:39:10 


(了解です!
では、また長くなっちゃいましたが序章として嵐の予感だけ出しておきますね!!)

  • No.119 by サンジ  2022-06-08 07:37:02 

!?マジかよ!チッ!こんな時に……
(慌てて飛び上がると服を着ながら駆け出す)

のわっ、結構降ってやがるな
(甲板に出ると突然の土砂降り、風も強い)
(金髪を重く濡らしながら手際よく出航の支度を始めていき)
うし、準備オーケーだ。いつでもいい
。イケるぜ?
(片目の髪をかきあげ、気怠そうに空を見上げ)

  • No.120 by トラノコ  2022-06-10 23:01:49 


ゾロ

皆が船に飛び込んだと同時に船は動き出し、あまり出航に向かない天候に大きく揺られながら島を離れていく。緊急事態で仕方なしに船を出したためにナミの指示に従って皆が忙しなく船を立て直すため走り回っていたが、大きな波に煽られて船がフワリと1度浮いた。その際に小柄なチョッパーの体が浮いて海へ落ちていったのだ。それを見たゾロは躊躇うことなく手すりを乗り越え海に飛び込むとチョッパーを捕まえる。そして船へ自慢の腕力で投げ込むと次はゾロが上がるためのロープを仲間が垂らしてくれたのだが、荒れた波の中でロープを掴むのは困難だ。それに周囲を見ていたナミが叫ぶ、「また大きな波がくるわ!」と…それに加えてゾロの体も流されて船から流れつつある、そしてついには大きな波が到達しゾロは海にのまれてしまった。のまれる間際に見えた金髪に思わず手を伸ばして―――

  • No.121 by サンジ  2022-06-12 08:52:06 

オイっ!
(思うようにロープを掴めない彼に業を煮やすと海に飛び込み波をかいていき。)
(波が来る間際に彼の手を取り手首をしっかりと掴むととてつもない水流に打ちのめされていき)

っく……
(頭痛がする……)
(ゆっくりと目を開き気怠く身体を横にするとゾロの姿を確認)
(片手が青ざめる程に彼の手首を握っていた。そっと掌を開いて血の巡りを確認)
(見知らぬ浜辺に流され時折波に濡れながら、そっと声をかける)
おい……生きてっか?おい……

  • No.122 by トラノコ  2022-06-15 23:07:22 


ゾロ

「…うっ……コック…?あぁ……こんなんで死ぬわけねェだろ」

全身が冷たい、そんな中で唯一温もりを感じてゆっくり目を開けると目の前には心配そうな顔したコックが写った。なんて情けねぇ顔してやがると笑ってやりたかったが、勝手にコイツまでもが飛び込んできたとはいえ巻き込んじまったのは事実だ。手を伸ばしてまだ海水で酷く濡れている金髪を安心させるように撫でてやれば口元を吊り上げて余裕そうに笑い、言葉を紡ぐ。それから起き上がって衣服が海水でぐっしょり濡れて重さを増したのを感じながら周囲を見渡し状況を把握する。見渡す限り森林と海しか見えないということは、どれほど流されたかは知らないが無人島に流れ着いたようだ。船も見当たらないし暫くはここでの生活となる。ならば、やるべきことはこの島について知ることだろう。濡れて重い服を脱いで上裸になると

「コック、ここにいても仕方ねェ。歩いてみようぜ」

  • No.123 by サンジ  2022-06-18 07:04:03 

……ふぅ……
(よかった……安堵したように砂浜に横たわるまま、彼の肩に頬を寄せ)
ん?あぁ、そうだな
ここがどんな場所なのか、把握しねぇと
(気怠げに立ち上がると金髪を緩くかきあげて)
(島の奥へと歩いていき)
(サバイバルなら初めてではない)
(昔よりずっと上手くやれるはずだ)
(食べられる木の実を採取しつつ木に目印をつけ)
(人がいることを願いつつ歩を進めていった)

  • No.124 by トラノコ  2022-06-21 23:11:48 


ゾロ

まずは海に沿って探索しながら、コックは木に目印をつけながら実っている果実や木の実をよく観察しては採取して周囲を注意深く見回している。どうやら遭難した際の動き方を知っているらしい。サンジの後に続きながらテキパキとこなしていく姿を見つつ自分も人の気配や島の様子を探りながら歩を進めていると島の北側に差し掛かったところだろうか木造の小屋が見えて「おい、コック」と呼び止め、小屋の方を指さして

「今のところ人の気配は感じられねぇし、食料は集まってきてる。探索よりひとまず寝床を確保しておこうぜ」

  • No.125 by サンジ  2022-06-23 19:55:36 

おっ、これは…… 
(偶然にも小屋がある。ということは人がいるのだろうか)
お邪魔しまーーす、っと……誰も……いねぇか……
(しかし雨風凌ぐ場所がこんなに容易に手に入ったことがありがたいことには変わりなく)
しばらくはここ、使わせてもらうか?
(少し緊張が解けると、ふぅっと一息、癖で煙草を取り出そうとするものの空振り)
明日からはオレとお前で海に潜って魚でもとりゃ、食うもんにも困らないだろうしな

  • No.126 by サンジ  2022-06-24 05:08:51 

そういやもうすぐ付き合って半年だな

  • No.127 by トラノコ  2022-06-26 20:33:06 


ゾロ

「そうだな、魚以外にも食うもんあるみてぇだし生きるのに困る事はなさそうだ。」

サンジに賛同しながら小屋の中に踏み込むと人など暫く入っていないのだろう。踏めば床はギシギシと軋み、木の葉の揺れる音や波の音といった外の音が聞こえてくる。こりゃ雨が降れば雨漏り確定だな…と見渡してから、食材のことはコックに任せておくとして家の補強くらいはウソップにゃ負けるがやっておくことにしよう。あらかた家の中を見た後、修繕材料の採集のため再び外に出ると

「俺はここの修繕をしておく、テメェは今日のメシでも考えとけ」

  • No.128 by トラノコ  2022-06-26 20:39:23 



(わぁ!もうそんなに経つんですね!

いつも楽しいやりとりをありがとうございます、これからもどうぞよろしくお願いします!!)

  • No.129 by サンジ  2022-06-28 20:35:31 

オイオイ、一人で大丈夫かぁ?
まだこの島がどのくらい広いかも分かってねぇんだ。あんまりここから離れるなよ?
(釘を刺すとそのまま森の中へと入っていき食べられる植物を採取、動物の足跡を見つけては兎を捕獲。家に戻ると茎を丁寧に切りくるみや果物を添え焼いた肉と前菜を手作りの木で出来た椀に盛り付けていき)
アイツはよく食うからな……こんなんじゃ足りねぇとは思うが……
(未だ彼は帰っていない、海に出向くと服を脱ぎ、魚を捕るため飛び込んでいく)

  • No.130 by サンジ  2022-06-28 20:35:40 

オイオイ、一人で大丈夫かぁ?
まだこの島がどのくらい広いかも分かってねぇんだ。あんまりここから離れるなよ?
(釘を刺すとそのまま森の中へと入っていき食べられる植物を採取、動物の足跡を見つけては兎を捕獲。家に戻ると茎を丁寧に切りくるみや果物を添え焼いた肉と前菜を手作りの木で出来た椀に盛り付けていき)
アイツはよく食うからな……こんなんじゃ足りねぇとは思うが……
(未だ彼は帰っていない、海に出向くと服を脱ぎ、魚を捕るため飛び込んでいく)

  • No.131 by サンジ  2022-06-28 20:36:29 

こちらこそよろしくだ

  • No.132 by トラノコ  2022-07-01 17:10:04 


ゾロ

指図されるのは癪ではあったがコックの言うことも一理ある。とりあえずの寝床が確保できたのだから島の全容がわからない今、遠くへ行くのは得策ではないと己でも判断すると浜辺に流れ着いていた木材や手頃な木を斬っては小屋に運んで、修理に使えるよう平たく刀で斬りつけて加工してから屋根に登り、蔦で結んで簡易的な修繕を行っていた。一通り終えて「うし、これでいいだろ」と満足そうに修繕箇所を見ながら独りごちると屋根から飛び降りて小屋の中に戻ってみれば一度コックが戻ってきたらしい形跡が見られた。並べられた食料を流し見てゾロは思う。非常事態で腹に何か入れられればそれで十分だろうが満足させるために努力を惜しまない野郎だ。はぁ…とやや大袈裟にため息をつくと「張り切りすぎだ、バカ」と呟いて古びたベッドに寝転んだ

  • No.133 by サンジ  2022-07-02 06:28:42 

おっ、仕事が早いじゃねぇか
(魚を両手に抱え戻るとすぐに家の修復に気付き。感心しながら家に入ると彼がベッドに寝転んでいた)
……帰ったぞ。……
(魚を置き、ベッドに近づくと包むように抱き締める。海に潜ったばかりで水気の含む少し体温の下がった肌、愛おしそうに力を込めて抱き)
なぁ……お前の熱を……感じたい……

  • No.134 by トラノコ  2022-07-07 02:27:51 


ゾロ

「おう、おかえ──」

修繕したとはいえ、所詮素人作業だ。完全に外の音を遮断できたわけでもなく自然の音に混じって聞き馴染んだ足音が聴こえてきて、コックが帰ってきたのを察した途端に腹が減ってきた。このまま待ってりゃ黙ってても料理が出てくるだろうから目を閉じて音や気配でコックを追っていると様子でも見に来たのか近づいてきては疲れたような声色を出すのでコックの表情を視認しようと目を開けた瞬間に抱きしめられ、言葉を遮られた。磯の香りと暫くタバコを吸っていないからだろう、サンジ自身の匂いが鼻を掠めて違う奴に抱きしめられているような錯覚に陥ったが視覚からは確かにコックだ。いや、そんなことより いきなり求められるなどどうしたのだろう。人間は生物的本能で命の危機に瀕すると種を残そうと発情すると言うが外傷はなさそうなんだがな……とりあえず正気か確認すべきか?そう考えてコックの両頬に手を添えて顔をあげさせ、目を見ると

「ま、待て…落ち着けって…いきなりなんだ。何かヘンな物でも食ったか?」

  • No.135 by サンジ  2022-07-09 08:00:04 

お前じゃあるまいし食うかよんなモン
(目線があうと緩く笑って気恥ずかしく、額に口づけを落とす)
(シャワーのない生活は久々だ……海水が乾いた肌で彼を抱き締めると、その温もりが心地いい)
……腹減ったろ、何か食うか?
(抱き締めるまみ愛しげに髪に頬を寄せ問いかける)

  • No.136 by トラノコ  2022-07-11 01:08:25 


ゾロ

俺だって怪しいモン拾い食いなんてしねェよ。と一度ムスッとした表情をしたが、その眉間のシワを解すように落とされる口づけとやけに穏やかなコックの顔に気を荒立てる気も失せて大人しくしておくことにした。まるで宝物にすがりついて頬ずりするような仕草をするこの男は、手に入れたものを守り慈しみ、全力で愛を注ぐ男だ。わかっちゃいるが、俺は大切に大切に守られるようなヤワでもねぇし、そんな必要もねェ。そう思うのに、こうまではっきり好意を表されて もっと…もっと…俺にだけその感情を寄越せばいいなどと考えちまう。今まで他人から向けられる好意などそれほど深く捉えていなかったのにだ。
耳に届くコックの言葉に頷き「ああ、食う。」と短く返すと傍にあるコックの耳を軽く食んで誘い文句を囁く

「デザート付きでな。」

  • No.137 by サンジ  2022-07-14 19:19:28 

っ……
(煽られると欲情に火がつくまで時間はかからなかった。そのまま獣のように彼を多少強引に抱いては一一一)

……ふぅ……
(素肌を重ね、彼の内外に痕を残すと深く吐息をはく。やはりシャワーも煙草もないのは気になるが、それ以上に時を気にせず共にいられるこの瞬間を幸せに感じて)
なぁ……好きだぜ?
(ぽつりと呟くと澄んだ瞳がしばらく見つめた後に目を閉じる)
お前が好きだ

  • No.138 by サンジ  2022-07-14 19:19:28 

っ……
(煽られると欲情に火がつくまで時間はかからなかった。そのまま獣のように彼を多少強引に抱いては一一一)

……ふぅ……
(素肌を重ね、彼の内外に痕を残すと深く吐息をはく。やはりシャワーも煙草もないのは気になるが、それ以上に時を気にせず共にいられるこの瞬間を幸せに感じて)
なぁ……好きだぜ?
(ぽつりと呟くと澄んだ瞳がしばらく見つめた後に目を閉じる)
お前が好きだ

  • No.139 by サンジ  2022-07-14 19:19:28 

っ……
(煽られると欲情に火がつくまで時間はかからなかった。そのまま獣のように彼を多少強引に抱いては一一一)

……ふぅ……
(素肌を重ね、彼の内外に痕を残すと深く吐息をはく。やはりシャワーも煙草もないのは気になるが、それ以上に時を気にせず共にいられるこの瞬間を幸せに感じて)
なぁ……好きだぜ?
(ぽつりと呟くと澄んだ瞳がしばらく見つめた後に目を閉じる)
お前が好きだ

  • No.140 by サンジ  2022-07-14 19:19:29 

っ……
(煽られると欲情に火がつくまで時間はかからなかった。そのまま獣のように彼を多少強引に抱いては一一一)

……ふぅ……
(素肌を重ね、彼の内外に痕を残すと深く吐息をはく。やはりシャワーも煙草もないのは気になるが、それ以上に時を気にせず共にいられるこの瞬間を幸せに感じて)
なぁ……好きだぜ?
(ぽつりと呟くと澄んだ瞳がしばらく見つめた後に目を閉じる)
お前が好きだ

  • No.141 by サンジ  2022-07-17 23:04:58 

今気づいたがなんで俺の投稿連投されてんだ
なんか悪かったな

  • No.142 by トラノコ  2022-07-18 23:47:34 


ゾロ

そういやコイツは煽ってやったらあっさりスイッチ入っちまうんだった。と甘く走る余韻を受けながらぼんやりと思い返す。それに、完全な2人の空間であったからかは知らないがいつもより強く求められた気がするし、デザート付きって言ったはずだが思いきりフルコース味わわされて俺の身体はもうバカになっちまって、いつものピロートークに零すコックのセリフにだって反応して僅かに震えると腹ん中に残されたモンが動くのを確かに感じ、それにでさえ「う、ぁ」なんて情けねぇ声もらして軽くイくのだから困りものだろう。
いま、喋るんじゃねェ。そう口にしようとしたら力尽きたように目を閉じるからコックも相当本気できたらしい。それにしても、今まで俺の方が先に眠っていたが手加減されてたってのか?

「…気に入らねぇな」

仲間になった時から張り合い、甲乙つけたがった間柄は恋仲になった今でも変わらない。だから、コイツの気遣いや優しさであろうと手加減されるのは自分の中で特に引っかかるものがあったのだ。
小さく呟いてから海水でベタつきが残っているコックの髪に指を入れて梳くと

「俺ァ、テメェの本気が見てぇんだよ。壊れねェから見せろよ、アホコック」

  • No.143 by トラノコ  2022-07-18 23:49:17 


(連投見た時は驚きました(笑)
大丈夫です、お気になさらず!)

  • No.144 by サンジ  2022-07-21 04:19:18 

……あぁ、望むところだ。
俺の全てをお前に注いでやる
(熱烈に煽られると、中で昂りを増し抱き締める腕に力が込められていく。普段とは違う、音も時間も気にしなくていい環境にて時間をかけて貪るように求めていった)

……こりゃ孕むかもしれねぇな……
(何発彼に託しただろう、口の端を歪ませ楽しげに笑うと時間を忘れその肉体を堪能しては愛しげに抱き締めて)

  • No.145 by トラノコ  2022-07-23 00:32:09 


ゾロ

息苦しくなるほど抱きしめられ、そこから覗かせる熱を孕む視線はまるで強敵と対峙する時のような興奮が湧き上がってゾクゾクする。やっぱり手加減してやがったのか、だがこれでテメェの本気見られるんだな。上等だ。受けてたってやる。こちらもニヤリと不敵に笑ってやり、その身を明け渡した。


威勢よく挑発したものの、絶頂を向かえても止まらぬコックから与えられる押し寄せてくる快楽にすぐに果てさせられ、我を忘れかけて何度「やめろ」「止まれ」と言ったことか。その度に「本気見せろって言ったのだぁれだ?」なんて己の発言を掘り返すものだから口を噤むしかなかった。
最後を受け止めて、互いの息も荒く 余韻を味わっていると先に息を整えたコックが笑えねぇ冗談を言うから、落ちてくる瞼を抑えつつ眠たそうな声色で告げてからコックの腕の中で眠りについた

「ふざけんな…テメェのガキなんざできちまったら、テメェとこうしてヤる機会…少なくなる、だろうが……」

  • No.146 by サンジ  2022-07-23 20:48:12 

なんだよ、ヤリてぇんじゃねぇか
(眠りに落ちたのか意識を失う彼にクスッと笑って)
(ゆっくりと身体を離すと料理の下拵えをするかのように海水や葉を用いて丁寧に彼の身体を清潔にしていき)
(後処理を済ませると外に出て満天の星空を見上げる)
久々だな、こうゆっくりと過ごすのは
案外悪くはねぇか

  • No.147 by トラノコ  2022-07-28 01:01:46 


ゾロ

「ん、んん……」と唸りながら目を開けると真っ暗で一瞬驚いたが、そういや人工物はこの小屋くらいの無人島にいるんだったな…と思い出しながらコックの姿を探してゴロリと横に寝返りを打とうとすると腰に強烈な痛みと、まだ中に突っ込まれているような違和感が残っていて息を詰めた。ヤツの本気を見られたのはいいが、まさか俺が寝返りすら打てなくなるほど動けなくなるとは、こんな事…コックに知られるわけにはいかねェ! そう固く決意すると、動きをぎこちなく見せなくするためにどうするか脳を使う。ヤツの洞察力を欺くためには一瞬の隙も見せてはならないのだ。「くそ…」と小さく吐き捨ててもう一度目を閉じて、とりあえず狸寝入りを演じながら明日からの動きを考え始めた

  • No.148 by サンジ  2022-07-30 06:40:28 

おい、飯の準備できたからな?
(焼き魚にフルーツサラダ、元は魚や果物、野草をそれらしく盛り付けたものを用意すると声をかける)
今日はもうちょい探索してみるつもりだが、お前も来るか?

  • No.149 by トラノコ  2022-07-31 23:37:04 


ゾロ

パチパチ…と火が燃える音と共に芳ばしい匂いが漂ってきてコックが何かを焼いているのだとわかる。あの野郎、本気出してもすぐ動けんのかよ…と、またもや負けた気がして一人勝手にイラついていると起きていることを見抜いていたのか声をかけてきたので目を開け、視線だけコックへ送る。身体中どこもかしこもグズグズにされてイかされ続けたのだ。流石に歩き回る気力はなかった。それに、歩いている途中にうっかり足腰に力が入らず腰が抜けようもんなら言い逃れできねぇしな。断じて体力が限界とかじゃねェ。
いろいろ考えすぎて警戒しすぎたか、ぷい、とそっぽを向くと随分と低い声で「行かねぇ」と答えた。コックが探索に行くのなら俺はその間にメシを食いに立てば不自然な動きを見られずに済むなと考え、コックが外に出るのをこのまま待つことにした。

  • No.150 by サンジ  2022-08-03 06:28:47 

(そのまま外に出て数十メートル、小屋が見えなくなるくらいまで林に入っていくと口の端をにいっと吊り上げて)
はぁんっ!もう本当に可愛いやつっ!バレバレだっつーのっ!
(多少甲高く声を荒げ、彼のしおらしい態度に身悶え萌える。あのまま追い討ちをかけて追い込むのも良かったが、まずは生活を安定させたい。水の確保に奥へと進むことにする)

  • No.151 by トラノコ  2022-08-07 00:44:53 


ゾロ

コックが外へ出て近くにもいなくなったのを気配からしっかり確認してから、出来たてで部屋中に漂う腹の空く匂いのせいで強く感じる空腹感には逆らえず腹を満たすことにした。まずは自然と腰を庇うように主に腕を使って起き上がり、ベッドの端に座ることに成功するも座ったことによりケツの違和感を更に感じ、唇をきつく噛んだ。あの激しい行為の名残を残した身体は忌々しいほど鮮明に快楽を拾い上げてくるのだ、こんな身体になったのは全てコックのせいだと小さく舌打ちしてから匂いの元を探すと、テーブルを挟んでベッドとは反対側のキッチンに置いてあるのは、わざとかこの野郎。と言いたくなった。
ベッドから立ち上がるのにも苦労したのに遠くの物を取りに行かねばならないのは面倒だが、コックが帰ってくる前に食事を済ませてベッドに戻る必要がある。軋む下半身に鞭打って歩き出し、時折壁やテーブルに手をついてよたよたとした足取りでたどり着けば、座ることもできずにキッチンで立ったまま料理を口に放り込んだ

  • No.152 by サンジ  2022-08-11 09:00:30 

おっ、いいとこ発見したじゃねぇか
(対称的に出すものを出してスッキリとした様子で歩いていると、川を発見する。確認のために上流まで散策し、安全な水源だと頷くと満足気に笑い)
これでしばらくは大丈夫だ、さて……まだ時間はあるし、もう少し散策するか
(そのまま時間の限り、島の概要を探っていった)

  • No.153 by トラノコ  2022-08-14 00:55:20 


ゾロ

用意されていた1人分の食事を平らげて腹を満たすと次に待っているタスクはベッドへ戻ることだ。また下腹部の違和感と戦いながら戻らねばならないのは気が重いが、コックに悟られ調子に乗らせたままでは、ここにいる間 抱かれっぱなしになる気もする。そんなことになれば今でさえ作り替えられてヤベェってのに俺の身体がロクなもんにならなくなっちまう。考えただけでもゾッとするな。と背筋を凍らせ、頭を振って悪い考えを振り払うとキッチンに向かった時と同じようにゆっくりとベッドへ戻って行った。
無事に戻った後、ズキズキ痛む腰と長い間コックを受け入れていた感覚を引き摺って眠ろうにも意識を睡眠に向けられないまま時間が過ぎ、ただでさえ何が起こっても対処できるよう身体が重要な無人島生活に支障をきたす恐れを懸念した俺は盛大に舌打ちして手を伸ばして立てかけてあった刀を一振引き寄せ、柄を握り締めると ある決断を独り言ちた。

「この島にいる間、コックの接近を許しちゃならねェ」

  • No.154 by サンジ  2022-08-17 08:17:43 

おーい!水がたんまり手に入ったぜー?
(頭、腕、肩に器用に桶を乗せ歩いてきては声をかける)
(上機嫌で水を一ヶ所に確保すると、刀を手にする彼に歩みより)
なぁ?こっからここまで、水路みたいなのを作れねえか?
そうすりゃこの生活もかなり便利になるんだが

  • No.155 by トラノコ  2022-08-21 23:52:00 


ゾロ

コックが帰ってきたことを気配を頼りに知ると刀を床に立てて杖代わりにして体を起こすとそのタイミングでコックが小屋に入ってきた。水をたっぷり確保できたようで随分と上機嫌で、それに快適にするために何かを思いついたようだが、俺はそれどころじゃなかった。あの行為自体は合意の上だし、本気を見せろと言ったのは俺だから全部コックが悪いわけじゃない。しかし、いつコイツのエロスイッチが入るのかわからねぇし、それを俺は止められない。ならば俺の思いつく最善策は接近禁止しかなかったのだ
刀身は鞘から抜いていないが近づいてくるコックに刀を向けると不機嫌そうに眉を寄せて

「そうか、まぁやりてぇなら好きにしろ
ただな、一つ約束しろ。この島から出るまで俺に近づくんじゃねェぞ、近づいたら容赦しねぇからな」

  • No.156 by サンジ  2022-08-22 08:07:04 

アァン!?なんだその態度は、朝からぐうたら寝てやがった割には随分と偉そうじゃねえか
(突如刀を向けられ敵意を向けられればいい気はしない。苛立ち露に舌打ちすると、くるりと背中を向けて林の中へと戻っていく)

  • No.157 by トラノコ  2022-08-26 00:50:10 


ゾロ

残念なことに怒らせっちまってから冷静になれるのは喧嘩直後ではなく少し時間を置いた頃で、コックが帰ってくる前は落ち着いて考えられたことでも、いざコックが喧嘩腰になるとこちらもついついカッとなってしまうのだ。だから、コックが出ていく時も「ンだと、俺だって好きでこうなってんじゃねェんだよ!誰のせいだと思ってやがる!!」などと口火を切ってしまったのも良くなかった…と一人残されてしばらく経てば後悔が思考に浮かんでくる。今回は俺がやり方を間違えたのだと冷静な頭が言うが、ならば何が正解だったのかもわからない。
いろいろ自分なりに考えたものの1人きりにも関わらず重い空気に耐えられず、考えるよりも行動の方が性に合っているゾロはサンジを探すために星が瞬き始めた外へと踏み出した。この時だけは何故か腰の痛みなど気にならなかったことを不思議とは何も思わずに

  • No.158 by サンジ  2022-08-26 06:56:13 

ったく……(とりあえず葉っぱを集めて簡易的な寝床を作り、腹ごしらえをしては横になる)
(何となくにゾロが気になるものの、あまり考えないようにしては葉っぱ布団の上に寝返りを打ち)

  • No.159 by トラノコ  2022-08-31 00:07:12 


ゾロ

どこにいるかもわからないまま歩き続け、気がつけば浜辺にいた。足元には不自然に所々盛り上がった砂が目につき、どうやら始めに俺たちが漂着した場所らしいということはわかった。街灯もなく光といえば星や月だけであとは四方八方が闇に包まれている。さすがにこのまま彷徨くのはまずいかと思ったが振り返っても小屋が見えず、帰り道を見失ってしまえば、小屋に帰るよりここで夜明けを待っていた方が体力も温存できるし、外の方が周囲の音や気配を探れるな。と判断すると傍の木の根元に腰を下ろし、刀を腕の中に抱えたまま眠って夜明けを待つことにした

  • No.160 by サンジ  2022-09-08 21:13:58 

悪い、場面というかシチュエーション変えたいんだが

  • No.161 by トラノコ  2022-09-08 23:58:14 


(大丈夫ですよ~
どんなのにしましょうか?)

  • No.162 by サンジ  2022-09-10 13:41:13 

何かリクエストあれば合わせますよ~

  • No.163 by トラノコ  2022-09-10 22:33:30 


(ほんとですか!ありがとうございます!

じゃあ、今のサンゾロと軸変わっちゃうかもですが19ゾロの前に突然21サンジくんが現れる話しとかどうでしょう?
逆に19サンジくんの前に21ゾロが現れるのもいいですが!)

  • No.164 by サンジ  2022-09-12 01:58:18 

いいですよ!

突然というのはパラレルみたいな感じですか?
こちら21サンジ希望します

  • No.165 by トラノコ  2022-09-12 19:19:42 


(21サンジくんと19ゾロですね、了解です!

そうですね、グランドラインですから(?)時空でも迷子になってしまった19ゾロが身体ごと21ゾロと入れ替わっちゃった!みたいな…!)

  • No.166 by サンジ  2022-09-13 16:17:45 

了解しました!書き出しお願いしてもいいですか?

  • No.167 by トラノコ  2022-09-13 21:33:15 


ゾロ

船はどこだ。
補給のために寄った島で船に帰るために森の中を彷徨っていたゾロは、船どころか海すらも見当たらない景色を見て呟いた。見回す限り緑が生い茂っており街並みだって先ほどまであったのに既にどこかへ消えている。ったく…めんどくせェ島だ。と大きくため息をついてから一歩、踏み出したところで気がついた。地面に足がついていない、というか足をつけた地面が歪んでいて飲み込まれているのだ。底がない落とし穴のような地面の歪みは油断していたゾロを一瞬にして驚きの声と共に歪みの中に落とし込んでしまった。しかし、暗闇は一瞬で消え視界が白く変わった時には歪みからほっぽり出され、中空から身をドサリと落とされると背中から落ちたゾロは辺りを見回し驚愕する。落とされた先は、探していた船…サニー号であった。甲板から見えるサニー号の象徴と麦わら帽子の海賊旗、間違いない。しかし、何か…違和感を覚え、立ち上がって探るように慎重に視線をめぐらせながら

「なんだってんだ…?ここは、なんなんだ」

  • No.168 by トラノコ  2022-09-13 21:33:58 


(そういえば19ゾロ、19のサンジと付き合いたてっていう設定でも大丈夫ですか??)

  • No.169 by サンジ  2022-09-16 07:49:43 

おい、さっさと飯に……

ハァ!?お前……誰だ?

(一目で分かる外見の違いに訝しげに眉をしかめると多少なりとも警戒し、少し距離を置くまま問いかける)

  • No.170 by サンジ  2022-09-16 07:50:13 

はい、付き合いたてで大丈夫ですよ

  • No.171 by トラノコ  2022-09-16 22:40:44 


ゾロ

「……ッ! てめぇこそ誰……いや…コッ、ク…か?」

声をかけられるまでこの俺が気配に気づかなかったとは不覚だった。咄嗟に刀の柄に手をかけて声の方へ振り返ったが、目に映ったのは見知った金髪と面白ぐるぐる眉毛、知っている顔…のはずだ。だが、なんか違う………?雰囲気っつーか、オーラっつーか、確信はないが見た感じコックではあるがコックじゃないような。
相手から目を逸らさず、武器に手を添えたままで一応警戒は解かないが目の前の相手の正体を聞いた

  • No.172 by サンジ  2022-09-21 06:26:54 

………というか、アイツはどこ行ったんだ?
(お互いに予想外の出来事だと察するとふと自分の恋人の所在が気になり、構うことなく背を向けては船内を探しに引き返し)
どう見てもあの姿は……けど俺のことは知らないときてる……
(眉間に皺を寄せ、神妙な面持ちで船内を捜索するも当然見つかるわけもなく)

  • No.173 by トラノコ  2022-09-28 23:32:06 


ゾロ

こちらの疑問に答えることもなく立ち去った男を完全に見送ってから刀から手を離す。そして改めて辺りを見回すが、船がサニー号になって航海をすることになってからまだ日が浅く構造が全くわからず船に乗るたび新鮮な気持ちになる。昨日なんてメシに呼ばれたからキッチンに行こうとしたのだが一向に辿り着けず小型の船を格納している場所にいて、探し回ったらしいコックに、甲板にいて真っ直ぐ来りゃいいだけなのになんでこんな所にいるんだよ。と小馬鹿にしたように言われたのを思い出して少しイラついたのでさっさとその思い出を振り払った。
それにしてもあのぐる眉似の男、よくよく考えりゃおれ達の船に乗ってるってこたァ船番してたヤツらにも通されたわけで、あれだけ似てりゃ兄弟とかか?まぁ何にせよクソコックより強者の匂いがして、手合わせしてェ。そう闘争心が疼いたのでそれに従ってあの男を探すため追いかけたはいいものの、どこに行ったのかわからずに適当に歩いて探し回っては見つからず、ナミのミカン畑がある2階部分に着いた辺りで、ここなら甲板も見渡せるし、待つか。という判断に至って柵の上に腰を落ち着けて前方に広がる海と共に甲板を見下ろしていた

  • No.174 by サンジ  2022-10-01 07:35:05 

おぅ、もう出来てるぞ?
(船内を探しても見当たらない彼と入れ違いのそいつに状況を把握すると、とりあえず飯を作り声をかける。)
(よくよく考えれば単身ワープしてしまっただろうコイツに同情しつつ)

  • No.175 by トラノコ  2022-10-06 00:41:07 


ゾロ

声がかかって、その声の元に向かうと少しだけ高いところにある目を見上げて「? できてるって、何がだ?」と首を傾げる。まぁ、なんでもいいが、おれは今コイツと戦いたくて仕方がねェんだ。ニヤリと好戦的に笑い

「なァ、お前なかなか強そうに見える。少しおれと手合わせしてくれねぇか?」

  • No.176 by サンジ  2022-10-12 06:38:29 

ハァ?するかよめんどくせぇ……
(心底あきれた顔で見下すと煙草に火をつけ煙を吐く)
(思ったよりもこいつは元気そうで元いたこいつもどこかの世界で元気に過ごしているんだろう)
オイ、寝て起きたらこっちに来てたのか?

  • No.177 by トラノコ  2022-10-14 23:17:38 


ゾロ

手合わせを断られ、つまらなさそうに視線を男から外すと流れてくるタバコの煙に、これアイツと同じ…と嗅ぎ慣れた匂いに反応し、煙をたどってもう一度男を見る。兄弟で同じタバコなのか。そうも思ったが、どれだけ見ても風に揺れる金髪もタバコを吸う手つきも己の知るあのクソコックと似すぎている。でも、雰囲気が違う。不思議な男だ。そこで見つめすぎていたことを自覚し、視線を外そうとしたところで質問が飛んできて少し肩が跳ねた。慌てて視線を外して海を見ると

「いや、船に帰ろうと思って森ん中歩いてたんだけどよ。穴も空いてねぇ地面に落ちて、そしたらここにいた。ま、帰れてラッキーだったけどな」

  • No.178 by サンジ  2022-10-17 18:56:54 

オイッ!お前まだ自分の置かれた状況気付いてねーのかっ!!
(くわっと表情一変させつっこむと、自分の推測を披露し)
つーわけで、ここはお前の元いた場所じゃねえ
というか、その穴が明らかに怪しいが……
(ふむぅ、と顎に手を当て考え込み)
森……

  • No.179 by トラノコ  2022-10-21 23:52:36 


ゾロ

ツッコミを入れるその表情の一遍までもがおれの記憶にある男だ。おれとは違って、ころころ面白いくらい表情を変えていくアイツが好きだと伝えあったのが最近のことで、兄弟揃ってそうなのか…かわいいな。などと普段考えぬことを思っていたら、置かれた状況がわかっていないと言われて首を傾げる。すると明かされたここがおれにとっては未来のサニー号であること。最初は何言ってんだコイツ、と思ったものだが目の前にいる男と記憶にいるコックとあまりにも共通点のあることを鑑みて額から、す、と一筋冷や汗が流れ落ちていく。コイツの言うことが正しいとしたら…おれはコックに"強そうだ"と言ったのだ。決して言ってやらない、コックの実力は認めていると、言ったようなものだ。
何か考えにふけっている男に、見知った男ではないと己に言い聞かせながら最初答えられなかった質問を再び問う

「なァ、だとしたらテメェはよ…未来のクソコック……って、ことか?」

  • No.180 by サンジ  2022-10-25 03:06:52 

あぁ、お前から見たらその認識で間違いねぇ……
(ふぅ……胸の中から深く吐息を吐くと、うん、と力強く頷いて)
さがしてみるか、お前が元の時間に戻れる方法を……
とりあえずの手がかりは森って訳だが……

  • No.181 by トラノコ  2022-11-01 00:34:05 


ゾロ

逐一癪に障ることを拾ってきては口にしてくるはずの男のやけに静かな様子に、へェ…アホでも大人になるんだな。と胸の内で感心した。それと共に少しだけ物足りなささえ覚えたのだ。こういう大人びた一面を見ることでここでやっとコイツはおれの知らない時間を生きたコックなのだと思い知る。そこでどうしても気にかかるのは現在の…おれにとっては未来のおれとコックの関係だろう。今でもこの関係になったのはコックの気の迷いなのではと疑惑は持っているものの、もしそうだとしてもその一時の気持ちを利用しているおれだ。終わっていようと、あぁ、そうだろうなと受け入れるつもりだ。それでも聞くのが怖ぇだなんて、悪いもしもを考えると横にいるのも心苦しいだなんてらしくもねェ。口を閉ざしたまま違うことを考えつつ聞き終えるとらくしなくどこかぼんやりしたまま少し歯切れ悪く口を開く

「あぁ…いや、おれが勝手に来たんだ、面倒かけるのも悪ぃしな。自力でやるさ、テメェの言う通り森にでも行ってみる」

  • No.182 by サンジ  2022-11-05 13:15:50 

バカかよ、お前に任せてたら日が暮れるどころか年が明けるっつーの
ぅら、行くぞ?
(船が止まると船員に話をつけ、颯爽と歩いていく。時折アイツの事が気がかりになりつつも、船着き場から島の郊外、林へと足を運んでいき)

  • No.183 by トラノコ  2022-11-10 01:47:31 


ゾロ

まぁ確かに帰れる方法などわからないが、年が暮れるまでは言いすぎじゃねェかと言い返すより先にコックがさっさと船を降りるのに「お、おい!ちょっと待てって!」と背中に告げながら慌てて後を追う。
目的地へ少し後ろを歩きながらそれにしても、協力は要らねぇと断ったがこうして付き合うのだからお節介っつーか面倒見が良いっつーか…そういうところは変わっていないらしい。しかし、前にある金髪が少しだけ高い位置にあるのと体つきもがっしりしているあたりは変わっている部分。将来コックは、すげーいいオトコになっているらしい。もったいねェな、と思う。その言葉はおれに対してなのか、コックに対してなのかは己にもわかっちゃいない。おればかりが好きで、いつか離れていくコイツへの想いを未来のおれはどう閉じ込めているのだろう。制御できる気がしねぇ。
見つめていたコックの背中から視線を外し辺りを見るといつの間にかもう林の中で、無理矢理思考を目的に戻し、己が未来に飛ぶ原因となった地面の歪みを探すべく当時の状況を思い起こしながら地面を踏みつつ

「そういやよ、やけに落ち着いてやがるがこういう入れ替わり結構あるのか?」

  • No.184 by サンジ  2022-11-12 03:17:31 

俺よりもお前と本来ここにいたお前の事を考えたら、な
途方もなく足りねぇお前らじゃこの一大事が理解出来なさそうだ、俺がその分しっかりとしねぇと、な
(木々が増えてきた辺りで振り替えると、フッと小馬鹿にしたように笑って)
さーて、この辺りで試してみるか
お前一人で歩いてみた方がいいと思うぜ?
俺は離れてついていく。上手く帰れたら、いいな?
(特に手がかりもなく最初から上手くいくとは思っちゃいない、それでもやるしかない訳で、一息つくと木に寄りかかり)
見ててやるよ、やってみろ

  • No.185 by トラノコ  2022-11-17 00:16:36 


ゾロ

おれに足りねェもん……それで見えてねェもんがコイツには見えてるってのか?そう考えただけでも悔しいのに、馬鹿にするように笑まれちゃあそいつに更に拍車がかかる。
コイツが歳を重ねたコックだってのは頭ではわかってんだ。だけどコックはコックだから、些細なことでも勝ち誇られると悔しいのは拭えない。これがコイツにとっては子供っぽいとか思われるのかと考えるとまた腹立たしい。チクショウ…またおればっかりかよ、と思ったら、一つでもコイツに一矢報いてやりたくて、おれを見たら嫌でも女好きがおれと付き合った事がある事実を思い出せばいい。おれを見て、後悔でも何でも刻まれればいいなどと己でも面倒に思う執着を自覚するとらしくもなくうだうだしてた迷いも吹っ切れて、まるで初めてのおつかい見守るみてぇに子供扱いし続けやがるコックに一歩一歩近づいていくと少し高い位置の目線を見上げて右手を伸ばし、これからキスするぞというように人差し指と親指でコックの顎を挟み、意味ありげに親指でコックの唇をなぞりながら子供扱いの仕返しとにんまり笑い

「テメェが何年後のコックなのかは知らねぇが子供扱いすんな。
テメェは気の迷いだろうがな、おれァテメェに惚れてんだ。何年経ってようとこれは変わらねぇ自信があるからな、あんまりおれに無防備だとそのうち襲われちまうかもだぜ?」

  • No.186 by サンジ  2022-11-23 07:39:35 

へぇ?今、なんつった?惚れてる?
(聞きなれない言葉に気を良くし、喉の奥でくつくつと低い笑いを堪えると口許が緩み。どうやら何か勘違いをしている様がおかしくて、愛おしげに見つめると緩く彼の尻を撫で)
俺でいいのか?

  • No.187 by トラノコ  2022-11-29 01:04:34 


ゾロ

いつもなら言ってやらない言葉を改めて言い返されると羞恥心が刺激されて少しだけ顔を赤らめるも含み笑いを浮かべる年上の男を何が可笑しいと負けじと噛み付くように睨めつける。冗談と思われているのだろうか、それとも年下だからとあしらわれているのだろうか。昔のテメェも今のテメェもおれには何を考えてるのかわからねェ、おれを振り回すのも大概にしろ、おれがこんなにも心乱されるのなんざテメェだけだというのに。
そうやきもきしていたら、ごく自然な動きで尻を撫でられていた。それと同時に確認するような言葉を投げかけられて、その目を見上げたまま言葉の意味を探る。というよりも、コックの反応が予想外だったからそれが不思議だったのだ。というのもこちらの予想としては嫌な顔くらい返ってくるだろう。だったのだがコックの目はそんなもの微塵も感じさせず、逆に優しさを通り越した何かを含んでいる。
『俺でいいのか?』その言葉を胸の内で反芻し、考える。女尊男卑ではあるものの、それでも底無しなくらいお優しい男がおれの気持ちを汲み取って付き合ってやるが、その気持ちを向ける先がコックでいいのか?と問う意味か?わからねェがおれのこの気持ちは生半可なモンじゃねェ。
コックの顎に手を添えたまま、逆の手で尻を撫でる手首を掴むと、次はこちらがこのイタズラな手の意味を問う

「聞かれるまでもなくおれはこの先もテメェだけだぞ。
テメェは?テメェのそらァ…お遊びか?」

  • No.188 by サンジ  2022-12-08 14:41:46 

フフッ……悪ィ悪ィ……!お前があんまりにも誤解してるんでつい、な……

俺は、な……っ、お前を愛している、俺もお前を愛してる……

一緒にいると楽しくて……まぁ……ムカつきもするが、いつもありがとうよ

(情熱的な相手を抱き寄せたまましっかりと丁寧にお礼を尻から背中に沿って撫ぜて、緩やかに笑んだまま対面し目の前にいるただ一人を腕の中に閉じ込めて)
(抱けばやはりコイツは過去のアイツなんだと記憶に訴えかける温もりが胸元から上半身全土に至るまで幸福を錯覚するまで癒やされると、密かに獣の如き欲望が熱く燃え)

好きだぜ……お前が……
(触れ合って支えている安堵感を届けようと尾てい骨範囲の際どい箇所まで手先ですりすりと愛着に忍び込ませ)

  • No.189 by サンジ  2022-12-08 14:43:03 

このままいたして無事に帰れたってことでしめて、クリスマス的なやりとりをしたいんだが

  • No.190 by トラノコ  2022-12-11 01:43:47 


ゾロ

「誤解ってどういう…っ…!」

コックの言う誤解というのにいまいちピンとこなかったのだが次の瞬間には抱きしめられ、聞き返す言葉を遮られて顎に添えていた手は自然とコックの首の後ろに回る形となる。そんな密着した状態とより色濃く香るコックの匂いで冷静に考える力が鈍っている時に、おれのよく知るコックにさえ好きは言われているものの愛してるなどと耳元で吹き込まれてしまっては抱きしめられてなければ足から力が抜けていたかもしれない。テメェでもこんな過剰な反応バカげていると思うのに心の底から惚れている男に"本気"を向けられておれの誤解ってやつを思い知らされちゃあ不意のカウンターくらったようなものだろう。
掴んでいた手を離し、もう片方の手も首の後ろに回せば自由になったコックの手が動き出して尻から背まで撫でられただけなのにぞわりと肌が泡立つ。必死に腕に力を込めて縋りつくとコックの鼓動を感じ、少し速いそれに本当におれだけじゃねェんだと知って安堵するのと同時だった。同い年のコックをまだ片手で数えられるくらい受け入れた場所付近を撫でられると声は堪えられたものの思わずビクンッと大きく身体が跳ねて身体が強ばる。未来でもおれはテメェに抱かれてるのかと聞くまでもない的確な動きだ。
暴れる心臓の音と緊張と知らしめられた想いによる気恥しさにくらくらするが、コックの胸に埋めていた真っ赤であろう顔を上げて見上げ
「…おれのほうが、好きだ」
そう翻弄されてばかりだからせめてもの対抗心を燃やして告げ、身体を委ねた

  • No.191 by トラノコ  2022-12-11 01:44:50 


(クリスマスイベいいですね!
了解です!私もそろそろ終わる予定でご相談もちかけようと思っておりました!
いちおう終わりは入れ替わった二人が同じ行動をすると戻るという雑な設定があったのですが共有しておくべきでしたね、配慮足らずですみません!とりあえず致しても致さなくてもキスで終わるつもりだったので、致して事後のキスで終わらせますね!
私の性癖シチュにお付き合いくださってありがとうございます!めちゃくちゃ滾りました!!)

  • No.192 by サンジ  2022-12-17 08:23:27 

(二人じゃれあっていると目映い光とともに眼前の彼が見慣れた姿へと変化していき)
ん?お、おぉ!おかえりっ!
(すぐに事態を察するとぱあっと笑顔を向け口角を上げ)

  • No.193 by トラノコ  2022-12-22 01:00:27 


ゾロ

気持ち良く甲板で眠っていたというのに突然の浮遊感に叩き起され、知らぬ森に放られた。己の身に起こった不可解な事態に困り果てていた頃に現れたのはまだ幼さを感じさせるおれの恋人だ。なんでも起こり得る海に長くいたからかそこまで驚きはしなかったが、目の前のヤツは違うらしい。確かこの頃はどこか一歩引いて付き合っていたなと思い出しながら戸惑う若いコックに懇切丁寧に説明してやりながら、遊んだ。いつもは押され気味なのだが状況を飲み込みきれてない男は面白いほどおれに翻弄されている。新鮮で面白い。木の幹まで追い込んで逃げられないように両手で逃げ道塞いで、髪や首筋に口づけていく。すると、俯いていた顔が上がって真っ赤なコックがおれの名を呼んで引き寄せられて口に柔らかいものが当たった瞬間に眩い光に包まれて目を瞑る。それが晴れた頃にはとんでもなく嬉しそうな見知るコックと抱き合っていて、短時間で、そして至近距離で可愛い表情を見てしまったからか、見惚れた。するりとコックの首筋から頬へ両手を滑らせ
「ただいま」
そう返すと、胸の内に抱いた愛おしさを伝えるようにその唇へ口づけた

  • No.194 by トラノコ  2022-12-22 01:03:02 


(ここでキレイに終わるように書いてしまいましたが、このまま舞台転換してクリスマスイベへGOしても結構ですし、続けて自然に次へ行って頂いても大丈夫ですのでお好きな方をお選びくださいな!)

  • No.195 by サンジ  2022-12-26 05:42:16 

クリスマス挨拶できなくて悪かった

  • No.196 by サンジ  2022-12-28 19:48:29 

よかった、本当に
(感慨を込めて呟くと、少し力を込めて背を抱き締め)
(懐かしく感じるその温もりに頬を緩ませ)
よし、船に戻るとするか。

  • No.197 by サンジ  2023-01-01 06:05:59 

おめでとさん、今年もよろしくな

  • No.198 by トラノコ  2023-01-04 00:19:56 


ゾロ

「ハッ、心配しすぎなんだよテメェは。禿げるぜ?
ンなことより、腹減った。テメェのメシが食いてぇ」

過去の自分と入れ替わったのは驚いたが、決して戻れないかもしれないという不安はなかった。そんな当事者のおれよりも安堵の色を濃くしたコイツに表面上は呆れつつも安心させるようにいつも通りに軽口を叩き、髪に口付けたとき頭一つ低かった金髪を思い起こすと新鮮って意味じゃあ悪くなかったが、やっぱ今のコイツがいい。そう実感すると一度雑に金髪をかき混ぜてから手首を掴むと唯一の恋人にメシを強請りながら船とは逆の方へ歩き出し

  • No.199 by トラノコ  2023-01-04 00:20:46 


(あけましておめでとうございます!
今年もどうぞよろしくお願い致します!!)

  • No.200 by サンジ  2023-01-07 08:12:26 

こっちだ、ったく、世話のやける奴

(彼の手首を握り返すとぐいぐい船のある方角へと先導していき)
何年経っても変わらねぇんだな、そういうとこは

  • No.201 by トラノコ  2023-01-09 23:20:30 


ゾロ

歩き出したものの船は逆方向にあるようですぐさま引き止められ、正しい方向へと導かれた。
世話焼きなやつから呆れたような言葉としみじみと昔のおれとを重ねているような物言いに少しばかり妬くというものが心を蝕んでいく。ふん、と拗ねたように己も会った過去のサンジを思い出しながら、まるで成長してないなテメェはと言われているようなそれに仕返しのように言い返し

「テメェだってエロコックなのは変わんねぇだろうが」

  • No.202 by サンジ  2023-01-15 09:31:26 

ん?そこ変わって欲しいところか?
(くっと手を引くと自分の方へと引き寄せ)
(そのまま肩から背骨をたどり尻をゆっくりと撫でていき)

  • No.203 by トラノコ  2023-01-16 23:16:51 



ゾロ

「あー、確かにそれがなかったらテメェじゃねェな」

やらしい速度で撫でられ背筋がゾワゾワする。これが興奮の火種のなるのも、もうこの身体には覚え込まされている。この手の早さは過去のおれにもやったのだろうか。引き寄せられ近づいた距離を利用して首の後ろから手を伸ばしてコックの頭を更に引き寄せると耳元で揶揄うように

「ンで?若ェおれとは楽しんだのかよ?」

  • No.204 by サンジ  2023-01-19 02:13:48 

そういう嫉妬深いお前は好きじゃねぇな……
(密着すればするほどに細身な外見とたがう着痩せする筋肉質な、肉と骨の硬さが感じられる男の抱擁を提供しながら、相手からは見えない多少見下すような冷めた色を瞳に宿すまま触れた指先からじんわりと侵食していって)
(金髪と煙草の匂いを奴の視界に入れるまま獣肉を捌く狩人の冷たい眼差しで骨張った指が動き、名も知らぬ森の野生と同化していった)

……そろそろ、帰らねぇと、か
動けるか?
(片腕で抱く傍らで、愛しげに髪をなるだけ擽らぬよう頭を抱いては左耳の後ろから低音で語り掛ける格好を決めて鼓膜に問う)

  • No.205 by トラノコ  2023-01-26 00:39:38 


ゾロ

見えずとも、声が、纏う雰囲気が刺すようなそれに変わったのがわかる。どうやら怒らせちまったらしい。なんだよ、若ェおれとヤったのかって訊いただけだろ。嫉妬だ?そんなもんねェ、時代が違うだけでおれはおれだろうが。そう思う間にも内に燻る火種を確実に成長させてくる手練手管に思考がぼやけて怒っている真意をつい考え損ねそうになる。こうなっちまうともうおれの身体は大半がいうことを聞かなくなるのだ。それでもずっと頭の隅には何にキレてンだよ…と聞きたい言葉が己のうわずった声にかき消されず残っていた。

いつもよりねちっこかったのは気のせいか?誰でここまで善がりちらしているのかとまるで教え込まれるようなやり方だった。イってんのに止まんねぇし、はじめて声もあげられぬほどを体験した。
まだ残る快感が強い、力が入らねェ、そんな時だ。左耳…ねじ込まれたなんてかわいいモンじゃねェ、骨に染み込ませるように響く低められた音波が骨を伝って身体中に駆け巡るようなそんな感覚。おれしか知らねぇ雄のそれ。んンッ…!なんて縋るような声が出て反射的に腕の中から逃れるように力が入って背中が反る。
やめろ、この状態で低いテメェの声は…
咎めるように睨みつけ

「て、っめぇ…ンなとこでおれの身体わけわかんなくさせやがって…!
勝手にスッキリしてんじゃねェぞ、さっきのに文句あんなら言いやがれ!」

  • No.206 by サンジ  2023-01-26 05:02:35 

あ?さっきってなんの話だ?
(唐突に喚く相手に問いかけて)

  • No.207 by トラノコ  2023-01-26 23:35:28 


ゾロ

「はァ?なんのって、おれが若ぇおれとは楽しんだのかって訊いたら嫉妬深ぇおれは嫌いだとかなんとかテメェが言ったんじゃねェか!しかもわっかりやすく機嫌まで悪くなっただろうが」

全く身に覚えがないみてぇに言うからおかしな眉毛に続いてとうとう頭までクルクル巻いて思考が巻き戻ったのではないかと思った。説明するのも面倒だが、このままではおれがおかしなこと言ってるみてぇな判定されそうで癪なのでヤってる最中頭の隅にあったせいで気が散っちまっていた原因を説明してやり

  • No.208 by サンジ  2023-01-27 02:16:23 

わかりやすく言うとだ、その先にどういう答えを望んでるんだ?俺にどういう反応を求めてる?
正直何が楽しいのか分からねえ

  • No.209 by サンジ  2023-01-27 02:24:09 

趣向が合わないのかもしれねえな
今までありがとうよ
お前の幸せを祈ってるぜ

  • No.210 by トラノコ  2023-01-27 08:23:41 


こちらこそありがとうございました!

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