菫色 2021-12-24 01:46:25 |
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ありがとう。平野くんはお茶を淹れるのがとっても上手ね。色も綺麗だし、美味しいわ。そうね、お正月くらいは少しゆっくりしましょうか。燭台切さんに早くお兄さんを会わせてあげたくて、ついつい焦っていたみたいだわ。平野くんも、今日くらいは座ってのんびりしてちょうだい。頂き物だけど、可愛いクッキーがあるの。一緒に食べない?
やっぱり歌仙さんはああいうのが好きなのね。刀剣男士の機動には追いつけないでしょうし……もしカルタ大会をするなら、私は大人しく読み手をやることにするわ。なんだかとっても見ごたえがありそう。……羽つきもいいわね。墨で顔に落書きするのが楽しいの。すごろくでも羽つきでも、皆で遊ぶことがあれば、ぜひ呼んでちょうだい。私も混ぜてもらえると嬉しいわ。ふふ、その時は遠慮なしの真剣勝負よ。
平野くん達にはもう長いこと、歴史を守るための戦いに力を貸してもらっているわね。あくまで本分はそちらだということを忘れてはいけないけれど……皆には、それ以外の生活も楽しんでほしいの。なんて、私のわがままかしら。……あらあら、私の刀達は優しい子ばかりね。皆が贈ってくれたものは、どれも大切な思い出よ。長く審神者をやっていると、その分だけ思い出が積み重なって、あなた達とのお別れを思うと寂しくなってしまうわね。
そんなに喜んでもらえたら、私も嬉しいわ。平野くんはよく気がきくから、お供してくれるなら頼もしいわね。ふふ、楽しみにしていてちょうだい。きっと素敵なものを見繕ってあげるから。
主がお気に召したようで何よりです!この間鶯丸さんにも褒めていただけました。美味しいと仰って頂けるのは、得難い幸福です。福島さんですね。どの様な刀なのでしょう、燭台斬さんの御令兄様とのことですから、それはそれはカッコ良いのでしょうね。僕もお会いできるのが楽しみです。その為にも御歳魂を集めなければいけませんね、残りの連隊戦もお任せください! __ 宜しいのですか? … では、主さまのお言葉に甘えて一枚だけ頂きますね。人の食事と言うものは大変美味しく感じるものですが、甘味は一段と特別ですから … 兄弟のうち、食べ過ぎていち兄に叱られてしまう刀も居るぐらいなんです …… 。
はい!五月雨さんがいらっしゃってからは、より磨きが掛かっているようで。最近は二人で歌について語っている姿もお見掛けします!ふふ。主さまの声で読まれては、最後まで聞きたがる刀が増えてしまうかもしれません。てれびで見たことがあります!目の周りに丸を書いたりするのですよね。勿論、主の期待に応えられるような羽付きをしてみせます!
__ 僕達を長く使って頂けて、とても嬉しいです。時間遡行軍との戦いは尽きませんが、その傍らで人のように日々を過ごす事が本当に楽しくて … 、 何もかも、主のお陰ですね。 …… だからどうか、__どうか、長生きしてくださいね。主さま。さよならはこの戦いが終わった喜びと共に訪れて欲しいですから … 。
そう仰っていただけて光栄です!お付きには慣れていますから、他の刀にだって負けませんよ。お約束ですよ主さま、次回は僕以外の刀を万屋に連れて行かれては駄目ですからね。
そうねえ。福島さんはお花が好きな方だとは聞いているのだけど……玄関に飾っておいたら、喜んでくれるかしら。長船派の皆さんはスーツがよく似合うし、本当に男前で……ふふ、本当は私よりもずっと年上だということを忘れてしまいそうになるわ。ええ、連隊戦は頼んだわよ。小判の心配はいらないから、存分に戦っていらっしゃい。
……あらあら、包丁くんかしら?何事も食べ過ぎはよろしくないわね。でも気持ちは分かるわ。甘いものは本当に美味しいもの。あなた達が食事を楽しんでくれているようで、嬉しいわ。一期さんは弟の面倒もよく見て、本当にしっかり者ね。平野くんもそうだけど、いつもしゃんとしていて感心だわ。……余計なお世話かもしれないけど、本丸の中でくらい、たまには気を抜いてもいいのよ?
ふふ、可愛いあなた達を置いては逝けないわ。こんなにたくさんの神さまに長生きを願われては、嫌でもご利益があるというものよ。それにね、皆が私の体を気遣って、食事に気をつけたり、散歩に連れ出してくれるから、私は現世にいる同年代のお友達よりもずっと元気なのよ。皆を戦場に送り出している以上、責任を持って頭を使うことも多いし。少しずつ体が衰えていくのは避けられないけれど……平野くん達が支えてくれるから、安心だわ。
ええ、もちろん、お約束よ。明後日は天気も良いし、寒さが和らぐと聞いたから、万屋に行くのはその日にしましょうか。うふふ、こうやって予定を立ててお出かけするのは心が踊るわね。いつもは万屋に行こうと思ったその時に、手が空いていそうな子に付き添いを頼んでいるから。皆には荷物持ちのようなことをさせてしまって、申し訳ないわね。万屋は人が多いから、1人だとどうしても心配で。
お正月の忙しい時間の中、時間を割いてくださって有難うございました。中々お返事が出来ず申し訳なかったのですが … 主とのお約束、心の底から楽しみにしています!主さまのお付きは必ずお任せください、得意ですからご安心を。それに荷物も、こう見えても力はあるのですよ。兄弟の中では小さい方ですが … 、大丈夫です!
ですから、是非またお話しさせてくださいね。お待ちしております。無論他の刀も。
成る程、小鳥に呼ばれたか。 … 嗚呼、なに。そう怯える事は無い。言っているだろう、私は一文字の長と雖も君の持ち刀でも有る。一介の部下に気を遣う必要も怯える必要も無い。ほら、おいで。 __ と、恥ずかしがる小鳥も愛らしいものだが … これは私にも少々気恥ずかしくてね。出来れば早く此方へ来てもらえると助かるのだが。
( 1名様募集 、 あげ )
名前 / 虚 ( うろ )
年齢 / 千歳
性別 / 男
千年の刻を生きる鬼 / 深く比較的黒に近い紫色の髪 / 長さは腰程のストレートヘア / 瞳の色は黄金色 / 切れ長のキツくつり上がった目元 / 牙 / 唇は薄めで肌は色白 / 身長185cm / 着痩せして見えるもかなり鍛えあげられた体をしている / 着物を胸元を大きく露出するように着崩して着用しており、着物は黒地に金糸で彼岸花が描かれており帯は藍色 / 非常に若い見た目をしているものの、口調は平安刀の様な古めかしい言葉選びをする / 一人称は我 / 上から目線 / 刀剣を可愛がるのが趣味だが、可愛がり方は女人に行う愛情表現の様 / 暇が嫌い / 従順な者には真っ直ぐな愛を、反抗的な者には少々歪んだ愛を注ぐ / 人間は嫌悪対象
関係性 / 刀による
指名 / 下記に記載ありますが基本的に誰が来てくれても大歓迎です!
……退屈だ。
静かな時を刻むのは、我が眠りについている間だけでよい。こう静かだと苛立ちが募るわ…はあ、我の愛らしき刀共でも呼ぶとするか。
ん?ほう、山鳥毛よ。鶴、和泉、歌仙、小狐…何れかを呼んで来てくれるか?それとも、お前が我に構って貰いたいというならば…それでもよいぞ?
愛らしき囀りを聞かせてくれるならば、な。
(/怪しい雰囲気ですが、規約もルールも存じております!キャラクターの性格上、こういった雰囲気ですが可能であらばお相手させて頂きたいです!
何とぞ一考、宜しくお願い致します!)
よぉ、俺は格好良くてつよぉい __ ははっ、なんてな!よっ、和泉守兼定じゃなくて驚いたか?呼ばれて飛び出て鶴丸国永だ。君に呼ばれたとあれば来ないわけにはいかないだろう。ああ、大丈夫だ。ちゃんと分かっている。 … 要はきみ、退屈に飽きてしまったんだろう?分かるよ、何も変わらないと言うのは死んでしまったもの同然だ。俺だけはきみの気持ちを分かってやれるぜ。
それで? 何をするんだい。落とし穴を掘るのもいいし、折角だ、和泉守を驚かせにいくのもいいなあ。 … 勿論、こうしてきみの傍で話すだけってもの俺は気に入ってるんだ。きみは何がしたい?
ふ、愛らしい鶴よ。我を騙しにやって参ったのか?これはこれは、その愛おしさに驚いたぞ。和泉であろうとお前であろうと、我が愛す刀に違いはあらぬ。よく参った、褒美でもやろうか?
確かに、暇を持て余すのであれば死んでしまった方がましぞ。お前と同じであるならば、鶴よ…お前とならば退屈を感じずに居れるやも知れぬな。
しかし…ふむ。我が穴を掘るのか?それはまた、奇っ怪に映るであろうな。これこれ、若い衆を苛めてやるな。
我としては…愛い鶴の珠の如き白い頬を紅く染めてやりたいところだがな。ふっ…それでは落ち着くまい。そうだな…鶴よ、お前を我が腕に抱いて語らうというのはどうだ?
こりゃ驚いた。やってくるだけで褒美とは、きみ、粟田口の短刀に対する一期一振より甘いことを言っているぜ。そうだなあ、きみに呼んでもらえた事自体が俺にとっての褒美だからなあ … 。然し折角の機会だ、褒美として貰えるのなら … こうしてまた、きみを独り占め出来る時間を作ってくれないか?いつでも構わない、また俺を呼んでくれ。
はは。互いに長生きなもんだ、日々に彩りがなけりゃ飽きてしまうのも道理って奴だよな。刀としても、俺自身としてもきみに信頼して貰えてるようで嬉しいぜ。その期待に応えるのが俺たち刀剣男士だ、刀は主 __ きみの為に存在しているからな。
ふっ、 … くく。たしかに。その光景を見た長谷部辺りが驚愕する姿が目に浮かぶようだ。いやなに、余りに若い奴が可愛くて仕方ないんだ。君だってそうだろう?
きみ、随分と光坊みたいな事を言うなあ。きみが刀を猫可愛がりしているのは知っていたが、短刀だけじゃなく俺みたいな奴までとはなあ。 … そうさなあ。きみに抱いて貰えるなら悪くはないと思うぜ。案外重いから、しっかり抱いていてくれよ。と、きみの体格じゃそんな事は心配無用だったか。 __ … はい、これが俺の本体だ。
そうか?我が愛しの付喪神ぞ、可愛がって何が悪い。この様に美しい成りで愛らしくも微笑み、我を驚かせようと参った鶴に何もやらぬというのは、我には考えもつかぬ事でな。ほう、加えてまたいじらしい事を申すものだ。褒美はそんなものでよいのか?まこと、愛い奴よ。我の方とて願いたいものだ、再び我の元に降り立つ事を…な。
我の為に存在す付喪神…な。鬼が為にある神とは、ふっ…何とも滑稽に映るのであろうな。しかし、我はお前達が居てくれる事に感謝しているぞ?鶴よ、特にお前は穴を掘っては着物を汚し、仲間を驚かしたりと…実に見ていて飽きぬ。ほんに面白き子が来たものよ。
であろうな、やはり。しかしまあ、長谷部を驚かした後にお前が叱られるやも知れぬぞ?ふ、異論は無い。確かにあの反応には惹かれる物がある故、鶴の気持ちもよく分かるぞ。だが、泣かすよりは鳴かせたいものでな……。
光忠もその様な事を…?ふむ、それは些か妬ける。む?当然であろう、我の刀はどの一振りも愛らしく素晴らしい傑作だ。鶴には鶴の良さがあり、皆にもそれぞれに良さがある…まこと愛しき者達よ。ははっ、…ん、立ち回りの身軽さから想像はしていたが…ふむ、やはり軽いな。愛いな…このまま永久にこの腕の中に閉じ込め、二度と羽ばたけぬ様にしてしまいたくなるな…。
ははっ。きみは相変わらずだなあ、持ち主に愛されると言う幸福を存分に味わえる素晴らしい本丸に招かれてしまったもんだ。無論、俺たちもきみの事を何よりも愛しているよ。鬼ともあればこの戦が終われど長生きし続けてくれよ、何千年と。きみが先に朽ちるか俺が先に朽ちるか、想像も付かない未来まできみと共にある事を誓うぜ。 __ 嗚呼、約束だ。きみが他の刀を呼ぼうものなら嫉妬で気が狂ってしまいそうだ。分かるだろう?頼むよ、愛しい主。
折角得た人の身だ、存分に楽しまなけりゃ損だろ。他の本丸の俺よりは随分と長生き出来そうな主の元に生まれたが、それでも日々は儚いもんだ。精々驚きの毎日を俺の周りの奴らに届けたくてな。怒られるのもまた一興って奴だ、怒る奴ほど驚いた時の顔が面白いのなんのって、きみにも見せてやりたいぜ!
ああ、勘違いしないでくれよ。光坊にそんな甘い言葉を囁かれた事は無いぜ。それに俺はきみ一筋だ、安心してくれ。愛し君の腕に抱かれると言うのは喜ばしいものだが、俺を閉じ込めるのは少々感心できないな。それじゃきみの驚く顔も喜ぶ顔も見れないだろう? … 俺はきみを幸せにしたいんだ、
余り多く言葉を交わす事が出来なかった事を悔やんでるぜ。折角きみが呼んでくれたと言うのに、こんな時に限って内番の交代やらなにやら重なってな。 … いや、下手な言い訳は不要か。伝えたい事は一つだけだ、次はもっときみと多く話がしたい __ だから、また俺を呼んでくれ。驚きと共に幸福もきみに齎すとしよう! … げ。遂に長谷部に落とし穴がバレたみたいだ。それじゃ、ちょっくら逃げてくるぜ!またな、きみ。
やぁ、僕は燭台斬 __ と、勿論知っているよね。態々挨拶は不要だったかな。ところで主、もう僕のお酒は飲んでくれた?ほら、現世で売られている奴だよ。未だなら良ければ一緒にどうかな、 … 珍しい? …… そうだね、珍しく焦ってるかもしれない。ほら、長谷部くんの分も一緒に出ていたから、早くしないと彼に先取りされてしまうかもって。
ふふ、これじゃあ少し格好悪いかな。主の前では一番格好付けていたいんだけど。
… それじゃあ、お誘いの答えを聞かせてくれるかな
( 1名様募集 、 あげ )
真名 / 銀朱 (ぎんしゅ)
年齢 / 27
性別 / 男
169cm / 濡れ羽色の緩い癖のある長髪(太腿辺り迄) / 涼し気な印象を与える目元(やや垂れ目) / 中性的な顔立ち / 温厚で丁寧だが結構お茶目 / 巫女装束で幾重にも羽織を着たりするので重い / 神に遣える為無性との事で女装(故に髪が長い) / 刀剣男士の事は家族愛で接している / 少しだけ歪な関係になりつつも / お相手は“燭台切光忠”若しくは“へし切長谷部” (何方か遣り易い方で)
以前迷い込んだ所を蜂須賀に助けられましてね。彼との約束もあるんですが、皆とお話したいなと思いましてたまにふらりと出歩いてみたという所なんです。…… 、 嗚呼、もし帰り道が分かっていたら教えてください。私の本丸の皆はどうやら心配性でして ─ 。 ふふ、きっと私の性格が多少なりとも彼らの心配性に影響しているんでしょうけどね。
お早うございます、主。以前は蜂須賀虎徹に遅れを取りましたが、機動の速さで負ける事はありません、今回は"この俺"が、主の側仕えとして __ この場所をご案内致しましょう。さて、帰り道でしたが … 。 ………… 残念ながら、俺にも分かりかねますね。いえ、主に嘘など一切ついておりませんよ。でも良いじゃないですか、此処から出る必要などないでしょう。俺が貴方の側に居て、望む全てを与えてみせます。それ以外の何が必要だと言うんです?
さぁ主、御随意に命じてください。
おはよう、長谷部。良かった、見知った顔が見られて。ふふ、比べる訳ではないですが貴方には、貴方の強みがありますからね。誰かに負けるとも遅れるとも私は思っていないよ。 … 、 嗚呼、分かりませんか。貴方が居れば何も心配なんてしてはいないよ、でもずーっと此処に居るわけにはいかないからね。それは ── 。 貴方も分かっているでしょう? …… 、 まぁそれでも、独りでは無い安心感もあるから此処が居心地良いと思ってしまう所あるのだけれど。 ─ふふっ。後のことは後から考えるとしようかな、今はね新年を迎えて、本丸の皆に私の手編みで申し訳ないんだけれど新しい“御守り”を配っているんだ。私の霊力だから大した力はないけれど、貴方々の盾になれるぐらいは力があるから … 、 貴方も受け取って貰えませんか?
主命とあらば俺は何時でも貴方の元は訪れますよ、主。此処は本丸と異なる __ 少し異質な場所、ですから。主一人では少し危ない事もあるでしょう、何かあれば … いや、無くとも、俺を呼んでください。さて。主の心がどうあれ、俺を認めてくれているようで嬉しい限りですよ。比ぶる迄も無いと、比較もしなければ出る言葉とは思えませんがね。 … 勿論分かっています、主が成さねばならぬ大義というものも、ね。分かっていて尚、貴方には此処にいて欲しいと願ってしまうのですよ、主。 … さても知らぬとは言わせませんよ。
嗚呼、確かに新たな年がやってきましたね。加えて俺達も七周年を迎えた、とか。早いものです、人の身を得てからは余計に … 。 __ は、お守り、ですか。有難う御座います。無事主命を果たせるよう今後も尽くして参りますので … どうかこれからも"俺"を使ってください。
貴方は … 。 私を買いかぶりすぎですよ。審神者なんていくらでも替えが効く。私たちは貴方々の力を借りているに過ぎない … 、 いつも下手に出て、敬ってくれるけれど … 。 “有効利用”しているに過ぎないんです。 ─ 、 まぁそれでも、此処に居る間だけはそんな重い事を考えても仕方ないと、不思議と思えてしまえるものだけど。
御守りを持たせるくらいなら、戦場等になんぞ向かわせなければ良いのにって … 、 つくづく思ってしまう。ふふ、可笑しいかな。貴方の“色”に合うようにと藤の色を取り入れてみたんです、うん ─ 。 やっぱり似合う。貴方を使う、なんて言い方はあまり好きじゃないけれど … 。 頼りになるひとりですよ。
買い被ってなどいませんよ、主。貴方は姿も形も無いような刀でさえも呼び出すことが出来る。俺達にこうして望ましい人の身を与えてくれる。貴方が居なければ俺達は存在する事すら危ういのです。 __ 然し主こそ俺達を買い被っているかもしれませんね。俺は刀です。刀と云う主の物でしか無い。主に有効利用されねば意味を為すことも無い、ただの、 … ね。
戦場は嫌いではありませんよ。俺が何たるかを知らしめてくれます。 …… 嗚呼、勿論主の傍にいる時間の次、ぐらいにですが。少なくとも俺は刀を振るう時間が嫌いではありませんし、 … 本丸に戻った時の、主が俺を見て浮かべる表情が存外好ましくて。俺の為に態々藤を? __… 困りましたね、此れではこの御守りを使う様な事態にはさせられません。貴方は駒の扱い方を十二分にご理解なさっているようで。嫌味などでありませんよ、臣下としてこれ程まで望ましい主は居ません。
人間の歴史を変えられたくないから守る。変えたいと思っている“物の想いを”踏みにじってまで ── 。 強情ですよねぇ、お上の方々は。私もそんな強情な人間側の一部だけどね。 … 、 戦いに赴くのに嫌だと嘆く人達は確かに少ないけれど、刀の身のままなら“傷み”で済んだものが、人の身を得ることによって“痛み”に変わる … 。 少しの怪我でも、私にとってはそれを見るのが辛いのですよ。 ─ 、 ははっ、なんとも頼りない主で申し訳ない。
藤の色と、力を込めて創った華を入れてあります。それぞれの色に合うようにと考えて、長谷部には藤を選びました。貴方が危うくなったとき、きっとこの中の藤の華が貴方を護ります。 ─ 、 護りに関しての私の想いは強いですからね。力は弱いけれど。
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