地雷女 2021-12-19 23:10:59 |
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「 寒い季節とか滅びれば良いのに 」
「 それ毎年言ってるっスね~ 」
「 寒いのだけは無理。別に暑いのも好きではないけれど 」
「 我が儘。仕方がないので使い捨てカイロをプレゼントするっス 」
「 まじで有難い 」
「 えへへ~。準備良い男だから 」
「 課題終わんないんだけど 」
「 仕方ない。僕が教えてあげよう 」
「 まず、調合したら爆発した~ 」
「 …用意する薬を間違えているよ 」
「 あ、まじじゃん。ウケんね 」
「 いきなり壁ドンとか吃驚~ 」
「 ごめん、つい 」
「 悪いと思うなら離そっか 」
「 …… 」
「 はいはい、拗ねない 」
「 グリム~……助けて…… 」
「 良いけど、どうしたんだゾ? 」
「 フロイドに追われてんのよ 」
「 俺様でも守りきれないゾ 」
「 ええ~… 」
「 そういう時の為のアズール! 」
「 天才か 」
「 ふっふっふっ 」
「 んじゃあ、またな! 」
「 ゴーテルって男から見ても冗談抜きで綺麗な顔してるよな~… 」
『 俺はモブくんの顔好き 』
「 はは、ありがと 」
『 どうせお世辞だろう、みたいな顔するのやめてよ。ほんとーなのに 』
「 バレた?…お前って本当よく人のこと観察してるよなあ。感心する 」
『 …無意識に見ちゃうんだよね 』
「 ……?ふうん 」
絡み文:
(お泊まり会なんて何年ぶり…いや初めてなのだろう。寮で揃えられている紫が基調とされたパジャマを身に付け、心踊らす。学校全体でお泊まり会をすることになったのは数日前。他寮との仲を深めることが目的らしい。今は三日間ある内の初日の夜で、風呂に入り終え中央の大きな部屋で菓子パーティーをしている。いつもならヴィル様に叱られていたところだが、特別にだとお願いをすれば渋々了承してくれた。自分の周りを囲う今日できたお友達に目配せして微笑みつつ、会話を引き続き楽しんで。)
「 本当のハッピーエンドを見せてやる 」
【 きゃーーー!!! 】
「 法律を守れない悪い子は君かい?そんな君にはお仕置きが必要だね 」
【 赤色担当 リドル! 】
「 るっせーな、そう騒ぐな。その口…今ここで俺様が塞いでやろうか 」
【 黄色担当 レオナ! 】
「 気をつけて、男は全員狼なので。…僕はどうなのか?それは勿論… 」
【 青色担当 アズール! 】
「 あなたがアタシだけを見るぐらい美しくなれば全部解決ね、きっと 」
【 紫色担当 ヴィル! 】
「 俺、お前と居れるならこの先どう転んでも後悔しないぜ!お前は? 」
【 オレンジ担当 カリム 】
「 僕が好き?不思議だな、君は…。好きと言われて嫌な気はしない… 」
【 黒色担当 マレウス 】
「 メンバー集め頑張りましたので、皆様貢ぎまくってね!よろたん! 」
【 P ゴーテル! 】
「 お見合い話また断ったの?兄弟は全員婚約者いるのに、焦らない?俺が良い人でも見つけてきてあげても良いんだけど…どうする? 」
「 不要だ。僕は婚約する気はない。もし仮に婚約したとしても屋敷は此処のまま絶対に移動しないし、リアンを逃がすつもりもない 」
「 ふーん…でも焦ろうよ。とりま大人になるまで婚約して振ればいいのに。そしたら婚約話避けにもなるじゃん 」
「 ……本当にいいんだ。僕はお前と永遠に此処で住むから。大好きな人を糞みたいな家の為に離してたまるかよ… 」
「 そんなに悲しい顔しないで。俺も急かし過ぎたら駄目だよね、ごめん。でも俺に依存し過ぎるのも駄目だと思ってさ、外の世界の魅力にも気付いてほしかったんだ 」
「 外の世界の魅力?リアンは外の世界が魅力的だと思うのか?何処がだ? 」
「 出会いがあるよ、俺がロイド様に仕えれたのは外に出たから。もし俺がロイド様みたいに部屋の中に篭っていたら、俺達は出会えずにロイド様は猫被り生活が続いてた 」
「 そうだな、でも僕は……お前とここにいる生活を望んでいるんだ 」
「 ……我が儘だな、ロイド様は。俺実は主人に命令されてたの。お前しかできないからロイドを説得してくれ!って。でもいいや、くだらないことやめた。久しぶりに執事らしく坊っちゃんの言うこと聞いてあげる 」
「 久しぶりじゃない、初めてだろ。全くお前は都合が良い奴だ。……まあ、ありがとうな、リアン。…いい執事を持った 」
「 んじゃあ俺も婚約話断らなきゃ、素敵なご令嬢が来てくれたのに。謝罪の言葉とか考えるのだる…。定期文的なので探そ 」
「 はあ…僕が考えてやる。リアンは俺がいないと本当に駄目だから。助けてやらないと 」
自分を殺す間抜けだった。
母親が知らない男と外食に行く時、俺は慣れた手付きで食べ物を盗んで食べた。それは特別ではなく、日常。子供が母親の作った暖かいご飯を好き嫌いをしながら食べるように、俺は盗んできた食べ物を口に放り込む。俺には好き嫌いができる余裕なんぞない。でも、…俺だって一度ぐらいは好き嫌いをしてみたい。
ある日、盗んできた食べ物を一口食べて美味しくないと地面へ投げ捨てる。端から見ると可笑しな光景だろう。ああ、満たされる。それと同時に更に欲望が沸く。今まで押し殺していた分の欲望がボコボコと沸騰し始めた。沸騰し始めると止まらない。次はアレをしてみて、その次はアレ。ああ、でもアレも…。アレコレと望むことを叶えていく内に、いつの間にか薄汚い洋服は綺麗でシンプルな洋服に。ボサボサと不潔だった黒い髪の毛は、ツヤツラと清潔感のある黒髪に。 自分の求める最高の状態を手にする為になら、なんでもやって退けた。でも手にすればする程、手間のかかるものを更に欲しくなる。でも、手に入れたい。欲望というのは全く恐ろしい。俺の人生を狂わせたのか、色鮮やかにしてくれたのか、今でも検討もつかない。
「 すみません、ヴィルさん…! 」
「 ……あら、モブ。どうしたの? 」
「 僕、ゴーテルさんのファンで…。最近お疲れ気味だと噂で聞いたので、山菜のスープを作りました!是非渡して下さい! 」
「 …………ええ、渡しておくわ 」
:
「 ゴーテル、モブからよ 」
『 …何それ 』
「 山菜スープらしいわ 」
『 …は?俺そんな不味いもん絶対食べれないんだけど、だっる…… 』
「 そう言うと思ったの。アタシから一応トレイ作のお菓子おいとくわ 」
『 わー!ありがとぉ!ヴィル様って気が利くから俺だいすき! 』
「 ふふ、アタシもよ 」
「 ただいま、兄さん!久し振りに帰省ができる暇ができたから来たよ 」
「 ゴーテル大きくなったな!もう初めて来た時はこんなんだったのに… 」
「 そんなに?小指じゃん!俺だからチビなのかなあ…くやしーなあ… 」
「 そっ、そんな!チビなとこころも可愛いから安心しろよ、ゴーテル 」
「 それ地味にディスりだよ 」
「 んえっ?! 」
ブラコンなゴーテルの兄様。
「 いきなり何なに?どうしたの? 」
「 こんな美容に悪い時間に呼び出してごめんなさいね。急ぎで確認したい真剣な話があるの。話してもいい? 」
「 ……うん、いいよ 」
「 …貴方の母親の話よ。育てて下さった方ではなくて、産みの母親の 」
「 は?……え、なんで 」
「 会いたいって。あの時は悪かったから話をする時間が欲しいって 」
「 なんで、そんなのッ……!嘘臭いから危ない気がするよ?! 」
「 ええ、アタシもそう思う。けど、検討してみても良いと思ってね 」
「 なんで?なんでなの?俺が辛い思いをしたこと忘れたの?ああ、もう俺が傷ついてもどうでもいいんだ?そうなんだ 」
「 違うわよ。貴方は未だ叩かれて泣かされてばかりの幼い子供? 」
「 ……違う 」
「 じゃあ盗みを働くような醜い子供? 」
「 それも違う 」
「 じゃあ、あなたは? 」
「 俺は、立派な魔法師……… 」
「 そう。やり返せる実力がある 」
「 ヴィル様、天才だ 」
【 Q:どうやったらゴーテルさんみたいに皆から愛されますか? 】
「 欲しがりになること、それだけ。俺は強欲で独占的な奴だから、欲しいって決めたら絶対手に入れちゃうの。コツなんて無いよ。意地でも周りの人に奪われないように堕とすだけ 」
【 +a:匿名のコメント 】
「 ゴーテルらしい回答ね。恋に堕ちた身としても不快な気分にはならなくて、指導の仕様がない完璧な対応だったと褒めてあげて 」
「 内に秘めた性格を密かに匂わすような発言と表情……マーベラス!もう私は君以外を見れない熱狂的なリアコだよ、君が大好きさ 」
「 流石ヴィルサンに認められているゴーデルサンだなあ!俺には思い付くことすらねぇ完璧な回答だべ~!それに強くて逞しくて…、俺の思い描く理想の姿だ! 」
「 あはぁ、もうゴーテルって面白いから見てても聞いてても飽きないね。俺こんなに人のこと好きになったの、ぜってぇ初めて。俺が堕ちる側になってたみたいだけど、もうそろそろ堕としてみせるから楽しみにしててねぇ 」
「 ふふ、素敵ですね。自分の本質に気付けている人の話は聞いてて全く飽きませんから…。僕はゴーテルのことが大好きなんです。双子と同じようにね。やはり血は争えません 」
「 ああ、とても素晴らしいです…!流石は僕の恋心を掴んだ人!ピアノの才能を開花させながらも、人の恋心をがっちりと掴む才能も開花させていたとは…。顔を思い出すとニヤけが収まらないので、少し失礼します… 」
「 周りからすると模範回答外だろうけど僕からすると花丸だね。これだから沼から抜け出せなくて困る、僕はゴーテルに凄く求められている自信があるから。ゆくゆくは互いに依存できる関係になれたら良いのに…… 」
「 はは、ゴーテルにも遂にインタビューが来たのか。ビックになったな。俺から言えることは何もないけど、一番頼れる存在で居たいなって更に思えたよ。俺は求められてるからな 」
「 えー!マジカメ映えの顔~!ゴーテルと居たら毎日が映え!もう幸せ以外の言葉が見当たらないけど、ゴーテルが俺以外と話してるの見るとマジでぶっ殺……じゃなくて下げぽよ~になるから俺だけ見て貰えるように頑張る! 」
「 うわあ、ゴーテル先輩だあ…!!もう俺大好きなんです!普段は澄ました顔して生活してるんですけど、俺が殴ると泣きながら謝ってくるところが特に可愛くて~…。アッ、これやっぱりカットお願いします… 」
「 んえっ、インタビューとか受けるとか報告されてねえけど?!ゴーテルさんマジ俺に対して酷くねぇ?かなしー…。ってか、此処の表情すんげえそそられるんでスクショして送って貰っても良いですか?……あざ~っす! 」
「 ゴーテル?彼奴は俺が姫様にしてやると提案してるのに逃げる変わった面白い奴で気に入っているから、…手は出すな。俺的には彼奴と実家で住めたら最高なんだがな… 」
「 シシッ、面白いっスね~!俺が買ってあげたピアスしてくれてるところとか可愛い、もう癒しっス~!基本は身に付けてるもの俺の貢ぎ物なんで、実質ゴーテルは俺のっス! 」
「 あぁ…なんと言うか、パワーではない迫力があって恐ろしい人だ…。俺が近付いたら命はないだろうな(まともな人) 」
「 僕にコメントを求める君も不思議だけどコイツの方が不思議だ。僕を恐れずに近付いてきて心を満たしてくれる。…大好き、なんだ 」
「 そうじゃの~…ワシはゴーテルが愛らしくて愛らしくて仕方ないのう!頭を撫でてやると子犬のように微笑むところが愛おしい、それと無邪気なところも愛おしい!全くワシよりも愛らしいだなんて憎いなあ……ふふ 」
「 ああ、とても良い人だ。…褒め始めると止まらないから、深くは追求しないが彼はとても素晴らしいんだ 」
「 はいっ!若様のように素晴らしい人で憧れの存在ですッ!ですが、若様の好きな人ということで応援に徹しさせて頂いております! 」
「 いや本当に三次元の人間か?って疑うぐらいのビジュアルの良さで、流石の拙者も沸きましたわ。それと同担拒否過ぎるんで同担散って下されば、ありがとうなんです本当に 」
「 兄さんの好きな人です!写真が壁に貼られているので、この御方の顔を完璧に認証することができます。すごいでしょ 」
「 ああ、ゴーテルさんですか?僕と最近仲良くしてくれてるんですよ~。オンボロな寮に顔を出してくれて、とても好い人です~ 」
「 俺様にツナ缶をくれた良い奴だけど、たまに悪い顔で怪しいんだゾ~ 」
「(いや全くゴーテル氏ってば自分の顔の良さを理解してない。その顔でしたらいつ襲われても可笑しくないということぐらい分かってほしい全くもう可愛いなオイ)」
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