三丁目のミケネコさん 2021-12-13 23:18:55 |
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「ひえっ……!そ、それ何なんですか?」
取り出された赤い液体に少し怯えたような視線を向け貴女に聞く。流石に本物の血とは思っていないが、この場で見るには少し不気味だったようだ。
「ふふ、ただの絵の具だけど、トイレから流れてきたから…怖いでしょ?」
(クスッと笑い、見えにくい場所にペットボトルを設置しトイレの扉にも仕掛けをしていき)
「絵の具……そうですね。くみ先輩が仕掛けるってわかっててもびっくりしましたし、何も知らない人だときっと腰を抜かしちゃいますね」
絵の具と聞いて拍子抜けした様子だったが、すぐに実際に流れて人が驚いているところを想像して可笑しそうにクスクス笑う。
「何か手伝えることありますか?」
「じゃあもうコスプレしてイメージ膨らませてて、もう少しで終わるから」
(作業しながら、カツラ等入ったスポーツバックを指さし)
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