学園の怪談乙女

「そうね、そういう流れよ、それに自分の演技を見れるしね？」

(ニコッと微笑み)

「自分のを改めて見るのはちょっと恥ずかしいですけれど……わかりました。やりましょう！」

少し緊張した面持ちで貴女にこくりと頷く

「じゃあ最初は、るるちゃんからやる？」

(頷く貴女にクスッと微笑み聞いてみる)


*ちなみに和室なのでこちらは和風のお化けの予定です、そっちのコスプレの設定とかも、こちらがサポートしましょうか？

「そ、そうですね。くみ先輩のを見てから自信喪失しても嫌なので……」

勉強したとは言え、こちらは初心者。少しでも自信をなくすようなことは避けようと貴女の提案に乗る。


*こちらはホラーものの定番かつビジュアルで直球に怖い系のゾンビでもやろうと思いましたが、何か妙案があれば是非是非

「じゃあ準備が出来たら呼んでね♪」

(ビデオカメラを持ち、入り口付近で待ち)

*和のお化け、のっぺらぼうはどうですか？浴衣とお面、くらいで用意が出来るので…あくまでも私の案です

「わかりました。びっくりして腰を抜かさないでくださいね」

最後に精一杯の大口を叩き、いそいそと鞄から衣装を取り出し、準備を進める。

「くみ先輩、そろそろいいですよ」

*のっぺらぼういいですね！採用させていただきます！

「さぁてやって来ました、ココはちょっと雰囲気あるなー」

(大口を叩く貴女に期待しつつ、ビデオカメラを回しながら、レポーターのように独り言を言いながら進み)


*せっかくなので、この後お互いにコスプレを取っ替えるえる展開も用意します♪

薄暗い第二図書室を少し進むと、貴女に背中を向け何か困ったような、探し物をしているような様子のるるの姿が。話しかけてきた貴女に振り向いてのっぺらぼうの顔を見せつける伝統的な不意打ちドッキリを仕掛けるつもりだ。

*取っ替えるのいいですね！楽しみです！

「おっと、浴衣を着た…だ、誰かがいます…ど、どうされました？」

(背中を向けている貴女を見つけ、芝居がかかった言葉で声をかけ、近寄る)

*ちなみにその次はトイレが舞台のあのコスプレの予定です、裏はココで禁止なので言葉で引っ掛からない程度に楽しもうと思います*

「わた……私の顔……私の顔知りませんか！？」

か細い声でバッと振り返るとそこには目鼻口のないのっぺらぼうの顔が！


*規約違反は怖いですからね……了解です！

「きゃあ！　のっぺらぼう！」

(芝居がかかった言葉で反応して、その場に尻餅をつく)

*ヌれるとかカサなるとかを使わずにいきます*

「……お芝居してませんか？全く、傷付きますよ」

少しだけ不満気な様子でお面を外すと、なんとそこにはのっぺらぼうの顔が！お面二枚重ねである。


*了解です！軽いスキンシップくらいですね

「ごめんごめ……ヒィ！？」

(不満な貴女に謝ろうとすると、
不意打ちの、のっぺらぼうで尻餅をついたまま素直にビビる)

「ふふ、ようやく少しは驚いてくれましたか？」

貴女の反応に満足気に微笑み、手を差し伸べる

「やられたよ～、不意打ちが上手いね」


(手の補助があり、立ち上がり、まじまじと貴女を見る)

「そうですか？ふふ。してやったり、ですね。次はくみ先輩の番ですよ」

すっかり上機嫌で鼻歌混じりに貴女に言う

「そうね、頑張らないと、
ちょっと入り口で待っててね」

(ビデオカメラを渡し、スポーツバッグから衣装等をだしていく)

「どうぞ～」


(声がするものの、くみは隠れていて、
代わりにマネキンに制服を着た偽のくみが立っている)

「行きますよ……うう、いざ驚かされる側だと緊張しますね……わっ、マネキン？」

硬い表情でビデオカメラを回しながら第二図書室に入り、マネキンにやや驚いたもののなるべく平静を保つ

(釣糸を使い遠隔でマネキン首を落として)

「次はオマエダぁ！」

(普段のくみの倍は大きな般若の面と赤い浴衣を着て、貴女の斜め後ろから迫り寄る)


*ちょっとバタバタしてました、すみません