三丁目のミケネコさん 2021-12-13 23:18:55 |
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「よし、ではるるちゃん上着だけ脱ごうね?」
(なぜかるるも、コスプレする流れのようで、スポーツバッグから黒髪のウィッグを2つ出しながら)
「へ?え、ええ?私もやるんですか!?」
てっきり今回も音源を流す係と思っていたので、突然の提案に素っ頓狂な声を上げる。
「わ、私なんか上手くできませんよ!」
「でもあの男子二人よりは、出来ると思うな?
それに今回は私と同じ格好をして*相手からは瞬間移動したと思わせる*だけだし、ね?」
(説明しながら、背格好が似てるから出来ることで、学年が分かる上着だけ脱ぎ、ウィッグとマスクを被るだけ)
「そこまで言うならやってみますが……」
促されるままに上着を脱ぎ、着々とコスプレをしていく。
「ど、どうですかね?似合ってる……じゃなくて、怖いですか?ウラメシヤー」
ウィッグやマスクを被り裏声で先日見た貴女を真似てみる。
「ちょっとここを…こうして…
うん大丈夫ね♪」
(自分もコスプレし、顔が焼けたようなマスクとウィッグをつけ、貴女の髪やゴムが見えないか確認する)
「るるちゃんは喋らなくて…私の動きを真似してね?」
「あ、あれ?喋らないんですね……」
渾身の物真似のつもりだったのか、空回りとわかってマスクの下で赤面しつつも、貴女の言葉に頷く。
「くみ先輩みたいに機敏に動けるかわかりませんが、やってみます!」
[空き教室前]
[貴女の言葉に頷くと階段を上り廊下を曲がりさらに下る迷路のような順路で男子二人がいる教室へと着き、出てくる所を待ち伏せ]
「…サミシイょ…一人はサミシイの」
(貴女には反対側に待機して貰うよう指示し、男子二人がびびっているときに、俯いたまま合図し)
*次くらいから、るるちゃんコスプレ本格デビューでいきます(笑)
(あわわわ……くみ先輩が合図してる!頑張らないと……!)
内心滅茶苦茶慌てつつも、ゆらりと貴女の合図を見て男子生徒達の前に姿を現わす。ややぎこちない動きだが、それがかえって人間らしくない不自然な不気味な動きのようになる。
「ねぇ…おともだちにナロウヨぉ」
(顔を上げ、演技をすると、双方に現れた幽霊に男子二人はパニック、ゆっくり迫ると、シーツを捨てて立ち去り)
「くく、あっけないわね」
(衣裳のままクスッとわらっている)
「もう喋ってもいいですか……?」
慌てて逃げ去る男子生徒達を呆然と眺めながら、貴女の様子を伺う。
「……上手く、出来ましたかね?」
採点をねだるように貴女の方へと小走りで近づいて
*こちらは0時くらいまでかな?ならいます!
「うんうん、始めてにしては良かった♪」
(誉めながら頷くと、マスクを取り笑みを浮かべ
「また今度やろうね怖いユーレイちゃん♪」と言う)
*了解です
「こんにちは、くみ先輩!お待たせしてすいません……」
当初のコスプレをしている貴女を注意する目的は何処へやら、インターネットやらで調べ回ってようやく用意できたコスプレグッズの入った鞄を提げ、第二図書室へやってくる
[第二図書室]
「大丈夫だよ、テストもあったしね…
…本日は私のことをもっと知って欲しいから
ココでお互いに脅かす感じだよ?」
(遅れた貴女を優しく迎え、今日の流れで、るるちゃんにハマって貰う趣旨を説明する、くみの荷物は例のスポーツバッグと小さめの機械があり)
「お互いに、ですか……?わかりました。負けませんよ……!ところでその機械は?」
せっかくの機会だからとテスト勉強と並行してコスプレの勉強もしてきたのか、やや自信ありげに貴女の言葉に頷いたあと、荷物の機械を見て首をかしげる。
「これは小さなビデオカメラよ、これでお互いに撮影しながらチャレンジする感じね、
さて、どっちからしようか?」
(説明してビデオカメラを見せつつ「ほらテレビの番組でもある感じの」と付け加える)
「お互いに撮影……ですか?肝試しみたいな形でやるんですか?」
ビデオカメラを凝視しつつ、ホラー番組などによくある肝試しの動画中に幽霊が出てくる映像を思い起こす。
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