異能世界で僕らは生きる-Memento mori-（いのぼくキャラと版権キャラで織り成すストーリー）

日常には非現実的なスリルが足りないんですよ・・・！
例えば例えば！盲目の殺人鬼とか、鉄線を使った殺しとかも・・・・！
あ、私のおすすめの映画は・・・・あっ！ごめん、にじみん！
今から不気味な話をするけど、ちょっと無理があったら席を外してもいいんだよ？by姫水

（立ち上がって、朝霧達の会話に聞き耳を立てる）
【奴村って子、勘が鋭そうだな・・・まぁ、どうなるかはそっちの動き次第───】by舞奈香

虹海「あ、うん！それじゃあ少しお外行ってくるね！(教室から出ていく)」
梨ナ「(あれ、これもしかして長時間パターンでは？)」

あ、うん！ごめんね！にじみん！
えっとね・・・私がここ最近のスプラッター系で気に入ったのは、ミッドサマーって言うのなの・・・・！
北欧をベースにしてるからとってもオシャレだけど、そのオシャレさと鮮血の色が不釣り合いなんだよね・・・！
でも、その不釣り合いが堪らないの・・・・！
あとは────・・・・あれ？舞奈香ちゃん、何しているんだろう・・・by姫水

さりな「(屋上に集まっている)で…あいつら、どうすんの？この時期に転校してきたってことは、魔法少女の可能性が高ぇが…」
露乃「さつりく帳を前に見たのだけれど、あの二人の顔写真は載ってなかった。あの様子だと、私達の存在を知ってこの学校に転校してきたって感じではないし…もしかすると、本当に偶然かもね」
彩「もう少し様子見た方がいいかも…まだ、魔法少女って決まった訳でもないから」
露乃「そうね。もし魔法少女だったら、他の人達にも伝えなくちゃならないけど…」

舞奈香ちゃん？どうかしたの？by姫水
あぁ、姫水と─────確か、潮井梨ナさんだっけby舞奈香
うん！梨ナちゃん！聞いて聞いて・・・！
梨ナちゃんも、私と同じ趣味を持ってるって！by姫水
・・・・驚いた、この世界で姫水の趣味を理解できる人なんていたんだby舞奈香
そ、その言い方はやめてよ・・・・・！まぁ、確かに理解しにくいけど・・・by姫水
でも、あまり迷惑はかけないでよ。彼女、少し困っていたよ。
表情が一瞬だけ固くなってた。それに・・・・もしかすると、ちょっと合わせてたからかもしれないって言う場合もby舞奈香
そんなこと、無いです！スプラッター好きに悪い人はいません・・・！by姫水
飛んだ暴論だよ・・・・by舞奈香

梨ナ「あ、そうだ。2人ってさ、魔法少女とかって興味ある？」

魔法少女・・・・・ああ、度々作品では目にするね。
ベタのだと、契約して悪い魔女と戦う・・・なんて。
文章を書く時には参考程度に読んでいるねby舞奈香
魔法少女・・・・・殺し合いですか？by姫水
どうしてそうなるんだい。話が飛躍してるよby舞奈香
え、だってだって・・・・魔法少女には、殺し合いが付き物ですよ！by姫水
はぁ・・・・・・それで、その魔法少女がどうかしたんだい？by舞奈香

梨ナ「ふーん…なるほどね…いやー最近魔法少女アニメにハマっててさ！2人にも布教しようかなーと思って！」

本当に!?そ、それは・・・殺し合いとかしたりby姫水
一般的な魔法少女は殺し合わないよ。まぁでも、潮井さんが好きな魔法少女作品は気になるね。
一応僕は文章を書いている身なんだ・・・次の作品の題材にしようか・・・・なんてね。by舞奈香

梨ナ「いいよ！ネタにでも何でもするといい！」

あはははは、寛大だね。君は・・・・。
少し迷惑のかかるかもだけど、姫水共々よろしくね、梨ナ。

おっと、もうすぐ授業が始まるみたいだ。by舞奈香

梨ナ「お、ほんとだ。じゃあまた後でね！」

うん、また後で・・・・・・・・・ダウト。（梨ナが去ってから呟く）by舞奈香
へ？ま、舞奈香ちゃん？by姫水
顔の表情や笑顔に心がない。まるで尋問をされてるみたいだ。
あと・・・・・姫水、君少し言い過ぎ。特に“殺し合い”って言葉の時に、梨ナの表情が強ばってたby舞奈香
・・・・・じゃあ、梨ナちゃんは────by姫水
もしかすると、姫水の言う“刺激”も、すぐ近くにあると思うねby舞奈香

梨ナ「(とりあえず、あの二人はシロかな。けど…まだそれが確定した訳じゃない。めんどっちーけど、もう少し様子見しますか)」

（午後の授業中にて）

【・・・・・姫水、気づいたかい？】by舞奈香
【やっぱり・・・舞奈香ちゃんも、気づいたんだね】by姫水
【・・・・・・梨ナ達の視線が、少し僕たちに向いている。これは警戒か、はたまた監視か・・・】by舞奈香
【ま、舞奈香ちゃん・・・・下手に動かないでね？舞奈香ちゃんの、その・・・・体質もあるし・・・】by姫水
【分かっている────】by舞奈香

【それにしても──────】
（さりなの方を見る）
【少し殺気が漏れている。彼女には、気をつけなきゃね・・・】by舞奈香

火影「やってきました異世界！！！」
全「………………」
火影「……オイ、誰か一人くらい乗れヨ」
グランツ「下らん……で？何するんだ？」
火影「こンの堅物ゥ……魔法少女サイトの管理人？だったカ……それに干渉シテ、ちょいのちょいってナｧ……なーに、所謂?……アレだ。イタズラだヨ、イタズラ」
リヴェリオン「じゃあさっさとやれ」
火影「テメェぶっ殺すゾ！？オレに命令すんナ！！……さァて…いっちょやってやるカ」




？？「はぁ、なーーーんで僕一人だけこんな異世界に……やだなぁ……(藍色の髪にサングラスをかけた白コートの人物が歩いている)」

さりな「(不審な行動は今の所無し…か)」
露乃「(ステッキのようなものは見当たらない、ただの思い過ごし…？)」

【────姫水、気づいた？】by舞奈香
【うん・・・・分かっていたけど・・・・。これって、抜けた方がいいかな？】by姫水
【いや、それは返って不信感を生む。それに授業もそろそろ終わる・・・・・急がば回れ、だ】by舞奈香
【わかった・・・・！】by姫水