神埼梨花 2021-12-06 17:05:41 |
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ガルム「(いつの間にか人の姿に戻っている)こいつが例の叡智の天災って奴か…全然そんな雰囲気ねぇな。能天気っつーか」
未夢「私も最初は驚いたよ。まさか、木にぶらさがってるなんて思わなかったから」
??「え、みんな酷くない???」
サーシャ「あ……あ………(??を指さす)」
ビビ「……おまえさっきからどうしたんだよぉ」
サーシャ「……………ソ……」
綺月「そ…?」
サーシャ「…そ、そそ、ソロモン王!?!?!?」
ビビ「は!??こいつがか!?」
綺月「ソロモン王というのは、紀元前のイスラエルの王様なんですが……『魔術王』と呼ばれた偉大な魔術師でもある人物なんですが……」
サーシャ「だ、だって顔がまんまソロモン王なんだもん!!!!声も同じだし!!!!」
??「あー……ごめん、私ソロモン王じゃなくてソロモン王の姿を写し身にした何か、ね」
シャムル「まぁたしかに君の容姿はソロモン王のパクリだから間違われても仕方ないね、うん☆」
??「いや否定しないけど!言い方!!」
サーシャ「え、じゃあ誰なん???」
??「あー、そっか……君とは会ったことなかったっけね……じゃあまぁ、この場全員のためにも自己紹介といこうか…私は『レーヴェン』……『レーヴェン・オムニスフィア』だ」
サーシャ「…………だ、誰……」
レーヴェン「誰、と言われてもねぇ……私の身の上を君達に語っていいのかどうか分からないしなぁ』
ガルム「だろうな、俺の知ってるソロモンの野郎とは性格がちげぇし、まず匂いも違う」
遥輝「えっ、ソロモン王と会ったことあるの?」
ガルム「あぁ、まだ俺が冥界で番犬やってた時にな」
レーヴェン「あぁ、ソロモン王ちゃんと冥界に行けたんだね、よかったよかった」
サーシャ「なんでそんな親しげな感じで物を言って…………待って、ちょっと待って、なんか思い出してきたかも」
ビビ「こんどはなんだよー」
サーシャ「…………あ、もしかして貴方ソロモン王に『レメゲトン』って呼ばれてたりしませんか?」
レーヴェン「あ、よく知ってるね~」
綺月「……?レメゲトンと言うと…ソロモン王の5つの魔術書の総称ですよね……?」
サーシャ「……………………待って私この人が誰か知ってるかもしれない……」
シャムル「そりゃそうだ~♪だって彼は『生み出されてからずっとソロモン王の傍に有った者』だもん♪」
レーヴェン「あんまり暴露しないで欲しいんだけどなぁ」
サーシャ「レメゲトンって言うのは、めっちゃ簡単に言うと……ソロモン王が編み出した魔術式の総称した呼び名…………つまり『ソロモン王の叡智』を一纏めにしたものが『レメゲトン』って呼ばれてるの」
ビビ「なるほどなー……じゃあなんでこいつがそれでよばれてんだー?」
シャムル「それはね~____」
レーヴェン「あー、もう、そこまで言われたら私が話すよもう……まぁ、私は『ソロモン王の叡智と魔術の集合体』さ」
綺月「………………………へ??」
晃「そんな規格外の存在、聞いた事ねぇって…でも、あんたが味方になってくれんなら心強い限りだ」
花火「(晃におんぶされているが、晃の声で目を覚ます)…ん…あれ…?ここは…?」
サーシャ「!あ、花火ちゃん…!目が覚めた…!大丈夫…!?」
レーヴェン「味方……………え、なになに、ひょっとしてこの世界もやばい感じなの?」
シャムル「うん、ほっといたら滅亡☆」
レーヴェン「あ~~~……なるほどね、だから私こっちの方に弾かれちゃったんだ……マイロードの気配しないからおかしいなぁとは思ってたんだよね……『天理』も雑な仕事してくれるよねぇ、調停する側だって情報ないと動けないのにさぁ」
シャムル「『調停者』も大変そうだね☆」
レーヴェン「思ってないでしょ!!……まぁいいさ、これも何かの縁だろうし、世界を補正するのが私の仕事だ、手を貸そう」
アイラ「私達も、力になる。人類を守るのが私の使命だから」
晃「あぁ、ありがとうなお前ら」
花火「えっと…何の話…?というか、この人達だ……(ヴェリスを見て一瞬固まる)…え、えぇぇぇぇぇぇ!!!??な、なななな…!?なんで、『vivi』がここに!?」
ヴェリス「げっ…フォロワーかよ…」
椿「びび…?ビビなら最初から居るで」
花火「違う違う!ビビなんかよりも余っ程凄い人だよ!!100万人もフォロワーが居る大人気インスタグラマー『vivi』!知らないの!?テレビにも出てるし雑誌の表紙に乗る程のモデルさんだよ!?なんならパリコレにも出てるし!」
ビビ「さらっとぼくにしつれーなこというなー!!」
綺月「はわ……そんなにすごい人だったなんて……」
シャムル「さっすがヴェリスだねー♪」
梨ナ「えっ、まじのモデルなの!?」
露乃「通りでスタイルが整ってるわけね…」
ヴェリス「はぁ…あのさぁ、あんま大声でそういう事言わないでくんない?そもそも、私はシャム様を見つける為にモデルやってただけであって、シャム様を見つけた以上続ける意味もないし近いうちに引退するつもりだから」
花火「えっ!?引退しちゃうんですか!?そんなぁ…」
花火「私、viviの大ファンなんです!インスタの投稿も毎回見てます!ドラマ出演の話も出てるって聞いてますし、すっごく楽しみにしてるんです!」
ヴェリス「あっそ、私にはそんなの全く関係ないから。私のファンになったのが運の尽きね」
花火「どうしてもダメなんですか!?」
ヴェリス「ダメって言ってんでしょ、しつこい」
花火「うぅ…」
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