神埼梨花 2021-12-06 17:05:41 |
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シャムル「うんうん~、私もねぇー君達に会えて嬉しいよ♪……SchwarzBreakerとそのサブソリッドの相棒君♪」
晴哉「何のつもりかな?水を差したかっただけなの?」
サーシャ「Schwarz……Breaker……!?それに十大審判の真祖って……!!」
シャムル「なんというか……腕試しの一環でこの子達が再起不能になっちゃっても困るでしょ~?君達、彼らの実力が相応のものだってわかったら彼らの味方になってくれるって口約束、してるじゃん?それで壊れられちゃったらシャム様的にも困っちゃうんだなー♪」
綺月「そしてなんか凄い大事な話をしてる気がします……!!」
晃「SchwarzBreaker…やっぱり、あいつが…!」
カイ『…確かに、それもそうだね(憑依を解き人間体へと戻る)戦ってみてわかったよ、そこの陰陽師さんと式神さんの実力は申し分ない。ただ、他の人達が未熟過ぎる。そこの星使いの人、陰陽師の人に指示されなきゃ攻撃すらもまともに出来てなかった。術者としての才覚は十分にあるし、さっきみたいな不意打ちは良かったけどさ…それに至るまでの優柔不断さが滲み出てたよ。戦い慣れてない証拠だ。アイラと戦ってたそこの4人組も同じ事が言えるね。チームワークは良かったかもしれないけど、アイラの実力に圧倒されて思う様に力を振るえていなかった。君達、命を懸けた戦いした事ないでしょ?自分達の力を過信してるからそうなるんだよ。アイラが手加減してくれたから良かったものを…その気になれば、君達なんて瞬殺だったよ?星使いさんも、そこの4人組も、この先の戦いで生き残れる力を持っているとは到底思えない。君達の成長をじっくり待ってる暇なんて無いんだよ、このまま野垂れ死にするぐらいなら帰った方がいいんじゃない?」
遥輝「っ…!な───(カイに飛びかかろうとするが、怜和に方を掴まれる)!怜和…」
怜和「…あいつの言う通りだ。俺達は、あの人に手も足も出なかった。お前も戦って気づいてただろ?あの人からは、殺気を全く感じなかったって」
遥輝「…くそっ…」
晴哉「まぁ、これに関しては少年の言う通りかな」
空狐「ふん……」
シャムル「あっははー、サブソリッドくんはズバズバ言うね~♪まぁ、的を得てるけどね♪……この世界では執行猶予は無いからね(目から光が消える)知らない子もいるかもしれないから言っておくけど、さっきのゲームとやらで一般人は20、その他の子はすごい数が死んだ……つまり躊躇した瞬間死んじゃうってこと♪」
ヴェリス「この区画はたったの20人で被害が収まったけど、他の三区画の魔法少女は全滅。この短時間で、三区画の魔法少女を皆殺しにできるほどの力を持った奴等がいるってこと。このままじゃ、あんた達死ぬよ?」
カイ「僕達はこの世界に来たばっかだから事情はあんまり把握してないけどさ…十大審判の真祖と五神柱が居るってことは、この世界は滅亡寸前まで迫ってるってこと。戦場じゃ何が起こるかわからないんだ、一瞬でも思考を止めてるようじゃこの先の戦いで生きていくことなんて出来ない。真っ先に命を落とすのは君達だよ。遊びのノリで来たんなら今すぐ元の世界に帰りなよ。watchのメンバーだか、最強のチームだか知らないけどさぁ…ハッキリ言って、足手纏いだよ」
サーシャ「っ……私は……」
シャムル「それにしても意外だなぁ“パウリナちゃん”…君そんなに弱かったけ?(サーシャのおでこを突く)」
サーシャ「っ……!!」
シャムル「まぁ結果が全てだけどさぁ……ゼル君のこと、引き摺って本気出せないなら本当に君も帰った方がいいよ?」
サーシャ「……」
晃「…その決断をするのは、もう少し待って貰えないだろうか」
カイ「あんたは…」
晃「俺は杜崎 晃、そいつの上司だ。サーシャがまだ力不足なのはさっきの戦いを見て俺も痛感した、帰らせた方がサーシャの為にもなるんだろう」
椿「おい晃、お前何言うて…」
晃「…だが、それを決めるのは上司でありwatchの司令塔でもある俺の仕事だ。あんた達がどう言おうと、最終決断は全て俺に委ねられている。勝手な横槍は控えてもらおうか」
サーシャ「もりあき……」
シャムル「へぇ、言うねぇ……まぁ心意気は私も認めてるけどねぇ……けど、このままじゃ本当に火影くんの元に辿り着く前にこの世界も、君達もぜーんぶ無くなる……それは肝に銘じておいてね~、脅しじゃないからね、これ」
晃「…そうだな。じゃあ、こうしよう。こいつらが死んだり、現状が改善されず窮地に追いやられてしまった場合は、そん時はwatchから脱退して、責任取って死んでやるよ」
椿「は!?」
サーシャ「何言ってんの!?!?」
シャムル「(ぽかんとしていたが吹き出して笑い出す)あははは!!思い切りがいいね!!あはははははは!!……でも、この子らを命賭けられるほど信頼してるってことかぁ、なるほど♪」
番「・・・これは予想以上に粒ぞろいだ、大事な話に水を差すようで悪いが立ち会わせてもらった礼として挨拶を・・・十大審判の真祖シャムル、私の名前は番 道政、真名を時代遅れの北欧の神『番神ヘイムダル』と言う、以後見知りおいてくれ。出会えて光栄だよ。(アイラと適当に手合わせをした後は近くで腰を下ろし傍観していたものの面白そうなメンバーが集まってきたため腰を上げ)」
カイ「それはそっちの都合でしょ?実力が認められなかったら帰ってもらうって条件を呑んだ以上、その人達には帰ってもら───」
アイラ「わかった、それでもいいよ」
カイ「ちょ、アイラ!?」
アイラ「貴方達は、この世界を守りに来たんだよね?なら、力を貸す理由には十分。ここで、使命を放棄しちゃ行けない気がする」
カイ「アイラ…」
シャムル「え、あー、うん、私は見てただけだから私に言うのは変だと思うけどまぁよろぴっぴ~」
空狐「…ひとまずは収まったようだな、俺は休ませてもらうぞ(札に戻る)」
シャムル「ふふふ、そう言って貰えるとシャム様的にはとてもありがたいのであーる!(そう言いながら彩達にブンブンと手を振る)」
綺月「なんだか、すごい手を振ってきてますね…」
番「いや、君ほどの大物には挨拶しておきたくてね。たしかに変だが、私が変人だから、気にしないでくれ。で?君の口から教えていただけるとありがたいんだが・・・コレはどういう状況なんだ?(このなかで一番面白そうな相手に挨拶しただけだよと笑って話しつつ、シャムるの横に移動すると状況を知っていたら教えてくれないか?と問いて)」
アイラ「まほーしょうじょ…?(首を傾げる)」
椿「えっ、お前魔法少女知らんのか?」
アイラ「知らない…聞いたことない。まほーしょうじょって何?」
シャムル「えー……シャム様的には説明が大変だから察して欲しいんだけどなぁ……取り敢えず戦闘はおしまい、殺伐はこれにて解消ってことー」
晴哉「魔法を扱えるようになるステッキっていう道具を扱ってる子達さ。元来、彼女らは今回の敵でもある管理人という存在に殺し合いさせられてるみたいだけど、今は団結してるのさ」
アイラ「管理人…じゃあ、その人達を倒せばいいの?」
梨ナ「そーいうこと!さっきの戦い見てたぜ~?話に聞いてた通りの化け物だな。Messiah Projectの一人、SchwarzBreakerさんよ」
アイラ「…この子達が、まほーしょうじょ?」
未夢「制服着てるからまだ中学生ぐらいかな…こんな子達が殺し合いしてるなんて、想像つかないよ」
遥輝「えっ…てか今、MessiahProjectの1人って…」
怜和「どういう事だ。MessiahProjectは4人だけじゃなかったのか?少なくとも、政府からはそう発表されていたぞ」
ガルム『その事実を覆い隠してたんじゃねぇの?あいつらならやりそうな事だ』
番「まぁ、だいたいそんな感じなようだ。感謝するよ、それで・・・君も彼ら彼女らの協力者というわけだ、魔法少女・・・いやはや、まるで神代に立ち戻った気分だここまで力のある者達が揃い踏みとは。(察しが悪くて済まないと苦笑しつつ嘗て名のある英雄たちが群雄割拠した時代を思い起こして)」
番「・・・それと、また君に関係のない質問ですまないのだが、ココ最近で神格の気配を感じたことはないかい?強いて言えば、雷神・・・のような。(質問が多くてすまないと謝りつつ、先日合流の連絡の合った友人の気配を感じないことから探している模様で)」
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