異能世界で僕らは生きる-Memento mori-（いのぼくキャラと版権キャラで織り成すストーリー）

遥輝「え！？誰！？」
リーナ「あら、またお客さん？うーん…あ、そうだ。今、私の事吸血鬼って呼んだでしょう？残念ながら、少し違うのよねぇ(サーシャに近づき、サーシャの顎を掴み顔を上げて目を合わせる)『私の代わりに、あの子達と遊んできて頂戴？』(瞳孔に淫紋の様な物が浮かび上がり、サーシャを魅了状態にする)」

彩「あ、夜千与さんおはよう」
ヴェリス「！シャム様の匂い…！(彩達の方に視線を向ける)」
露乃「え、なんかあの人こっち見てない？」
梨ナ「やはり美人同士、惹かれるものがあるのかもしれないなぁ」
露乃「潮井うるさい黙ってて」
梨ナ「いつにも増して扱い酷くね？」
ヴェリス「(彩達に無言で歩み寄って行く)」
彩「え、こ、こっち来てるよ！？」

サーシャ「なに＿＿＿＿＿(魅了にかかりゆらゆらと立ち上がっる)」
空狐「……とてつもなく嫌な予感がするぞ」

綺月「！？…！？！？……え、え……！！」
夜千与「ふゃ」

遥輝「え、なんかあの人の目、ハートマーク浮かんじゃってない！？」
リーナ「私はね、吸血鬼なんかじゃなくって…サキュバス、なのよ♪」

ヴェリス「…間違いない、この匂い…」
彩「え、あ、あの、な、何か気に障ることしたのならごめんなさ───」
ヴェリス「ずっと探してたんだよシャム様ー！！！(大号泣しながら夜千与」
彩「…え」
全員「えぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！？？？？」

遥輝「え、なんかあの人の目、ハートマーク浮かんじゃってない！？」
リーナ「私はね、吸血鬼なんかじゃなくって…サキュバス、なのよ♪」

ヴェリス「…間違いない、この匂い…」
彩「え、あ、あの、な、何か気に障ることしたのならごめんなさ───」
ヴェリス「ずっと探してたんだよシャム様ー！！！(大号泣しながら夜千与に抱きつく)」
彩「…え」
全員「えぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！！！！？？？？」

空狐「サキュバスだと＿＿＿＿！？」
サーシャ「(右腕をスっとあげると背後に魔法陣が並ぶ)」
空狐「……！！！！これはまずい！！(ギリギリで結界を張る)」
サーシャ「(魔法陣から行為力の星魔力の火砲が放たれ爆発が起きる)」

綺月「ええええええええ………！？！？」
夜千与「……よーしよしよしよしよし……ごめんねぇヴェリス～……今まで一人にしててごめんね(ヴェリスをわしゃわしゃと撫で、同時に目が鈍く光ると彩達以外の全ての人間の時間が止まる)」
綺月「…！！一体何が……」
夜千与「こっから先は機密事項だからねん、ちょっと周りとは遮断させてもらうね」

遥輝「うわぁっ！？ちょ、な、何この魔術！？火力強すぎじゃない！？」
リーナ「わぁ、すごーい(後ろで呑気に拍手してる)」

彩「え、時間が止まった…！？」
梨ナ「おい奴村、お前ステッキ使ってないよな！？」
露乃「ステッキすら出してない…何が起きてるの…！？」
ヴェリス「私、シャム様が居なくなってからずっとずーっと寂しくて死にそうだったんだよ？もう私の前から消えない？ずっと私の傍に居てくれる？(上目遣いで夜千与を見る)」

空狐「くっそ、こいつ只者じゃ＿＿＿＿！……いいことを思いついた」

綺月「この人、一体…！！」
夜千与「勿論だよヴェリス～、もうずーーっと、ずーーーっとヴェリスのそばにいるよ、だから安心してね(ヴェリスの頬を手でそっと包み込んで微笑み)」
綺月「あ、あの……！あなたは一体……！！」
夜千与「うん？あぁ、私は堕花夜千与＿＿＿＿＿改め……(黒いモヤが身を包み女子中学生の姿が成人女性の姿になる)私は【シャムル・アヴニール】……よろしくね♪」

梨ナ「や…夜千与が大人になったぁぁぁぁぁぁ！！！？？？」
ヴェリス「幼いシャム様も素敵だけど、やっぱりこっちの姿の方が一番素敵♪」
彩「え、え？な、何がどうなってるの？」

遥輝「え！？なんか思いついたの！？」

シャムル「ふっふっふー、やっぱ私はセクシーダイナマイトじゃなきゃね、ふふふん(ヴェリスをぎゅっと抱きしめる)」
綺月「(放心状態)」
シャムル「さて、では私は今まで補給できなかった分ヴェリスを補給しながらことの経緯を君たちに話そうと思いまぁす！あ～……ヴェリスがとても可愛い……(ヴェリスを抱きしめたまま撫でている)……まず、お察しの通り私は魔法少女では無い別世界の……そこの綺月ちゃんと同じ世界から来たのでーす」

空狐「ちょっと待てよ……(遥輝ガルムに念話を送る)……まず簡潔に言う。あの女の力を使ってコロニーを破壊する』

彩「え、いや、でも…あれ？夜千与さん、最初からこの学校に居たはずじゃ…？」

遥輝『えっ…破壊するって、どうやって？』
ガルム『…なるほどな、あいつの攻撃がコロニーに当たるように誘導すればいいってわけか』

シャムル「それはみんながそう認識できるように私がこの世界の認識を書き換えたから、私は最初から中学生っていう設定で暮らしてたのであーる」
綺月「な、何でそこまでして……」
シャムル「うーん、そこら辺になるとめちゃくちゃ複雑な話になるんだけど……簡単に言えば撹乱かな～……ちょっと、厄介な連中に狙われててさ…隙をつかれて大怪我負っちゃったんだけどどうにかしてやっとこさこの世界に逃げてきたんだよね…で、バレないようにするにはこの世界の人間になる必要があった……というわけなのですよ～」

空狐『話が早くて助かる、そういうことだ』

ヴェリス「てことは、やっぱり過激派の奴等が…あのクソビッチエセ聖女、よくも私のシャム様を…！絶対にぶっ殺してやる…！(殺気が漏れ出ている)」
梨ナ「おいおいさっきまでの清楚スマイルはどこいったよ！？」

遥輝『おっけー、それなら任せて！』

シャムル「はい、ヴェリスラブラブのギュー(抱きしめる)」

空狐『頼むぞ、俺も手は貸す』
サーシャ「(再び手をあげる)」

ヴェリス「ギューッ♪(すぐに機嫌を治し満面の笑みで抱き締め返す)」
梨ナ「えっ…この人の情緒どうなってんの…こわ…」
露乃「なんていうか…異世界人って、変わった人が多いのね」

綺月「………………(完全に放心している)」
シャムル「まぁ諸々のことがあってほにゃららなのさ、えっへへへ」
綺月「どうしよう、何も頭に入ってきませんでした……」
シャムル「まぁ、一つ忠告をしておくと……５人だね」
綺月「……え？」
シャムル「学校内に生徒の敵は５人、大人は一人いるーってこと♪」

彩「えっ…5人…？」
梨ナ「穴沢と雫芽を入れるとこっちも丁度魔法少女が5人…おいおい、てことは学校内でタイマン張る可能性もあるって事かい？冗談きついぜ」

遥輝「よーし、いっちょやったりますか！！！(その場から散開する)」
リーナ「あら？何か面白そうなことを考えついたのかしら？」

シャムル「いやぁ、凄い大変そうだよねー……それに、状況もそれほど芳しくない」
綺月「え……？」
シャムル「管理人弐、参、肆の担当地域の魔法少女が脱落しちゃったみたいだね～……つまり全滅、そこの地域の魔法少女は死んじゃったみたい」
綺月「そんな……!!!」

サーシャ「(遥輝達一人一人に照準が合うように魔法陣の向きが変わる)」