異能世界で僕らは生きる-Memento mori-（いのぼくキャラと版権キャラで織り成すストーリー）

真紀「この世界の未知の技術に興味がありまして。是非研究、及び解体、及び改造をしたいと思いましてね！！それに、総司令公認の派遣メカニックとしてスキャルドメールの皆さんをサポート出来ることになりましたから、ふふふ…皆さんのレイヴンを改造するのが楽しみです…」
梨ナ「すげぇ不気味な笑み浮かべてんぞこのガキ…」

燕清『すげぇあくどい顔してる…幼女の姿をしてる奴がしていい笑顔じゃねぇ……って、こんな話してる場合じゃねぇな…しかし、一体どういうわけであの野郎はその終焉の鍵を握ったんだ……』

真紀「まぁそれはあれじゃないですか？こうなんか不思議な力でほいほーいとアクセスして、まぁなんやかんやあって管理人さん達と手を組むことになった的な」
梨ナ「そんな適当でいいのかよ科学者」
真紀「私が興味あるのはステッキに詰め込まれた未知の技術なので！！！まぁ、私の可愛い可愛いAIちゃんが今それを調べてる所らしいんで、多分そのうちわかりますよ」
彩「AI？」

燕清『へぇ…………AIねぇ？』
美園『(お絵描きを始めてる)』
燕清『まぁ、アンタが調べてぇ事調べりゃいいんじゃねぇか？その内その情報が役に立つ可能性もあるし……………………ん？待てよ……仮にあの野郎が管理人と手を組んだとして、奴がその管理人とやらの権限も一緒に受けていたら…………うーん、これ敵増えるんじゃねぇか……？管理人は不幸な子供を探してステッキを渡し魔法少女にしてるんだよな？だとしたら…………いや、どうだかなぁ』

露乃「もしそうなると、敵が増えることになる…相当厄介ね」
彩「ま、また殺し合わなきゃ行けないってこと…？や、やだよそんなの…！」
さりな「んな事言ったって仕方ねぇだろうが、私達の世界はそういう世界なんだよ。いい加減覚悟決めろよ」
彩「っ…」
虹海「大丈夫だよあやっぴ！私達が着いてるからさ！まぁ、このクソ女は除いてだけど！」
梨ナ「まじで私に対しての当たり強いな！？」

燕清『まぁ……舞奈香を降参させたってんなら、安心は安心だな……』

燕清『それにしても、どんなゲームを仕掛けられるのかが一番心配だよなぁ…とりあえず他にも戦力集めた方がいいかもしれねぇ』

露乃「それなら問題ない。さっき言ったでしょ、私達以外にも同盟を組んでる魔法少女が居るって」

燕清『じゃあ一先ずは安心できるな……まぁ一応、こっちの異世界陣営でも戦える奴は募ってみる……とんでもねぇ事しかけてくる気しかねぇ…』

燕清『…そういや、柩のおっさん……確か、あの〝凶暴烏〟も来てるんだったよな？連絡取れたりしねぇのか？』
美園『？？(凶暴烏というワードに首を傾げてる)』
燕清『あぁ、なんだ、同じくピンチヒッターとして呼ばれた顔はいいけど頗る凶暴な野郎だ……っつっても嬢ちゃんに言っても分からんかにしても、俺らがピンチヒッターに抜擢されるとは……ロベリアの奴は今回はいねぇのな…意外だったよ』

ｰその頃ｰ

八雲「……(カフェで寛いでいる)……はぁ、何だよ、そんなに殺伐としてねぇじゃねぇか…もっと分かりやすくなにか怒ってると思ったんだが、あの動画以外異変起きてねーし…つまんね(ため息をついてる)」

海香「(帽子を深く被ったままカフェの中に入り、周りをキョロキョロと挙動不審な動きをしながら見渡す)こ…ここで合ってるかな…」

八雲「……ん？(挙動不審な海香を見つけて)…めちゃくちゃ挙動不審だな……」

店員「お好きな席にどうぞー」
海香「(突然話しかけられ飛び上がる)ひゃ、ひゃい！！(顔を伏せながら八雲の隣の席に座る)」

八雲（(横目で海香を見る)……こいつ、こういうところに来慣れてないのか…）

海香「(ど、どうしよう…どういう状況なのかもわからないまま変なゲートに入って変な世界に来ちゃったけど…一応、ディアナちゃんと連絡は取れたしここに居れば多分会えるんだろうけど…はぁ…これからあたし一人でどうすればいいんだろ。お姉ちゃんも居ないし、変な世界に来ちゃったせいでバイト先にも迷惑かけちゃうし、しかも変な動画も送られてくるし…デスゲームってほんと何！？あたし完全に何も知らない一般人なんですけど！？早く家に帰りたいよぉぉぉぉぉ！！！！後ディアナちゃん早く来てここの空気あたしに合わないからぁぁぁぁぁ！！！！)」

八雲「（…はぁ、一応声かけとくか……）……大丈夫かいお嬢さん、顔真っ青だけど(薄く笑顔を浮かべて)」

海香「ひぃっ！？(驚いて少し距離を取る)」

八雲「え、そんなに驚く？心外だなぁ……」

海香「あ…ご…ごめんなさい…」