Devil 2021-11-21 21:57:27 |
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( / そうですね!分かりました!
では、天使くんはシリアス展開要因として、今回は悪魔くんに出動してもらいますか!←
今回はシリアスよりは日常寄りで、突然現れたアルの同僚に2人が手を焼く感じですかね…(ざっくりすぎて申し訳ないです…←)主にレイが2人の悪魔の後処理に苦労しそうですが。笑
結局、悪魔くんが当て馬状態になって、2人がイチャコラしそうな感じもありますね←←
私も別役するのは苦ではないので、なるべく交互にしつつも展開的に動かしやすい方がやる事にしますか!)
(/そうしましょうか!諸々動かしていただいてお手数おかけします!悪魔くんがレイにちょっかいをかけるときはこちらが動かしたり、接する相手次第で交代とかしながら楽しく進めていければと思いますっ*
ですね、今回来る悪魔はアルとわりかし仲が良くて、天使と仲良いことを知ってもあんまり大事として捉えない感じのキャラが良いですかね?
悪魔×2の後処理……レイにも苦労がかかりますね…(笑)悪魔くんには当て馬キャラとして頑張ってもらいましょうっ←
別役についても了解です!
数日経って、お財布買いに2人でお買い物行ってる道中で同僚に会って、げ、みたいな所からでどうでしょう?←)
(/了解しました!
では、前回は全てお任せしてしまったので、今回はとりあえず私が悪魔召喚致しますが…必要に応じてどんどん使ってやってください←←
そうですね!なんかこう、ノリが軽そうな…←←
レイにも平気で絡んでくるし、かといって悪魔稼業にも嬉々として熱心で…って感じですかね!
それ良いですねっ*
長々と相談してしまいすみませんっっ!
では、次レスからまた日にちが飛んで出掛ける所から入りますね!その間に悪魔くんの性格諸々固めておきましょう←
そして、悪魔くんの名前なににしましょう←)
一おはよう、アル。
やっと資金も入ったし、財布買いに行こう。
( 天使様拉致事件から数日明け、もうすっかり体調も戻り、今日も相手宅のカーテンを勝手ながらも勢い良く開ける。
あれからまだ相手の家に泊まっていたが、昨日やっと資金が入った。資金が入ったら新たな財布をまた買いに行こうと話していたらしく、カーテンを開けて早々に毛布に包まった相手を揺さぶる。
手首にはまだうっすらと傷跡は残っているが、包帯も取れ痛みもないらしい。)
あ、時間があったら新しいコートもみたいな。
( 此方は起きて早々に準備を済ましたらしく、もう余所行きの格好に着替えている。尚も相手を揺すぶりながら思い出したように上記を述べれると、早起きしたのか1つ欠伸をして。
あの事件のせいで気に入っていたコートは雨水で大分傷んでしまったようで、今は相手のクローゼットから拝借した黒のアウターを羽織っていた。)
んー……後でな、…
(あれから数日、相手との暮らしで唯一困ることと言えば朝早い時間に叩き起こされることだ。明るい日差しが部屋に降り注ぐと顔を顰めて毛布の中に潜り込み、出かけようという相手に後でにしろと返事をする。買い物に行くのは良いが、何もこんな朝から行く必要もないだろう、というのは毎回起こされるたびに思っていること。
コートも見たいなんて、思い出したように言葉が降ってくると頷きながらもう一度眠そうな声で「後でな」と繰り返した。朝に弱いのは全く変わっていないらしい。この所は毎朝この問答があって、結局相手に引っ張り出されて不機嫌ながら起きることとなるのだが。)
(/お出かけロルもありがとうございます!
ノリ軽めの悪魔くん良いですねっ、いい意味で今回のターンが終わっても後腐れなく済みそうというか(笑)
同僚が天使と仲良くても、お前変わってんなくらいの反応で、レイにも興味出てきて絡んじゃう感じですかね!悪魔にしては残虐というより悪戯好きというか、精神年齢やや幼め?なイメージです←
実在したらしい悪魔からの引用ですがゼパルくんなんてどうでしょう?
実在した悪魔ゼパルは、女性の男性への愛情を燃え上がらせて互いを結びつける力を持つ、らしいですよ!!なんか思いがけず2人にぴったり感!←)
…一体いつまで僕にこうして起こされる気なんだか。
( 後で、と繰り返す相手にため息を一つ吐けば、半ば諦めたようにベッドの端へと腰掛ける。最近、毎朝のように繰り広げられるこの攻防だが、何も自分が泊まってから始まったことでも無く、少なくとも親しくなってから頻繁に行われている。それでも相も変わらず朝に弱い相手に向かって上記を述べて困ったように笑った。)
しかし、朝の方が何かと人間を誘惑するネタもたくさんあるんじゃないのかい?
( どうしたものかと脚を組んで見れば、ふと気になったようにそう問いかけてみる。彼自身のように朝に弱い人間も多いし、朝は神経質になる人も沢山いる。それこそ悪魔は仕事しがいのある時間帯なのではないか、なんて考える。そして、その事実を天使である自分が提供するのもどうなのかと我に返る。)
(/ そうなんですよ!
悪戯好きで、悪魔!というよりは小悪魔チックな子をイメージしてました!私も、この子は精神年齢は幼めだと思い、いい意味でも悪い意味でも素直だといいなーと感じます。笑
後々出てくる天使くんをずる賢くてちょっとねちっこい奴にしたいなぁと個人的に思っているので…←←
ゼパルくんいいですね!
彼自身のイメージにもなんだか合ってる気もしますし、確かに2人にもぴったりって感じがします!ゼパルくんにしましょう!)
(天使という奴はどうして朝からテキパキと、それも朗らかに活動できるのだろう。気が向くまで毛布に包まって布団に転がっていた方がずっと良い。
ベッドの端が少し沈み相手が腰を下ろしたのだと思えば、そのままベッドに入って眠ってしまえばいいと相手の腕を引こうとした。)
…お前もしっかり誘惑できるようになってきたな、
堕ちないように気をつけろよ。
(と、相手の続けた言葉に少し頭がはっきりする。誘惑しやすい時間帯だと言えば自分がいそいそと起きだすと思ったのだろうが、生憎そこまで仕事熱心ではない。
とはいえ誘惑するのに良い時間帯だと相手が自分を“誘惑”してきたことが愉快でぱちりと目を覚ますと毛布から目を覗かせて相手を見た。
誘惑をしすぎて堕ちないようになんて軽口叩きながらも、相手の誘惑作戦は功を奏して結局起きることとなった。)
(/悪魔くんの解釈一致ですね!
素直で憎めない感じのゼパルくんでいきましょう!
天使くんもキャラが立ってて登場が楽しみですね…!アンチ悪魔で悪魔の手からレイを守らなきゃ!って信念がありそう。そういう天使くん、天界では意外に出世するのかも…←)
フフッ、これは善意のある誘惑だから
( 布団から目を覗かせた相手の方へ此方も視線をやれば、上記を述べて肩を竦める。決して自分が早く出掛けたいだけではないよ。なんて冗談ぽく言えば、なんだかんだそれでも起き上がってきた相手に満足そうに笑いかけた。
そして、結局は朝風の冷え込む街へと相手の腕を引いて繰り出していくのである。)
さて、何処に買いに行こうかな…
( …一 街へ出てみれば、白い息を舞い上がらせながらそう呟く。中心街には多くの店が立ち並ぶため、何処で買うべきか悩んでいるらしい。幸いにも今日はさほど人々も多くはなく、落ち着いた雰囲気が立ち込めている。
ゆっくりと買い物出来そうだなぁ、なんでこの時は呑気に考えていた。)
(/ 分かりました!
ゼパルくんの容姿についてはロルで少し回そうと思いますが、追加などあれば全然していただいて構いませんので!
ですね!信念が強くて頭のキレる優等生っぽそうです…でも、少しメンヘr な雰囲気がありそうな……←←
そこもまた登場が近くなったら詰めましょう?*)
…で、どういうのが欲しいんだ?
革細工の店はちょっと行ったところにあったな。
(もたもた支度をしつつ相手に引っ張られるようにして街に出る。この時期、特にこの時間帯は風が冷たくて敵わないと髪を結ぶのはやめておいたらしく、後ろに下ろしたままマフラーがわりにしているようだ。
代わりの財布はどういうものが良いのだろうと尋ねる。知っている店は多くないが、革細工を扱う店なら以前街を歩いている時に見かけて中を覗いた記憶があった。2人連れ立って歩きながら周囲の店にも目を配って相手の希望に沿う財布が売っていそうな店を探していた。)
(/ありがとうございます!お任せしてしまってすみません、助かります!
メンヘラな雰囲気、わかりますっ…←
尊敬か憧れか推しか恋かわかりませんが、レイに対してそういった何かしらの感情は抱いていそうですよね!だから悪魔と仲良いって知ってメンタルがヘラっちゃうような…←←
ですね、近づいたらまた相談しましょう!*)
おや、それならそのお店に行ってみよう。
やっぱり、革製の方が品がいいしね。
( 相手に希望について問われれば腕を組み考える。しかし、その後に続けられた言葉を聞けば、そこへ行ってみたいと言わんばかりに上記を笑顔で返した。先日は自分が相手の物を見繕ったので今度は相手に見繕ってもらおうと考えるのと同時に、普段は自分が街中を案内することが多いため、自分が付いて行く側になるのはなんだか新鮮だと思ったのだ。
そして、「そうと決まれば…」と更に歩みを進めようとしたその時)
『……あ!おい!ベリアル!!』
( 背後から響く声に驚いて振り返る。そこには、同じぐらいの年齢と見受けられる者が1人、此方の事はお構い無しに相手の姿をみて嬉しそうに駆け寄ってきた。
身長は自分よりもやや小さく、元気で無邪気だかいまいち掴めない雰囲気の漂うところがある、そして、その赤みの かかった瞳に笑顔から覗く八重歯。己の勘も言っている、彼が悪魔であることを)
(/分かっていただけて嬉しいですっっ←←
今から天使くんの登場にもワクワクですね…!
また何かあればお気軽にお声かけくださいね!
ではでは、長々と失礼しました…m(_ _)m←)
(革細工を扱う店を見てみたいと返事が返ってくると、この通りを少し行った右手にあったはずだと言って歩き出す。
互いに自分が新調するものを見繕い合うのは思いの外楽しくもあり、信頼し合えている証だとも胸の内で密かに考えていた。)
……まじか、勘弁してくれ。
___何でお前が地上にいるんだ、ゼパル。
(店に向けて歩き出した刹那、背後から名前を呼ばれて振り向くと見知った姿を捉えて分かりやすく顔を顰める。
彼は昔からの顔馴染みだが、地上に来ているとは聞いていない。よりによって天使と行動しているこのタイミングで鉢合わせるとはと一人呟きつつも、どこかに隠したり誤魔化したりも既にできない距離感だ。
近づいてきた相手に第一声、挨拶もなくなぜここにいるのかと問うた。もっとも悪魔の間に礼儀などあってないようなものだし、この悪魔とは比較的仲が良かったためお互いに多少の無礼は許される間柄ではあった。)
(/ありがとうございます!
月曜日頃まで少し返信頻度が落ちるかもしれません。申し訳ないのですがご了承ください…っ)
『 なんでって、お前がずっと地上で1人寂しいと思って来てやったんだが……
これはこれは、随分と不思議なお友達が居たもんだなぁ?』
( ゼパルと呼ばれた彼は、ヘラヘラと笑いかけながら2人の間に割って入るような形でやってきて、背伸びをして無造作に相手の肩を組んだ。そして、相手からの問いに上記を述べれば、隣にいる天使へと視線を流す。
1人寂しく地上での仕事をしていると思っていたが、どうやらお友達と仲良くしていたようで、しかもその友達はよりにもよって天使様である。少し眉を顰めながら、天使を上から下までじろじろと眺めた。)
『 で、ベリアル。この天使様と何してたわけ?まさか、一緒にお買い物か?』
( 親指で相手を指しながら、同僚の肩をぐいと寄せてそう問いただす。しかし、その様子に怒りや深刻さはあまり感じられず、どちらかと言えばからかいに近いものを感じる。
一方、天使はと言うと、隣でどうしたものかと頭をかいていたが、あまり深刻さを感じないためか、とりあえず名乗っておこうと「レイモンドです」と少し困ったようにも笑顔で相手と挨拶を交わしていた。)
何だって良いだろ、別に勘繰るような仲じゃない。
…おい、分かってると思うが変なこと下に報告するなよ。
(同僚に肩を組まれ思わず斜めにつんのめりそうになる。相手の方が身長が低い上、昔からなにかと強引な奴なのだ。
隣の天使を頭の先から足の先まで訝しげに眺めている相手の顔を掴んでこちらに向けさせると、別に勘繰られるほど普段から親しくしているわけでもないと苦し紛れな言い訳をしてから釘を刺しておく。たまたま今日一緒に出かけているだけと言うには少し距離が近すぎるのだが。)
____お前も律儀に名乗らなくて良い!
(敵対する存在の悪魔が目の前にいるというのに、ご丁寧にも名乗っている相手の危機感の無さに思わず声を荒げると、相手の服を掴んで自分の方に引き寄せた。)
(/ありがとうございます!*)
( 服を掴み引っ張られれば「でも、一応礼儀だし…」なんて言って笑ってみせる。元々敵意を抱かない性格も相まってなんとも呑気そうに言うが、実際、親しいという間柄を他に知られるのは此方としても困るものがあり、やはりそこは気にかかるのか、勘繰るような仲ではないという相手の話に乗っかる様にして、平然を装いそこに佇んでおくことにした。)
『……まぁ、言われなくても、別にお前らのことをとやかく言うつもりは無いけどよ。
それより、どっか行くつもりなら俺も連れてってくれよ。』
( 一方此方は、目の前で同僚と天使が行っているやり取りを眺めつつ『ふーん』と小さく鼻を鳴らした。そこまで親しくはないと言う割には雰囲気や息が合いすぎている気もするが、少し面白そうなのでそれに関しては口には出さず。
そして、報告の件についてはのんびりと上記を述べ、報告の意思は無いことを告げる。同僚が誰と仲が良かろうがそこは特に気にする所ではなかった、ただ、イタズラ心が疼くだけ。
一先ずそれはさておき、再度同僚の肩を引っ掴み、ついでに隣にいる天使の肩も引っ掴めばその続きを述べ、『俺、地上慣れてないから、な?』などと言って満面の笑みをみせた。)
(相手のことを引き寄せてから自分の言動が一致しないことに気付いて、しまったと顔を顰めた。万が一にも悪魔である同僚が相手に危害を加えるのを避けるためにこっちに来いと引っ張ったわけだが、それでは親しい仲だと自分から見せ付けているようなものじゃないか。
続いた同僚の言葉にどうしてそうなると、相手との間に入り楽しそうに肩を組む相手を不機嫌そうに睨んだ。)
___いやだ。何でお前を連れてかなきゃならない。
ついでに天使にベタベタ触るな、下に戻ったとき天使と接触したことがすぐにバレるぞ。
(自分たちについて来て観光気分で地上を楽しもうという魂胆なのだろう。その言葉が終わるよりも前に食い気味に拒否すると、連れて行く義理はないと言って追い払おうとした。
相手との間に割り入られたことも気に食わない。天使に触ると地獄に戻った時にすぐ勘付かれると理由をつけて忠告して、相手から引き剥がそうとする。
もしもこれが独占欲や嫉妬といった類のものだと指摘する者がいたら、一切認めないうえ、また機嫌を損ねるだろう。)
『…なんだよケチくさいなぁ。
それなら、お前はどうなるんだよ。』
( 食い気味に速攻拒否した相手に不満そうに口を尖らせながら呟けば、それならば天使と買い物なんかに行くお前の方がバレやすいだろ、と両腕を組んだ。普段から親しいのは何となくで察してはいるが、直接的には口にせず、やれやれと頭をかいた。
しかし、それでも懲りずに天使の袖を引っ掴めば、此方の方へとぐいぐい引っ張り『ベリアルが嫌ならいいよ、俺、レイモンドに連れてってもらうから』なんて言葉を口にして、にんまりと口角を上げた。明らかにからかっているような顔である。)
……まぁ、良いじゃないか。
僕としては、2人の悪魔くん達を同時に見張れて好都合だし。
それに、迷惑だし、ね?
( 両隣から彼方此方へと引っ張られ2人の攻防を見届けていれば、困ったように笑い、ついには少し遠慮がちに口を開いた。このままだと埒があかないと言わんばかりに上記を述べれば、悪さしないように制止できるのは良い事だと2人に笑いかけた。
そして、周囲を見渡せば、人通りが少ないとはいえ通りの真ん中で繰り広げられていた事に少し恥ずかしそうに眉尻を下げ2人に懇願する。)
俺がケチなんじゃなくてお前が図々しいんだ。
(不満げに文句を垂れる同僚を睨みつけ、自分がケチなのではないと訂正しておく。突然やってきて掻き乱してくる彼の方が図々しいに決まっている。
さらに自分のことは棚に上げ、お前はどうなのだという問いに返事を返すことはない。
ようやく離れたと思えば相手の腕を掴んでくっついている様子に、新入りを威嚇する家猫のような有り様で殺気を放つこととなった。)
___だから、お前は人が良すぎるっていつも言ってるだろ!
なんで俺がこいつと仲良く出かけないといけ…っ
(突然現れた悪魔相手に警戒感もなく一緒に行動することを了承する相手にまた声を荒げる。人が良すぎるから注意しろと日頃から言っているのにこの後に及んでゼパルを受け入れるなんて。
道の真ん中に立ち止まったまま抗議していたものの、同僚に口を抑えられながら強引に道の端に引き寄せられ『レイモンドもこう言ってることだし!な!』と笑顔を向けられ、2人の視線を浴びるとようやく観念したように深々と溜息をついて反論するのをやめたのだった。)
人が良すぎるも何も、まぁ、天使だし…
それに、今日はアルが一緒だし大丈夫かなって
( 観念した様子の相手に安堵しながら、先程の言葉に対して反論をする。確かにこの性格のせいで危ない目にも合ったが、一応天使の性というか抗えないというか…と口をまごつかせた。そして、そのまま正直すぎるほどに笑顔で言葉を続ければ、ふと、ハッとして隣にいる相手の同僚と目が合った。)
『……。』
( 塞いでいた相手の口から手を離しながら、再びじーっと2人の顔を交互に見合わせる。聞いていれば“いつも”だの“アル“だの…おまけに“一緒だから大丈夫”だの…此奴らは親しさを隠す気はあるのだろうかと思えば、面白い、と笑い出す。
そして、同僚の耳にぐいと顔を寄せれば、天使には聞こえないように小さな声で囁く。その顔は実に楽しそうであった。)
『 このゼパル様が、ちょちょいと天使をお前に溺れるようにしてやろうか?』
(悪魔からしてみれば相手のお人好しは理解できないものだが自分を信頼してのことだと言うのならまぁ悪い気はしない、なんて考えつつ相手の反論を聞いていれば少しして同僚の存在を思い出す。
訪れた沈黙に視線を上げると同僚と目が合い、やってしまったと頭を抱えた。他の悪魔相手であればこんな失態はしないだろうが、元々気の知れた仲の彼だったため自分も気が緩んでいたのだろう。相手との仲を隠そうとしていたのに、言動には一貫性が無いし普段から親しいことを伺わせる会話もしてしまったばかりだ。)
…遠慮しておく。お前なんかに力を使われたら、あいつがどうなるか分かったもんじゃない。
(耳元で囁かれた言葉に溜息をつくと、こちらも小さな声で返事をしてジト目で同僚を見る。彼の力で相手の気をこちらに引いたとして、悪戯半分に使った力が相手に作用してどんなおかしなことになってしまうか想像もつかない。
そもそも他の人間を誘惑するのと違って、唯一相手のことは悪魔の力でどうこうしたいとは思わないのだ。…自分でも理由はよくわかっていなかったがからかわれる材料になるように思えて、それは勿論口にはしなかった。
「お前が地獄に戻りたくて堪らなくなるように仕向けてやろうか」なんて言いかえしながら。)
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