舞台は中世。
この西洋の国には、憎み合う2つの種族がおりました。
生命の秩序を乱す「人間」と、闇に潜む怪物「吸血鬼」….
吸血鬼は古来から人間を脅かし、街の者達を度々襲ってはその血を飲んで生きていました。
…ある日、そんな吸血鬼を一掃する為、
討伐隊が大規模な戦争を持ちかけ、多くの吸血鬼の命を奪いました。
この日出陣した彼も、かつて家族を吸血鬼に奪われた1人でした。
しかし、生き物とは誰しも、闇と光、どちらの面も持っているのです。。
仇討ちの為と吸血鬼へ刃を向ける彼、
しかし、瞳に映ったのは人間に家族を殺され、絶望に身を落とす吸血鬼の少女でした。
不思議な縁で出会ってしまった因縁の異種同士。
彼らが目指すのは、一体、どんな未来なのでしょう。