黒猫 2021-11-09 21:16:44 |
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貰ったぬいぐるみやキーホルダー、水色のリボン。それら全てを大事に抱えて君の帰りを暖かい部屋で待つことしか出来ない。何か、力になれたらいいのに。
自分が重い奴だと自覚してから人と接するのが余計に億劫になった。肩の力を抜いてもっと気楽に、と言われた時のあの失望はあの人には絶対教えてやらないけれど。…どうすれば上手く付き合えるんだろうね。私、あの人とは他の誰と関わるよりも気楽に接していたつもりだったのに。分かり合えない辛さを、あの時からずっと抱えている。
好きだ好きだと繰り返し伝えることの何が駄目なんだろう。軽く聞こえる?重く感じる? どっちでもいい、そんなの知らないよと言いたかった。言えなかった。
今度は失敗したくないな。君にとって都合の良い気楽な相手でいたい。そうなれるように頑張りたい。でも、だけど、出来ることなら愛されたい。我儘だ。
……ふぅん、なるほど? 君はそうやって私の心を擽るんだね。狡いよほんと、可愛くて狡い。愛おしくてどうにかなってしまいそうだ。なんて嘘、もうどうにかなってる。
本当はもっと話したいよ。だけどね、君の重荷には絶対になりたくないんだ。大事にしたいからこそこうして距離を置いてしまう。君が求めてくれるなら、私は幾らでも時間を作るよ。
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